ほたるいかの土鍋ご飯、最高!! : 四季ごはん 晴れ間。

【2018年6月3日】
　いつも1人で来る店なんですが、今日は4人で訪問。

　初めてアラカルトで頼むことが出来ました。

　いつもの定食スタイルの食事も良いですが、アラカルトだと念願の土鍋ご飯を食べる余裕が出来るので嬉しいっスね。

▼おきまり
　とはいえ、「コース」を頼むことはデフォルトなので、まずはこれを最小サイズにするにはこれっきゃないのです。

　これがすべてのコースに共通する、「旬のおつまみ五種盛り」。

　今日は、自家製豆腐 梅ソースがけ、ベビーコーンの蒸し焼き、しっとり蒸し鶏と隠元のごまよごし、南蛮漬け、季節野菜の炊き合わせでした。

　中でも、ヒゲも美味しくいただけるベビーコーンの蒸し焼きが秀逸でした。

▼おつまみ自家製ちりめん山椒
　まさに、おつまみ!!

　山椒も多めで絶妙なバランス。

▼越前谷口屋の竹田のお揚げ
　分葱とおろし生姜、醤油でいただきます。

　中の豆腐がふわっとしているものの、まわりはかりっと香ばしく、大豆のふくよかさを堪能できる逸品。

▼和牛筋 ハチノスのトマト煮込み
　イタリア風のこってりしたのを想像しましたが、かなりあっさりしています。

　和風の規範から逸脱しないトマトの使い方はできるようでできないかもしれません。

　牛スジとハチノスって組み合わせもあるようでない感じが良いです。

▼ほたるいかの土鍋ご飯
　もう季節的にギリギリです。

　すでに夏の土鍋ご飯、とうもろこしがスタートしているので、まさに滑り込みセーフ。

　お米の炊き上がり、ほたるいかの旨味と香り、アクセントの白ごまが最高の一品。

　お新香（たくあん、大根、人参、胡瓜）も付いてきます。

▼羽二重あんころ餅
　のぺっと薄っすらと餅のまわりにこし餡をもとったお餅。

　優しい甘さが食事の締めにぴったりです。

▼福井の水ようかん
　これもかなり控えめな甘さで食事の最後に重たさをもたらさない良い加減の水ようかん。

【2018年3月25日】
　ツレと久しぶりに夜ご飯でこちらに。

　予約客もいるようでしたが、運良くカウンターが開いていて滑り込みセーフ。

　「定食コース」をオーダーしました。

▼旬のおつまみ もり合わせ
　魚介とブロッコリーの香草バター焼き、しっとり蒸し鶏と菜の花の芥子和え、自家製金柑のコンフィチュールとクリームチーズのカナッペ、カツオと彩り野菜の南蛮漬け、あと何かのジュレ（忘れちゃいました…）。

　和洋折衷ながら和風にまとめ上げた、どこか家庭感もありつつ、おもてなし料理感も備えた気軽さと上品さが共存した盛り合わせでした。

▼越前こしひかりの炊きたてご飯と旬の焼き魚
　旬の焼き魚は、サバでした。

　脂が程よく乗っていて、ふわっと焼けていたサバは本当に美味しかったぁ。

　白いご飯と、合う合う!!

▼福井のソースカツ丼
　ツレの締めがこれでした。

　久しぶりに食べたくなって一口貰いましたが、美味しいですねぇ。

▼香の物
　たしか三種類のお漬物でした。

▼味噌汁
　比較的具沢山な方だと思います。

【2014年5月27日】
　久しぶりの訪問。

　自分がいた時間だけで言えば、後にも先にも私一人でした。

　オーダーしたのは、定食コース。

▼旬のおつまみ盛り合わせ五品
　枝豆のムースコンソメジュレがけ、霧島鶏の蒸し煮 黄身酢がけ、姫とうもろこしの蒸し焼き、新じゃがとホタルイカのアンチョビバター焼き、フキとワラビと山ウドの白和え。

　枝豆のムースコンソメジュレがけは、そのままイタリアンやフレンチっぽい料理。

　霧島鶏の蒸し煮 黄身酢がけは、上に輪切りのオクラが添えてありました。

　姫とうもろこしの蒸し焼きは、見たのも初めて、幹(?)に包まれた状態で蒸し焼きにされ、コーン本体に加え、ヒゲも美味しけました。

　新じゃがとホタルイカのアンチョビバター焼きは、想像通りのもの。

　フキとワラビと山ウドの白和えも同様。
　
▼ブリの塩麹漬け焼き
　塩焼きと塩麹漬け焼きの二種類から選べる、ってんで後者を選択。

　塩麹の旨みの染み込んだ身が美味しいです。

　ピカピカの、越前コシヒカリの炊き立てご飯に良く合います!!。

　お新香として、赤パプリカ、きゅうり、白菜、大根の漬物に白ゴマが振りかけられたもの。

　他にオクラ、白髪ネギ、海苔が具の味噌汁も付いてきました。

　相変わらず安心して食べられます。

　定食+αの食事としては○、単なる定食としてはちと高いので、ニーズとの相性を見極めましょう。

【2014年2月10日】
　代々木上原界隈にゃあ、味はそこそこに値段ばかりが気合入ったお店が多いこと、多いこと。

　そんな中にあって、美味しいお料理と、納得のお値段という、この界隈じゃ当たり前でじゃないバリューを当たり前に全うされている貴重なお店。

　まずは、いくつかあるセットをオーダーして、これに好み・目的(食事、飲み、etc...)に合わせてアラカルトをオーダーするという仕組みのようです。

　オーダーしたのは、定食コース。

▼旬のおつまみ盛り合わせ五品
　雪下人参のムース コンソメのジュレ乗せ、燻りがっことクリーム・チーズのサーモン・ロール、ホタルイカのオイル煮、焦がし芽キャベツとジャガイモのバジル・ソースがけ、お揚げと菜の花の煮浸し。

　どれも二口、三口サイズで、多品種少量を好む自分としては打ってつけ。

　その日、その季節でメニューがかわるようなので、その日のメニューにお任せで済むので、面倒くさがりの自分には楽ちんで助かります。

　一番印象的だったのは、雪下人参のムース。

　人参特有の香り高いお味は、口いっぱいに広がり、花を抜ける感じが、非常に地味で◎でした。

▼福井のソースかつ丼
　パン粉を付けたお馴染みのガリガリのとんかつが乗っかっているのかと思いきや、意外!!。

　何粉かわかりませんが、豚丼に使うような、少し肉厚のペロンとしたお肉に薄衣をまとわせ揚げたものが乗ってきました。

　おかみさん曰く、関東のそれとは少し味のことなる福井のとんかつソースをぶっかけているそうです。

　お米の炊き上がり加減は、少し柔めか!?。

　関東では地味に珍しく、美味しい丼ものでした。

　ふと、食べたくなるような料理でした。

　おかみさんが説明の中でしきりに、「Ｂ級」とおっしゃっていた、まさにそんなグルメ。

　添え物としてお新香(かぶ、青菜、きゅうりなど)に白ゴマが振りかけられたものが出てきます。


　アラカルト・メニューの中に、二、三品どーしても食べてみたいものがあったので、嫁と再訪して、もう少し色々と食べてみたいと思いました。