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食べログ カレー TOKYO 百名店 2023 選出店
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店名 |
トマト
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2022年Silver受賞店
The Tabelog Award 2022 Silver 受賞店
2021年Silver受賞店
The Tabelog Award 2021 Silver 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
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カレー 百名店 2017 選出店
食べログ カレー 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | カレー |
お問い合わせ |
03-3393-3262 |
予約可否 |
予約不可 予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
荻窪駅から徒歩5分弱。(南口から荻窪南口仲通り商店街に入り、コープとうきょうの先を左に入ってすぐ) 荻窪駅から228m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
15席 (カウンター3席、テーブル12席(2人席×2、4人席×2)) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
お子様連れ |
子供可 特に決まりなし |
ドレスコード | なし |
オープン日 |
1982年 |
初投稿者 |
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1982年に荻窪で創業した欧風カレー&シチュー専門店「トマト」。
「吉田カレー」「すぱいす」と並ぶ荻窪三大カレー店の一つであり、今や全国レベルでも屈指の知名度を誇っている。
であるのと同時に確か同級生の家だったかな。(飲食店で言えば「高はし」や「東家」もだけど地元が長いとこんなこともある・・。)
今ほどではないが少なくても20年前には行列が確認出来ていて、地元に遊びに来る人に「あそこのお店は美味しいの?」とよく聞かれたものだ。
一言で"美味しい"と語れない所が魅力だろうか。
今回はおよそ3年ぶりに平日のディナーで訪れてみた。
【アクセス】
荻窪駅南口から仲通り商店街を真っ直ぐ進み、「ビストロ天下井」の角を左折したすぐ左赤い看板が目印。
18時半のオープンだが、万全を期して1時間前に着くと意外にも一番乗り。気合を入れすぎたかな~と思ったら5分後に3人組が来て一安心(?)
部下「18時半オープン!? え、今からずっと並ぶんすか?」
上司「あれ言ってなかったっけ? そうそうここは並ぶんだよ」
そんな言葉が聞こえてくるが、その通り予約が出来ないのでひたすら並ぶしかないのだ。
その後18時の時点で並びが9人。オープン時には20人弱の並びがあった。
とにかく回転率が悪いので、ファーストロット狙いで平日でも最低18時までには着きたいところだ。
【店内】
ようやく開店時間になるとマダムによって迎え入れられる。一番で入店するのも気持ちが良いものだ。
ここでマダムが私に対して「お好きな席にどうぞ」と案内。
ん? 相席にしないのは知っていたが、1人で4名用テーブルに座っても良いという意味なのかな??
ここはとりあえずカウンターの端に着席。
カウンターとテーブルを全て合わせて15席程。淡いオレンジの照明にゆったりと流れるジャズ。
この場だけ時間が止まったかのような不思議な空間である。
全員が着席し終わるとマダムから「本日はシチューが全て終わりました」とアナウンスが。それを聞いて嘆くカップル。カレーではなくシチュー狙いだったのだろうか。
そもそもシチューは納得がいく肉が入らなければ作らないこともあるそうだ。
今回は「ジャワビーフカレー(2300)」に「季節の野菜(490)」をトッピングして注文。
【ジャワビーフカレー+季節の野菜】
フォンドボー、グラスガビアン、香味野菜をベースに生姜、ニンニクを13g、スパイス36種を12g使用。これを一週間以上寝かせているそうだ。
トッピングはビーフほか野菜がブロッコリー、クコの実、かぼちゃ、大根、プチトマト、黄ズッキーニ、筍、エリンギなど10種類以上。
これらがゴロゴロ入ることによって銀皿からスプーンを持ち上げるだけで溢れるほどになる。
一口頂くと濃厚なビーフのコクだったり、フルーティーな酸味や甘みだったり。スパイシーな香りや辛みも後から追いかけて、食べ進めるほどに様々な表情を覗かせる複雑な味わいである。
粘度は強いが油や塩分を必要最小限に抑えているので、食後に胃もたれせず、また喉の渇きもない。巧みなスパイス使いで体がポカポカ温まる様子は薬膳的とでもいうのだろうか。
これをただの"苦み"とマイナスに捉えるか、ハマるかは人それぞれだろう。一度では理解できないかもしれない。
ライスは南魚沼産のコシヒカリを使用。アルカリイオン水で研ぎ、冷蔵庫で寝かせてから4~5人前づつ炊いているとのこと。
カレーにあったバッチリ硬めの炊き加減で、甘みを感じる良質のもの。上にチーズやレーズンをトッピングしているあたりいかにも"欧風"チックだ。
ビーフは黒毛和牛バラ肉を使用。脂の甘みと食感も柔らかく、サイズも大き目。野菜も一つ一つのカットが大きく種類が多いのでとにかく食べ応えがある。
初見で野菜をトッピングをする人に「ボリュームが多くなりますがよろしいですか」と確認するのもその為だ。
別皿で福神漬けと玉葱の醤油漬けが供されるが、こちらも箸休めに欠かせぬ存在。
【サービス】
夫婦経営で店主が厨房を、マダムがホール担当。
忙しいそぶりを見せることなく、その上手際も良い。物腰の柔らかな人柄も人気の秘訣だろう。
定休日が多いので要確認。
【CP】
カレーとしてはホテル並みの価格設定。
ただし手間や素材費、さらに料理の完成度をみれば相応以上ではないだろうか。
【総評】
本格的なインドカレーでもなく家庭的なカレーでもない。トマトと名乗っているがトマトベースでもなく、欧風を謳っているがそれともまた違う。
繊細かつワイルドな滋味深いカレー。否、もはやカレーというのもしっくりこない。私自身、通う度に気づかされることが多く、そんな不思議な魅力がある。
少なくても唯一無二の存在であり、いつ行っても同じクオリティーを保つのは凄いことだ(徐々に値上がりはしているが)。
その為に訪れる価値はあるし、何度か訪れる価値もある名店。