初めてだけれど、初めてじゃない味 : コートロッジ 中野店

本当はマイレビュアーさんから教えて頂いた違うスリランカカレーのお店に行こうと当初は考えていたのですが、たまたま中野坂上でランチ難民となり、そういえばこの辺だったな・・・と、iPhoneの道案内を頼りにやって参りました。

祝日の午後14時には、私の他には2組の客が。
ランチ時間は15時迄となっていましたが、私がランチ時間最後の客に。
厨房は1階だったので解りませんが、ホールは1人は日本語がほぼ喋れない方となんとか日常会話が出来るどうみてもスリランカ出身の青年2人。

ランチプレートC(チキンカレー選択)
恐る恐るひと口。
うわっっっ!!!(￣□￣)!! 　私、この味知ってる!!
昔よく食べた札幌の老舗のスープカレー屋と同じ系列の味だっ!!!　
そういやぁ〜この店のマイレビュアーさんのレビュー見る迄、特に意識してなかったけれど、確かにその店の店名には「スリランカ」が入っていた(爆)(←今は既に閉店)
そっか〜。世間一般的には、これはスリランカカレーの味だったのか(笑)
スーブカレーブームの前からある老舗だったのですが、それらのスリランカカレーや薬膳カレーにインドネシアカレーなどが合わさってその後「スープカレー」と言ういちジャンルに育って行ったワケなのね。
そうやって考えてみると、私の好きだったスープカレー屋はスリランカカレー系列のお店が多かったので、それでこの味に馴染んでいるみたい。
このお店のスリランカカレーのルーは味自体にちょっとピントが甘いところがあるので、最高級に美味しいスリランカカレーとは言えないまでも充分美味しかったです。

ところで。
このランチプレートCには、ライスとプレーンゴダンバと炭水化物が2つ付きます。
ゴダンパは今回初めて知ったのですが、形状はインドのナンに似ていますが、小麦粉だけでなく若干ポテトっぽい素材も入っている気がいたします。つまるところ、これ単体ではほぼ味はありません(汗)
がしかし、カレーのルーはライスの横に平皿に薄っぺら〜く盛ってあるだけ(^_^;)
ルーは若干辛めではあるけれども、札幌のスープカレーほどの辛さはありません。私でも美味しく頂けるので中辛くらいだろ〜か。
なので、大体、ほぼライスを食べ終えるくらいの量。
でもでもこのセットには、プレーンゴダンバもついているのだよぉぉぉ〜
プレーンゴダンバは何で食べればいいの(汗)?

ちなみに、「デビルポテト」と言う傍目には辛そうな名称の副菜もついていましたが、全くご飯のおかずになる程の辛さではありません。そのまま食べて丁度良いくらいの味付け。
仕方が無いので、追加料金覚悟の上でカレールーの追加が出来ないかどうか尋ねてみました。
そうしたらば、カレールーの追加は可能だが、その量は2人前くらいのたっぷりになるとのこと。
う〜ん。プレーンゴダンバ2枚が食べられる量があれば良いんだけどな〜。2人前だと今度は明らかに、ルーが大量に余ってしまう。
仕方がないので、「それならイイです(T_T)」とお断りしたのですが、私の様子がよっぽど悲しそうだったのだろう。
「具のないルーだけでよろしければ、少しお持ちしましょうか?」と言ってくれました＼(^o^)／

紅茶
スリランカのミルクティーは、キリテと言う名前だと言う事をこちらの他のレビューを見て初めて知りました(汗)
わ〜Σ(￣。￣ﾉ)ﾉ　コレも私、よ〜く知っているお味。懐かしい♡
前述の札幌の老舗のスープカレー屋達(本当はスリランカカレー店)で、『チャイ』と称して出されていました。
最初のその単語でこの味を覚えたので、その後もアレはチャイと言う名前の飲み物だと何の疑いもなく思い込んでいたのですが、改めて良〜く考えてみたら、『チャイ』ってスリランカじゃなくてインドのスパイス入りの紅茶の事じゃ〜ん(^_^;)
その後、機会がある度に色々とチャイを飲み比べたのですけれど、どうしてもスリランカカレーの店で飲んだ味の紅茶に出会えなかったワケなのですが、そもそも探していたのはスリランカの紅茶『キリテ』だったのだから出会えない訳だよ。
日本で飲むミルクティーとは似て非なるもの。
牛乳にはないコクがあるし一種独特の風味があるのだけれど、相変わらず思いっきり最初から甘い(笑)
・・・でもそういうモノだと知っていたので、札幌で飲んで来たキリテの中ではまだ許容範囲の甘さかなww
カレーの後の口直しにピッタリです。


食べた事ないと思っていたスリランカカレーとキリテが、実は私には馴染みの味だと解ったのは個人的には物凄く収穫でしたわ(笑)