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肉煮干中華そば:見た目以上に煮干しが効いた風合い!醤油もカエシがキリリ!淡い酸味にニボ感が鋭いエッジング!
穏やかで誰も敵に回さない穏やか煮干と豚エキス!ちょっと前より男前に進化?
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/04/29/182558
とまそんのYouTube: https://youtu.be/QsGsabpiSaQ
<2019.04> 肉煮干中華そば+ほぐし肉
そう言えば、地雷源系から「凪系」に経営が変わったんでしたっけ。ちょっと驚きを隠せません。そんなに流行ってなかった感じなかったからね。いろんな事情があるようです。そんなわけで、資本変われば店の作りも少し手が加わったようで、券売機と出入口の位置が以前とは変わりました。確かに使い方は改善されたような気がします。どうせ資本変わって凪系なら、24時間営業化はないんでしょうかね。
<全体&スープ> 資本変われど魂変わらず!?穏やかで誰も敵に回さない穏やか煮干と豚エキス!ちょっと前より男前に進化?
入店すると、店長さんが「ニボらっしゃい!」と一言。それに反応してスタフ一同が呼応する。この瞬間、鳴呼、やっぱり凪系列になったんだねと感じ、一抹の寂しさと変化への期待を思いますな。人生もいろいろであれば、店舗経営もいろいろあるか・・。歯の少ない他客と同時に店内に誘導され、並んで座り、しばらくしてから同時に配膳を受けたのはこんな麺顔でありました!。
おおお!これはまた相変わらず、あっさり系の肉肉しさが眩しい!実に見慣れて食べ慣れた一杯だが・・・何となく質感上がった?。ほぐし肉が追加されただけの錯覚かもしれませんが、肉の敷き詰め感とか、メンマのサイズや色合いなど、少しづつ進化したようなフィーリングに前向き評価が重なります。
スープを実際に味わいますと、嗚呼やっぱり馴染んだ味だとほっこり気分にさせます。肉煮干と聞くと一見ヘビーに感じますが、真逆の優しいテイスト。豚骨と豚肉の煮出しが濁らず程よい透明感キープし、上質なエキスを滲ませます。全く胃もたれとは無縁のコク深さがいいね。これは最後までゴクゴクと難なく飲み干せます。そして煮干感覚。地雷源系系譜の穏やかで苦味より甘みを感じさえせる煮干感。煮干の塩気は香ばしさを醸し出し、エグ味皆無のナチュラル甘みでいっぱいです。醤油カエシの塩気も強くないが、煮干のエキスと結合したような味覚のエッジングが素晴らしい。相変わらずいいね・・・・・と食べ始めではそう感じてた。
しかし単なる先入観なのか・・・凪系に資本が移っただけで、単にオレがうんちくを垂れたいだけかもしれませんが・・・煮干感が少しだけ、微かに強めになってないか?と思えてきます。オレだけでしょうか。過去の自分のレビューストックを眺めてみたが、やっぱり甘みで押し切ったような煮干感が、少し凪風になったというより、今の時代に合わせた煮干感を取り込んだと言いたい。
<具材> ほぐし肉!これであっさりスープと麺の食感が色めく!
並んでいるときに、店長さんから「ほぐし肉が+100円で追加できますが」と聞かれます。最初丼物と勘違いして要らないと答えたが、ちょっと待って。ちょと待って店長さん!ほぐし肉って何ですのん♫(古ッ!汗)と聞くと、名前そのままでトッピングとして乗るとのこと。慌てて追加注文に変更です。豚バラ肉をカット・スライスする時に出る肉破片なのか?。脂身が多めな感じで玉ねぎも紛れて旨味は確かに高い。やっぱり白飯と一緒に食った方が旨そうに最初は感じました。このまま食らうより沈めて溶かそうかとまずは半分攪拌させる。あとは自然に任せる。
実はこれがとても有効的な働きをします。例えばスープに対しては「コクをプラス」してくれる。あっさり味がこってり味に少しシフトするようなところが実に美味い。背脂を追加するのと少し違った楽しみ方で、肉繊維がほぐれて、それがたくさん浮遊しつつザラツキ感ににた旨さを演出してくれます。また麺の地肌にも一部張り付くので、これが肉混じりな炭水化物の旨味となって食べ応え感が少しアップする。
<麺> 春を思わせる明るい食感!もちもち多加水麺のライトな滑り心地と反発が優しい気持ちにさせる
麺は、いかにも「さいころ」と思わせる多加水のモチモチタイプ。ここまで明るくモチモチプリプリ感を与えるのは、今では少し減ってしまった気がするが、やはりこの季節に合うというか、春の明るさを感じさせる万人ウケする旨さです。光沢感がもともとあるのに、肉煮干のスープをくぐって濡れてピカピカに光ります。なので口あたりもすごく軽い。多少ボコボコした麺のフォルムでもズボボボボボーーーと高速に抜けてゆくので、一気に食いきれます。
プツプツと前歯での千切りが楽しいですね、弾力のストロークが大きい反面、閾値でプツっと切れるのが小刻みに連続してプツプツと感じるのが面白い。そして無意識に奥歯へと運んでおり力を入れてプレス。するとクチクチっと呆気ないほどに簡単に潰れ、その瞬間から糖化が始まったような旨味へと変化。続けていくと肉煮干の汁と一体化してまた旨さがシフトアップします。
上述の通り、一部にほぐし肉が張り付いたり、またはメンマの細い繊維質も紛れたりします。明るいモチモチ弾力の中に、ランダムにガジる感覚も面白いね。多客は大盛り対応が多く、だいたい半分は大盛り対応。ずっと前の資本変わる前からのファンもしつこく通っている風景は、愛された店だなと強く感じますねー。
<チャーシュー> ご存知煮豚のバラ肉!ちょいとしたペラさで幾らでも食える旨さはゼロカロリー!
過去の同じメニューの写真メモと見比べて、明らかに質感が上がっている。若干量も多いのかと思うが、やはり決め手は盛り付け。花弁が開くように放射線状に伸びる感覚が揃えられてる。だから単に気のせいじゃなくて、肉の質感も上がったと信じる所以です。
相変わらず馴染みある薄味の煮豚タイプ。赤身よりも脂身が美味いタイプで、これは全部麺に巻きつけて食いました。だから最後は肉が逆に余ったりして、それを今度は肉を笑点風に肉座布団重ねのようにして食らう。嗚呼至福の瞬間・・・・。ほどよく抜けた脂身がナチュラルに甘く、赤身は肉と肉煮干スープの旨味をスポンジのように蓄積しては、咀嚼で一気に吐き出します。ちょいとしたペラさで幾らでも食える旨さはゼロカロリー!とはこのこと。これがワンコインで提供なんて、月一恒例とは言え実に太っ腹ですな。
<メンマ> 印象薄い通行人的脇役が・・・・知らぬ間に味ある名バイプレイヤーに変貌か?
おいおい、メンマが異様に美味かったのだが。本当に目立たない脇役だったんだが、こんなに深みのある味でサイズアップ。そして繊維質の柔らかさがいい感じ。確かメンマごはんなるサイドメニューの注文が厨房を飛び交ってましたが、実は名物だったのか!。次回あたりメンマを追加でいってみたいものです。
総じまして「こちらこそ有難う〜なる謝肉祭的煮干の一杯!こりゃ毎月行こう!」ってな明るい気持ちにさせます。平成最後の肉(29日)イベントとして、個人的に爪痕残せた満足感。妙にまたこの一杯にハマりそうな予感。これから拙レビューの吐出が増えるかもです。ともあれ「さいころ」らしさは残ってて一安心。これからも期待!そんな応援気分高まりながら、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
連休の
平成最後
肉の日に
肉ニボ喰らい
カウントダウン
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
29(にく)の日しか利用しないズルいオレ・・・・
<2017.08> 肉煮干中華そば
元地雷源・・・「さいころ」さん。洒落た表札看板はその名残を残しております。さて、私がここに来るとならば、あの企画です。29日(肉の日)企画で、「肉煮干中華そば」がワンコイン500円で提供する企画。店側は、日頃の感謝を込めて毎月続けている企画なのですが、オレときたら・・・この日に限ってのみ、嗅ぎつける様に食いに来る始末。ズルいねーーーー。素直にごめんちゃい! m(_ _)m 。もう地元のイベント化した様な感じで、通し営業なのもあってこの日だけは店前の待ちが絶えません。近くに勤めるサラリーマンが「お!お前もまた来てるか!」って会話が飛び交うという微笑ましい光景です。
そんな感じなので、もしも初めての方は先に食券を買ってから並びましょう。なぜって?・・・時々、並んでから入店して。座った途端に配膳されるという流れがあるためです。行列最中から完全なるフォーキャスト生産体制です。
<薄味豚バラ肉の絨毯爆撃!MECEに敷き詰められた旨さのクリティカルシンキング>
配膳された瞬間に目に入るのは「肉の敷き詰め」です。見事に麺顔を覆い尽くし、隙間を与えません。豚ばら肉の絨毯といった感じで、まさに肉に埋もれている感覚。いや・・埋もれているというより、敷き詰められたMECEな感覚と申しましょうか・・・非常にナイスです。肉にダブりと漏れを許さない姿勢は、むしろ気の配りの完成度すら感じさせる。そして事実!よく見ると「豚ばら肉の脂身は外を向いている」のが統一されている。それはまるで、離弁花の花びらの様に秩序をもって開花する肉華といった様相ですよ。その反面に、中央に乗せられたナルトの「の」の字が、緊張感をやわらげるのにいい仕事をしていますなー。
肉は薄めのスライス肉だが、注目すべきは「皮」部分。何度もレビューで繰り返しているが、肉は皮下脂肪の直下が一番甘い!うまい!。そこに醤油だれが染み込んで塩気と甘みのハイバランス!。また、肉は薄切りでミルフィーユ状態で食わせるのが、個人的には好印象です。影のスーパーサブといったメンマは、誠に薄口正統派な仕上がり。くにゃっとしながらも、コリコリという歯ごたえも与えるし、下味の醤油だれ系な塩気に微妙に反応してしまうー。
<間違いのない柔らかさと滲み出る旨味!感謝を覚える味わいー>
毎日、これだけラーメンを食ってるとさーーー、結局は「王道な味わい」に回帰してしまう。つまりこの一杯はそれの典型で、毎日でも食えるという、あっさり系の質実さ。濃厚系の店主やスタフさんも、毎日実際に食ってみて、飽きない工夫をしている様ですが、これはそんな意地を張らなくても、食い続けられるというところがいいのだわ。
醤油スープという感じですが、醤油の色合いというよりも、少し濃ゆい目のオレンジ色といった感じ。醤油よりも煮干しや豚骨エキスの豊潤さを感じさせます。しかしその味わいの実際は、非常に軽やかで、塩気よりも煮干しと豚骨の甘みを感じます。煮干しと謳うわりには、甘み主体で苦味をすごく抑えめなところが印象的。そして甘みは豚骨清湯エキスと結びついており、食っていると時々、「肉そば」なのか「煮干しそば」なのか区別がつかなくなる。ともあれ、肉の脂身&煮干しの甘みが完全なるコラボなのです。それも控えめにー。
この味わいは、間違いない!。軽やかで重くなく、しっかりと旨味と甘みを伝え、しかもお安いから。
<モチモチプッツリと淡く弾んで千切れる楽しさ!誰もが好き!>
麺は非常に分かりやすく一般受けしやすい、「明るさ」を保つ麺ですね。多加水。そして美しきストレート中太麺。さらにモチモチ弾力が上品。箸でリフトすると途端に、それぞれが交わろうとしないブリブリっとした表情に変わる。前歯で切ったり、奥歯で潰したりするそれぞれでいつも、アピール度合いがたまりません。
表層はツルッツル。なので気兼ねなく一気にズボボボボボボボボボボボボボボボーーーーーーーって啜り食いましたら、なんと1分弱で麺の固形物は完食してしまいました。
総じまして、「ただただ感謝の質実ワンコインラーメン!」と言うことで、多分来月も同じような行動を繰り返すことと思いますが、あしからずです。肉煮干というハードなネーミングにしては、味わいが優しい。これって、普段は乱暴そうに見えて、実は繊細な神経の持ち主で憎めない・・・っていう感じに似てませんかね。なんだかこれを食った後に、不意にfacebook を見て・・・・そんなのに近い奴の投稿を偶然目撃したもので。ま、いろいろ生きてりゃあるさと、気を持ち直しましょう。いつもの様に、とっとと詠って、明日に備えてすぐ寝ますー!。
夏終わり
身体も財布も
よろよろで
格安企画
たかりのオレさ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
29(肉)の日定例企画のワンコイン提供!
<2017.05> 肉煮干中華そば
日頃のご愛顧を感謝して、29日は「肉の日」として、看板メニュー「肉煮干中華そば」をワンコイン500円で提供。しかもこの店は、通し営業だからなんとも、外出機会があると嬉しい限りです。しかし私ときたら、日頃ご愛顧をそれほどしているわけでもなく、その割にはちゃっかり「肉の日」企画には突撃しているわけでして・・・嫌な客ですね!(大汗)。その分、宣伝させていただきますよ! ということで、素直な気持ちと感謝な気持ちを織り交ぜて、レビューいたしますー。
今回は、歯医者の時間が中途半端だったから、妙な時間にフレックスを使わせていただいたわけですが、午後5時台でも満席&行列発生でした。この肉の日企画は、もはや知れ渡った定番イベントのようですね。
<優しい豚骨煮出しとライトな醤油感!煮干しの甘味と苦味もライトで安定感!>
後客がお二人客だったので、ばらけて座るくらいなら私が融通を利かせましょうと申し出ると、すごく後客の方からお礼を言われた。そんな大したことしてないっすよーって、お水を持って奥の一人座席へと移動。移動先のその右隣にはラーメン女子がおられて、まぁ一人客で食されておられますが、とっても清楚ですよー。しかもとても音も少なく美しく食される様子が、横にいるだけでも感じ取れて、そういう女性もいるのだなーっと感心。そんなタイミングで配膳が完了いたしました。
小ぶりな丼だけど、その迫力はなかなか良いですね!。肉が主役なのか、煮干しが主役なのか、「あぶ刑事」のようなナイスコンビです(例え遊びが古すぎるな)。まず煮干しに注目しますと、これがまた極ライト!。さっぱりした煮干しとはこのことです。しかし、甘みと苦味がきっちりと表現されてるから、そこのところはさすが地雷源。甘ったるくなる手前の「さらり」とした煮干し。二ボッとした腹わた苦味を抑えつつ「香ばしさ」として滲む煮干し。それがとてもライトなスープ感覚で両方が成立しております。まさしくゴクゴクと飲み干したくなるスープ感覚がたまらん!。
加えて、鶏ガラより個人的には、豚骨の出汁加減がナイス!。煮干しとすごく調和しているので、納得してしまう。この質感の高さで500円ですから(この日だけ)、そりゃ並ぶわな。私的には鶏ガラではなく「豚骨」の澄んだ丁寧な煮出しが好印象でした。髄の嫌味がなく豚の甘みがとても自然に受け止めてしまう。さらにきになるのは「醤油ダレのライトな割り切り」。醤油ラーメンたる矜持を捨てたかと思わせるほど、醤油味は下支えに徹している感じです。スープカラーの穏やかさを見れば、醤油の奥ゆかしさが分かると思いますがー。
<モチモチツルツルーーーな多加水の王道! みんな大好き!>
こりゃもう、王道の多加水もちもち麺ですよ。最先端ではなくとも、広く受け入れられる安定した味わいと歯ごたえ。そしてツルツルした滑りは、まさしく昭和の名作とも思えるほどティピカルな仕上げっぷりです。前歯を当てて力を加えると、プッツリと明確に弾くようにちぎれる。そして奥歯へ運びプレスすると、ここが最高の見せ所のようにモチモチプリプリに明るく弾く。思わず甘噛みしていたところに堪らず力が入って、クッチリと潰れこむとグルテンの味わいというか、汁が染みた麺が味わえる。あとはもう、無心にズボボボボボボボボボボボーーーーーっと啜り上げるのみです。このタイプの麺が嫌いという人は見たことがない。
<塩気がはっきりして好印象な豚バラ肉の絨毯!ゴリゴリ細メンマもリズミカルで楽しい!>
ひょっとして・・・「おまけ」してくれました??チャーシューの量がいつにもまして、ミルフィーユの如く、重なり層が厚いように思えます。過去、この店で同じメニューを食ってきた中で、一番肉が多かったのでは?。席譲ったからおまけなのかな・・・・。
バラ肉が、まるでバラの花びらのように麺顔一杯に放射線状に広がる。薄切りがどれも整っていて相似形にも思えるチャーシューたちがビューテホー。脂身の薄い部分が半透明に透けているところがナイス。肉質部分も適度にほぐれていてスープが染み込んでいます。2枚程度重ねて頬張ると意外に見栄えよりもしっかりとした味わいで、ご飯が進むタイプです。肉だけを堪能したり、麺を巻いて一緒に食ってみたり、色々楽しみ方ができて最後まで肉と遊べます。
またそれに対してメンマが感触が良かったです。ゴリゴリっとしつつ安易に裂けてちぎれる。繊維質もきめ細かい、味わいも見栄えよりはやや濃ゆいめ。サイドメニューのメンマご飯が気になります。そして・・・・なるとの「の」の字は、なんともユーモラスで可愛い。こいつだけ最後の〆にいただいてフィニッシュです。
総じまして、「これでワンコインは申し訳なく! でもまた次の29日が待ち遠しい!」と言う感覚でして、何もひねりもない感想でごめんちゃい!来月の29日は木曜日なのだが、今から会議や面倒な仕事は来ないようにブロックせねば!。昨今、IT化が進んで個人の業務予定表も丸見えで、いいような悪いようななのだから・・・・。技術の進歩に文句言っても仕方がないので、まずはこの平和だった日の夕焼けに感謝だ。そんな気分でさらっと詠ってもう寝ますー。
穏やかな
煮干しの出汁よ
優しくて
ニボ出汁映す
中野の夕焼け
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
太麺でもどんどんとするする食えてしまう!クチクチスパスパ麺が素敵!
<2015.08> 特製中華そば
【控えめな醤油感で、むしろ煮干しの塩気と豚コクが映える!】
トッピングの多さから密度感のある麺顔。標準的な醤油スープカラーからは、少し距離を置くような穏やかさに包まれる色合いです。薄口醤油が、さらに薄まったような感じですが、味わってみるとじんわりとからり語りかけるように、優しい塩気が広がります。醤油らしい醸造感よりも、サラッとした風合いという醤油ダレの感覚ですね。あっさり加減がとてもストレートに感じます。
それに軽い煮干感覚。これが薄口醤油の淡い出汁の合間に、伸びやかに広がりますね~。関東好みの軽い苦味を漂わせるタイプで、淡い塩気と結びついて食っているうちに区分けができなくなるという旨味の一体感です。更に食い進めると麺の吐き出すグルテンの風味と、やさしい豚コクがじわじわと味蕾を刺激し、円やかさが統合されていくような感覚。小ぶりの丼に最後に少し残るのが、愛おしいような気持ちで飲み干すばかり。いや~、胃袋に沁みるね・・・。
【定番のモチモチ多加水ストレート麺!歯応え嬉し!】
一回り太目の丸い形状のストレート麺。みるからに多加水系を感じさせる表面の艶。潰しこみも淡くて汁を吸い込んでより旨しと思わせるタイプですかね・・・。前歯を差し込むプツリという仕草も定番の楽しさ。奥歯でプレスしてすり潰すクニクニクッチリとした反発など、定番中の定番といった風格すら覚える歯ごたえです。当然すべりも高速に軽やかで、口元や内頬を駆け抜ける度合いは素晴らしい。やや太めなサイズ感なので、のど越しまで一気にいくところまではいかないのですが、一歩手前で、咀嚼して弾力を楽しむのにはうってつけな麺ですね。まあ、深く語らずとも、このスタイルの麺は、ラヲタを問わず広く愛されるタイプだと思われます。家族や恋人に紹介する麺としては、ウケ易いんだろうな~なんて。
【一面のスライスチャーシュー絨毯!重くなく無限に食えそう!】
さいころ名物肉煮干。埋め尽くされた薄スライスばら肉が実にまぶしいですね~。薄味のタレが染み込んでナチュラルな塩気と脂の甘みが舌の熱で溶けてゆく感覚。埋め尽くしとあれば、麺との配分を気にすることなく楽しめます。肉単体で食うのもいいけど、個人的には麺を絡ませながら一緒に食うのがスキな食べ方。京都ラーメンでもよくそうするかな・・・・。肉と麺のグルテンの一体感が食欲を加速させます。それにしても、肉はジューシーなのも好きだけど、こういうライトな肉もいいね。脂肪が楽に食えてしまうのだが、するすると何枚でも胃袋に押し込められそう。お土産にしてビールのアテにしてもグッドなはず。旨し!
【味玉と肉厚海苔、そしてメンマ!特製でお祭り気分】
そういえば、久しぶりの「特製」なのだな・・・・。いつもケチな根性が出てしまって控えていたのですが、やはり味玉しかり・・・トッピングの充実しているのは食ってて気持ちがいい! 味玉はほんのりと褐色に色づいて深い染み込みを感じさせます。いつもの通りフルフルな白身も旨いのですが、卵黄の峠を少し越えたよなトロケ具合がまたいいです。スープを濁らさない程度のカタマリがよくて、ゆるい芋羊羹のような感触。一気にスープに沈めて、吸わせて、口の中へと放り込む瞬間は、至福です。
また海苔もしっかりとした肉厚で大きなサイズ。スープに解けるという体たらくもなく、最後まで凜としていて香ばしい! 関西時代は、ラーメンに海苔というのを排除していた自分が今では信じられない・・・。またメンマが、とっても優しい味わいと歯ごたえ。サイズ感も少しばかり小ぶりで、その割りにとても多目にはいっているのが嬉しい。これもビールのアテに最高。確か、この店のビールは「サッポロ赤星」。頼むとお通しでこのメンマが出てくるんだっけ。こう暑いと次回は、ビールもコンビだな・・・・。
総じまして、「崇高さと気軽さが表裏一体肉煮干し!」と言う、なんだかまとまりも何もなくてごめんちゃい。最近になってお祭り気分が抜けたように、Jインスパイアへの食指が鈍ってきた反面、また原点回帰なオーディナリーな醤油ラーメンを追い求めてるけど、夏バテなのかな〜という感じ。やっぱ、重いの受け付けんのよ・・・。なんだけど、この店に来るとやはり興奮を覚える。結局、特製食って弾けとるし、ほとんど考えずにオーダーチョイスしてるだけ。しかし、ここなら何食っても旨いという気軽さが良いのよねー。さて、帰って持ち帰った仕事でも片付けるか! なのでうたいます!
気が抜ける
平日午後の
外回り
気合を入れん!
今夜は特製
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2015.03> 中華そば
【スープ:煮干しが軽やかでもしっかりと個性が残る!透明度と純度を感じる煮出し感覚!】
配膳されたその一杯は、銀の受け皿に置かれて恭しいけれども、如何にも定番な中華そばという風貌。レンゲは箸置きのそばにあって、薄いプラスチックのそれをピックアップします。レンゲの白地に透かしてみれば、最近の中では一番の薄めでオーディナリーな少し濁った琥珀ブラウン。食傷気味の胃袋が、ようやく溜息つくのが分かりまね〜〜〜。で、啜って味わってみる・・・感想は、
軽やかな煮干し感覚に薄口醤油のエッジングがナイス!しかも煮干しと豚骨はクリアー!
忘れかけていた煮干しのクリアーな旨さがそこにりました。甘ったるい煮干しではありません。煮干しとカエシのベクトルは、ピッタリと整合しているような理解です。カエシの軽やかさに、煮干しのふわふわした苦味が寄り添う感覚。そのベクトルの一致がハンパねーから、どちらも純度が高いと思わせます。あれ?こんなに美味かったっけ?
良く良く眺めると煮干しの欠片が浮遊していて、麺に張り付いたり、剥がれて遊びに行ったりしている。醤油ダレの琥珀がキラキラしていると思えば、豚のエキスの存在が答え合わせのように分かりやすい。簡単と思っていた順列問題が、実は味のフィボナッチ数列のようではありませんか!? 熱もいい。熱いけど火傷しない程度で、好印象を脳裏に焼き付ける。
【麺:誰もが和むに違いない、多加水モッチリなプチプチ麺がナイス!】
スープだけで脳裏がヒートアップしてしまいましたが、もう一度気を落ち着けて、次は麺と対峙します。多少膨れて丸みを帯びているのもあって、緩やかな太麺のような風貌ですがストレートさがとても旨そうに思えて、少し汁を吸っているかのような淡い黄色がナイス。表面もツルツルでスベリが良いのは見るだけで分かります。前歯を押し当ててゆっくりと噛み千切ると、縦の方向に延びるような錯覚を覚えます。
スパスパっと千切れるニュアンスの中に仄かな弾力感!そして喉奥に落とし込む前のクニクニ感がナイス!
これまでヘビーな汁と密度感たっぷりな麺ばかり追い求めたニボの世界。基本を忘れてかけてた気分です。軽い苦みには、滑らかなでふくよかな麺が一番合いますよ~!この誰もが和むようなニュアンスが実に旨いと思えます。喜びながら次から次へとするするツルツルと啜り続けて、奥歯でモチモチプリプリプチプチっと噛み潰して一気に嚥下の繰り返しが楽しい。
【具:お楽しみは29日!に・く・煮干しの日!ペロッと食う楽しいばらスライス肉】
80円追加すれば「肉煮干し中華そば」に進化しますが、なぜかケチってしまうのは・・・・29日が近いから。この日に500円サービスとなる月例企画がありますからね~。それまでお預け。ぺロペロ~なばら肉で軽い醤油ダレの染み込みなので、いくらでも何枚でも食えそうな肉ですが、京都ラーメンのチャーシューよりは脂っ気が多い感じ。ミルフィーユ状にして食うか、はたまた麺に巻いて食うのが楽しい一品。
総じまして、「軽やかさに技ありの定番煮干し!」なる一杯。いや〜、ニボニボ〜な濃厚煮干しの沼にはまり出しましたが、目先を変えて定番さを気づかせてくれましたよ。若いスタフの接客も随分と改善されましたし、これで中野のラ活ロケーション入りは確実です。新宿から快速一駅でラーメンパラダイス!何だか気持ち解れた感じで、足取り軽く家路につきました。なので詠います!
春近し
明日はドキドキ
内示の日
軽い煮干しで
力を抜いて
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2014.03> 油そば+サッポロ赤星
【タレ:スッキリ&キッパリとした煮干醤油ダレ!】
<見た目はライト!しかし煮干系醤油がキッチリと決まった油そば>
それにしても最近、インパクトが強いまぜそばを食い続けて来たせいか、この麺顔と対面したときは、少しばかりの肩すかしを覚えるといったところ。まるで質素さを感じる武蔵野系油そば。それよりライトかもしれない:笑。トッピングのスキマから見える麺の面積が広い。まあ、今回は仕事疲れが過ぎて食傷気味なのもあって丁度よいかもだが。気を取り直して混ぜ返してみると、おお!と思うその醤油ダレの濃い口感!そして啜ってみると尻上がり!結局ナイスな一杯でありました。
最近食っている汁なしでは珍しいほどの、「醤油のそのまま感」と「汁の多さ」を感じますが、こちらのタレの特徴は何と言っても「煮干感のじんわり感」! 東日本の煮干らしいちょい苦風の旨味がスッキリと染み込んでいるよう。そのニボニボ感とスッキリ感がとても印象がよく、醤油ダレも後味にすっきりした甘みも感じます。付け加えるなら、醤油と煮干がキラキラしてイキイキしている。妙に背脂とか卵黄とかがないところもこのタレで一本勝負とあらば、理解ができましょう。トッピングもタレや麺に影響を与えるようなものは入っておりません。どことなく、汁なしというより、ぶっかけに近い感覚もありなむだな・・・。
<デフォルトのままで完成しているかも>
実は、この時点でかなりの満足を覚えてしまっている。醤油カエシがリードして塩気と苦みと淡い甘みを、ぺっとりと麺にからまるようにも感じる。そして油そばと聞いて、酢と辣油を投入するという衝動を、どこかしら押さえきれない。どうしようもなく、辣油と酢を二週半ほど投入してみることにしますが、おお!飛躍的に「中華」っぽくなってきたではないか。流石!とこのときは思えてしまう。食が一層進むようで一気に元気になります。
しかし、確かに食が進むが、当初感じたクリアーな煮干風味がすっかりと陰を潜めてしまう。ううむ、これでは痛し痒しではないか。たしかに酢と辣油を投入して魅力度は増したが、オリジナリティを減らしてしまったようだと思えます。個人的には酢と辣油を投入して失敗したとは思えないが、この一杯は意外にデフォルトのままで食うのが一番素直なのかもしれません。
【麺:引き締まったあつ盛りという感覚の歯応えで、高速なスベリがナイス!】
<引き締まった多加水モッチリ麺という感覚>
一方の麺ですが、これまで汁そばをここで食って来て、太めとは言えど、割とスパスパと抵抗なく小気味良い切れ味が印象的。しかし今回は、汁なしという状態で熱々でやってくるから、いつもとはまた違った面持ちに思えてしまう。
まずスパスパという感じだったのが、つけ麺のあつ盛りライクにモチモチ感覚がある。それでいてしっかりとしていて、引き締まったフィーリングもありです。多加水の見栄えですが、奥歯で噛みしめてみるとそれは、もちもち弾力に中に、引き締まったしなりを感しる。なかなか、この程度のスッキリタレなら、麺の風合いもほのかに感じ取ることができますな。
<飴色に輝く地肌・・・・タレ粘度がライトな分高速に滑る>
この一杯一番のエンタテインメントとしては、麺を底からかき回した瞬間の、醤油ダレが麺に貼り付き、一面飴色に輝く瞬間でありましょう。ここで冒頭の質素な印象が、一気に興奮を覚える妖艶さを放ちます。しかも、タレの粘度が軽めのため、一面に飴色が広がります。飴色だけにアメージング!(オヤジgg)。
もともと多加水なる地肌ですからスベリはいいのですが、このタレとなら高速にすら感じます。ツルツルとぶっかけうどんの如く喉を通り過ぎ、イに落ちて行く。今回は飲み込む感覚が少し強めであったかも。ゆっくりと食事を心がけたい年齢ながらも、やっていることに進歩はありませんな。
【具:引き算の勝利も感じるが・・・その分もっと肉くれ(笑)】
<定番の薄切りバラ肉がいかにも「サイコロ」という感じだね>
毎月29日の「にくの日」として、肉煮干中華そばにてお目にかかるお肉。少々ペラっぽいバラ肉ですが、この薄さが割と好きなんです。京都ラーメンとは大分ちがう味わいだが、薄肉をこんもり盛って食いたいという衝動に駆られます。もう少し欲しい気がするというのが本音かも。煮干醤油の味付けがやや強めに程よく染み込んでいて、酒より白飯に合うタイプ。それだけに、油そばには合っているかもしれません。次回は、肉増しでトライしたい。
<刻み海苔がない、それで良かったシンプル汁なし>
卵黄や味玉がないところが印象的だったが、思えば海苔も不在でありました。ただ、この全体感ならこれも正解だったかと思えます。ツルツルに高速な麺と、きりっとした煮干醤油感をダイレクトに味わいたいから、海苔の風味はともかく、貼り付き感は確かに邪魔だったかもと思える。この引き算により、700円を下回った価格提供なのだとしたら、ナイスな選択ですね。
総じまして、「帰宅時にふらっと立ち寄れる、サッポロ赤星と油そばの店」という感想。あまり重たくない麺に、しっかりしたコク深いラガービールという組み合わせが、妙に個人的にはしっくり来るかも。晩飯難民になる前にまたよらせていただきましょう。
それにしても、春からの仕事。やることは全然変わらないが、体制が変わると視点や考え方も変えないと行けなくなるのね。当たり前のことだけど、気がつかなかったわ・・・・。また一年が始まる。個人的には地味なスタートだが、やること多いぜ。なので詠います!
疲れては
ピークを超えて
遅い飯
我取り戻す
ラガーをあおりて
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2014.01> 肉煮干し中華そば
【スープ:やさしい煮干しに心が和む・・・・、苦みと酸味と甘みの競演の後に、豚鶏のあっさり感覚!】
<煮干しの苦味がふんわり!そして醤油ダレと結んで淡い酸味を思う>
それにしても、いつ来てもここの煮干し醤油のスープは、優しい感じがして実に良い感じであります。びしっとしている醤油の淡麗さとはまた違う清らかさがあるような・・・。でも煮干し!という素朴な感覚もにじみ出ていて、全体として崇高なまとまりになっておりますな。いやはや・・・これを、今回は特別価格で500円で頂けるとは、なんだか申し訳ない気持ちにもなります。ヘタな宣伝費用を使うより、効果的なイベントとも言えましょう。
さてスープのひと啜りでありますが、透明度にくらべてある程度しっかりと味わいが効いているという旨みが分かりやすいタイプ。煮干しは、はんなりとした苦みを最初に感じるのですが・・・どことなく動物系の甘味と、そして醤油だれのまろやかさの奥にある・・・・。醸造感ある酸味と上手く結合したようなフィーリング!醤油のフレーバーとまでは行かないものの、しっかりと醤油ダレの存在を感じさせる。そいういう分かりやすさが、醤油ラーメンには大切なエッセンスなのかもしれませぬ。
そして・・・なんとなくだが、香味油も上手く効いていると思わせます。どことなく鶏ガラのじんわりさを感じつつ、魚の香りを削がないような、アッサリ加減が絶妙な香味油!? 目で見て確認するまではできなかったのだけど、全体的なまとまりには役立っているかもと思えてなりらないです。
<甘みも放出する煮干し、そしてさっぱり感覚ある豚コクが押し上げ>
加えて、やはり「煮干し」と思わせるのは、「甘味」に他なりません。苦みが柔らかではんなりとした分、甘味もさらっとしていて実に嫌味がありません。ガッツリ感あったり、ニボニボっと濃厚なのも良いですが、こういう出汁を感じさせる煮干しもまたオツなものであります。私自身は、関西オリジナルな人種なので、関西の味付けが基本的に好きなのですが、このニボ感なら関西にもウケると思えるのですが、実際はどうだろうね~。結構、味の文化も行き交いあっている昨今ですから、意外にニボ!というもの全国区かもしれない。だけど、これはどこの地域でも定番という感じがする、煮干出汁とは言える感じがするのですがね・・・・・。
そんな柔らかい甘味ある煮干しですが、これを魚介一辺倒にしないのが豚コクの役割かと。食べるという意識には、やはり四足系のエキスも欲しくなるというもの。さっぱりと濁らさずに肉の旨みエキスを絞り出していると思いますよ。これは、あとからトッピングされたチャーシューのエキスからくるものかもしれませんが(笑)。
【麺:しなやかな物腰、きっぱりとしたスタイル・・・・、そんな中太ストレート!多加水麺!!】
<実にモチっとした表層に対し、くっしりとした中間層がナイス>
多加水の自家製麺。これがまた質実としていて良い印象を与えます。見た目から受けやすいモチモチ麺!というキャラクターが光り輝くので、それを見事に体現しております。噛みきる動作のスローモーション前半までは・・・。しかしです、その後半は、ややコマ送りかと思うのはオーバーにしても、そう感じさせる変化がある。何のこっちゃと言えば「くっしり」さがあとから如実に出てくると・・・妄想のように感じるのだが。
熟成も効いている、茹で加減の調整もあるのだと思うけど、全体的に粉の密度感あると感じさせる魅了さがあると思える。表面のモチっとした層、それに中間部のクシっとした層が、境目なく結合しあっていて、食っていてナチュラルなしなやかさを感じるような・・・奥歯のすり潰し感。思えば最近、この手の中太麺は、油そばでも遭遇しておらん。そうそう・・・油そばにして尚面白そうな麺と感じて、券売機を見てみるとそこには油そばのボタンがあり!つぎの訪問時は、油そばと決めた!
<中太麺のキッパリしたストレートさが、ツルツル感をアクセラレート>
さてその多加水麺ですが、全体的なしなやかさだけではありません。なんというか・・・すべりが全体的に楽しいと思います。しなやかさが、中太麺でより明確に舌触りやのど越しに影響を与えますし、またストレートさがまさにキッパリとしているので、全体的なスベリにシルエット感を残し、たんなるツルツル麺という型に押しはめたくない気分にさせてくれます。まさに、麺の形状が、スベリの感覚を活かしている。アクセルをきかせていると思える瞬間でございます。
【具:29日(にくの日)らしく・・・・麺顔覆う一面の薄切りチャーシューに酔う!】
<ペラペラさがむしろ好印象なバラ肉スライス>
ペラペラさが和む・・・・。これは、京都人なら何となく「ピン!」と来るでしょうね。でも、それとは違う楽しさがあります。焼き豚というより煮豚に近い感覚はあるのですが、関東ローム層を彷彿とさせる・・・脂/肉/油/肉/肉/肉・・・・といったキレイな層が、薄くペラペラになって、麺顔一面にペタペタと張り付けたような麺顔は和む! 周囲の香ばしい層ってのがほぼ印象にないほどだが、これは汁に沈めて、吸わせて、自身の油コラーゲンと共に、ちょぼちょぼ食うと非常にナイス! ミルフィーユ状にして食うより、一枚一枚有難味を味わうか・・・、麺に巻きつけるかなりして、一緒に食うのが一番うまい食べ方かもしれません。
<何気なあっさりさがまた旨しと思えるメンマ>
さて、肉の他には・・・・あまりないシンプルな麺顔。他に言及するならメンマしかないということ。しかし、特段なところないですが、不満もなく、なかなかおいしく頂かせていただきました。コリコリ感より、クニクニ・クニャリ・・・・(最後に)サクッ!というような歯応え。味は抑えめなアッサリ感覚。悪く言う人はおりますまい・・・・・。
総じまして、「これからクセになりそうな、29日!」と申せましょう!定期的イベントとしては、非常に顧客満足を考えておられると思いますよ!いやホンマに!!
日頃、何かと苦々しい思いを抱える、中年サラリーマンにはうってつけの一杯!ラーメン台もままならぬ・・・・ラーメン好きなお父さんなら、一度足を延ばしてみてはいかがかなと・・・・。なので詠います!
憎らしく
苦虫噛みつつ
過ごしても
この日は別さ
29肉食う日
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2012.06> 中華そば
【コレ食ったわけ:29日・・・肉の日!】
29日には、肉煮干し500円キャンペーンがあるにも関わらず、コレを食うアタクシは変態です。だって・・・・10時を回ってラーメン食える場所って限りがあるもん!毎回、同じローテーションじゃ、ちょっと辛いわ(笑)。それに・・・肉煮干しは、前回レビューしているので、今回はこのメニューで通しました。金曜の夜は、ファンキーなアタクシ!しかも、グルービーに中華そばをすすろう!・・・・・どうもビールの余韻がまだ残っているは・・・。
【スープ:とは言っても・・・・やっぱり肉煮干しニュアンスが伺える!】
やはり店には、「得意な味」というのがあるだろうし、系譜というのがあるのでしょうね。肉煮干しを先に食っているだけに、この一杯はその延長線か、また並列バージョンのように伺えたというのが本音。ま、最初味わっての感覚から説明すると・・・・、
「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「うっすらと煮干しの苦みがやわらかく感じる・・・・ってのが、関西DNAのアタクシにとっては新鮮!」
1)旨味:肉煮干由来のしたたかな豚コクと柔らかい煮干しが分かりやすい
肉煮干しでならした店ですからね〜、一時ラーメン本で肉煮干しがフォーカスされた時期は、頻繁に紹介されたという記憶があります。なので、中華そばという定番にずらしてみたものの・・・やはり先入観というのは完全には拭えませんな。されど、その特徴をよく押さえ良く出来たスープ感と言えましょう。
まず柔らかい醤油ブラウンがクリアー・・・とは言え、しっかりと豚コクの肉甘みが広がります。このあたり、丁寧なスープ作りを感じさせますので評価があがりますね〜。そして、緩やかな煮干しの香りと甘み・・・・。表面の脂の層がやや黄色っぽっくも感じまして、やや煮干し感も漂います。それに、店内の照明が反射するスープ面のギラツキが・・・・どことなく煮干しの風合いを連想させます・・・。実に、肉味と煮干し風味が分かりやすいスープゆえ、それだけにアピール度合いがするどい!そして、雑味も少ないゆえに旨し!とこの時点で合格ですわな!
2)塩気・甘味:煮干しは甘辛く・・・複雑のようで、シンプルメソッド!
日本人趣向の特徴・・・・甘辛い・・・・というのを上手に上品にとらえてますかな? 昔、シンガポールから日本に出張してきた社員が週末日本滞在で暇してたから、新宿へ連れ出しお好み焼きをたべさせたが・・・ソースの甘辛が気に入らんと言われた記憶が蘇る。
例えば、このスープの煮干し感。明らかに塩気を放ち塩旨味を肉厚にしているのですが、この煮干しは一方で甘みも醸し出しているわけでして、甘いと辛いの相乗効果。このコンプレックスモードが日本人の内面の複雑さを現しているかのようでして、アタクシなどは何のためらいもなく受け入れられる・・・・旨しという言葉と共に。しかし、甘いのか辛いのかハッキリせい!という趣向性もあるわけでして、塩気の中に甘みを感じるなどと表現する輩は、アタクシをはじめとする日本人しかおらへんやろなと思います。まさに、海外モードではコンプレックスメソッドかもしれんが・・・・、我々日本人にとっては、この味わいはシンプルメソッドでっせ!
3)香り他:醤油カエシの後味・・・柔らかく酸味!
また醤油が・・・ええね!白醤油かな・・・・実に淡い色合いなれど、しっかりとした塩味を実は醸し出します。それがまたクチにいれると、しっかり感じる一方で・・・・、後口に酸味を微かに覚える・・・。発酵成分の余韻なのかは一切不明なれど、この醤油の振る舞いは日本人としては喜びを感じるのです。決して醤油で有名な店ではないのですが、フェチなアタクシなりの解釈!
【麺: 太くてやさしい麺!って気持ちから楽しくなりますわ!】
リフトした時点で・・・・あ♡、煮干し系という男性的に反して・・・なんと女性的なやさしさよ・・・と思いますやん。やっぱええわぁ・・・。
「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「ふくよかで・・・もちもちしとるところが、健康的で女性的!と感じる!」
1)風貌:見るからにゆったりとした中太ストレート
リフトした瞬間・・・・この時点で「もっちり」としたニュアンスを感じさせます。写真以上に太く感じるストレート麺!割とエッジにハリを感じる風貌なので、流れるラインがハッキリとでます。やや薄き色っぽいのも実に旨そうに感じさせます。あ・・・中加水系の中でも、割と加水が多めな感じがこの時点から読み取れます。
2)感覚:固め好きでも唸らせる・・・完璧な弾力!食ってて旨く・・・面白く
思った通りの「モチモチ」麺ですがな!アタクシ・・・ハッキリ言って九州ラーメンでは、バリ固かハリガネで通すクチですから、基本的には固めが好き!低加水が好き!そんなアタクシが、こういう弾力麺だったら、宗旨替えしてもええんとちゃう?と思えるほど、実に上品な弾み方をするのです。過ぎない弾力と、麺自体の旨味、小麦の余韻を失わない自制心があるようで、遊びの中にも緊張感を覚えますな・・・。
前歯でほどなくプツリプツリと小気味好く千切れ、奥歯のすり潰し前の所作は、クンにり!と一瞬だけ覚えて、パツンと弾ける千切れ潰れ感・・・・。あとは、ただ品の良いモチモチ感を楽しむのみですわ!
3)スベリ他:中太麺が布団の端っこの感覚のように、愛しくスベル
きめ細かいのでスベリがいい系統です。手打ちうどんのような・・・・光沢ありながらヌメリないのに貼り付き感を覚える地肌ですな〜。それがするりと滑ると・・・・柔らかい布団の端っこを甘噛みしていた子供のころのような・・・不思議な感覚を覚えます。例えるのも下手だが・・・どくとくなスベリの余韻が楽しいのであります。
【具:ここだけは・・・肉煮干し定番なのね・・・】
1)チャーシュー(定番肉煮干し用)
この整列したお姿。三枚肉が三枚ならんでおられます。薄味なので、スープから良い影響を受けやすい性格ですね・・・。ガッツリとくるタイプではないので、一部の方には申し訳ないですが、なかなか質実さを感じる肉三昧なのであります。
2)メンマ(サッパリ感覚)
浅い漬け込み。さっぱりクニャリとした歯ごたえ。しかしそれでいて安っぽいか?と言われれば「否」と答えましょう。このメンマと辣油とちょっとした肉味噌かラー油をかけられるのなら、飯何杯でも食えましょう!
総じまして、久しぶりの中野で一杯!てな感じで感謝!でもね・・・・やはり、中野でも11時前後の一杯は、そうそうなくて・・・・ちょっとしんどかったな・・・。そういう中では、このお店は非常に内容的にも嬉しい限り。多分また来ます、近いうちに・・・。次回は、油そばだろうけど(笑)。ちょっとたまには中野でもと思って焦って食ったという夜でした。なので詠います!
焦る下車
中央特快
中野駅
立ち飲みついで
ふらっと一杯
お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした!
<2011.10> 肉煮干し中華そば
【なぜか気になる今年の傾向・・・「肉煮干し」】
東京に移り住んでまだ日が浅いですが、とても気になるテーマがあるんです。「肉煮干し」とか「背脂煮干し」とか・・・。なんやと!煮干しやったら「玉五郎」やろ!とここ関東で突っ込んでもだれもフォローしてくれないので寂しい・・・。せやけど、煮干しのバリエーションの豊かさには、ちょっと東京に来て目移りするのは確かなこと。ほな・・・いっちょ行ったろかと思いついたのは、こちら「さいころ」さんです。理由は・・・・・「通勤定期が使える」から。お財布の具合が秋を通り過ぎてもう初冬にさしかかってまってますんで。ほいでもって、普段なら大盛り食って死にたいところですが、普通盛りでお願いすることとします。店の看板メニュー「肉煮干し中華そば」にダイブです。
【ちょうどエエ濃さでんな!いやいや・・・・計算でっか?】
他先輩レビュアーさんの写真やらコメント見てたら・・・・ちょっとヘビーか?とも思えて先入観あったのですが、割と小ぶりな丼で少々肩すかし。しかし、メタボを気にするオッサンには丁度ええわと前のめり解釈ですわ。それにしても肉肉しいところが、また憎憎しいじゃない? アタクシの好きなバラ肉ばっかりでんがな!少々小ぶりなピースですが、これだけ賑わえば満足感ありありですよね!肉はあとで存分に味わうとして・・・・早速スープの海に、レンゲを沈めて、静かにサルベージするのであります・・・・
「うほ!濃いと見せかけさっぱり!さっぱりと思わせてやっぱり味わい深いやん!」
見た目やや透明系が支配しますので、さっぱり系かと思わせといてしっかりニボの味わいと香りがそれなりに来るのが印象的です。ニボの傾向はというと、旨塩味系!苦み系もやや感じますがそう主張することもありません。なら甘い系かと思いきや、しっかりとした塩味が印象的です。醤油カエシ由来の塩味というより、煮干し成分が集まった塩味という感じがいたしますね・・・・。しかし、普通以上に旨コクと感じるのは、やや動物系のコクが合わさっているからでは?と勝手な推察をしたくなります。豚チャーシューみられる脂が上手に溶けているというか、豚系コクがそれとなくバランスよく配合されているようなコク味で、ニボが濃いわりにはさっぱりと感じるのは、この豚が味の角を丸めているかのごときです。いや待てよ・・・・鶏ガラ清湯??まぁクリアな動物系としてお考えを・・・。いやはや・・・ただでさえ小さい丼なんやけど、スープばかり減るのは、スープのみのレンゲリフト回数が多い証拠・・・。最後に、ゴクゴクと飲み干す分を意識して残さんと、そのまま行ってしまいそうな旨さともうせましょう。食傷気味だったんだけど、完飲したからな・・・。これは、さすがでしょう!
※味のグラデーション:煮干し塩コク>煮干し苦>豚コク>カエシ>鶏ガラ???等その他
【太麺でもどんどんとするする食えてしまう!クチクチスパスパ麺が素敵!】
意外と時間がかかるのは、麺が太いからでしょうね。ラーメンとしては、中太な部類に入る食欲そそる系です。箸でリフトした瞬間、あれ・・・・柔系?と思わせておきながら、実は、クチクチと奥歯で潰し楽しい麺です。それでいて、前歯でスパスパと切れる感覚も楽しく、クチクチスパスパ麺なのです(なんのこっちゃ)。表面の滑りが多い部類で、文字通りするする、つるつると食えてしまう高速麺。咀嚼するタイミングを逃しそうで、喉の奥へと消えて行きます。麺の潰しがあまり聞いているとは思えない部類ですが、やや正方形に近い角麺が少し横に膨れた感じがまた・・・旨そうに見えますね。
「これ・・・どこかで似たような麺あったよな・・・・」
食しながら、ずっと考えていました。大阪・寺田町まるとらの麺か?いやいや、エエ加減なことを言うとまるとらの小川店主に怒られそうなので、ここはうやむやということにしときましょう・・・。
※麺の感覚:すべりがいい、加水中〜多? 最初スパスパと前歯で切り、クチクチと奥歯でたのしめる。健康的な淡い黄色
※麺の形状:切り口が正方形からやや横にふくらんだ感じ。中太ストレート麺
【リーズナブルな肉の量ですね!】
東京でチャーシューメンを食おうとなれば、900円してもおかしくないところですが、730円でこのボリュームやったらこれは、リーズナブルといえまっしゃろ! 小ぶりと言いましたが、適当な大きさが6枚程度もありますんで、巷ではチャーシューメンと言い張ってよし!な分量です。また、薄味でバラ肉系なのが、スープによく合っていてベスト!柔らかさなどは言うまでもないですわな。メンマは薄くありますが、もさっと多めなのでこれまた許容範囲!あとナルト・ネギなどでザッツ・オール・キャスト!この丼のサイズなら、これでOKですな。味玉あってもいいかと思えど、「肉煮干し」というテーマ通りの一杯を食いたかったのだから、これで満足と申せましょう。
※具のおさらい:チャーシュー(薄味バラ肉6枚)、メンマ(小ぶり山状)、ネギ(ちょこっと)、ナルト
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総じまして、なかなかおしゃれで、それでいてハコも2階も使えそうなほど広めで、実力同様、ハコもなかなか!しかもお若い二人のスタフ体制で、最近の若い人ってすごいなと思えるのです。元は別の名称で頑張っておられたような情報ですが、当時から人気もそれなりにあったんでしょうね。東京の中央線で快速が止まる駅から3分程度あるけばこういう店でさくっと食える。やはり競争すげーな・・・・といまさら感じますわ。大阪で言うと福島駅界隈がゴロゴロと・・・という感じか?まずは、中央沿線からじんわりとせめますか、今年一杯は・・・・。ということで満足な一日の締めくくりでございました。なので、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
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麺屋 さくら井(三鷹 / ラーメン)
店名 |
掲載保留
肉煮干し中華そば さいころ 中野本店
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、つけ麺、油そば・まぜそば |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線「中野」駅(南口)から徒歩4分 中野駅から297m |
営業時間 |
|
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
15席 (1F:カウンター11席 テーブル4席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可(乳児可) |
オープン日 |
2011年9月7日 |
備考 |
・方南町「地雷原」が現在地に移転、リニューアルオープン。 |
初投稿者 |
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<2021.01> 肉煮干中華そば+肉まし
数年前から凪グループに鞍替えとなったこちら「さいころ」さん。毎月29日に「肉(29)の日」として、肉煮干し中華そばをワンコイン500円でご提供。このサービスだけは例え資本が変わっても継続とは素晴らしい!。昨年末、食い逃したので今年こそはと考えていたのですが、たまには正価格で食ってみようとやって参りました。シンプルに食いたかったのもありますが、過去レビューを覗くと、ワンコインばかり食ってるのが申し訳なくてね・・・これじゃたかりだよね。
<全体> 少しくっきりした風貌に変化?スープもメンマも醤油感が微妙にアップした??
おおお!久しぶりなのもあってか・・・今回は素朴さの上にキリリとした深みというか迫力があるようなイメージ!。肉の迫力は相応にあるんだがむしろ放射線上に整ってて美しさすら思える。何が深みかというとうやはりスープ?。醤油感が微妙にアップしたのだろうか?。いやそれだけじゃない!やはり中央にデデン!と存在するメンマの深さが印象的!。やはり系列か変わると微妙に麺顔も変化するものなの?それとも錯覚なのか・・・。
<スープ> 見た目以上に煮干しが効いた風合い!醤油もカエシがキリリ!淡い酸味にニボ感が鋭いエッジング!
まずスープ!。味以外の情報で振り回されてしまってるかもだが、やっぱり前回同様、以前よりは少しばかり煮干し感覚が効き目なのでは?と感じます。凪系列になっただけの先入観とでも、言い切れない微妙な変化ありと思うのだけど・・・。そして、誉めると以前のをディスるように受け止められそうで言いづらいんだが、煮干しのやさしさにクッキリ感が合わさって、実に気持ち良いニボ感と思います。
そして醤油も少し風合いが増したような感覚?。カエシの感覚が実にキリリとしている?。穏やかではあるがハッキリと塩気を感じさせるところが、煮干しの旨さも引き出していると思われ、カエシと煮干しのバランスもいい感じです。更に醤油には淡い酸味も後味に感じるほどで、これが実に印象的。ちょっとクセになりそう。
煮干し感と塩気が微妙にアップしたところを受け止めるのがベースにある動物系のエキス感です。豚の穏やかで芳醇な煮出しをしっかりと感じます。微妙にオイリーにも感じるほどで、そのオイル感覚が煮干しのニボ感としっかりと結びついているような感覚。ハッキリ言うと旨くなってる!。
<麺> ツルツル滑り!プリプリモチモチ歯応え!食うだけで明るい気持ちな多加水中太麺!出汁やメンマや豚肉と絡めまくって食らう楽しさ!
これは実にイメージしやすい中太多加水ストレート麺。御馴染みの風合いです。密度感が低めでモチモチ歯応えが文字通りな感覚で、食っているだけで気持ち明るくさせる逸品です。地肌はツルツルですから、中太とは言えズボボボボボボーーーーっとライトに啜り切れるタイプ。前歯でプツプツ、奥歯でモチモチクチクチと噛み潰すと、既に出汁と一体化した旨味が炸裂!。唾液が追加で溢れまくりです。
出汁だけじゃなく、薬味はもちろん、メンマやチャーシューとも絡めて食らうことオススメ!。単調でなく飽きずに楽しめますが、柔らかい別の食感と絡むとか、醤油や肉味の別の風合いが足されると旨さ倍増。
<チャーシュー> 赤身しっとり脂身トロトロ!優しく醤油出汁が染入る豚バラ肉!これでもか!と肉敷詰めが見事!
今回は+100円で肉増しにしてみました。肉煮干だけでも肉迫力ありそうですが、更に追加なので「肉々煮干」ってなイメージかしらん!。15枚までカウントしながら食らいましたが、後は忘れました(汗)。写真では分かりにくいですが、肉が2周してると考えてくださいまし。
王道の煮豚タイプ!。ばら肉を存分に使いまくりです。脂身の皮に近い部分も少し含まれており、そこには醤油が効いたタレが深く浸透する脂身が褐色に光ってます。噛み潰すと脂が溶けるように広がり甘さを醸し出す一方、醤油のキリリとした塩気と合体して甘辛くて旨し!。
赤身は脂身の旨さも浸透してますが、スープの方もスポンジのように吸いまくっており、脂身+本来の肉味+スープの旨味・・・それらが一体化!。崩れるほどの和らかい肉ですが、そこは潰し噛み締めて旨し!です。それにしても・・・食っても食っても肉肉肉!最後の麺を啜りあげる直前まで肉と遊べたのは、実に楽しかった!。
<メンマ> 醤油出汁がしっかり浸透した漆黒メンマ!醤油の風味高く柔らかい歯切れと味わい!
あれ!こんなメンマだったっけか?。形じゃなくて色。醤油が深く浸透した漆黒のメンマでございます。関西オリジンの私は、就職で上京してから知ったメンマの色合いなので、割と漆黒メンマは覚えているはずなんだが・・・既に老化が始まっているのか(汗)。
ハッキリ言って旨い!。前のより好きで知っていたならメンマご飯を追加したいところです。醤油の出汁が確かに深く染みこんでいる。そして香りがいかにも醤油なんだが、塩気少なくてあっさり。出汁の甘味すら感じるところで、香りはやっぱり醤油感を伝えてる。酒にも合うが、白飯と食らうと進みそう!。メンマ追加でもいい感じ!。次回は、肉増し!メンマ増し!で決定!。
総じまして「もはや王道なるプレゼンス!?中野の定番!極上肉煮干し!!」と言う感動!。もはや知ってる味わいと油断した感じですが、実に新鮮な感覚でまた楽しめました!。煮干だけじゃなく醤油感も深く楽しめる一杯!。素朴な肉そば感覚でも楽しめる逸品かと!。中野で迷ったなら旨さ定番!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
冬晴れの
青さ突抜け
染入りて
醤油突抜け
煮干染入る
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!