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「肉煮干し中華そばさいころ」から独立し、屋号も「煮干し中華そば小松屋」に改め新規オープン!、「さいころ」の良さを引き継ぎつつ「小松屋」の独自性を打ち出した中華そばはとても美味しく、今後が楽しみ!
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松一君
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店名 |
掲載保留
煮干し中華そば 小松屋
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線、東京メトロ東西線【中野駅】南口 徒歩4分 中野駅から295m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
公式アカウント | |
オープン日 |
2021年5月25日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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本日訪問した先は、2021年5月25日 中野にオープン
した「煮干し中華そば小松屋」。
こちらは「肉煮干し中華そばさいころ」からの独立
店であり、お店の場所も"さいころ"の跡地。
「肉煮干し中華そばさいころ」は、鯉谷氏が独学で
2002年4月方南町に開業した「我流旨味ソバ地雷源」
が発祥であり、2011年9月中野へ移転と同時に「肉煮
干し中華そばさいころ」と屋号も一新。2018年9月、
お店を改装したと同時に経営母体も「株式会社凪スピ
リッツ-ラーメン凪」に変わりこれまで営業されてい
たが、今回"さいころ"から独立されたということは、
凪グループからの脱却も意味する。
独立に至った経緯は知る由も無いが、独立後の新店
「煮干し中華そば小松屋」が一体どんなラーメンを
提供してくれるのか?楽しみ!
場所は、中野駅南口のファミリーロード終着地点、
大久保通りの手前にあり、向かいは中野郵便局。
営業体制は"さいころ"の時のまま継続のようで、
緊急事態宣言中は10:00~20:00(L.O19:45)の営業。
定休日は無い。
お店に到着すると黒を基調としていたファサードは
真っ白な屋根看板と暖簾に一新されていた。店頭の
券売機でメニューを確認すると、そのメニュー構成
もガラリと変わっていた。
麺類は"中華そば"¥850・"背脂中華そば"¥900の基本
2種。やや高めな価格帯だが、麺量はゆで前で250g
あり、一般的な大盛サイズ。故にメニューには"小"
(麺量ゆで前180g)もあり価格も¥70安。この設定は
大勝軒と似ている。また以前は、"煮干し中華そば"
・"マシニボ"・"つけ麺"・"油そば"の基本4種で、メ
ニュー構成も変えている、と言いましょうか、メニ
ュー名だけ見ると、ジライゲン時代に戻ったような
気すらする。
さて、私が選んだのは「背脂中華そば」。ちなみに
大盛は¥100、サイドメニューには"肉めし"¥150・
"メンマめし"¥150・"ご飯"¥100、その他トッピング
各種といった構成になっている。
店内は居抜きで以前とは変わらない。客席はカウン
ター11席・テーブル4席で、カウンターテーブルは
各席ごとにアクリル板で仕切られ、要所にアルコー
ルスプレーが置かれている。時間がまだ早いせいか
先客1後客3と客入りは緩やか。
厨房には2名の男性スタッフさんが居られて、食券
をお渡しすると、背脂の量を聞かれたが、標準が
わからないので普通でお願いした。すると、小松屋
としてオープンしたことの説明に加え、トッピング
無料券付きのチラシが手渡された。
卓上はスッキリとしていて、付け台の上にピッチャ
ーがあり、お冷やはセルフ。調味料も付け台の上に
あり、GABANブラックペッパー・ホワイトペッパ
ー・一味が配置されている。
暫し待ったところへ、赤色の受け皿に白地のラーメ
ン鉢が載せられて「背脂中華そば」のご登場!
スープがなみなみに注がれているので手渡された瞬
間、スープが少し溢れてしまったが、この溢れんば
かりのスープ量はさいころの時と変わらない。
そのスープは清湯醤油。醤油色が映えるが表層には
プカプカと背脂が浮かぶが、量的には想像したより
は少なめに感じた。具は大ぶりな煮豚2枚、メンマ
、薬味の小口切り白ネギ、といった構成。
早速スープから頂いてみると、一口目から醤油感の
強いスープで、煮干しを軸にした魚介出汁に動物系
の清湯も合わさったような味わいだが、バランス型
で優しくも奥行きがある。ビター感あれど煮干しが
突出するようなスープではない。背脂は脂身のサイ
ズがまちまちだが、新鮮で甘味がありくどさはなく
スープとのマッチングも良し。飲み進めると、醤油
感たっぷりゆえ和風感覚なところは、浅草橋にオー
プンした「ヌードルボウズn坊」の醤油メンとも似
ているが、あちらはやや酸味が強かったのに対し、
小松屋の醤油にはそういうクセが微塵もない。
そのスープに合わさる麺は、うどんのような角が丸
みを帯びた太ストレート麺。麺を持ち上げると、伸
びやかで長く、啜ると、くにゅっとしたソフトな歯
応えはまるでうどんのようだが、心地よい弾力のあ
るコシも感じられて、麺そのものも実に美味しい。
喉ごしもスムーズで、何と言っても醤油感の強いス
ープとの相性がバッチリ!並の250gもこの麺なら、
これぐらいは欲しい!と思える。いや、大盛でも良
かったなーと思えるほど美味しかったですねー。
麺はジライゲンの時から二階に製麺室があったので
これも自家製に違いない。その証しに麺は不揃いな
部分もあったり、規格サイズの外製麺とは種を異に
する麺で、こういう麺に出会えて良かったー。
この麺なら醤油感の強いスープでうどんのような和
風感を味わいたくなるよなーと思える。
具のチャーシューは、箸で簡単にスパッと切れる程
柔らかい煮豚で、ロースですかねー。味わいも実に
良く、2枚を堪能させて頂きました。
メンマもシャキっとした歯応えですが、これも柔ら
かくて美味しい一品だ。
薬味のネギは醤油が濃い目な分、厚めに小口切りし
ネギの存在感出しているように感じますが、歯応え
があり過ぎてネギのクセも強いので、切り方はもう
少し工夫があってもいいんじゃないかと感じました。
スープは最後の一滴まで飲み干し完食!
食べ終えてつくづく感じたのは、こういう醤油感の
強い和風感溢れるネオクラなラーメンが今後の流行
になっていくんじゃないか?ということ。小松屋も
その意味ではこの中華そばをどのように磨いていく
のか?、今後が楽しみだ。
ごちそうさま!(^^ゞ
末筆ながら、オープンおめでとうございます!
《味の評価》
・スープ★★★★☆
・麺★★★★★
・チャーシュー★★★★☆
・他の具★★★☆☆
《全体の評価》
・ビジュアル★★★★☆
・ボリューム★★★★★
・トータルバランス★★★★☆
以上