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魅夜脂多さんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
丸長中華そば店(まるちょうちゅうかそばてん)
|
---|---|
ジャンル | つけ麺、ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線荻窪駅南口徒歩2分 荻窪駅から290m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
20席 (カウンター8席、テーブル4席×3卓) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1947年12月 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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地元の巨星、丸長に久々に伺いました。ラーメンファンなら真っ先にレポートすべき店ですが、これまで放っぽらかしていたのはあの行列のせい。高校生の頃はこのすぐ近くに住んでいたのに、これほどの有名店があるとは全然知りませんでした。初めてここを訪ねたのは今の会社に入ってからだから、長く見積もってもまだ11年、年に一回来るか来ないかという程度の客です。
こちらの行列、ちょっと特殊なオペレーションの関係で、見た目以上に待たされる事があるのです。ある平日の11:00AMちょっと過ぎ。何と並びなし!と思って店内を覗けば満卓、外で待ちます。ところが、10分、待てど暮らせど進まぬ。ガラス越しに店内をじっと見れば、まだ誰も何も食べてないことに気づく。こりゃあ長期戦になりそうだ…。
さらに15分、この間に外にはまた席数分の行列。2〜3組出てったところでようやく店内に招かれました。お店は3人で回していますが、みな一杯一杯で、並んでる人にはこれといって案内がありません。だから並んでるお客はボーッとしていてはダメ。先頭付近にきたらガラス越しにじーっと店内を見、指示を仰ぐのがいい。手振りで合図してくれます。単身者は空席に先に詰めてもらえる場合もあるでしょうから、ちょっとひと声かけるなりしてもいいでしょう。尚、つねに相席は覚悟の上で。
ちょうどカウンターの中程、アリーナ席とでも言うべきポジション。調理の過程がよく見えます。ワンタン麺にしようと決めていたんだけど、ごっそり仕込まれたメンマをみて竹の子ラーメンに…。相方はつけそば。お客が入れ替わったところでまとめて麺茹でが始まります。店内20席ほどですから、かなりの量。これが茹で上がったらまずラーメンに取り分け、その残りをもうちょい茹で、つけそば用に冷水で締める。だからラーメンはかなり早く提供されます。車をコインパーキングに入れて時間が気になる人は覚えておくと良いかも。
調理の様子が見えるのも楽しいものです。ご主人が大事そーに各種シーズニングを丼やつけ汁器に入れていくんだけど、あ、あの白い粉はあのくらい入れ得るものなんだなあ、とか結構参考になります。ちなみに私たちは開店2ロット目だったと思いますが、この麺茹でが終わったところで湯を捨て、新しく沸かし直していました。なるほど、お客の総入れ替え制は、この工程の所要時間を捻出する意味もあるのですね。
いよいよ竹の子ラーメンが到着。濃口のスープが丼淵でグラデーションをかなで、実にうまそうだ。むにっとした独特の食感の麺。みっちり濃度の詰まった感のあるスープ。見事としか言いようがない。かなりあとをひく「中毒性」のある味です。これを書いていてもまた行きたくなってしまう。そう言う割に訪問頻度が低いのは、営業時間の短さと、やっぱ行列のせいかな。
ちなみにこれまでつけそばばかり食べてきましたが、こちらは濃厚和風味の上にペッパーの効いた独自路線。最初はビックリすることでしょう。これはうまいんだかどうなんだか。でも、恐らく食べ終える頃には、とにかくもう一度食べてみたい、と思うはずです。ラーメンとは甲乙つけ難いが、初めて来たなら話題性も鑑みつけそばをおすすめします。
遠方からとかで、次いつ来れるともわからないんで両方食べたいという方もおられるでしょう。グルマンなら食べ切れない盛りではないし、お姉さんもダメとは言わないと思うけど、長居して後ろの人の迷惑とならないよう、よほど早食いのできる人以外は遠慮しましょう。参考までに、私が大盛りのラーメンを食べ終えた段階で、相方のつけそばが出てきました。つまり私だったらもし両方食べても後ろの迷惑にならないわけですね。ご参考まで。といってもそれ以前に魅夜脂多さんってどの人?ですよね…(^^;。
昔のことはわからないけれど、創業時からこの味なんだとしたら、すごい先見性だ。続くべくして続いているし、並ぶべくして並んでいるし、増殖すべくして増殖しているのだ。こちらは特別におすすめします。東京ラーメン趣味を始めようと思ってる人には特に。