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店舗基本情報
| 店名 |
閉店
のれん
|
|---|---|
| ジャンル | 食堂、海鮮 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR・地下鉄東西線 中野駅北口から 徒歩2分 中野駅から155m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 席数 |
6席 （※カウンター席のみ） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 駐車場 |
無 |
メニュー
| 料理 | 魚料理にこだわる |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| 備考 |
鯖味噌煮弁当600円（但し事前予約対応のみ） |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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中野で午後から所用があり、その前にランチを取ろうと、予め決めていたパスタのお店に行ったのですが、生憎定休日。
それではと、今年6月で閉店するという中野ランチの食べログ評価No.1のこちらに伺う事にします。
お店は割と直ぐに見つかりましたが、此れが良く言えば昭和の趣き。お店の前には昼11:00〜16:00「鯖味噌煮定食」の看板が鎮座しています。鯖味噌煮だけか、と少し躊躇しましたが、また他の店を探すのも面倒なので、此方に決めます。
店の中を覗くと、カウンターしかない小さな、小さなお店だと判ります。
生憎満席ですが、他の店に行くのも面倒なので、また、れ程待たないだろうという読みで、待つことにします。
予想通り2〜3分で席が空き店内へ。こういう時は気分がいいですね。
席に着き席数を数えると、なんとカウンター6席のみの定食屋。おばさんが一人で切盛りしています。
お料理は鯖の味噌煮定食¥850一本勝負。潔いというより、これしかできないだろうな、という感じですね。
店内の会話を聞いていると、客は常連さんばかりの様で、おばさんと客のテンポ良い会話が心地良く耳に響きます。
その内、
「最近インターネットで来る客が多いのよ。来なくていいのに。皆が入れなくなるから」
と言う、おばさんのコメントが聞こえ、思わず苦笑します。
直ぐに目の前のお盆に、鯖味噌煮、ヒジキの小鉢、蜆の味噌汁、小ぶりの丼のご飯、御新香、が並べられます。
鯖味噌煮の味噌は色が濃く、田舎と赤味噌を混ぜている様です。きっと味も濃いでしょうね。
「いただきます」
と言って、まずは味噌汁から口を付けます。
ワォ、熱い！火傷するかと思うぐらい熱い味噌汁です。味噌汁をこんなに煮立たせていいのでしょうか？と思いますね。
味は、味噌は普通より少し濃いめですが、まあ私の許容範囲。蜆は非常によく味、出汁が出ています。
次に鯖に箸を伸ばします。柔らかく煮てあり、骨も一緒に食べられる、とおばさんに言われました。
一口含むと、思った通り味が、味噌味が濃いです。正直、私に味が濃過ぎです。
私は、味噌は白と赤、若しくは田舎の併せの方がいいですね。尤も味噌、醤油は夫々の好みがありますからね。
鯖は半身で、脂ののった頭側ではなく、尻尾側です。常連さんには頭側が出ていましたので、ふ〜ん、そういうことかと思いました。
案の定、脂ののりが足りません。でも、一見では頭がわ、腹身を出せとは言えませんからね。
鯖は10本/日仕入れ、１匹を４等分にして味噌煮にするそうです。40食分という事ですね。
味噌煮の味が濃いのでご飯が進みます。
お茶碗は、小丼という位の大きさがあるのですが、私の隣の年輩の女性はご飯のお代わりをしてました。
女将さん曰く、
「ご飯が一番自信があるの」
と、仰います。
流石に自慢する事はあり、硬くもなく、柔らかくもない、非常にバランスの取れた炊き具合です。
ご飯の甘み、旨味が十分にある艶やかなご飯です。たしかに美味しい。ご飯好きには堪らないでしょうね。
でも、私はどちらかと言うと、ご飯には無頓着。十分な量でお代わりはいりませんでした。
因みに、お代わりは一口でもいいそうです。
お店を開いたのは昭和62年だそうですから、27年営業しているのですね。よく続けて来たなと思います。
おばさん、長い間ご苦労様でした。ゆっくり積年の疲れを癒し、余生を楽しんで下さい。