無料会員登録/ログイン
閉じる
食べログ 餃子 百名店 2021 選出店
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-3339-2738
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
冷し中華:定番中の定番な安定感!上下左右のシンメトリーな盛り付けがナイス!
冷やし中華:定番中の定番な安定感!上下左右のシンメトリーな盛り付けがナイス!
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/06/05/163505
とまそんのYouTube: https://www.youtube.com/watch?v=80jLU6kFC2U
<2019.06> ゴマ冷し中華
冷やし中華強化中なオレとしては・・・高円寺で冷や中とくれば、一年中やってる「代一元」。でももう既に最近訪問済み〜。そろそろこの時節ならあの店も始めただろうと踏んで、今回は北口の純情商店街へと移り、狙ったのは「らーめん太陽」です。安くていいのが食える店。何より気取らないし、アットホームなのが大変よろしい!。私よりもずっとお歳を召した方々が、気持ちよく仕事をしているのが店内にこだまするー。いつも冷しは醤油にしてたから、今回はゴマに挑戦してみました。
<全体> 定番中の定番な安定感!上下左右のシンメトリーな盛り付けがナイス!
おおお!これはこれは・・・期待通りの麺顔!毎年必ず食う「太陽」の冷し中華ですが、ちょっと垢抜けた町中華感があって非常によろしい!ここにあるのは当たり前の冷や中具材のみなんだが、ナルトの千切りが意外に豊富に散らばっているほか、トマトだって肉厚でしっかりしたもの。そして何と行っても上下左右のシンメトリーと言うか・・・非常に規則だった整列感が、町中華の雑多感とは裏腹に思えて面白くさせるではありませんか。崩すのが勿体ないのだが、それも空腹の前では刹那の躊躇いに過ぎぬな・・・。
今年はゴマ味はじめてトライですので・・・・和やかな麺顔にしては多少の緊張を感じながらの実食スタート。
<タレ> 王道のゴマだれに胡麻油のコクが響く〜!
元々、ゴマだれ経験値が低いオレなので、説得力がないのだが(汗)、やっぱり王道の感じがするゴマだれ感。これを安寧とか安心と呼ぶ旨さでございます。しかし冒頭から・・・へへへ、この店の工夫のカケラを発見しましたよ。芝麻醤に少し出汁を加えて調味料で整えた感じに、淡い酸味が加わった味がいいね。そして味醂じゃなく砂糖も少し調整で入っているので、旨味がハッキリと分かりやすい構成と感じます。これでも中々なのだが・・・・ここに胡麻油を少し垂らして、風味とコクをアップしてると思えます。胡麻油は大好きよ!。餃子なんかでバカスカ垂らしてしまうほどに!。香ばしさもプラスされて、芝麻醤がゆったりと肉厚さが増すようにも思えて旨いのです。
町中華だな!と笑ってしまうのが辛子。パックの小袋に入ったあれですよ、スーパーでなんかよく惣菜系に入ってるやつ。そのまんまを小皿に置かれて御好きにどうぞと言うスタイル。ここ毎年ブログではツッコミを入れていると思うけど、今年もきっちりそうさせてもらうね!。でもとっても合理的で好き!。酸化した薬味感が全くなくて済むから!。
<麺> お馴染み大衆中華麺も・・・引き締まるとモチモチさも風味感に変わるか?
いつもラーメンで食ってお世話になっているあれですよ。ラーメンはこのご時世480円。大盛で550円という破格。それでいて納得感ある質感で、お世話になってるんです。やっぱり、冷しにすると少しイメージアップするのかな?どんな麺も。ちょっと今回も、いつもの麺が急に少し男前になったような、凛々しさを覚えます。
歯ごたえがまずキュッとしてるし、ゴマだれに塗れているとは言え、少し風合いも出てくるしね・・・。スパスパモチモチとしたリズミカルは歯切れがとても心地よいです。ナルトと絡んだ時には弾力が大いに弾むように楽しいし、一方キュウリの千切りと絡めば、ザクザク感とモチモチ感の複雑な歯ごたえが面白い。そしてゴマだれが浸透しないくせに、表面に張り付くようで・・・この点も麺として味わい深いと思わせますね。
<具材> 何時もの具材で目一杯彩り演出!和みと痛快さ!
多くを語るところはないものの、やはり放射線状に、そしてシンメトリーに盛り付けられたセンスがナイス。大衆系の和み一辺倒なところを、華やかさを増すと行ったところです。今回気に入ったのは、意外に揉み海苔。これがカラッとした質感と風味が良いので、ベタベタとする前にすっかり気に入って食いきってしまったほど。チャーシューの少しスカスカした部分に、この海苔が貼り付き、肉の塩気と海苔の風味を一緒に食うのが今回はとても印象に残った味わいでした。
・・・などと思って感心してたら、隣の後客のラーメンに、この海苔が山ほど乗ってやってきた!!。メニューにない一品?。好きな人もやっぱりいたんだ!。
総じまして「町中華で夏のご馳走感覚!お疲れ癒す和みのゴマ味!」と言う感想。ここは駅前商店街の一角にあり、フラッと立ち寄り易いところ。家族ずれやサラリーマン、恋人たちの晩飯としても、外国からの働き手のエナジー補給としても、多様に和やかに生活に取り込まれている店。高円寺でサクッと気楽に楽しむならここもオススメです。そんな応援気分のまま、とっとと最後に詠って、いつもの様に締めたいと思います!。
疲れては
辿る和やか
町中華
客も家族な
癒しで冷や中
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
複雑な脂のさしと繊維質が噛むとズレて解れる面白さ!レトロチャーシュー旨し!
<2018.12> らーめん
「高円寺 純情商店街」の看板が車窓の隙間から見えた!そうだ!あの店だ!「らーめん太陽」へ行こう!。その店は駅から近いうえに、町中華的な気軽さがあって、老若男女こぞってやってくる不思議なラーメン屋です。サラリーマンのオヤジと、アニメ好き少女がカウンターで並びながらタンメン食いあう光景がフツ―。そして違和感ない。また応援したくなるのは、スタフさんの平均年齢の高さ。オレの親とそう変わりないご年齢にもかかわらず、いきいきとしてるのがいいんだわ!。そして微妙に冷たくとても優しいような・・・ツンデレ感もありなむ。
<確かに煮干の風合い〜!妙に塩気と化学的に合うから旨いね!>
嗚呼満足!食う前から(笑)。そしてゆっくりと食う行動を起こしましょう。まずはレンゲでスープですが・・・おや?今日は味がしっかりしてる。と言うか分かりやすいね。個人的にはこちらは昭和スタンスの薄味あっさりらーめんが主体。煮干の投入量を謳っておりまして、煮干しの旨みがナチュラルに感じる大衆系な味なのです。以前、そのあまりにもあっさりな味わいに、心無い通りすがりの客が「誰も気づかって言わないけど、本当はうすいよ!」と言って立ち去った出来事を思い出しました。あれはひどい言い方だったな・・・いまでも思い出す。それを気にしてるわけでもないだろうが、とにかくこれなら、あの通りすがりでも納得いくはずだ。確かに煮干の旨みは、塩気でひきだせる。旨みを「煮干しでPUSH」するなら、さらに「塩気でPULL」する旨みという図式ですか。良くできてると正直思いました。また単純な塩気でもなく、人工的な調味も感じますがそれ自体も上等ですよ。とにかくこの夜は満足度が高かった。
<三河屋製麺:モチモチ感と吸い込みによるソフトな歯応え!格安でも満足ボリューム!>
体感、140~150gの麺量。スープまで飲み干すなら大盛り必要なし。厨房の奥には三河屋製麺の麺箱が積まれてました。一昔前の食堂やフードコートの麺とは一緒にしないでほしい。街中のラーメン専門店と同等で、しかもこの価格というのが奇跡。ワンコインでおつり来るのですから。配膳したての麺は、しっかりと峠越えのアルデンテを感じ、湿りながらも風味を感じます。ずるずると啜りあげると、滑る層がありますが、多少の湯切りの甘さはご愛嬌。むしろそれが触媒になったように、麺をまとめ、汁を呼び込むのです。噛むと淡いモチモチ感。でも細麺だから太麺よりは密度高めの設定だと思う一方、熟成度合も感じます。このスープ自体があっさりだから、とてもグルテンの風合いがナチュラルに感じ取れます。ワンコインの幸福には過ぎる麺かと。
<複雑な脂のさしと繊維質が噛むとズレて解れる面白さ!レトロチャーシュー旨し!>
腕肉と言う部位。これもそう??。複雑に入りくんだ筋繊維と脂のさし。よく出汁に使われていたようなイメージですが、その後のトッピングへの転用が素晴らしい一品です。現代では二郎直系で見かける程度でしょうか。ラーメンの高級化の波に、プレゼンスが淘汰される肉かもしれませんが、どっこいここ「らーめん太陽」では、バリバリの現役選手で、応援団多数です。
総じまして「いつまでも大切にしたい庶民の味!ワンコインでお釣りが来るボランティア拉麺!」・・・と言う感覚でしょうか。最近のラーメンは、美味しすぎてラーメンを越えてしまっている。またそれに疲れたかも?と感じているなら、一度ここでこれ食ってリセットしてみませんか?。見直すと言うより、教えられたような一杯です。もしご興味があるならぜひ!。すんません、今日は疲れてますのでこれで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
ありがたき
昭和の旨さ
価格とも
ほっこり気楽
太陽らーめん
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
極上さと大衆さがナイスバランス!随一なワンコインラーメン! in 高円寺
<2017.10> らーめん
JR高円寺駅から北西方向にすぐある「らーめん太陽」さんがそれです。理由は、「アクセスのしやすさ」、「通し営業スタイル」、「ワンコインでおつりの480円」ということで、好きになるのも非常に分かりやすい。しかも、味わいはかなり自分の中では好みで、だれでも好きになる「東京風あっさり醤油味」なのです。もう結構な回数を訪問しているのですが、飽きませんねー。休日をもらった昼間に、またちょこっと寄ってみました。
基本的にはいつも女性がオペレーションしておられるという記憶。たまに男性が厨房に立っているところに遭遇しますが、そういうところも店の雰囲気としては柔らかいものを感じます。当然常連客が根付いておりまして、とある若い男性客に、「いつものでいい?」とお客に話しかける風景は、信頼感に満ち溢れておりますー。
実はこの店は、らーめんだけが人気なわけではなく、ジャンボ餃子も看板メニューでして、夜になるとギョーザ&ビールという感じの飲み客が溢れていることもあり。私も若いときは、上司や先輩に職場近くの中華屋さんで、同じようなことをやらかしておった記憶あります。時は流れて今度は同じようなことをする側に回ろうとするのですが、なんだか煙たがられるオレでして、人徳のなさを痛感する日々でございます。
<煮干しの豊な甘みを含んだ風合いありつつ・・・あっさり味わい!鶏豚のエキス感も豊潤でなかなか質感コスパが高し!>
何度もここで語っておりますが、看板にある「日本一の煮干し」という含有量については、多くを語りません。探せばもっと多い店があるに違いないのですが、あえてこれ以上は触れず。しかし、このワンコインラーメンが侮れないと思うのは、確かに煮干しの風味がとても豊潤であり、やさしさと濃ゆさを感じるバランス感が秀逸なのです。煮干しラーメンというカテゴリーにはしたくないのだけど、醤油系と割り切ってしまうのももったいないレベル感。まず口にスープを含むと、煮干しのエグミは皆無である一方、ナチュラルな魚介系の甘みがしっとりと広がります。ザラツキ感が一切なく、煮干し油と思えるようなまったりした広がりが印象的です。
しかし魚介ラーメンではありませず、しっかりとした鶏の動物系エキスも感じます。こちらもまた豊潤と感じる濃ゆさでして、煮干しと拮抗しているけれども全体的にはあっさり系にとどまったレベル感。個人的には、鶏ガラ系の煮出汁がキレイだと思う部分と、全体的なやさしい味わいは豚肉のそれだなと・・・ひそかに思っております。表層のきらきらと光っては浮かぶ油の輪が、とてもきれいです。
醤油感についてはとてもライトです。塩気は煮干しに含まれたような味わいで、カエシを舌で追い求めると、旨みに結びついてしまうという感じでしょうか。醤油の酸味は感じられず、とても円やかな醤油ダレと改めて思いました。
<毎度おなじみの三河屋製麺、ほどよいアルデンテ峠ちょい越えた感じがナイス!>
店前にある三河屋製麺の箱が何気にアピールしてるようなイメージ。見た目はよくみかける中華屋の中華麺っぽくて、やや黄の色合いがが感じられるタイプ。太さは標準的なストレート細麺で、やや全体的にボコボコとしているフォルムです。ねり水の個性というより、玉子の色合いという感じがいいですね。
茹で上げがとてもナイスでして、ちょうどアルデンテを越えたばかりのイメージ。前歯で千切ると芯は一切感じませんが、クチッとした中心部の風合いが、前半には楽しめます。そこからは汁をバクバクと吸いこみがちで、スパスパと小気味よくライトに切ることができますが・・・。奥歯でプレスすると麺と化合した汁の味わいがよく感じられます。緩いグルテンがどこかしら、まるでデンプンのような甘みを醸し出すようなフィーリングかも・・・。
表層はツルツルしているので、非常に啜りやすい。毛細管現象のように持ち上げ度は低いけど、濡れてしなやかな腰つきが異様にライトに啜りあげられます。
<肩ロース肉の質感高し!ワンコインとは思えぬ肉感あふれる味わい>
一見、よく見かけるメンマですが、妙に質感が良いと感じました。柔らかいクニャリとしたタイプの板状メンマですが、風味や歯ごたえが疲れ切っていないような鮮度すら覚えました。量も多めだったし、これならビールのアテとして十分に通じます。
またチャーシューが一枚だけだったが、サイズ・厚さ・質感とも申し分なし。肩ロース部位なのか、肉繊維質メインですが、微妙な脂身部分も感じられて、肉の甘みを感じれるほどです。下味は塩気の薄味で、醤油系に染まった部分はありません。シンプルに塩豚系の味わいとして楽しめる一品かと個人的には感じます。これならチャーシューメンでもしてみたい質感。ちなみにそれは780円という設定でして、これもかなりリーズナブルな価格設定となってますね。
総じまして、「極上さと大衆さがナイスバランス!随一なワンコインラーメン!」と言うのが素直な感想かしらん。これからも給料日前になると、ここに食べにくると思う。いや、そうでなくとも気になる味わい。会社の人たちとでも、家族連れでも、一人飲みにでも何でも使える良い店の雰囲気ですし、ここはこれからも繁盛するだろうなー。そろそろ、次回あたりには名物ジャンボ餃子でビールもやってみたいと感じます。それにしてもようやく、今頃個人的に秋を感じる余裕ができたということか・・・妙に最近腹が減る。そろそろワンコインシリーズも区切りにして、こってり系も食べたいな・・・・。そんな胃袋で秋を感じながらも心境をさらっと詠って最後に締めますー。
見上げれば
秋空高く
いわし雲
汁の中にも
いわし泳ぐか
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
すっきりした纏まりありつつ、しっかりした王道の満足感!
<2017.07> 冷し中華 大盛
高円寺夏の風物詩としては、個人的には「らーめん太陽 高円寺店」の冷やし中華!。いやマジで。これを食わんといかんと昨年から恒例夏メニューリストに加えました。はっきり言って、どこにでもあるような冷やし中華なんですが、なんだか心をくすぐるわけでして、食わずに居れなくなる一品。ふつーに旨い・・・というのがピッタリと来る。まずは、簡単に紹介しておきましょう。
<定番トッピングをシンメトリーに配置したコニーデが美しい~!>
冷やし中華の盛り付けで、これは!と思うのは、揚子江菜館@神保町でしょうが、この麺顔もイケる!と思うのです。よくみてくださいよ、完璧なるシンメトリーです。上下左右とトッピングを見比べてください。こちらのお店の大将のセンスと真面目さが光る。微妙に崩れてはいますが、楽しませたいという心意気を感じますー。
錦糸卵・きゅうり・チャーシュー・・・いつもの3兄弟もしっかりした作り込み感。チャーシューのスカスカっとした味わいの中に、しっかりと醤油だれの塩気が効いていて、全体味わいの中にエポックを与えてくれます。そこに追加のエッセンスは、「櫛切りトマト」と「ナルト千切り」です。実は珍しくも驚きもない。しかし、決して冒険はしなくとも、分かりやすい範疇でいい仕事と思えます。思いっきり大衆系だったら紅生姜で良さそうなところを、トマトの酸味と甘みとみずみずしさでカバーです。大衆の範囲内でのゴージャス感すら覚えます。そして、ナルトは嫌いな人は居るのだろうかと思うほどに、テッパン定番なるうまさ。麺と絡んでもいい仕事をします。
さらに伝えたいのが、立体的盛り付け。ラーメンは真上から撮るのが、ラーメン本の基本でしょうが、やっぱり斜め上からの方がうまそうに映る。味も見栄えも三次元の方がいいー。実はちゃんとコニーデ型を意識したような感じになっとります。大将のセンスに乾杯。
<軽く全体的に香味油を絡めてからの麺盛り付け?? 啜るたびにライト胡麻油で香ばしい!>
今回は何が旨かったか!?というと、実は麺でした。別に特別な特注麺とは思えなく、いつも食ってる480円ラーメンのと同じはずなんですが、そこには少し工夫が見て取れます。麺を茹でて流水で粗熱を取り締める。それから十分な水切りをしているはずで、そのあと・・・・ボールへ入れてるは別として、香味油を少しかけて混ぜ合わせて、コーティングを施していませんかね?。しかも胡麻油系も入っておりませんか? 妙な話ですが、とてもツルツルで超高速に駆け抜けていくスベリである上に、その瞬間が覚えのあるような香ばしさが残るのです。真偽は不明。勝手な妄想であるのであしからず。
でも、大衆系の麺でも、冷やしにすると少しグレードアップしたように思えるのは何故なんでしょうな。麺の風合いが増すところが、冷やしのポイントなんでしょうか。また、少し茹で上げで膨れっ面した部分が、当たりがライトに思えて、それでいて引き締まって外固に思えるところが、意外性を産むのでしょうか。
取り立てて、遠くから足を運んで一回食っとけ!とは言えない。しかし、妙な共感を覚えてしまっている私は、確かにおじさん。そう・・・・おじさんが和みたいときに食う冷やしとしては、極上なんじゃないかと思う次第です。
<酸味抑えめの方が一般的か?ライトな醤油ダレは出汁感豊かで落ち着きあり!>
醤油ダレは、この夏これまで食ってきた中では、最高ランクのライト感。シャバシャバ感覚が危惧されるところでしたが、これが全く持って満足なのです。薄い、シャバいとは決して感じない。それでも薄味なのだから、実に言っていることに矛盾を覚えます。
思いますに、「酸味が少なくて控えめ、バックアップに徹している」というところと、「出汁感が広がる」という点でしょうか。多少の調味料のマジックがあっても不可思議ではないし、それもアリ!。思い返すと最近、これは!?と思う王道系の冷やし中華では、「酸味控えめ」なパターンが多い気がしてきました。流行り??・・・・いやいや、それが?それも?王道なのではと、この夏30杯以上連続で食ってきた時点で、ようやく分かってきたかもしれません。
総じまして、「すっきりした纏まりありつつ、しっかりした王道の満足感!」と言う感じで、これも THE 街中華冷や中! とも言えなくもない。去年も食ったのだけど、今年はもう一つワンポイント上のうまさですよ。これはもう来年も再来年も、定期的に食い続けると思います。ところで、このメニューには、ゴマだれバージョンもあります。+50円だそうな。今回、その50円で怯んでしまった反動で、わざわざ呼び止めてオーダー変更し、+100円の麺大盛にした次第。嗚呼、冷やし中華は、高いな・・・・・。しかし、こうも暑くては、やはり冷やしは欠かせない。悔しさまぎれに詠ってしまいます。そしてもう寝よー。
猛暑日に
激務に疲れ
宵の口
冷や中啜って
放心状態
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
まさしく駅前食堂感覚で和む店!今日もおばちゃん元気だぜ!
<2017.05> らーめん
高円寺もいいラーメン店が多くて好きな街です。規模は中野ほどではないけれど、何となく・・・いぶし銀のような渋くて味わいある店が多いという印象。老舗だってあるし、ワンコインで楽しめる店もポツポツある。チェーン店の気軽さだってある。そんな中で、今回は「らーめん太陽 高円寺店」という店にスポットを当ててみたー。
何たって、こちらの店のイメージは、「安い」「そこそこ旨い」「気楽」という三拍子に加えて、「おばちゃんの明るさ」なのだ。以前は、おばちゃん3人で切り盛りしてたこともあったけど、最近は、メインのおばちゃん以外に、アジアンな若いアルバイトさんという組み合わせが多いね。定期的に受け入れているのか、とても丁寧に仕事を教えているのが好印象。時々しか訪問してないのですが、今回は以前とは違ったアジアンレディーが、上手な日本語で対応してくれました。嬉しいー。
ともあれこの店の宵の口は、常連の溜まり場なのだ。しかし、西新宿や中野の呑んだくれ常連オヤジというレベルではなく、地元のホットスポット的な使われ方です。壮年主婦友達がビールと餃子とおしゃべりしてても、尻が重たく長居するでもない。また会話もファミレスの喫煙席で交わすような愚痴交換でもない。市井の一般庶民のお楽しみ会話が、心地よいBGMのようなのだわー。
<なめてはいけない480円!品良い鶏豚あっさり系! 軽い魚介もナイスバランス!>
この店でよく出るオーダーは、やはり「らーめん」。らーめん専門店だから当たり前だろ!と思うのだけど、「480円」という価格には泣けるのです。私が初めてこの店に遭遇した時は、450円だったっけ??。他の店と混同してるか?? その安さゆえに、逆に敬遠してしまうころもあったのだけど、一度入って食ってみると、それは驚愕です。実に「しっかり」した「あさっさり」らーめんなのだから。
麺顔からして、「基本形」。ラーメンてのはそもそもこういうもんだ!と逆に教えられる気分。そして慰めらる気分。哀愁を感じる気分。そして和む気分。このままミニチュアにして、キーホルダーにしていつも持ち歩きたいような、愛おしさすら覚えます。スープがまた秀逸。最初の一口目が「薄い!」と思わせるところがミソで、そこからグイグイと細胞分裂したかのように、美味さが増殖したかのようにわかります。
醤油に代表される塩気の輪郭は薄い。そして熟成感じるほどの醤油感は低め。醤油感は「風合いのレベル」と割り切った立ち位置です。塩気が旨味と区別しにくいってことがよくあるけれど、こいつもそんなタイプだね。あっさりしているだけに、日頃タバコで駄目にしている舌には見当がつかぬが、鶏ガラだけでなく、豚肉か豚骨清湯のあっさり出汁の旨味に、塩気が寄り添う感覚。もうこれだけで完成系って感覚です。しかし、今回はなぜか魚介の風味がしんみりと香りまして、これまでの数少ないイメージとは、少し違って見えた。割と魚介の風味が「飾り付けられている」のです。主体になることもなく、ほんのりと甘みとして存在するだけの立ち位置。過去レビューを見くれべてないので、今回はそれが正直な印象です。
<大衆的な見映えの割にクッシリ歯応えと風味、お!三河屋製麺!?>
麺がうまい。この流れだと、麺は街中華に良くあるタイプだけど、茹で加減がいいねとか、カンスイのイメージが低くていい感じだねとか、そんなまとめ方なのだけど、しっかりとクッシリとした歯ごたえに、麺の風合いも感じてこれまで気づかなかったような気持ちです。スープをゆっくりと吸い込むのも印象的でうまかった。啜ってもズボボボーーって小気味よくすすり切れるし、また奥歯で潰してもしっかりテンピュールのような低反発感で潰れる。退店する時、麺箱が積まれていたのですが、そこには「三河屋製麺」だってさー。割といい麺使ってるのね!480円のラーメンでも。
<ラーメンたるやこの程度がいい! 過ぎたるは・・・・なんとかー>
昭和の頃を思い出す伝統の肩ロースチャーシュー。大きさはそれほどでもなく、またみみっちくもないサイズ感。一口食って噛み締めると、薄味と出汁生成に貢献した感がある「脂分の抜け」が気持ち良い。逆にスープを染み込んで別のうまさに昇華したといえば褒めすぎかもね。メンマも気楽なクニャクニャ感覚で、悪くもない。スープがあっさりなだけに、のびのびしているように見えるメンマ。
総じまして、「おばちゃんの元気な姿もスパイス感覚! いつまでも大切にしたい食堂感覚!」と言う感覚で、毎度毎度何のひねりもなく、そのままの感想でごめんちゃい。こちらは、もう少し頻度を上げて訪問すべきと再認識しました。もうすぐ暑くなると、ここの冷やし中華も楽しみだしね。ともあれ、おばちゃんに軽く顔を覚えてもらえるくらは、通おうかとこの夏思っている次第です。今年はよろしくです!と心の中で挨拶したところで、さらっと詠ってもう寝ますー!
寝不足と
食傷気味で
あっさり麺
おばちゃん元気の
エキスも沁みる
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
素朴な醤油系の中でも中々の淡麗系です
<2016.08> 冷やし中華
【柔らかい酸味と澄んだ醤油の輪郭!あとは自分で味好み調整!】
そう言えば前回訪問時は、ある客に意見を受けてしょげてたんだよね・・・女将さん。全然言われる筋ではないのに。今回はどうだかなーって思って訪問したら、そんな心配は無意味でして、テキパキと厨房と外国人のバイトさんに指示を出しています。本来の姿を見て安堵。バイト君も日本語は完璧で、冷やし中華の仕上げの手伝いをしておられます。デフォルトのラーメンから予想すると、王道の食堂中華の冷やしが出てくると踏んでおりますから、待つ間期待が高鳴る・・・・。そして配膳の瞬間を迎えると、想像通りで、しかも王道の質感を感じるから、嬉しくなっちゃう。
「醤油かゴマか」のタレを選べるシステムでして、酸っぱい星人な私は、当然のように「醤油」と告げます。醤油の塩気とほのかな甘みに対し、きっぱりとした涼味を感じさせる酢の酸味。これも期待なんですが・・・・実際は意外に円やか!。甘いという感じでもなく、ほのかに香る程度の甘さ。和がらしも同時に提供を受けますが、既製品の小型正方形のビニールに入ったあれです。そういうところ、普通なら興ざめなんですが、大衆系中華の中ではストライク!ってな感じ。早速破ってタレの中に投入して、適当に搔き回す・・・。そうするとググっとまた味わいが増して、食欲が増します。
食っていると、そこはかとなく・・・ごま油のコクを感じるのがいいね。それだけでググっとレベルアップしたような感じ。でも明確にごま油!ってな部分はなくて、そこはかとないコクのレベル。また後半になって、酢を投入してみました。軽く一周回しかけたところでストップ。そうするとジワジワっといつもの酸味と醤油の結合した味わいが出てきて、さらに食欲がアップ。食傷気味だというのに、どうして冷やし中華だけは、スルスルと入っていくのだろうねー。
食い終わってから思ったんですが、紅生姜がないところが良かったかも。関西だと必須アイテムだと思うのですが、出汁感が霧散するところもありまして、際どい味付けトッピングであるのが紅生姜。全体的に素直な味付けでありましたので、全体バランスが良かったという印象です。
【冷水でキンキンに〆られた大衆的細麺!軽く油絡まり香ばしくもあり!】
いつも、らーめんで食している麺ですが、こうやって冷やし中華のタレで泳ぎ、またギッチギチに冷やされると、何か別物のように感じます。とにかく冷えてて、締まりがすごい。それでいて、縦伸びするような弾力感が素晴らしい。小麦やグルテンの風味というより、タレの馴染みの良さが印象的な麺。後半汁を吸い込んで、余計にトッピング具材との歯ごたえの違いが際立ちます。
ともあれ、具材をまとめて絡めて・・・それぞれ一体となってから、豪快にすすり食うのが最高に楽しい!時折、トマトなど箸休め的に摘んだりして・・・。クチクチっと容易に切れ込む前歯の歯ごたえに加わる、チャーシューのモツモツした歯ごたえなど、ぐちゃぐちゃになったのを、奥歯で一気にプレスして味わう。これ格別です。
【細千切りにまとまった具材たちの纏まり感覚が素晴らしい!】
具材自体には、特別目新しさはないですが、実に丁寧な仕事です。キュウリの千切りは、巷の冷やし中華よりも若干細くてサイズが揃ってます。それはチャーシューにいても同様で、しかもうまそうな部分をピックアップしているかのよう。ナルトも大きくて多く千切りにされているのが、面白い歯ごたえと味わいになっていい感じ。
総じまして、「日本の夏!冷やし中華の夏!やっぱこれだね!」と言う感覚でして、こりゃ一気に和むわーってな感じです。やはり、結局こういう王道に帰ってくるのではないか!と思えるほど、心にしんみりと染み渡ります。こう言うを冷やし中華は・・・大げさに言えば文化ですな。「冷やし中華はじめました」と聞けば思い浮かぶのは、こう言う麺顔ではないですかね。また来るか?・・・・と言われれば、そりゃ当然でしょ!これから先、ポツポツと来ますよ!ラーメン店の原風景ですからね。と感じながらも、さっさと今回も詠います!
夕暮れに
商店街の
賑やかさ
遠くざわめく
祭りの練習
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2016.01> らーめん
【薄味の中にキラリと光る煮干しの芳しさ!アッサリ煮干しでワンコイン以下!】
表の看板、今になって気付きました。「にぼし10kg 日本一の質と量」「スープに3倍の材料」「ボリューム1.5倍」そういうヘビーな感じの店では無いはずなのだがな、と一抹の不安がよぎる。ま、ええわと店内に入ると、私の年齢からしてもお母さんと言いたくなるような女将さんに、私はカウンターへと誘導されます。結果的に、女将定位置の目の前。今回は、恥ずかしいので写真メモも程々にしておくことにします。とても配膳しにくい位置関係なので、調理されたそれを手から手へと空中で受け取る。最近痛めた腰が怖かったけど何とかクリアしていざ対麺です。
おおー、昔ながらのレトロっぽさに、妙に明るい優しさが溢れるような麺顔。やはり家系こってりより、こっちの方が良かったかと結果としてすでに満足。明るい麺顔のポイントはスープの透明感。醤油が薄口だしなのもあって、どこか何となく家庭的な風貌と感じます。レンゲを透かして見ると、その輝きはまるでトパーズです。
味わうと、ううむ…………薄味。そして軽やかな煮干しの風合い。淡麗と言えなくも無いアッサリとした味わい。しかし調味料の尖りは感じさせない豊かな煮干し感があります。ニボニボしてない上澄みのようなだし感覚。おっさんな私には、これくらいがちょうど良いかも。以前訪問して食った時より、馴染むぞ馴染むぞ!薬味のネギの風合いですらふんわりと感じるではありませんか。
ところが不思議なことに、後半になるにつけ、味が馴染むというのか、薄さを感じなくなり適度な感覚がじわじわと広がりだしてきます。麺の風合いですら出汁に溶け込んでマイルドさに拍車をかけつつも、甘さが濃ゆくなるといった不可思議さ。これワンコインとは思えぬ質感が漂います。
【淡い捩れと適度な潰しこみ!風合い楽しめる麺が何とワンコイン以下!】
格安の場合、麺が残念な場合が多いのだけど、ここは違うと思う。練り水の個性も低くて、粉の風合いもしっかりと楽しめる中加水の麺。丸っぽい断面で、外側が陶器のような滑らかさ。前歯を刺し当てると、スカッと千切れてグルテンの風合いと、でんぷんの甘さが何となく感じるような気分になります。奥歯で潰すとそれがもっとハッキリと感じるかも。
滑りは、全体的な捩れがあって、適当に抵抗感があります。スープがアッサリしている分、こういう適度な抵抗感があった方が、麺としては際立つかも。か弱い?女性の湯切りとは思えぬほど、しっかりと抜け。なので妙なぬるつき一切なし!結構気持ち良いかも。
【チャーシューのちょい歯応えな感覚ナイス!分厚くてもワンコイン以下!】
サイズは標準だけど、これだけ肉厚だったらワンコインとしては上出来でしょう。スープ生成にかなり貢献した脂の抜け方がいいかも。そこに残った脂身が妙にうまい。醤油というよりもはや塩味と思える返しの染み込みがいい味わい。いやー、ワンコインとはいえ、ちゃんとしてますよ!
総じまして、「プライスレスな真心溢れる煮干し系…………それでもワンコイン以下!」という感覚で、これはまた通いたくなる店であります。女将さん達ともまた会話したいしねー。いつまでも元気で営業続けて下さい。なので詠います!
あっさりと
優しさ潜む
煮干し味
真心滲む
人情味わい
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2013.07> らーめん
【スープ:久々の淡く大衆系の味わいがする定番醤油スープですね】
<素朴な醤油系の中でも中々の淡麗系です>
それにしても・・・「優しい」ラーメンというのは数あれど、こういう淡麗系もあるようでない。見た目は普通のラーメン・中華そばでして、醤油系のあっさり味というのは、関東一円ではとてもありふれた存在感であります。されど、何かが私を惹き付けるとしたなら、それは「あっさりの中のあっさり」というやつでしょうか。なにせ、とてもあっさりなので、薬味のネギの味わいがスープにそのままの姿で移っているのではないかと思えるほどの淡麗系なのであります。
何が?というと、ひとえに「塩気」ですな。ヘルシー志向と言えばそれまでなのですが、こいつはカエシの淡さがすばらしい。決して水っぽいとか、薄いと切り捨てたくない気持ちだな・・・・。とにかく、醤油色がそれなりにあるのだけど、醤油の存在感というのはあまりなく、出汁の補足としての存在感かな。醤油が控えめに徹している。スパイスでも効かせれば一気に蔓延してしまうという感じでして、それでいて清湯系の極地かと思えばそうでもない。適度な濁りなどあります。これは、まさに酔いさましの一杯か〆の一杯には、胃袋がやさしかろう。そして、超長期労働でお疲れモードな私には、優しく染み渡る旨さかもしれません。
<鶏ガラ煮出しと昆布系のあっさりさが極限です>
出汁としては鶏ガラメイン。チャーシューの煮出しも反映されとるはずでして、その若干の濁りに存在感を感じる。また、単なる淡麗にしても、それなりに食って満足感あるのは、動物系ならではの旨味成分ではなかろうか。あっさり過ぎて、昆布の味わいも感じたかもしれない。しかもそれなりに熱々だから、旨味のバランスを壊していないな。
ともかく、酔っぱらいの〆にしてももってこいだし、こちらの名物ジャンボ餃子を食って、ラーメン啜るという場合のコラボレーション的にはもってこいのあっさりであることは、間違いない。セットメニュー・ラーメンのお手本かもしれませんよ。
【麺:これまた定番のストレート麺!つべこべ言わずとも安心感ある味わい】
<馴染み深い中高加水の標準ストレート>
非常によく見る麺のお姿かもしれません。量販チェーン店やショッピングモール出店的な、大量生産を如実に感じるタイプとは一線を画します。地肌的にはきめ細かいやや黄色い色合い。されど粉感もありまして、中から多程度の加水を感じます。茹で上げは、奥歯で芯を感じさせない全体でつぶれていくタイプ。前歯でスパスパと小気味よく切れ込むタイプでして、ある意味リズミカルな咀嚼を演出する系統。練り水の特製もあまりなく、ごくごく自然で日常的な高品質といった質実さがありあります。
<すべると言うよりヌケるようなスルスル感覚>
ともあれスープのあっさり加減と、麺の地肌つるつる加減もあって、滑りがいいというより、もはや「抜ける」といった感覚ですぜ。いやはや・・・決して悪くはないのです。むしろ個性としては絶妙と感じます。ワンコイン以下の480円でこの感覚というのが実に興味深い点であります。CPの観点から言って問題なしな一品。特徴ないようで、むしろ日常の安心感以上の期待を持たせるかもです。
【具:どこをとらまえても・・・定番なのでいいね!】
<意外に塩気と歯応えある懐古系チャーシュー>
これは・・・スープに対してよく煮出し貢献をいたしましたなと・・・・ほめてやりたいようなチャーシューですね。筋肉質の部分に小さな穴が一斉に開いていまして、肉旨味をさぞかしスープに解放したであろうことが伺えます。味わい的には「塩系」。スープよりも俄然味の濃さが生きる。歯ごたえとしては、カタメで・・・噛みてしっかりとその肉味の旨味を伝えんというようなチャーシューですな。
<定番柔らか短冊なメンマ>
これは誠に・・・・日頃ラーメン店を訪ねれば必ず出会うだろうクラシカルな柔々メンマですよ!短冊サイズお計ったような統一感あるし、くなりとしなる風貌がどれもクローンを思わせるほど均一的であります。でも・・・・わりと好きかもしれません。高級なメンマはそれ自体旨いのだけど、どこか気が気でならんところがありますし・・・。身の丈にあったメンマということでしょうな・・・。
総じまして、早朝から深夜まで・・・きわめてぶっ通しで集中して働いて・・・意識がどうにかなりそうな夜に、染み渡る一杯でありました。深夜でこような一杯を高円寺で提供してくれるのは、非常いありがたい!食したあと、終電3本前の電車に飛び乗り帰宅いたしました。深夜の優しいラーメンならこちらへ!なので詠います!
夜遅く
休日出勤
帰途付きて
微妙な胃袋
神経使いて
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!
口コミが参考になったらフォローしよう
TOMASSOON
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
TOMASSOONさんの他のお店の口コミ
らーめん 高尾(荻窪 / ラーメン)
中華そば みたか(三鷹 / ラーメン)
元祖一条流 がんこラーメン(立川、立川南、立川北 / ラーメン)
ヌードルズキッチン ガナーズ(新丸子、武蔵小杉 / ラーメン)
there is ramen(荻窪 / ラーメン)
麺屋 さくら井(三鷹 / ラーメン)
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
太陽(たいよう)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
餃子 百名店 2021 選出店
食べログ 餃子 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 餃子、ラーメン |
お問い合わせ |
03-3339-2738 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線高円寺駅北口徒歩2分 高円寺駅から104m |
営業時間 | |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
22席 (カウンター4席、テーブル18席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店の前に灰皿あり |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2022/09/20/180000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/jAEGKwaWB94
<2022.08> 冷し中華 + サッポロ生ビール 黒ラベル 中瓶
※8月上旬実食、夏の思い出レビュー・・・
やっぱりこういうところに帰着するようで・・・酷暑のとある日、猛烈に食いたくなって突撃してまいりました!。実はもう一つ目的がありまして、それが無料のPCR検査。高円寺駅前北口でやってるようで、感染拡大の折で他人事ではありませんのでやってきましたー。陰性でしたー。
<酒> サッポロ生ビール黒ラベル!いくらでも飲み干せる軽い甘味後口とズシリ感!国民的定番麦酒!
ここはサッポロ黒ラベル!。確か開店当時は、中瓶が冷えてないので大瓶いかが?とサービスしてもらった記憶です。赤星もいいが黒ラベルもいいね。量をたくさん飲むには適した感覚で、個人的には好印象な国民的ブランド!。一時期、我が家の冷蔵庫ではこのラベルばかり埋め尽くしてた記憶です。ズシリ感がそこそこあるのに、軽やかな飲み口で、赤星よりも軽い甘味が後に残るのがいいね。グラスが小ぶりだったので、あっという間に3回注いで飲み干すのであったわー。
<全体> 定番中の定番な安定感!上下左右のシンメトリーな盛り付けがナイス!
おおお!これはこれは・・・期待通りの麺顔!毎年必ず食う「太陽」の冷し中華ですが、ちょっと垢抜けた町中華感があって非常によろしい!ここにあるのは当たり前の冷や中具材のみなんだが、ナルトの千切りが意外に豊富に散らばっているほか、トマトだって肉厚でしっかりしたもの。そして何と行っても上下左右のシンメトリーと言うか・・・非常に規則だった整列感が、町中華の雑多感とは裏腹に思えて面白くさせるではありませんか。崩すのが勿体ないのだが、それも空腹の前では刹那の躊躇いに過ぎぬな・・・。
<タレ> 酸味抑えめの方が一般的か?ライトな醤油ダレは出汁感豊かで落ち着きあり!
醤油ダレは、この夏これまで食ってきた中では、最高ランクのライト感。シャバシャバ感覚が危惧されるところでしたが、これが全く持って満足なのです。薄い、シャバいとは決して感じない。それでも薄味なのだから、実に言っていることに矛盾を覚えます。
思いますに、「酸味が少なくて控えめ、バックアップに徹している」というところと、「出汁感が広がる」という点でしょうか。多少の調味料のマジックがあっても不可思議ではないし、それもアリ!。思い返すと最近、これは!?と思う王道系の冷やし中華では、「酸味控えめ」なパターンが多い気がしてきました。
<麺> お馴染み大衆中華麺も・・・引き締まるとモチモチさも風味感に変わるか?
いつもラーメンで食ってお世話になっているあれですよ。ラーメンはこのご時世480円。大盛で550円という破格。それでいて納得感ある質感で、お世話になってるんです。やっぱり、冷しにすると少しイメージアップするのかな?どんな麺も。ちょっと今回も、いつもの麺が急に少し男前になったような、凛々しさを覚えます。
歯ごたえがまずキュッとしてるし、ゴマだれに塗れているとは言え、少し風合いも出てくるしね・・・。スパスパモチモチとしたリズミカルは歯切れがとても心地よいです。ナルトと絡んだ時には弾力が大いに弾むように楽しいし、一方キュウリの千切りと絡めば、ザクザク感とモチモチ感の複雑な歯ごたえが面白い。そしてゴマだれが浸透しないくせに、表面に張り付くようで・・・この点も麺として味わい深いと思わせますね。
<具材> 具材が目一杯彩り演出!和みと痛快さ!
多くを語るところはないものの、やはり放射線状に、そしてシンメトリーに盛り付けられたセンスがナイス。大衆系の和み一辺倒なところを、華やかさを増すと行ったところです。今回気に入ったのは、意外に揉み海苔。これがカラッとした質感と風味が良いので、ベタベタとする前にすっかり気に入って食いきってしまったほど。チャーシューの少しスカスカした部分に、この海苔が貼り付き、肉の塩気と海苔の風味を一緒に食うのが今回はとても印象に残った味わいでした。
・・・などと思って感心してたら、隣の後客のラーメンに、この海苔が山ほど乗ってやってきた!!。メニューにない一品?。好きな人もやっぱりいたんだ!。
総じまして、「日本の夏!冷やし中華の夏!やっぱこれだね!一気に和む旨さ!」と言う感動の嵐! 。やはり結局こういう王道に帰ってくるのではないか!と思えるほど、心にしんみりと染み渡ります。こう言うを冷やし中華は・・・大げさに言えば文化ですな。「冷やし中華はじめました」と聞けば思い浮かぶのは、こう言う麺顔ではないですかね。また来るか?・・・・と言われれば、そりゃ当然でしょ!これから先、またポツポツと来ますよ!ラーメン店の原風景ですからね。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの通りに締めたいと思います!。
酷暑日に
辿る和やか
町中華
旨さ王道
癒しの冷や中
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!