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食べログ パン TOKYO 百名店 2022 選出店
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食パンを買いに@祖師ヶ谷大蔵
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店名 |
ラトリエ ドゥ プレジール(L'atelier de Plaisir)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
パン 百名店 2022 選出店
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パン 百名店 2020 選出店
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パン 百名店 2019 選出店
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パン 百名店 2018 選出店
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パン 百名店 2017 選出店
食べログ パン 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | パン |
予約・ お問い合わせ |
03-3416-3341 |
予約可否 |
予約可 店頭での予約のみ可 |
住所 | |
交通手段 |
小田急線祖師ケ谷大蔵駅から徒歩5~7分ほど 祖師ケ谷大蔵駅から407m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
(テイクアウトのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり、路駐に対しては近隣の迷惑を強くうたっている |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2007年12月 |
備考 |
店内撮影禁止 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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part.5:〜売れ残りが凄かった〜
バス停を降りたら、さあ500m競争だ。
今夜の惣菜を買いに、鈴木(コロッケ・フライ、☆3.28、2018)へ。
閉店時刻は17:00、タイムリミットは20分。
陸上部現役時代は、1分半で行けただろう。
今は、足が重くて重くて。5分はかかったろうか。
しかし。
臨時休業だった。
ああああああああ(=´∀`)あああああああああ
交通費かけて、体力使って
せっかく祖師ヶ谷大蔵まで来たというのに!
もう、泣くしかない。
泣くな、自分。
気持ちを切り替えるのだ。
何か、祖師ヶ谷らしいものでも買おうではないか。
その時、私の頭には、
「ラトリエ ドゥ プレジール」しかなかった。
いや、無理だろう。
正直、ここのパンは一生買えないと思っていた。
まず、貧乏な私には手の届かぬお値段。
1g4円〜6円だから、一人分だと、500〜600円。
そして、12:00open後すぐに殆どの商品が売れ切れるという条件。
それでも自然と足は、その方向に向かっていた。
歩くというより、走っていた。
汗がとまらなかった。
時刻は17:00。
恐る恐る店内を覗くと...
残っていた!!
1種類だけが残っていた!!
女性スタッフは、「ごめんなさい、1種類しかないんです」と仰ったが、全然構わない。
寧ろ「残してくれてありがとう」と言いたい。
あまりにも嬉しくてつい、
「ここのお店にずっと行きたいと思っていたんです」
と言ってしまった。
パン・ド・ミ ハーフ(2〜3人前)370円(税込)
パンは焼きたてだったようで、仄かに暖かく、イーストがふんわり香る。
その後の電車は、人身事故で満員だったから、本当に散々な日だった。
しかし、私は天使になった。
パンの香りで、周りの人のイライラを軽減させたのだ。
オーナーの田中さんは「酵母の魔術師」と呼ばれる。
店で自家培養した30種の酵母を駆使し、パンを焼き上げる。また小麦にもこだわりがあり、店内にはオーストリア産の石臼が設置されている。
翌朝パンは3等分し、さらにそれを半分に切った。
1枚はトースト1200wで3分間、もう1枚はそのまま。
昨晩の残りのローストビーフとサラダを合わせたら、
高級なモーニングプレートの出来上がりだ。
まずは焼いたばかりのトーストに齧り付く。
カリッ。
...!!
一口で分かった。
これが「酵母の魔法」だということが。
クリームチーズか、ヨーグルトに似た濃厚な酸味、
その奥に潜む、優しい甘味。
酸味と甘みのバランス、これぞ「酵母の魔法」
砂糖は使っているのだろうか...
砂糖とは思えぬ、自然な甘み。
もし使っているとしたらこれは、砂糖を小麦の旨味に変えてしまう、もう一つの「魔法」というべきであろう。
クラスト(耳)は硬く見えて、驚くほど薄い。
しゅっ、と一瞬にして消えてしまう。
クラムは水分を多く含み、ぷにゅぷにゅとした食感。
米粉を含まないのに、もちもち。
これもまた「魔法」。
焼いていない方は、カリカリ感が損なわれるが、
それを除けば、焼いた方と、変わりない。
焼いた方も、次第にカリカリ感が薄れて、
焼いていない方とおんなじになってくる。
ベーカリーの食パンはどれも似た味で、美味しいことに変わりはないと思っていた。
その概念が覆された。
凄いお店の食パンはやっぱり凄い。
これに、ドライフルーツやナッツがゴロンゴロンに入ったら、どうなっちゃうのか。
しかし3切れで370円は高いな。
やはり、再来はないかもしれない。
...のだろうか。
to be continued.
ご馳走さまでした。