プレスも頼めるんですね : スターバックス・コーヒー ビーンズ阿佐ヶ谷駅前店

（これまでのあらすじ）
とあるレビュアー様より、
ブラックエプロンでなくても、また、メニューになくても
ごく一般のスターバックス店でプレスが注文できる（！？）
との情報を頂きました。
と言うわけでさっそく、行って参りました最寄の阿佐ヶ谷店へ。
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2015/08/14　久しぶりの入店

図書館に予約していた本がまとめて4冊届いてしまったため
少しは消化せねばと夜勤明けの眠い目を必死に開こうとするも
さすがに眠いですね。
そんなときはコーヒーでも飲んで目を覚ましたいところですが
エスプレッソマシン用の豆もカフェポッドも切らしたきり、
ドリップで淹れようにもネルが見当たらず、、、
ちょうど最近とあるレビュアーの方のところで話題が出たばかり
ということもあり眠気覚ましに駅前のスタバへ行ってみました。

さて、普段であれば、安直にキャラメルマッキアートトール
とか、お代わり目的でドリップを頼むところですが、今回は
目が覚めるような（？）コーヒーが飲みたかったこともあり
とある筋より入れ知恵いただいたプレスを頼んでみました。

店員さん：いらっしゃいませ
自分：プレス御願いできますか？
店員さん：はい
　　　　　　　　　以上（ぉぃ）

あまりにあっけなさ過ぎて話が終わってしまいそうになりましたが
ごく普通の町のスターバックス店舗でも店頭販売している豆で
プレスを淹れてもらえることが確認できました。

さて、それではどの豆で淹れてもらいましょうか。
前々からちょっと気になっていたのはパイクプレイスローストですが
やっぱりまずは店員さんのお勧めを聞くべきでしょう。
初めにレジで対応してくださったのは女性の店員さんでしたが、
プレスを注文したところ、男性の店員さんが出てきてくださいました。

※細かい部分は若干うろ覚えですが概ねこんな感じ。
※コーヒーの説明はもう少し詳しかったかと
自分：　　お勧めは何かありますか？
店員さん：私はカフェベロナが好きですねー。
　　　　　ローストもしっかりしていて味も濃いですし
　　　　　チョコレートとかにもよく合いますよ。
自分：　　なるほどですね、最初パイクプレイスローストも考えたんですけど・・・
店員さん：あー、こちらも「すごく」おいしいですよ。　（←ここで「すごく」を入れるこの気遣い）
　　　　　ナッツとかにもよく合いますし。
自分：　　なるほど。味が濃いのはどちらです？
店員さん：濃いということならカフェベロナですねぇ。
自分：　　わかりました。二杯くらい飲みたいと思っていたので
　　　　　とりあえず先にパイクプレイスを頂いて、カフェベロナは後で注文すると思います。
店員さん：はい。ありがとうございます。
　　　　　コーヒーはお席までお持ちしますので、先にお席についてお待ちください。

店員にお勧めを聞いた後で自分の考えていた豆を後出しするなんて、
後から思い返すと少々意地悪な客だったかなとも思いましたが、
しっかりとした商品知識にもとづいた的確なアドバイスをしながらも
いやな顔一つせず客の好みに合わせた柔軟な対応がさりげなく出来てしまうところは
さすがスターバックスというべきでしょうか。
巷のチェーン店の雇われ店員にありがちなその場しのぎの接客では
なかなかこうスムーズには対応できないでしょうから、
商品知識と接客については日頃からよく徹底されているのでしょうね。

なにが特別ということもない、ごくごく些細なやり取りではありますが、
いい値段をとる飲食店でも接客態度に不満を感じることが多々ありますし
スターバックスに来ること自体が久しぶりということもあってか、
なおさら新鮮に店員さんの接客レベルの高さを感じました。

というわけでとりあえず注文したのは
・プレスサービス：パイクプレイスロースト（税込399円）
・To Go カップ シナモンロール（税込518円）

パイクプレイスローストはカフェベロナほど濃くは無い、ということでしたが
マイルドな口当たりで若干香ばしい香り。
眠気覚ましには若干優しすぎたかなとも思わなくもありませんでしたが
シナモンロールをつまみながら飲むには相性的に悪くないかなと思いました。
もう一杯飲めば眠気も飛ぶでしょう。というか既にけっこう覚醒しています。

カップのシナモンロールは。。。
レジで店員さんがお絞りを下さったので、てっきり手づかみで行くものかと
勘違いしたのですが、よく見てみたら予想以上にアイシングがかかっており、
（って買う前によく見ていればそれくらいすぐわかりそうなものでしたが）
カップのへりにへばりついたり、お互い同士がべったりくっきあったりと
どうにも寂しがり屋の依存症っぽい子供たちでした。
手づかみしたら指がベトベト。後先考えずにただ自分の好みだけでお菓子を
選ぶとこういう事になるわけですね。
初めに１Fでフォークを取ってから２Fへ上がるべきでしたが、まあ今更
１Fへ取りに行くのも面倒だということで、読書中右手はページをめくったり
シナモンロールをつまんだり指を拭いたりで若干忙しい。

さて、シナモンロールと1杯目のコーヒーでお腹も眠気も落ち着いたところで
2杯目は店員さんのお勧めを注文したところ、
閉店時間が22:30ですが、大丈夫ですか？との事。まあ大丈夫でしょう
と伝えるとやはり後ほどお持ちするのでお席へどうぞ、との事。

そしてまもなくコーヒーが運ばれてきたわけですが、
１杯目を頼んだ時はプレスと陶器のカップでしたが、
２杯目の時はプレスとテイクアウト用のカップを持ってきてくれました。
こちらからは何も言わなかったのですが、時間的に飲みきれなかった場合
のことを考えてテイクアウトもできるようにしてくれたようです。

・プレスサービス：カフェベロナ（税込399円）
こちらは確かに口当たりもコクもしっかりしており、飲み応えありますね。
眠気覚ましにもってこいです。
閉店時間になったので飲みかけのコーヒーはそのままテイクアウトで持ち帰り
さっきのシナモンロールで程よくお腹も落ち着いたので読書するには万全の
コンディションとなりました。