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本日夜空席あり
03-6909-1738
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千歳烏山の小さな商店街にあるオーガニック素材を使ったこだわりのビストロ、王道のフレンチなのに随所に和テイストが仕込まれた絶品料理の数々に酔いしれるひととき‼︎
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Racco903
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店名 |
さんぱち食堂(38食堂)
|
---|---|
ジャンル | ビストロ、ワインバー |
予約・ お問い合わせ |
03-6909-1738 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
京王線新宿から特急で8分、急行で15分程。北口側から徒歩4分 郵便局近く。 千歳烏山駅から307m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、AMEX、Diners、JCB) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、iD、QUICPay) QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
テーブルチャージ300円(ランチ/ディナー共に) |
席数 |
24席 (カウンター8席 テーブル16席) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 16人、立食時 26人 |
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可(バースデープレート)、ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、お子様メニューあり、ベビーカー入店可 お昼の時間帯、夜の早いお時間でのご利用をお勧めしています。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2012年1月11日 |
備考 |
平日の昼間色々な貸し切りご利用できます。 |
初投稿者 |
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定期的に開催される集まりがあり、東京の西に遠征しました。今回の幹事のセレクションは千歳烏山駅から徒歩4分、旧甲州街道を渡った奥のメール街というこじんまりとした商店街の一角にあるビストロです。幹事がたまたまランチで利用したところ大変美味しかったとのことなので、とても楽しみです。
店は白い壁のやや地中海風の色合いの建物で、通りに面した一面のガラス窓からもれてくる暖かみのある室内の灯がよい雰囲気を出しています。総勢11名の集まりなので、フロア半分にテーブルを合わせた席がしつらえてありました。このレイアウトなら会話も弾みそうです(^ ^)
本日のお品書きは、
・ほたるいか、花わさび、根セロリ
・グリーンピースのカナッペ コンソメスープ
・白アスパラのグリル 蛤と甘夏のソース
・たんぽぽとベーコン ポーチドエッグのサラダ
・鰆のソテー 焼き葱のソース
・鴨胸肉のロースト チョコレートソース
・いちごとふきのとうのミルフィーユ
・温かい飲み物
です。
まずは泡で乾杯!!
スターターのほたるいかはレモン汁でマリネされビネグレットドレッシングで和えられていて、上に根セロリのピュレと山葵の花をわさびオイルで和えたものがのっている春の感じる一品です。セロリの風味がほたるいかとマッチしていて、この組み合わせは只者ではありません!!さっそくドリンクを白ワインに変更です。
続いてスープがわりなのでしょうか、グリーンピースのカナッペはバゲットにイベリコ豚のラルド(背脂の塩漬け)、レモンのコンフィ、ミント、グリーンピースをのせてコンソメスープに浮かせたもので、レモンとこれから旬のグリーンピースの香りがすばらしくラルドで全体的にしっとりするのもGood!!素材の種類も多く手のかかった一品でした。
次の白アスパラはフランス産、白アスパラの産地はこれから北上していくのですがこれは先がけのものですね。軽く焼き色がついたアスパラはホクホクしていて、蛤を贅沢に使った出汁に甘夏でさわやかさを加わえたソースが美味しく、今まで食べたことのない野菜料理です。
野菜が続きますがフランス産の生のたんぽぽのサラダは春菊のように春野菜独特の苦みが心地よいものです。この苦みにカリカリに焼いた自家製ベーコンと出てきた脂、焼きチーズ、半熟卵を合わせたのソースが絡まって芳ばしさとコクがでるのですね。見た目には地味なサラダですが、これは私的には大ヒットでした。
魚料理は旬の鰆のソテー、ここにかかっている葱ソースが秀逸で焼いた葱のエキスを泡状にしたもので、ふんわりと軽い食感となるのです。もちろん葱の香りがアクセントになり、付け合わせのプチヴェールとともに鰆の香りともよく合っていました。
メインは敷き詰めた柿の木茸にのったフランス産の鴨のロースト、合わせるのは王道のチョコレートソースという赤ワインとのマリアージュもばっちりなお皿です。ほろ苦くてコクのあるチョコレートソースにローストされた鴨の肉汁と茸のエキスが合わさり、ワインとのマリアージュもさることながら鴨とチョコレートのマリアージュがまず素晴らしい!!
デザートは苺とふきのとうのジュレをはさんだミルフィーユで、これも春の到来を意識した一品です。
ワインはオーガニックワインを独自ルートで仕入れていて赤白とも優しい味わいのもの、料理は季節感をだしつつ組み合わせの妙が光る素材を使って二手間くらいかけた丁寧な仕上がりとなっていて、内容や素材はフレンチの王道なのになぜか和のセンスも感じられました。料理やサービスの随所にシェフとマダムの気遣いが感じられ、とても居心地のよいお店です。シェフのこだわりを決して客に強要しないオリジナリティのある料理は確かな腕とセンスがあればこそのものだと感じました。私にとって再訪して季節ごとの料理の妙を楽しみたいお店となりました。