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中野駅北口・新仲見世、「長寿庵」。【6th】
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外観。
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京夏終空
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
閉店
長寿庵
|
|---|---|
| ジャンル | 天ぷら、うなぎ、麺類 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
ＪＲ中央線、東京メトロ東西線【中野駅】北口 徒歩５分 中野駅から339m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥1,000～￥1,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 席数 |
24席 （テーブル24席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近くの有料駐車場：中野ブロードウェイ35台収容、ほか |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、スポーツ観戦可 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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約30年ぶりに訪問した長寿庵。
前回訪問は、よく覚えていないぐらい以前のコトである。
正式に東京に住み始めたのは昭和63年だが、その前の昭和59年あたりから、京都から東京遠征する際の一時滞在先として荻窪におんぼろアパートを借りていたからだ。
この中野の新仲見世も昔の面影は無い。
八百屋はまだ最近まであったようだし、果物屋や時計屋もあったハズである。
お店のお母さんと話をしたが、30年前が、お互いよく思い出せないでいる…。
この店、店舗登録ではわかりづらいが「そば」「うどん」は無い長寿庵である。
麺類は「きしめん」のみ。それも、夏場は「ざるきしめん」の一品のみである。
お店の中のつくりもよく思い出せない。
今は、テーブル席が整然と並んでいる。
ただ、全体が昭和そのままで、趣深い。別に何があるわけでもない。
空間、いや、空気感が昭和なのだ。
―― お父さん、長いね。何年やっているの？
―― もう70年ぐらい。
開店記念の長寿庵のプレートには、三田長寿庵・鶴見長寿庵・井土ヶ谷長寿庵・光林寺長寿庵などからの寄せ書きがある。
―― 今は、ほとんど無くなっちゃったんだがね…。この店も…。
「カツ丼(並)」(750円) ―― 並のカツ丼に相応しい薄めの肉のカツのカツ丼。キチンと下味をつけて揚げ立てを卵でとじてある。卵は、半生っぽい部分とシッカリ火の通った部分に分かれている感じだった。七味をふりふり食べる。イイ感じだ。
「ざるきしめん」(700円) ―― 「ざる」というのだから、海苔がまぶされている。なかなか美味しいきしめん。つゆも、豊潤なカツオ出汁がよく効いている。濃いめの醤油だが、きしめんにはコレぐらいがちょうどイイかも知れない。
ごちそうさまでした。
―― 息子がいなくて…。
無責任に、「オヤジさん、いつまでも頑張って」などとは言えない。
―― また、来るね。
ソレが、僕にとっての、精一杯の挨拶。
（文責：京夏終空、2017.9.9）
（※写真は、後日掲載。）