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TOMASSOONさんの他のお店の口コミ
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店名 |
太陽軒
|
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ジャンル | 中華料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-3337-3333 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線【高円寺駅】北口 徒歩6分 高円寺駅から311m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
~¥999
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支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
46席 (テーブル44席、カウンター2席) |
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個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
オープン日 |
1961年 |
備考 |
高円寺庚申通り商店街 http://koushindoori.com/shop/taiyoken |
お店のPR |
皆様にご支持いただき、高円寺で40年以上! 本格中華料理が充実。
JR中央線高円寺駅から徒歩5分。 ご家族、お友達とのご会食から、お一人でのお食事まで ・・・・・太陽軒は皆様に気軽に楽しんでいただける、本格中華レストランです。海鮮、野菜をはじめ、多彩な食材をベテランシェフが調理しています。また、当店の麺は、すべて自家製玉子麺を使用しています。 質の高い小麦粉を、玉子で練り上ることにより、強いコシ、小麦粉の香り・麺のうまみ・なめらかな食感、を生み出しています。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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<2017.12> 酸辣湯麺
本当は、「中華一番館」で飲みも飯も手軽に片付くのですが、今回はどうも以前から気になっていた中華屋に「酸辣湯麺」があるのを知ってしまった。夜の部早々に訪問をしたのが「太陽軒」さんです。町中華というより立派な中華レストランという風貌でして、それでも高円寺純情商店街の風景に溶け込むから、とても入りやすい。店箱も結構広く食事会でも開けそう。品の良い老齢といっては失礼だろうが女性が、ニコリと静かに、そして丁寧にテーブル席へと案内してくれます。こういういい店は、ちゃんとお茶を出してくれるのだよなー。
一応メニューを選ぶふりをして、間をおいてから酸辣湯麺をオーダーいたしました。この日は本当に寒くて困りものだった。しかしこの中は、とてもほっとする温度が気持ちよく、コートばかりではなくジャケットも脱いだワイシャツ一枚で気楽に過ごさせてもらいます。言いようがないほど、ほっとする雰囲気がいい店っぽいオーラを包みます。
<深い質感と円やかさ!レストランに相応しい極上酸辣湯!>
遠くで静かにカチャカチャ唸る中華鍋。麺が茹で上がるサインを示すアラーム音。食器を準備するカチカチした音など・・・一人静かに聞きながら気分を落ち着けております。いろいろな憂さで皺がよった額がだんだん緩んでいくような気分になったかなー・・・。心の灰汁があるていど出たところで、ちょうど配膳となります。実に丁寧に目の前に置いてくれたのがこの麺顔です。
おお!最後の飾り付けで回しかけられた辣油が、きれいな渦巻きのようで決まってます。オレンジ色に濁ったスープは見るからにトロミを感じさせ、溶き卵の優しさが滲みでるようではありませんか!。この時点で旨いに違いないと確信しますが、食うとさらに上を越えていきました。
これほどまでに、酸味と辛さが深いのに、尖りを見せない酸辣湯はあったのだろうか!とちょっと驚愕ものです。鶏ガラ系のベースに具材を炒め煮てトロミを含ませる。この時点で赤唐辛子がじわじわと仕込まれて、酸味で刺激をアクセルさせるのでしょうが、溶き卵とトロミの円やかさが非常にきめ細かいようで、尖りを封じ込めているような印象です。それだけでは大人しい過ぎるので、仕上げの辣油が遊び心でシャープに踊るとった味の展開の仕方が、手に取るように一瞬で分かるみたい・・・錯覚だったら覚めないでほしい。
<ふわとろ溶き卵と絹ごし豆腐の黄金コンビ!生姜も滲んだ細かい仕上げ>
酸辣湯麺としては、別に驚く具材を使っているわけではありません。ただ特徴としては、少し細かいめにカットされているので、トロミに身を任せる度合が大きい。キクラゲ、タケノコ、豆腐もやや細かめにカットされてますが、ニンジンだけは少しアクセントのように大き目にカットされてました。面白いのは、具材を食っていたらジリリとどこかで味わったような味がしのばされていたところ。おそらく生姜も少し加えているのでは?と推察します。これが酸辣湯に実に合う!そして挽肉がふわふわと浮いては沈む。ふわふわと流れる溶き卵に、細長くカットされた豆腐が泳ぐ。ご飯と一緒に食らいたいと毎回思うけど、そういうわけにはいかないのだよ・・・・。
なぜなら、スープがラーメンの場合の残りの汁のような存在ではなくて、「おかずのスープ」たる存在感だからです。なので重いうえに量が多い。麺をさらえてしまえば、りっぱな二人分の中華おかずスープのようでして、この一杯ならカップルで取皿でシェアしても不自然ではない感じです。
<極細ソバージュ系平打ち麺!餡との一体化は比類なし!>
実は一番特徴的であり、印象的であったのは、麺でした。【マイクロ平打ち極細ソバージュ―中華麺】と一気に言ってしまいましょう!。私の麺ライフの中でも、これほど極細平打ちで縮れは珍しい。ちょっと穿った見方と言い方をすれば、カップヌードルのそれにも似ていなくもない(決してそんなに安っぽい麺ではないのであしからず)。
とにかく「ライト」な食感。密度感はそれほどなくて、普通の汁系なら一気に汁を吸いこんでしまいそう。それがとろとろ餡なので、絡むけれども浸透はしない感じがありありとします。そして「絡む」。マイクロ縮れで麺同志が絡む上に、とろとろ餡もがっつりと絡みつくので、箸で持ち上がると重い。とにかく餡と絡む。餡との一体感は半端ないし、比類なしなのです。
それでもズボボボボーっと強く吸い込み啜りあげたいのが、麺食いの本性というやつ。これが間違いだから、注意深くすすりましょう。蓄熱に優れたとろとろ餡なので、口の中を確実に火傷いたします。それを察したのだろうか・・・いいタイミングでお水をお持ちいたしましょうか?とフォローされました。
総じまして、「真冬日の寒さ吹き飛ばす暖か純情酸辣湯麺!」と言う何だか感じたまま捻りない感想でごめんちゃいです。まじで食ったあとは汗をじんわりとかいてしまいました。ここに来るまで、寒さに震えて串焼きくって日本酒で温まってたのがウソみたい。腹いっぱいなのだけど、逆に冷たいのをキューっと一杯ひっかけて帰りたい気分になってしまいましたよ(笑)。なのでそれから、三鷹へ移動して冷えた辛口白ワインをひっかけに行って・・・・長い一日が終了いたしました。ちょうど冒頭にあったムサクサ気分も洗い流されたことでありましょう。そんな爽快気分を記憶にとどめつつ、忘れないうちに最後にさらっと詠って締めたいと思います。
真冬日に
寒風荒び
耳ちぎる
芯を温む
酸辣湯麺
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!