モンブランスタイル
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店舗基本情報
| 店名 |
モンブランスタイル（Mont Blanc STYLE）
|
|---|---|
| ジャンル | ケーキ、洋菓子 |
|
予約・ お問い合わせ |
070-4343-1568 |
| 予約可否 |
完全予約制 会員と同伴者1名のみ予約入店可能 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
小田急線 代々木八幡駅より徒歩2分 代々木八幡駅から48m |
| 営業時間 | |
| 予算 |
￥3,000～￥3,999 ￥3,000～￥3,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
￥3,000～￥3,999
|
| 支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
6席 （カウンター6席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| オープン日 |
2018年5月17日 |
| 備考 |
谷中銀座にある"和栗や"の新店舗。 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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14:00頃代々木公園駅に着き、ふと思いついて、以前から行ってみたかったこの店の事を思い出し、行ってみると、案の定整理券配布状態。考えようによっては、「本日分」が残っているだけでもラッキーと思い直して「16:36券」（5分前必着）を取得。
場所を見つけて仕事して16:30に到着。
ガラス越しに見える店内は数人。
しかし、結果として、このタイミングで2人（2組）入ったが、食べ終えた時、飛び込みで来たお一人様が最後の一人分と言って入店OKしたので、「冬季期間平日は80食」終わったと言う事だと思われる。
この店のメニューは2種類で、モンブランデセルかモンブランパフェ。パフェは季節によりトッピングが変わるそうだが、モンブランは不変との事。飲み物はセットになっていて、焙じ茶、煎茶、焙じ茶ラテ、純米酒を選択する。
改めてこの店の概要を紹介すると
・谷中銀座にある"和栗や"の新店舗。
・笠間（岩間地方）にある自社農園と契約農家の栗のみを使用。
・奥久慈産、茶聖・小室栄寿氏の希少な日本茶。
・8席90食、冬季期間平日は80食。
準備されたメニューから私はモンブラン・デゼルの特選手摘み上煎茶セット1,667円（税別）を注文。
特徴は何と言っても、栗の抽出部分の香りを残したまま、モンブラン部分が乾燥しない状態で頂くことが出来る事。その為に、カウンター席で注文後、アシェットデセールスタイルでその場で作ってすぐ出される。パティシエと言って良いのであろうか、皿に栗のペーストを搾り出し器で作る姿を眺める事は楽しい。円を描きながら壁を作り、真ん中に生クリームを搾り出しメレンゲを数切れ加え、再び栗のペーストを円を描きながら搾り出し、何回か形を整えながら、所謂モンブランに仕上げる。仕上げにシュガーパウダーを振りかけて完成。
出された美しいモンブランは言い方は悪いが儚い命。スプーンで崩さない様に食べても、どうしても崩れてしまう柔らかさなのだ。
それはそれとして、口に入れた時のとろける様な優しい味はどうだ！適度な甘み、栗に混ぜたクリームとあわさった滑らかな口当たりと膨らむ栗の味。
食べ終わった後に、通年管理で保存された栗は燻蒸が必要となる前に収穫、コンセプトである「新鮮」な栗を目の前で調理して提供するので、持ち帰りケーキでは消えてしまう栗の香りを楽しむ事が出来ると聞かされる。
正直に言うと、ケーキで栗の香りを楽しもうとは想像もしていなかった。ただ、食べている時感じた、まろやかな味が立つ感じが、もしかしたら「香り」だったのかもしれない。
実は訪問日は水曜で本来は休業日なのだそうだ。翌日から新潟で開催される栗フリークの集まり（栽培農家と加工業者)に参加する為の措置との事だが、私にとってラッキーとしか言いようがない。
この様な食べ物を追求する店は楽しい。
本来、美味しいものは生産者と加工（調理）者、消費者（食べる人）が支えて初めて成立する。この店のレベルなら一過性の人気と言う事は無いとは思うが、目の前に見ることが出来るパティシエさん、きっと良い意味での上を目指すと思うが、背中を見ているスタッフさんはしっかり知識と技術を習得し、ただ言われるままに作って出す職人に変わってレベルダウンしないことを祈る。
改善希望点はたった1つ。お茶はとても美味して良いのだが、折角ポット（急須）出しするなら、たっぷり2杯分欲しい。長居しない事は、訪問する皆のお約束。