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店名 |
やきとん 野方屋
|
---|---|
ジャンル | もつ焼き、串焼き、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
03-3310-5225 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線【高円寺駅】徒歩2分 高円寺駅から131m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
席料100円 |
席数 |
25席 (カウンター10席、テーブル15席) |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
公式アカウント | |
オープン日 |
2009年11月 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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1,479文字★
野方の名店秋元屋。
その弟子たちが西東京を中心に独立出店しておりますが、
こちら野方屋も秋元屋系のお店の1つ。
野方屋は方南町や思い出横丁にも支店を出しており、
高円寺のこちらが本店となります。
本家の秋元屋より商売上手なのかも知れません。
秋元屋同様に味噌ダレのモツ焼きを楽しめる一方、
3種類の煮込みを用意してそこで特色を出しているようです。
お店の立地はJR中央線の高円寺駅から徒歩1分ほど。
高円寺駅南口から線路沿いを左手に進むだけ。
駅すぐ近くのガード下にお店はあります。
店内は厨房を囲むL字カウンターが10席。
2人用テーブルが3卓、奥に8~10人程度座れるテーブルが3卓。
合わせて25席ほどのお店。
厨房内の焼き台は秋元屋系らしく炭火となります。
飲み物はホッピーセット(441円)を注文。
シャリキンもあるのですがシャリキンは21円加算とのこと。
ナカもソトも262円。
赤星大瓶が661円ですし、飲み物の価格は高めです。
そしてお通しは無いのですが席料100円を徴収されます。
このお店は飲兵衛には評価が低くなりそうです。
料理はレバ・チレ刺合盛り(735円)から注文。
ともに豚のレバー(肝臓)とチレ(脾臓)の刺身です。
レバ刺しには最初から胡麻油と塩がかかっており、
チレ刺しはワサビ醤油で頂くことになります。
量が少なめなので735円は高めにも感じるのですが、
レバーもチレも臭みなく良質。
豚モツの旨味をダイレクトに感じる至福の瞬間です。
東京では魚の刺身よりモツの刺身と思ってしまいます。
やきとんおまかせ五本(525円)を注文して焼き物も楽しみます。
まず出てきたのがハラミ塩。
ジューシーな焼き加減でハラミ独特の歯応えが面白いです。
この日の焼き師は焼きになかなかセンスを感じます。
続いてシロタレ、レバタレ、チレ味噌、カシラ味噌と一気に。
シロ(大腸)は脂を綺麗に処理してあるペラペラ系。
パリッと焼かれているが脂が無いので物足りなさも。
レバーは臭みなく質は良いのだが火が通り過ぎ。
アラカルト注文で若い焼き加減を指定したほうが良さそうです。
チレは網脂と交互に串に刺さっています。
刺身と違って少しモツ臭さを感じますが味噌の香りが緩和しています。
味噌ダレの本領発揮といったところでしょうか。
カシラの味噌ダレはお店の人気ナンバーワンらしいです。
ハラミに近い弾力ですがハラミよりソフト。
ほとんど肉なのでモツが苦手でも大丈夫でしょう。
万人ウケするのが人気の秘密でしょうか。
追加でアブラ(1串115円)を塩で2串。
メニューには焼鳥もあったのですが1串136円~と豚より高め。
この日は最後まで全部豚モツでした。
アブラも良い焼き加減で焦げ目はほとんどありません。
お店によってはキクアブラとも呼ばれる腸の脂。
クニュクニュぷるぷるの独特な食感とモツならではの旨味がたまりません。
脂の甘味も少しあるのですが、それが塩で引き立っていて秀逸な味。
脂の塊なので苦手な人も多い部位ですが、好きな人は大好きです。
野方の本家より全体的に値段が高いのが難点ですが、
西武新宿線の野方駅とJR中央線の高円寺駅との場所代の差かも知れません。
高いと言ってもこの日の支払いは2,030円。
値段に対する満足度は他業種の飲食店を圧倒します。
高円寺は駅のすぐ近くにモツ焼きの名店があって羨ましくなりました。