濃厚なのに後口がスッキリとした唯一無二の豚骨味噌ラーメン。 : じゃぐら

2020年9月6日（日）

本日はラー娘と3週間振りにこちらの店を訪問です（笑）

13時05分に到着すると、店の外に待ち客は見当たらず、店内には先客が5名の状況です。

私は「豚骨みそチャーシュー麺」、ラー娘は「味玉豚骨みそラーメン」の食券を購入してからテーブル席に着きました。

そして、店員さんに食券を渡すと「黒麻油」と「ネギ辛味油」の二択を尋ねられたので、今回は二人とも「黒麻油」を選択すると待つ事13分ほどでラーメンが到着です。

味噌スープの上にはチャーシューが一面に敷き詰められると共に白髪ネギが添えてあり、チャーシューを退けると縮れた中太麺と共に炒めたモヤシやニラ、コーンが姿を現します。

先ずはスープを飲もうとしたのですが、極めて粘度が高い為にスープがレンゲの中になかなか流れ込んで来ません（汗）

ただ、実際にスープを飲んでみると前回戴いた「濃厚魚介豚骨味噌ラーメン」と同様、極めて濃厚でありながらも後口は思いの外にスッキリとした味わいに仕上げてあります。

味噌ダレは多分前回と違いは無いと思いますが、出汁から魚介を抜いた事で豆味噌のキレ味が落ち着く代わりに、白味噌のコクや甘味が若干前面に出て来ている様に感じます。

因みに、今回選択した「黒麻油」からはニンニクの風味が思ったほど強く感じられず、どちらかと言うと胡麻油の風味の方が前面に出ている様な印象を受けました。

次に麺を食べてみると、低加水寄りの中太麺がやや硬めに茹でられていて、前回と同様に極めて濃厚なスープに負ける事なく小麦粉の風味が舌にクッキリと伝わります。

そして最後にチャーシューを食べてみると、比較的軽めに味付けされた豚バラ肉の煮豚が若干薄めにスライスされています。

赤身はパサつく事なく肉々しい歯応えを残していて、噛み締めると豚肉の素直な旨味と共に脂身のコクや甘味が舌に存分に伝わります。

食べ終えた感想ですが、こちらも期待通りの美味しいラーメンでしたが、私個人的には前回戴いた「濃厚魚介豚骨味噌ラーメン」の方が自分の好みに近いと感じました。

改めて訪れる機会があれば、次回は是非「豚骨味噌つけ麺」を試してみたいと思います。

因みに、ラー娘もこちらの味には満足したものの、これほど濃厚なスープなのに口を拭くティッシュが置いてないのは有り得ないとの厳しい意見が出ました（苦笑）

その辺りを気にする方はポケットティッシュを持参する事をお勧め致します。

ご馳走さまでした。

2020年8月16日（日）

本日は前々から気になっていたこちらの店を初訪問。

13時08分に到着すると、店の外に待ち客は見当たらず、店内には先客が3名の状況です。

食券機の前で一瞬悩んだ末に、今回は敢えて「濃厚度当店No1」と記された「濃厚魚介豚骨味噌ラーメン」を選択してみました。

そして、カウンター席に着いて食券を渡すと、店員さんから「普通のスープと辛いスープのどちらにしますか？」と尋ねられました。

真夏日に辛いスープは流石に厳しいので、今回は「普通のスープ」でお願いすると、待つ事10分ほどで待望のラーメンが到着です。

粘度を強く帯びた味噌スープに軽く縮れた中太麺、その上には炙ったチャーシュー、炒めたモヤシやニラ、刻み海苔が乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、極めて濃厚でありながらもキレのある味わいで、見た目から想像するよりもスッキリとした後味です。

味噌ダレは甘味を帯びた白味噌がベースでありながらも、どちらかと言うと豆味噌のシャープな風味を前面に押し出した味わいです。

恐らく白味噌や信州味噌に豆味噌を合わせ、そこに味醂等の調味料や唐辛子、胡椒等のスパイス類、胡麻を練り込んでいるのだと思います。

そして、出汁は動物系を中心とした濃厚な味わいでありながらも、魚介出汁と豆味噌の風味が重なり合う事で味噌汁に似た何処か優しい味わいに感じます。

次に麺を食べてみると、低加水寄りの中太麺が若干硬めに茹でられていて、靱やかなコシを保ちつつもスープの味に負けじと小麦粉の風味が舌にクッキリと伝わります。

麺を啜り込むと先ずは絡んだスープの味わいが口に広がりますが、噛み締めるに連れて次第に麺の甘味が姿を現しつつ味噌の余韻と調和して新たな味わいを生み出します。

次にチャーシューを食べてみると、豚バラ肉の煮豚がほど良い厚さにスライスされていて、尚且つ提供の直前にバーナで炙られる事でほど良く焦げ目が付いています。

赤身はパサつき無くシットリと仕上げられていて、脂身からはコクや甘味を存分に感じるものの、私個人的にはバーナで炙った際に帯びたガスの匂いが若干気になりました。

食べ終えた感想ですが、失礼ながらもっとジャンクで雑な味を想像していましたが、私的には力強さと食べ易さを緻密に計算した極めて完成度の高い味わいに感じました。

一方、看板メニューの「豚骨味噌ラーメン」では3種類の中から香味油を選んで掛けて貰えるらしく、そちらの味わいも俄然気になります。

改めて訪れる機会があれば、次回は是非「豚骨味噌ラーメン」に「黒麻油」を組み合わせて食べてみたいと思います。

ご馳走さまでした。