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【0021-5】第3回「豚一頭・内臓たべちゃうコース」開催
【0021-4】第2回「豚一頭・内臓たべちゃうコース」開催
913文字★
01.ガツミミ(串焼き)
02.黒ガツ(串焼き)
03.フワとキクアブラとラディッシュの赤と白の芽のサラダ
04.チレ(串焼き)
05.レバー
06.シキン(串焼き)
07.ノドブエ(串焼き)
08.テッポウブルーチーズ
09.焼きナンコツの松前漬け
10.白ガツとネギの新芽
11.タンカルビのグリル バナナ コリアンダー モレソース
12.特上タン カラスミ(ボッタルガ)乗せ
13.モチアブラのグリル カカオニブ フェンネル
14.タン 菊芋のソース
15.カシラのグリル
16.コブクロのチャンジャ和え
17.コブクロ(串焼き)
18.ハツ鮟肝
19.ラッパ(串焼き)
20.ハラミ雲丹
21.サガリ酒盗和え
22.ハツモト(串焼き)
23.サオのグリル
24.ブレンズ天ぷら
25.テッチロ(串焼き)
26.特上シロ(串焼き)
27.レバーパテ
28.パーラー江古田のバゲット
29.コメカミ鱒子イクラ
30.頬肉アボカドマスカルポーネ
前回とは全く違うメンバーを14人集めて、またしても「豚一頭・内臓たべちゃうコース」を開催。
豚一頭から1個しか取れないような希少部位もあるのでメニュー全てを味わえることは無いのですが、
内臓だけを主体に30種類もの料理を繰り出してくるのは圧巻でした。
前回同様にまずは「見せモツ」からスタート。
モツが苦手な人には残虐グロテスクな場面にしか見えないかも知れませんが、
脳味噌から女性器(この日は雌豚のようです)まで臓器を詳細に解説。
サオ(男性器)も何本か手に入ったようで、特別にコースに加えて貰っていました。
焼き師としてのスキルが高い隊長(店主)が最高級の炭で焼き上げる串焼きはもちろん、
テッポウにブルーチーズ、タンカルビにバナナ、ハツにアンキモ、ハラミにウニ、
サガリに酒盗を合わせるなど、創作モツ料理の美味しさにも新たな発見があります。
ナンコツを松前漬けと合わせたり、コブクロをチャンジャと合わせるのも目から鱗。
最後の頬肉に合わせたディップは「アボカドとマスカルポーネ」とのことで、
このディップは汎用性が高そうなので自炊で再現してみたくなりました。
【0021-3】豚一頭・内臓たべちゃうコース
1,725文字★
リニューアルオープン後に新設された「豚一頭・内臓たべちゃうコース(36,000円+税)」を予約。
ブルーチーズでもパクチーでも脳味噌でも何でも召し上がる10人を集めて挑みました。
結論から申し上げるとモツラー(モツを愛する人)には垂涎の弩級のコース。
「見せ肉」ならぬ「見せモツ」による部位説明からスタート。
舌から食道、心臓、横隔膜まで繋がっている豚一頭分の内臓なんて初めて見ました。
一頭分の巨大なレバー、意外と小さい脳味噌。
開いた形が確かに鉄砲に見えるテッポウ(直腸)、茹でた形が菊のように見えるキクアブラ(腸の脂)。
料理が出てくる前からテンション上がります。
この日の豚一頭・内臓たべちゃうコース(36,000円)の内容は以下の通り。
01.頬肉のタルタル シリアル アボカド オレンジ パクチー ミント 春菊の新芽
02.モチアブラのグリル カカオニブ パクチー エンダイブ
03.タンとタンを支える筋肉のグリル ノーザンルビーのマッシュポテト マリーゴールド
04.テッポウ 岡山ヤギのチーズ ナスタチウム
05.横隔膜(ハラミとサガリ)のウニ和え 山葵 海苔で巻いて
06.闇盛り
07.網脂を巻いたハツのグリル(網ハツ) ハツやタンなどの挽き肉
08.ガツとナンプレニンジンとセロリの煮込み
09.瓶にドッサリ刺さったパクチー
10.パーラー江古田のバゲット
11.レバーパテ クリームチーズ 柿
12.レバーパテ クリームチーズ 無花果
13.カシラサラダ
14.串焼き(産道、コブクロ、コメカルビ)
15.ブレンズの天ぷら
16.キクアブラの塊ごとグリル
17.串焼き(網レバー、フワ、チレ、ノドブエ)
18.モツハンバーグ
19.串焼き(ナンコツ)
通算で3回目か4回目の開催という「豚一頭・内臓たべちゃうコース」。
お客さんのリクエスト次第で創作料理を多くしたり串焼きを多くしたりと内容が変わるようです。
今回はお洒落な創作モツ料理が多くて、モツ焼き屋というよりモツビストロという印象。
1品目のタルタルからオシャンティーな味わい。
オレンジの甘酸っぱさ、ミントの鮮烈な香りが、レアーに火を入れた豚の頬肉に合います。
モチアブラのグリルはタレだけでなくグレープフルーツと花を練り込んだ塩でも味付け。
タンのグリルの下にはピンクのマッシュポテトが敷かれていたのですが、
これはノーザンルビーという赤いジャガイモを使っているからピンクなのだそうです。
タンが最上位に美味しいのはもちろん、野菜まで美味しくて抜かりなし。
テッポウとチーズの組み合わせは相変わらず赤ワインと鬼のように合います。
本日のキラリと光った逸品は横隔膜(ハラミとサガリ)のウニ和え。
豚の横隔膜って和牛の横隔膜に比べると脂ノリは少なくてサシも入らないのですが、
濃厚なウニを和えることで淡泊ながら鮮烈な旨味を持つ豚の横隔膜を引き立てていました。
山葵も本物をおろしているようです。
クタクタになるまで煮込まれたガツの煮込みには瓶にドッサリ刺さったパクチー、
パーラー江古田(食べログ3.79)のバゲットを合わせます。
バゲットとパクチーは次に登場したレバーパテにも最高の相性の良さ。
ペースト状にはなっておらずボロボロと崩れるレバーパテですが、
レバー特有の臭みやレバー特有のボソボソ感が一切無くて超ハイレベルな美味しさ。
餅は餅屋、モツはモツ屋、最上位のモツを扱える同店ならではのレバーパテ。
あまりのボリュームに串焼きが出てくる頃にはお腹がいっぱいになってしまったことが悔やまれますが、
塊ごと焼き上げたキクアブラ、モツで作ったハンバーグなど同店でしか見たことのないモツ料理に舌鼓。
ブレンズの天ぷらもトラフグの白子の天ぷらでも勝てるのかと思うほど濃厚クリーミーで旨味強烈。
3時間半~4時間ぐらいの長丁場でしたが弩級のモツ体験にテンション上がりっぱなしでした。
モツにしては高級なお支払いとなってしまうのですが、このモツ料理は唯一無二。
内臓が好きな人には一度はお試し頂きたい夢のようなコース内容でした。
【0021-2】2017年8月17日リニューアルオープン!
2,777文字★
久遠本店があった場所は居抜きで楽多という居酒屋になり、隊長は久遠の空を再開させました。
1人で全てを切り盛りしているということで制限も色々とあるようですが、
本店のときより厨房が広くなって隊長の創作モツ料理が更にパワーアップしているような印象。
店内は厨房を囲むL字カウンターに10席、4人用テーブルと8人用テーブル(最大28席ぐらい)。
マンチカンのむーにゃんとフクロウの福ちゃん(いずれも1歳)もいます。
焼き台の火力は備長炭の炭火。
飲み物は柿とカシスのカクテルからスタートして国産ワインのボトルを2本空けていました。
1.アルプス 信州無添加樽熟 赤 720ml
2.アルプス MdV 松本平ブラッククイーン 2015 赤 720ml
料理は久遠隊長に委ねたコース5品(3,200円)、豚内臓6種焼きコース(1,500円)など隊長おまかせで。
黒板メニューには「豚一頭・内臓たべちゃうコース(36,000円)」もあって気になります。
いつか人数を集めて予約してみたいものです。
この日食べた料理は以下の通り。
【久遠隊長に委ねたコース5品(3,200円)】
1.名残りの冬瓜とコメカミの煮込み
2.ノドガシラ カシラ モチアブラ カカオニブ 2種類のタイバジル
3.タンモト タンカルビ あけび パープルコールラビ グリーンカリフラワー セルバチコ花
4.テッポウ 二世古ブルーチーズ空 テッチロ 岡山ヤギのフロマージュ ホエージャム
5.豚のレバーパテ 北海道ヤギと牛のチーズ アボカド パクチー オレンジ サンドイッチ
【豚内臓焼き】
1.チレ、2.網ハツ、3.ハツモト、4.網レバ、5.モチアブラとサガリを交互に刺した串、
6.テッチロのモチアブラ包み、7.網脂、8.横隔膜、9.テッポウ、10.タンカルビとろろ、11.コメカルビ
野菜焼き(トランペットズッキーニ、紫大根、アイコトマト、椎茸)
まず最初に登場した冬瓜とコメカミの煮込みから鮮烈な美味しさ。
スープは野菜のブロードをベースに隠し味として醤油を使っているだけとのことでしたが、
澄んだ味わいがフレッシュなコメカミを昇華させて素晴らしいスープ料理に。
名残りの冬瓜は皮の食感が少し障りましたが、隊長の創作モツ料理は本店のときよりキレています。
2品目は豚モツを塊で仕入れている同店ならではの豚の頭の料理。
ノドガシラ、カシラ、モチアブラ(これらは繋がっています)をグリルして、
(カカオ豆を砕いた)カカオニブ、2種類のタイバジルを散らして、ピンクグレープフルーツ塩で味付け。
素材となっている豚の頭がそもそも良質ということもありますが、火入れと味付けで更に昇華。
カカオの苦味や甘い風味、バジルの香りが豚の頭肉とマッチしていました。
美味しさだけなら高級イタリアンでメインを張れるレベルでしょう。
3品目のタンモトとタンカルビは「あけび」の種入り果肉と合わせて登場。
あけびは種を噛むと苦味が強いので良し悪しあるのですがタンのクオリティの高さは流石。
パープルコールラビ、グリーンカリフラワーといった珍しい野菜も非凡な美味しさ。
4品目は豚の腸の中でも直腸に近い部位をチーズと合わせていました。
同店では普通のモツ焼き屋の所謂シロの部分は仕入れず直腸に近い美味しい部分だけを使用。
かつて本店でも食べたテッポウとブルーチーズの組み合わせですが、
久遠の空の広い厨房が隊長の実力を如何なく発揮させるのか前回より美味しい。
なお北海道ニセコの空というブルーチーズは高級フレンチ「レフェルヴェソンス」でも扱うブランド品。
レフェルヴェソンスでは希少な今帰仁アグーのロースやカブリと合わせてメイン料理にしていましたが、
モツラーであればこのテッポウとチーズの組み合わせはレフェルヴェソンスに匹敵する美味しさ。
レフェルヴェソンスの今帰仁アグーも4.5級に美味しい超絶な料理だったのですが、
最高クラスに美味しいモツは高級フレンチのメインを張れるレベルの美味しさなのです。
5品目は〆のサンドイッチ。
久遠ならではの超ハイレベルな豚レバパテに山羊と牛のチーズ、アボカド、パクチーなどを、
パーラー江古田で購入したというナッツ入りのパンで挟んでバインミー風のサンドイッチに。
国産ポルチーニ茸を漬け込んだポルニーチオイルやポルチーニ塩で味と香りも付けています。
食べログで3.79と高い評価を受けるだけあってパーラー江古田のパンが素晴らしく美味しいですし、
挟んだ具材もパンと相乗効果を生み出していてマリアージュ。
モツのお店でここまで美味しいサンドイッチに出会うとは衝撃でした。
SATOブリアン(阿佐ヶ谷)のブリカツサンド以来の衝撃。
そして創作モツ料理のコースの後はレビューに書けない裏メニューや串焼きを堪能。
5.0満点を超えるレベルで超感動級に美味しかったのが「網レバ」と「テッチロのモチアブラ包み」。
どちらも網脂、モチアブラ(カシラアブラ)と脂が加わっているのが濃厚嗜好の筆者らしいところですが、
これらの組み合わせで誕生した美味しさは食べログ4.50を超える何万円もする高級店でも出会えない味。
大振りにカットされたレバーは大人のチョコレートとでも表現したくなる甘みと濃厚さがあって臭み無縁。
そこに網脂の旨味とジューシーさとコッテリ感が加わって完全無欠な美味しさ(おかわりしました)。
モチアブラを巻いたテッチロ(テッポウより直腸に近い部位)は、
コリコリしたモチアブラの食感と脂ならではの旨味が、テッチロのフワッとした食感にプラス作用。
組み合わせの妙味が生み出すモツの新しい食感と味わいに感銘を受けました。
高級フレンチでも色々な食材を組み合わせて新しい味を生み出しますが、
モツラーの筆者には豚モツに特化して新しい味を創作する同店がピッタリ合うのでしょうか。
3万円の高級フレンチでも味わえなかった感動がここにあります。
隊長のキャリアは割烹からスタートして、洋食、串焼き、天ぷら、バーなど多岐に渡るそう。
色々なジャンルで経験したからこその創作モツ料理でもあるのでしょうか。
天ぷらでの修業経験もあるとのことで、ブレンズの天ぷらもいつか食べてみたいところ。
本店で食べた前回に続いて1万円を軽く超えてしまいましたが、
料理の美味しさだけであればおまかせ5万円近い某店や某店を上回るので決して高いとは思いません。
モツ焼き屋の平均客単価を基準にすると割高にも思える面は否めないのですが、
この味を理解出来るモツラーな人々には唯一無二の桃源郷。
評価上方修正4.5→4.8
【0021】モツレストランで国産ワインを
3,687文字★
閉店しました。評価「4.5」→評価「無し」へと変更。
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高い評価の理由はレストランの雰囲気でモツを楽しめること。
赤提灯に抵抗のある人でも連れて行けるのがありがたいお店です。
下町のモツ焼き屋に通い慣れている人は姉妹店の久遠ゼロのほうが良いかも知れません。
味は同じでも久遠ゼロのほうが安いです(久遠の空にはないホッピーもあります)。
このお店の値段には雰囲気料も入っていると思います。
モツ焼きを肴に国産ワインを楽しめるのも個人的には好きなところです。
モツ焼きのレベルが高く、かつワインメニューも豊富というお店は希少だと思います。
フレンチやイタリアンではモツ料理が市民権を得ているように、モツとワインは合います。
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中野といえば「久遠」という二文字が脳裏に浮かびます。
中野駅周辺には久遠ゼロ、そして久遠の空という、
モツ焼きの名店が2店舗存在するからです。
2011年11月には秋葉原にも串焼きバルKUWONを出店して、
その勢力を拡大している「久遠」ブランド(秋葉原は2012年8月で閉店)。
ここ久遠の空はその中でも国産ワインにこだわりを持ち、
モツ焼き屋とは一線を画したレストランの雰囲気が売りのお店と言えるでしょう。
かつては「肉刺専門店」としてモツ刺しも売りでしたが、
えびす事件余波により昨夏以降は刺身をメニューから削除しています。
このお店の刺身はレベルが高かったので非常に残念。
とはいえ美味しいモツと国産ワインで、現在も魅力たっぷりのお店なのです。
お店の立地はJR中央線・東京メトロ東西線の中野駅から徒歩10分ぐらい。
中野駅南口を出て右に曲がり、高円寺駅方面に線路沿いを直進。
ひたすら線路沿いを歩き、左手に四谷大塚4号館が見えたら、
その先にあるコインパーキングを横切ればお店が見えてきます。
駅からは少し歩くものの、歩く価値のあるお店と思います。
入店、店内はお洒落なレストランの雰囲気。
焼き場を囲むL字のカウンター10席と、テーブル席が配置されています。
この雰囲気ならデート利用もOKでしょう。
下町のモツ焼き屋は独特の雰囲気を醸し出すので人間を選びますが、
ここ久遠の空は誰にでも紹介できるモツ焼きの名店と言えるでしょう。
モツ焼き初心者の入門にも使えるお店だと思います。
大山鶏の焼鳥もメニューにあるので豚モツがダメでもフォローできます。
まずはドリンクオーダーですが、ドリンクメニューのうち8割は国産ワイン。
赤、白、ロゼと全て日本のワインというこだわりよう。
生ビールや「越乃影虎」といった銘酒もメニューにはありますが、
折角なので国産ワインからオーダー。
最初は山形の白ワイン蔵王スター(3,700円)をボトルで。
料理はアヴォカドの塩辛(480円)、酒盗のマスカルポーネチーズ和え(580円)、
レバーパテ(500円)と注文。
モツ焼きのお店とは思えないオーダーばかりとなってしまいました。
さて蔵王スター、少し辛口の白ワイン。
ドイツ旅行に行ったときに飲んだ、辛口のドイツワインに似ています。
そのまま飲むより料理と合わせたほうが良さそうです。
アヴォガドの塩辛という、とろけるアヴォガドを塩辛く漬けた逸品に、
この白ワインを合わせれば至福。
モツの名店ですが野菜も美味しいのです。
酒盗のマスカルポーネチーズ和えは魚の塩辛である酒盗に、
マスカルポーネチーズが合わせてあるという珍奇な一品。
しかしこの組み合わせが意外と良いです。
単品で食べるより合わせたほうが抜群に美味しい。
これはビックリしました、新しい味の発見です。
臭みなしで濃厚な味のレバーパテをバゲットに塗って美味しく食したら前菜は終了。
野菜も美味しいですが、やはりこのお店の主菜(メイン)はモツ焼きでしょう。
2012年1月現在は1串80円で提供しているモツ焼き串。
串から外してシェアして食べてしまうお客さんが多いので、
串のまま食べて貰えるよう以前よりサイズを小さくしたらしいです。
串焼きにこだわりを持つ同店ならではの配慮と言えるでしょう。
ただ、この80円串はもう止めてこれからは別の形態で出すとのこと。
今だけのミニサイズ串ではあるものの、それを楽しみましょう。
チレ、カシラ、タン、テッポウなど80円の串を次々とオーダー。
どれだけ小さいのかと思いきや、意外と量はあります。
串のままかぶりつくモツ焼き、これで80円はイカンでしょう。
久遠クオリティの美味しいモツ焼きがたった80円で頂けます。
ワイン2本目は宮崎のロゼワイン、キャンベルアーリー(3,900円)。
キャラメルのような口当たりの甘口ワイン。
ジュースのようにゴクゴクいけてしまう危険なワインです。
とはいえモツ焼きに合わせても美味しいです。
こんな美味しいワインが日本にあるんだなあと感心。
また新しい味を発見してしまいました。
焼鳥メニューからつくね(150円)をオーダー、ここのつくねは美味しいです。
一緒に行った友人は久遠の空のつくねがモツ焼き界ナンバーワン評価です。
本日は売り切れでしたが、中落ちという焼鳥串も美味であります。
豚だけでなく鶏も普通に美味しいお店です。
〆は中野ホルモンカレー(980円)をシェアして食べて満足。
個人的に中野は少し遠い土地ではありますが、
久遠のためだけに行く価値のあるモツスポットなのであります。
姉妹店の久遠ゼロではモツ焼き屋の雰囲気を楽しむこともできます。
用途によって使い分けられるのもありがたいです。
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料理寸評、【】内は標準点2.5に対しての料理の評価点
【4.5】レバ刺し
…2011年8月で姿を消したメニュー。
大人のチョコレートと表現された豚のレバ刺しは、
甘味と旨味に溢れる素晴らしい逸品でした。
【4.5】タン刺し
…2011年8月で姿を消したメニュー。
タンの中でも上質の部位のみを刺身に。
過去食べたタン刺しの中では埼玉屋のタン刺しに次ぐ美味しさでした。
【4.5】レバー串(ベリーレア)
…肉刺専門店だったころはレバーの焼き加減もベリーレアでした。
埼玉屋のベリーレアに匹敵するレバー(現在はもっと火を入れて提供)。
【4.0】アミハツ
…1串300円と値段は高いですがその価値ある逸品。
大振りカットのハツに網脂を巻いた、フレンチの技法を転用した串。
ハツ系の串としては最高の美味しさと思います。
【4.0】キクアブラ
…豚の腸周りの脂だけを焼いた串。
脂の濃厚さとホルモン部位ならではの旨味が強烈な串。
キクアブラのレベルの高さは都内でも随一と思います。
【3.5】レバー串(若焼き)
…レバー自体は良質でも焼き加減により味は全然変わります。
現在はデフォの焼き加減だと3.0程度まで落ちてしまいます。
若焼きで注文することが多いです。
【3.5】チレ
…あっさりしたレバーという印象、部位は豚の脾臓。
網脂と交互に刺しており網脂と一緒に食べても美味しい。
鮮度が命の部位なので扱えるモツ焼き屋は少ない。
【3.5】レバーパテ
…大山鶏のレバーを使ったパテ。
ハードタイプで一見ボソボソのように見えるも口の中に入れると溶けます。
臭みなどないレベルの高いレバーパテでバゲットと一緒に食べても良し。
【3.5】アボガドの塩辛
…漬かり具合によって2.5~3.5に変動。
良い漬かり具合のときは酒の肴に最高の野菜料理。
【3.5】中野ホルモンカレー
…具がモツのカレーで味噌やチョコレートも入っているらしい。
コクのあるカレーでモツとの相性も良し、〆までモツのモツ尽くし。
【3.5】酒盗のマスカルポーネチーズ和え
…酒盗とマスカルポーネがこんなに合うとは驚きました。
現在は家飲みのときの肴として利用しています。
酒盗とマスカルポーネがあれば自作出来るので…。
【3.0】セロリ漬け…ポリポリと食べれば口の中に清涼感。
【3.0】豚アバラ骨の角煮…値は高いも柔らかい骨の食感と甘辛い味付けが秀逸。
【3.0】アンチョビレンコン…レンコンの食感とアンチョビ炒めの旨味が良好。
【3.0】岩塩のパルフェ…モツ焼きの〆にスイーツも良いものです。
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初投稿2012年1月、更新2012年9月
※2012年8月食べログレビュアー様たちとのオフ会に利用
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店名 |
掲載保留
久遠の空
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店 |
ジャンル | もつ焼き |
住所 | |
交通手段 |
JR・東西線「中野駅」南口より徒歩8~10分 中野駅から554m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
31席 (ご案内人数を制限させて頂いてます) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 31人 |
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
分煙 夜カウンターのみ喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 コインパーキング隣接 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
ドレスコード | ▪️マナーの良さの見せ所ですよ▪️ |
公式アカウント | |
オープン日 |
2008年2月14日 |
初投稿者 |
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1,833文字★
01.黒ガツとガツミミのせんじがら マイクロベビーリーフ 花山椒 ビオラ
02.フワとキクアブラ ミックスリーフ ナデシコの花
03.コメカミのタルタル ゴールデンキウイ フルーツトマト マイクロレッドダンデライオン セルフィーユの花
04.ハツのキョフテ ヨーグルトソース バーベナ
05.極上タン
06.頬肉と赤海老のビスク ルッコラの花
07.パーラー江古田のレーズン酵母、全粒粉、クルミのカンパーニュ
08.サガリ蟹味噌マスカルポーネ 海苔 シブレットの花
09.ナンコツ麻辣味噌 ヤグルマキク
10.大動脈と気管の沖縄もずく
11.極上レバー
12.ブレンズ天ぷら
13.白ガツ梅水晶 とびこ ノースポール ヒメオゼイユ
14.しきん(食道)グリル
15.こみち(産道、リンゲル)グリル
16.モチアブラのグリル カカオニブ マリーゴールド ナスタチュームの花
17.カシラのグリル マイクロベビーリーフ
18.コブクロのチャンジャ和え
19.レバーパテ 苺 パーラー江古田の山羊チーズ
20.パーラー江古田のごまパン
21.パーラー江古田の黒胡椒とカシューナッツのパン
22.ハラミ雲丹
23.レバーパテのカツレツ 林檎チーズソース
24.ハツモトとブラッククミン
25.タンカレー サフランライス
26.レバスジ団子
27.コメカルビ(串焼き)
28.ノドブエ(串焼き)
29.テッチロ(串焼き)
30.特上シロ(串焼き)
31.テッポウブルーチーズ
32.チレ(串焼き)
33.タンカルビのグリル 乾燥ポルチーニ
恒例の「見せモツ」からスタートして、しばらくすると焼き台が大炎上。
キクアブラを焼くと脂が落ちて激しく引火するのでしょう。
料理1品目はガツ(胃)をカリカリになるまで素揚げしたような広島のソウルフード「せんじがら」。
2品目は先ほど大炎上していたキクアブラとフワ(肺)をサラダ仕立てに。
凡店では焼くと臭みが出やすいフワですが同店は香ばしい香りがして何とも美味しい。
「マグロとアボカドのタルタル」のような見た目のコメカミとゴールドキウイのタルタル。
コメカミ(カシラ)の火入れがベリーレアーで何とも官能的な食感。
フレンチのような料理も繰り出す同店ですがハツを中東のハンバーグ「キョフテ」に仕上げていました。
ハツということでコリコリ食感が強いのかと思いきや赤身肉の挽き肉かと思うような肉感。
極上タン、極上レバーは素材を引き立てて圧巻の美味しさ。
本日の唸った逸品の1つが頬肉と赤海老のビスク。
ビスク単体であればもっと美味しいフレンチレストランもあるのでしょうが、
レアーに火を入れた頬肉がビスクとマリアージュした美味しさは同店ならではの唯一無二。
これだけ良質な頬肉を仕入れるフレンチにはまだ出会えていません。
蟹味噌マスカルポーネで和えたサガリも濃厚さがアップしていて秀逸。
同店は酒盗マスカルポーネ、アボカドマスカルポーネなど、マスカルポーネの活用が上手いのです。
フレンチや中東料理から一転して四川料理のような装いのナンコツ麻辣味噌も登場。
素材が良質なこともあって下手な四川料理店では敵わない美味しさとなっていました。
ブレンズの天ぷらも相変わらずスペシャリテ級の美味しさ。
岐阜県の山奥で熊の脳味噌などジビエの脳味噌も色々と食べましたが、
動物の脳味噌で同店ほど感動的に美味しいものにはなかなか出会えないでいます。
本日の唸った逸品のもう1つがレバーパテのカツレツ。
レバーパテが挽き肉のように繋がっていることもあって「メンチカツ」感覚。
林檎チーズソースと合わせることで林檎の爽やかさや果実感とチーズのコッテリ感もプラスされ、
パーラー江古田のパンに塗って食べると全てが渾然一体となって最高でした。
タンカレー(このカレーもレベル高いです)を食べて〆かと思いきや串焼きまで登場。
レバスジ団子はボロボロ崩れていきますがボソボソ食感というわけでなくて、
佃煮にしたようなレバーをホロホロと楽しめてこれも気に入りました。
4時間近くなりましたが30種類ぐらいのモツ料理はどれもハズレなく美味しいです。
11人でコース代+チャージ43,276円、1人あたり3,934円(内税、別途ドリンク代)。
人数を集めることが可能であれば何ともコストパフォーマンスの高いコースとなります。