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高校生の頃の記憶がよみがえる
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店舗基本情報
| 店名 |
中華そば 丸福 荻窪本店
|
|---|---|
| ジャンル | ラーメン |
| お問い合わせ |
03-3391-6003 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
荻窪駅から134m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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人々が美味しいラーメンを求めて、行列を厭わなくなるようになったのは1980年代からだと思います。高校生の頃、友人といっしょに電車を乗り継いで荻窪まで来て、何軒ものラーメンを食べ歩いた経験は懐かしい思い出。その頃、青梅街道沿いにあった丸福（現在は閉店）は、私にとって美味しいラーメンの最高峰に位置していました。
その青梅街道沿いの丸福に最後に行ったのは大学生の時。あれから四半世紀を過ぎ、味の記憶もおぼろげになっていました。
今回、家族で荻窪まで来てランチすることになり、駅前のアーケードを歩いていると「丸福」の看板を発見！ 「あれっ、閉店したんじゃなかったの？」と思いましたが、後に調べてみると、青梅街道沿いの丸福といっしょに、昔からこちらのお店もあったようですね。知りませんでした。
さて、メニューを見ますと、あった、玉子そば！ そして同時に「丸福のワンタンって美味しかったよなあ」と思い出しました。結局、オーダーしたのは「ワンタン麺玉子入り」。
ひとつの鍋に麺やワンタンやモヤシを入れながら、ご主人が惚れ惚れするような手さばきで茹で上げていかれます。昔、あの丸福で眺めていた風景と同じだなあ、、、
女将さんが最後にサラッと煮玉子のタレをラーメンにかけて出来上がり。
レンゲからスープをとって味わってみると、ああこれだ、渋谷の喜楽と似た香り。麺をすすると、これまた懐かしい、かんすいの香りが立ち上ります。最近はこういう麺が無くなりましたねえ。
シャキッとしたモヤシと適度な脂分のスープが麺とからむ、このバランスこそ、自分の記憶に残っていた丸福の味でした。トロッとした皮とムッチリ肉の詰まったワンタンも昔のまま。
あんまりワンタンが美味しいので、食後にワンタン（麺無し）を追加してしまいました。
現代の洗練されたラーメンに慣れた若い世代に、このレトロな丸福のおいしさを理解するのは難しいかもしれません。しかし、私のようなオッサン世代にはたまらない味。それが今の丸福のポジションではないでしょうか。
ご主人と女将さんにとられては、大変なお仕事だと思いますが、いつまでもこの暖簾を守っていただきたいものだと思いつつ、店を後にしました。