とちおとめのアチャール　旨し : ハバチャル

・アチャール：とちおとめ　¥350税込
・チキンティッカ　¥670税込
・オリジナルクラフトビール　¥950税込
・インドのバジルティー＆黒胡椒のラム　¥650税込

京王線千歳烏山駅から徒歩3分程度のところにあるアチャールとインド料理のお店。
というか、ダイニングバーというか。
私の数少ない何度も通いたいお気に入りのお店の一つです。

（だいぶ前に行った時の備忘録）
この日は年始で、妻が子供たちを連れて帰省していて、
プチ独身貴族状態となり、
なかなか行けないこちらのお店に。

まだ早い時間で、他にお客さんがいなかったので店主の飯塚さんを独占インタビューしながら好きなアチャールを摘んでのむのでした。
飄々としながら話す飯塚さん面白いんだよなぁ。


千歳烏山は基本的にベッドタウンなので、
この街に住む近隣の方がふらりと訪れてアチャール飲みを楽しむ感じらしいです。
ユニークなアチャールがローカルにした食べられないのは残念だなと思うのですが、
そこは、通販しているので、
アチャールだけなら食べることも可能なわけですが、
自家製のスパイス酒だったり、近隣の店舗と共同で作ったクラフトビールなんかも飲めるので、やっぱりお店に来て飲むのが最高なんではないかと。

今回飲み食いしたものを以降メモ。

【とちおとめのアチャール】
当然のことながらハバチャルのオリジナルなのですが、
これが旨い。
甘過ぎず、また、酸味も控えめ。
チリパウダーとブラウンマスタードシードが入っているのはわかりますが、それ以外は何が入っているのか分からず…
甘辛旨で、且つ香ばしい。
コンソメパンチ的な味、というか香りがほのかにするんです。
どう作ってるんだろうなぁ…
これにビールがあうんですよぉ。
フルーツのアチャールは常に一品用意しておくのだとか。
旬の果物がアチャールになってなかなか楽しい。
無難だし、他店にもありそうなのがキンカンですが、
苺で作っちゃうのがなんともハバチャルらしい。
他に聞くと、洋梨のアチャールなんかも旨いんだとか。
飯塚さん曰く、「干す技を覚えた」と言ってました。
ドライフルーツというわけでもないんでしょうが、
軽く干して余分な水分を抜いて作ると良い感じに仕上がるんでしょうね。
いちごは干してる感じもなかったんでまた別な作り方なんでしょう。

【チキンティッカ】
以前来た時は置いてなかったチキンティッカ。
「本日、チキンティッカあります」の張り紙につられて注文してしまった。
普通においしかったです。インド料理屋で修行していた店主ならでは、無難な味付けかと。
でも、ハバチャルにしては普通過ぎたかも。
ハバチャルに来てわざわざ食べなくても良かったかなと、
上から目線で思ってしまいました。

【インドのバジルティー＆黒胡椒のラム】
自家製のスパイスラム。
ハバチャルに行くと大体置いてある定番。
スパイスは漬けっぱなしでも良いらしいのですが、
ハーブはタイミングを見て取り除くとのこと。
バジルティーらしい香りと黒胡椒のスパイシーな辛味刺激が心地よい。
炭酸水割りでスッキリ頂きました。

【オリジナルクラフトビール】
千歳烏山の近隣料理屋さん達が共同で出資して作ったビールらしいです。
定期的に味を変えて作るのだとか。
私が飲んだのは、ペルジャンホワイト/パンデピスというもので、
パンデピスというフランスのスパイスを使ったお菓子、パウンドケーキみたいなものがあり、それをイメージした味のビールなのだとか。
ベースが爽やかで飲みやすい感じなのだが、そこにスパイシーな香りが混じり、単独で飲んでもおいしかったです。


家から遠くてなかなか来れないのですが、
機会を見つけてまた来たい。
そんなお店。
御馳走様でした。

・レモングラスのスパイシーウォッカ　¥600税込
・辛くないスパイス梅酒　¥600税込
・ダバ・マトン（S）￥600税込
・春菊のアチャール　¥320税込
・長芋のアチャール　¥320税込

京王線千歳烏山駅から徒歩2分程度のところにあるアチャールメインの飲み屋さんです。
もちろんカレーもうまいんですが。
アチャールもうまい。
店主さん的にはどっちがうまいと言われるとうれしいんだろう？
なんて思いますが、
私的にはどっちもうまいんでどっちも食べてみてほしい。

飄々とした風貌の店主さんですが、
料理について真摯で研究熱心。
そして、空いている時に色々聞くと教えてくれる親切な方で、
今回も色々お話が聞けてすごく楽しく呑み食いできました。
スパイス系の食べ物屋さんで最もお気に入りのお店の１つです。

色々お話聞けたのですが、食べログなんで以下、飲み食いしたのものの備忘録。

【ダバ・マトン】
期間限定カレーです。
頻繁に変わっていくのでもう2度とは食べれない。
しっかり味わう。
大きめの骨無し羊肉片がゴロリと入っています。
適度にブチブチと噛みごたえがありつつ柔らかく仕上がってました。
結構な厚みがあるのにすごいなぁ。
マトンの香りに負けないようにスパイスも利かせているのですが、やり過ぎ感は全くないです。
肉からの旨味、また、ココナッツミルクでしょうか、コクのあるソースが堪らないです。
ライスを付けずにアタマだけで楽しみましたが、
これとお酒が合うこと合うこと。
仕事が丁寧な感じも伝わってくるんですよねぇー
旨い！

【長芋のアチャール】
お店のオリジナル。
粘り気のある長芋を崩すことなくクミン等のホールスパイスパウダースパイスに綺麗に絡めて、
程よい辛さと爽やかさ、香りが混じってます。
サクサクした長芋の歯応えももちろん活かされているのでした。

【春菊のアチャール】
お浸しではなくアチャール。
油に絡まっているのでしっとりですが、水っぽさは皆無。
心なしかお浸しや鍋に入れて食べる時よりも苦味は緩やかかも。
黒胡麻やポピーシードが入り粒々感も心地よいです。
フェヌグリークのフックのある香りやチリでしっかり辛味もあったりしてバランス絶妙。
何より葉物に油が絡んでいるのにべっちょり感が無いところにセンスを感じるのでした。
スパイスは何を使っているのか聞いて、6種類であることまでは覚えたのですが、
残念ながら飲んでいるうちに忘れてしまいました。
後日家で適当にやってみましたがこの味にはならず……
やっぱりセンス重要ですね。

【レモングラスのスパイシーウォッカ】
ソーダ割で頂きました。
インド産のウィスキーのほかに、自家製のスパイス酒が4種類ぐらいあるのですが、
聞くとどれも1か月ぐらいは漬け込むとのことで、
であればやっぱり飲みたくなりますよね。
レモングラスがガッツリ入って爽やかなのは間違いないのですが、辛味もハッキリしていて、ブラックペッパーも入っているのかな?と思いました。
複合的な味で最早うめぇうめぇと言いながら飲むしかない。
他店でこんなお酒飲んだことないです。

【辛くないスパイス梅酒】
ソーダ割で頂きました。
5,6ヶ月かけて作っているのだとか。
八角ほか数種類のスパイスが配合されたオリジナル。
これまた複雑。
梅一粒グラスに入り、リッチな気分で。
甘いけどべったりせず、「辛くない」と言ってるけどチョイ黒胡椒とか入っているんじゃないかと思われるキリリ感も見え隠れするスッキリした梅酒ベースのお酒でした。

今回も素晴らしいアチャール、スパイス酒体験でありました。
御馳走様でした。

・マラバールフィッシュ（秋鮭）m ￥740税込
・国産インディカ米 s ¥210税込
・アチャール mixベジ　¥320税込
・アチャール ラム ¥420税込
・インドのバジルティー＆黒胡椒のラム酒（ソーダ割）¥590税込
・カルダモンコーヒー焼酎（ソーダ割）¥590税込

京王線千歳烏山駅から徒歩3分程度のところにあるアチャールを主役にしたスパイスバー。
もちろんカレーも美味しいのですが、
アチャールが種類豊富で、それをつまみに飲むお店として有名です。
一度行ってみたいなぁとおもっていたところ、
今回がそのタイミングになりました。

平日の晩、早い時間。
伺ってみると先客ゼロ。
まったりスタート。
で、その後常連さんが1人来た程度。
時折テイクアウト予約の電話など来たりしましたが、
店主さんとお店のことなどお話しできてなかなか楽しく過ごせました。
（内容については内緒）

さて、本日何を頂いたか？
期間限定のカレーとアチャール2種類、そしてスパイス酒を頂きました。

まずはカレーを。

【マラバールフィッシュ（秋鮭）】
パクチーなどのハーブも効いたフィッシュカレーでした。
スパイスも効いて旨い。
鮭の癖のある匂いもあった上でのカレーで、フィッシュカレーとしてはオーソドックスだと思いました。
しっかり期待に応えていると思いました。
魚の切り身も沢山入ってたし。
そして何より辛かった。
ホットなカレー。
スパイスの香りもフィッシュカレーとして標準的な配合で、
癖のある魚の香りをそのままに、
それ匂いがいい香りに感じるようなスパイスの匂いでした。

そして、カレーに合わせて頼んだインディカ米のお米の香りがとても良かったです。
白くて綺麗に炊かれていたのも印象的でした。

【アチャールmixベジ】
酸味と油の効いたアチャールで、大根や胡瓜がメインどころ。
もちろんスパイス香りよく、そりゃあ酒も進む進む。

【アチャール　ラム】
旨い！
こってりたっぷり油に浸かったラム肉はもちろん独特の匂いはあるものの全く嫌な感じ無し。
適度に弾力あり、辛味の香りの強いスパイスも堪らなく良い。
今日イチ。
これのおかげでお酒2杯目に突入しました。

【インドのバジルティー＆黒胡椒のラム酒（ソーダ割）】
黒胡椒の効いたラム酒はまさにスパイス酒ならでは。
ソーダ割をしただけでは得られないスッとした気持ちの良い喉越し、ガブガブ飲まなくてもスッキリします。
気付くとクラッと酔いがまわるのもまた気持ち良い。

【カルダモンコーヒー焼酎（ソーダ割）】
コーヒーは苦いのかと思いきや全く苦味はないです。
カルダモンのスパイスならではの香りと焼酎らしいアルコールのキュッと締め付ける刺激がそれぞれ1/３ずつ加わって実はバランス良く飲み易いお酒でした。

いやぁ、良いお店。
価格が安定すれば尚良さそうですが。
試行錯誤を繰り返しながら、
是非頑張って欲しいなと思いました。

御馳走様でした。