鴨ゴロゴロの鴨ざる旨し‼️ : 達吉

ダイエット4日目、休日のサラメシ‼️
街歩きも兼ねて、阿佐ヶ谷神明宮に参拝。サラメシは以前「蕎麦前」を何度か楽しんだ銘店「手打ち蕎麦 達吉」

緊急事態宣言中ゆえにアルコールの提供を中止しているため、行列店なれど回転は早い。おすすめ蕎麦2種、私が「鴨ざる」を田舎で、同居人は卵白を泡立てた中に冷たい蕎麦が入る「磯ゆき」を。

普段なら少しづつシェアして楽しむのだが、感染対策万全で4人掛けテーブルに向かい合わせで、目の前にシールドが張られているのでシェア出来ず。こんなことも窮屈な日常。1日も早くシェアして食べられるようにならないものか。

休日のサラメシ‼️
阿佐ヶ谷神明宮に参拝した後は、蕎麦激戦区阿佐ヶ谷にあって3指に入る名店「達吉」で蕎麦前を愉しむ。

以前にも同居人と訪れクオリティの高さに驚いた同店で麒麟で喉を潤す。アテは日光湯波刺し、鶏もつのオイル漬けをお願いする。
お通しの蕎麦味噌をちびちび舐めながら、麒麟の後は高知の辛口「南」を冷酒で。

相席になった御仁も同年齢か？アテは違えど休日に蕎麦前を愉しむための訪問とご推察。
〆蕎麦に彼が「とろろ」を、私は「磯ゆき」をお願いする。泡立てたたまごと蕎麦を合わせ「もり」の如くつけ汁で愉しむ逸品。蕎麦にしっかりした腰と香りがあり、たまごと一体になっても損なうことなく旨し。

休日愉し‼️これだから蕎麦前はやめられない

（阿佐ヶ谷蕎麦行脚Rve）
　週末恒例の「蕎麦前行脚」
この日は人気/評判の蕎麦屋が多い阿佐ヶ谷～西荻窪でも、最近「蕎麦屋激戦区」になりつつある阿佐ヶ谷の評判店『手打ち蕎麦 達吉』の口開けを狙う。
10分前、店前に到着するも先客はなし。暖簾が出されたと同時に店内に入ると、初老の常連客が既に酒を呑んでいた。（心の声）「歳を取ると気が短くなり我儘になるからなぁ」(笑)

　女将（花番）だろうか？優しい対応に誘（いざな）われ4名卓に陣取り、麒麟を頼み「店内お品書き」をみていると、近所の方々（常連）だろうか？続々と来店し10分でアッという間の満席。
その後も次々に客足が途切れず、女将が申し訳なさそうに「満席」の旨を伝えていた。一見、普通の”街の蕎麦屋”とおぼしき外観ながら、この人気に正直驚くと共に、口開け狙いが間違っていなかったと”麒麟”を呑む喉を鳴らした。

■当日に注文した料理
　＊お通し「鴨のハツ元と葱のマリネ風和え物」
　＊夏のお奨め「稚鮎の天麩羅」
　＊巣籠り蕎麦
　＊レバーとハツのオイル漬け
　＊あいやき（合鴨のロースト）
　＊もり/田舎の合い盛り
■当日に注文した飲物
　＊瓶ビール「麒麟ラガー」
　＊くろさわ 純米（長野県南佐久郡：黒澤酒造）
　＊梅錦山川流 夏純米（愛媛県四国中央市：梅錦山川(株))
______________________〆て￥5,230.- 也　これだけ愉しんでこの価格は素晴らしい！

　夜は「蕎麦前」の肴も豊富だが、昼は料理を絞っているそうで、その中から３品の肴を選ぶ。
しかし蕎麦Menuに、以前「池の端 藪蕎麦」や「文化人」で麦酒のアテに最適だった「巣籠り蕎麦（揚げ蕎麦餡かけ）」があるのを見付け、すかさず追加注文する。
「茄子/南瓜/玉葱/(椎茸）」などの夏野菜と鶏肉、出汁が効いた餡が掛かられた太めの揚げ蕎麦がパリパリと心地良し。家人も「文化人」で初めて食して以来、好みの一品になった様だ。その証拠に「巣籠り～」に合う昼ビーも以前は呑まなかったが…ゴクリ！旨そうに喉を鳴らした。

　お通しに供された「合鴨のハツ元と葱のマリネ風」が何気に旨い。合鴨の「あいやき」や「レバーとハツのオイル漬け」も、臭みを感じることがなく丁寧な仕事ぶりが感じられる。Menuにも鶏/鴨を扱った料理が多いのも、定評があるからだろう。

　さて〆は家人が「もり」を、私は「田舎」を注文する。すると通常Menuにはないが「相盛り」にも出来ると、可愛い女将から嬉しい配慮（同店は温かい蕎麦＝カレー南蛮が評判らしいが、流石に猛暑日ゆえに我慢！我慢！）
蕎麦つゆは鰹節が効いた若干辛めのつゆ。鰹はそれなりに効いているものの、力強さが若干掛けるのが否めないのは気のせいだろうか？（心の声）「単に藪系の辛めが好みだからだろうか？」
訪れた日は「もり」が群馬県赤城産の「夏蕎麦の新蕎麦」とのことで、風味も夏の爽やかな感じがするのも気分の問題だろうか。その反面「田舎」は太打ちでワシワシと食すタイプ。蕎麦の風味も強く感じられ、好みのタイプだった。

　素晴らしき"蕎麦前"の世界！女将の優しい対応に癒されて…
常に客に気配りを忘れず、優しく対応していた可愛い女将の印象が強烈に残ったが、本来の蕎麦も激戦区で地元にも愛されている事を実感。是非とも応援したい佳店であった。
（心の声）「やはり接客も料理の内のり。常連だけに佳い顔をしている店に未来はない！」