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赤い伝言
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マッターホルン
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壁にはトランスフォーミングの文字、フレンチ指向ですがメタモルフォーゼではありません。
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カウンターにはひとり1台、スーパーキャパシタの携帯充電器があります
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スープに唐辛子が溶け出して黄金色に染まってます
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左上にはこの頃まだ制作中だった海老ラーメンの告知 豆乳スープにライスを投入してリゾットも美味しい
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はくノリ
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店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
ただいま変身中
|
|---|---|
| ジャンル | ラーメン、担々麺、汁なし担々麺 |
| お問い合わせ |
050-5456-1109 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
中野駅北口から徒歩5分 中野駅から370m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
～￥999 ～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席・設備
| 席数 |
11席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、カウンター席あり、電源あり |
メニュー
| 料理 | 魚料理にこだわる |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2019年10月10日 |
| 電話番号 |
03-5942-6636 |
| 初投稿者 |
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変身には期待と憧れを感じていた。
自分が中年男に変身するなんて思いもしなかった、子供の頃の話しだ、無理もない。
〈ただいま変身中〉
こちらは昨年10月、中野ふれあいロードにオープンしたフレンチ志向のラーメン店。
正直あまり興味は無かったが、そこに赤くて辛そうなバリエーションメニューがある、辛党漢の血が騒いだ。
こちらは大阪肥後橋の鯛坦麺・抱きしめ鯛、水道橋の恋し鯛の系列店らしい、なぜ中野店を「変身し鯛」にしなかったのか？‥ヒマがあるときに調べておき鯛。
券売機に春の新作「海老ラーメン」をただいま制作中だと紹介していたこの時期、いまだ冬の企画商品として君臨していたのが牡蠣ラーメン。
そこに赤々とした唐辛子を盛り付けたものが
◯赤牡蠣ラーメン3辛¥900（1辛〜3辛同額）
ミキサーの音が鳴り止んで程なく、へいおまち！と提供されたそのお姿、かなりインパクトがある。
低温調理されたダブル焼豚は豚ロースと鷄。
鯛出汁を合わせた豆乳スープに牡蠣がふんだんに投入されている、牡蠣は臭みもなく、ひと炙りされていることで香ばしさも感じた。
ほうれん草もポタージュのようなスープによくお似合いで、この一杯なかなか美味い。
麺は角が落ちてややウェーブがかったもの、ツルシコ感もスープとの絡みもまずまず。
食べ進むうちに大量の唐辛子が溶けこんでくるが、思いのほか穏やかな辛さで身構える必要は無かった。
量が少ない、漢の赤い闘いはあっという間に終わった。
終始アンニュイなムードに包まれながら静かに終わった、3辛なのにこれはどーしたことか。
でも、美味かった。
夏、既に主役は牡蠣から海老へ変わっただろうか。
多分、そこには必ず赤いラーメンが用意されている筈だ、券売機を見てそれを察した。
言わばそれはお店からの赤い伝言。
その伝言とまた対峙する日を急ぎたいと思う。
夏が過ぎればまた、お店はどんどん先へ行ってしまう。
だって常に変身中なんだし。
（終）
ユーミンのルージュの伝言に引っかけてボケたかったのに、全く無理でした。