優しいお味のヘルシー中華。日替わりランチはコスパ良好 : 龍口酒家 本店

ランチ麺セット（八宝湯・カレー味揚豚と青菜載せ麺）980円

今日のランチは幡ヶ谷。
家族での食事だったので、両親のお気に入りである「龍口酒家」さんへ。
昭和の匂いがするボロい駅地下街にあるお店ですが、店内は小奇麗で接客も街中華のそれではなく、かつランチセットはなかなかC/Pが高いのが魅力。

休日12:50到着。店内はほぼ満席ですがテーブルがちょうど空いたところでした。後客も続々。
お店入り口に日替わりランチの看板があるので、何を頼むか決めてから店に入りましょう。
日替わりランチは大きく分けて、ご飯＋おかず数種のランチセットと、同じおかずに麺類が組み合わされた麺セット（小ライス付き）の二択。今日はお腹一杯になれる麺セットを口頭オーダー。

待つこと10分ほどでトレイ着丼。
トレイの上には、標準サイズのパーコー麺、回鍋肉、ニラ玉、ザーサイに小ライス、そして杏仁豆腐。
神田や新橋の大陸系中華ならともかく、都心（幡ヶ谷は微妙に都心じゃないかｗ）の本格中華でこれで1000円切るならアリですよね。

早速パーコー麺から。
スープは鶏、スッポンや高麗人蔘、香味野菜から取っている清湯だそうで、ラーメン屋ではなく、ちゃんとした中華料理店（≠街中華）のお味。
おそらく無化調で旨味はスッキリ。塩味は非常に控えめで、体にいい感じしますね～(；´Д｀)

麺はこちら名物の汁なし麺「里麺」で使っているのと共通の翡翠麺。
スープが淡い分、ちょっと麺自身の香りが気になるのですがまぁまずまず。プリッとした弾力がある高加水麺です。
載せ物は排骨。カレーが仄かに効いたもので、スープの塩味の物足りなさを補ってくれる感じ。青菜は小松菜。

サイドメニューは鶏肉を使った回鍋肉とニラ玉。どちらも作り置きなので少々冷たいですがそれはご愛嬌。
小ライスは４口分くらいのミニミニサイズなので、おかず過多でちょっとリッチな感じｗ
あと、ここの香の物はキュウリの浅漬と自家製ザーサイを混ぜたものっぽいんだけど、これ結構お気に入りです。

サクッと完食。杏仁豆腐と熱いジャスミン茶でホッと一息でごちそうさま。

うーん、このクオリティ、このボリュームでこのお値段なら、個人的にはアリかな。
個人的にはもうちょっと濃い味が好きなんだけど、まぁいつも塩分過多な食生活してるから、たまにはこういうのもいいね。

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今日のランチは幡ヶ谷。
家族での食事だったので、界隈の行列店に行くわけにも行かず。。
結局、テーブル席があるのと前回来た際家族の評判がよかったこちらへ二度目の訪問。

休日12:40到着。店内は常に半分ほどの入りをキープ。
ちょっと鄙びた地下街ですが、ここと向かいのマクドだけは客入ってるんですよね。

前回名物の汁なし「里麺」を頂いたので、今日はお得な日替わりセットメニューで。
日替わりは飯セットと麺セットがあり、共にアタマは共通（例えば天津飯と天津麺等）。麺セットにはさらにライスが付くという豪華仕様。
ちなみに今日の麺セットは二種類で、「肉と野菜の細切りあんかけ麺」とジャージャー麺から選べるとのこと。
なんとなく暖かい餡かけな気分だったので前者でお願いします。

待つこと10分ほどで着丼。
・・・うん、これで900円ってかなりC/P高いですよね。
フルサイズの丼にはたっぷりの餡かけラーメン、さらに小皿が２つにライス、漬物、杏仁豆腐といった布陣。

ではまずはラーメンスープから一口。
シャバ系の醤油スープは、塩味旨味共にかなり薄口。家族全員がそう感じたので、個人差ではないかも。
出汁は動物系＋薬膳系の体にいいヤツいろいろですが、変なクセや違和感はありません。
薄味ですが出汁までペラペラなわけではなく、旨味はきちんとある感じ。けどやっぱり、ジャンクフードに慣れてしまった舌には物足りないかなぁ。。カエシがもっと欲しいです。
そうなってくると、味の決め手は餡かけになるわけですが。。こちらもトロミはあるけれど、かなり薄味ですねぇ。
まぁでも、だんだん舌が慣れてくるに従ってジンワリとスープの良さがわかってくるような気になってきますｗ

麺はこちら特有の翡翠麺。クロレラ練り込み麺でしたっけ？形状は角断面細ストレート。
前回汁なしの「里麺」で〆た状態で食べた時はしっかりしたコシがあって美味しい麺だったのですが、熱々の汁物に浸かっていると結構早めにダレてくるのが気になったかな。麺量は120g程度。

餡かけの具は、細切り豚肉、細切り筍、そして小松菜が少々。餡が薄味なのでそれぞれの素材の味が引き立ちますね。

小皿１は、レタスとセロリ、エビを塩コショウで炒めたもの。こちらもかなり塩加減は控えめで体にいい感じ。
シャキっと感が残るレタスとプリプリのエビがいい感じですが、薄味なのでおかずになる感じではないかな。。
唯一のおかずアイテムは小皿２の油淋鶏。タレは甘辛醤油味ですが、ピリリと花椒が効いていて中華仕様。味もしっかりしていてご飯が進みます！
漬物は酸味の強いもので、いい口直し。杏仁豆腐は寒天固めのプリプリのタイプでした。

ということで、なかなか満腹になっってごちそうさまでした。
体にいい宮廷中華って感じで、たまにはこういうのもいいですね。

ちなみに相方が頼んだジャージャー麺は、中華スパイスがしっかり効いている肉味噌と、汁なしの方が得意な翡翠麺のマッチングが素晴らしく、また残った肉味噌をライスに載せてジャージャー丼にできるという特典も付いており、明らかにそっちの方が俺好みでしたorz
次回は汁なし系にしようっと。。。

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里麺（750円）

今日のランチは家族で幡ヶ谷エリア。
幡ヶ谷と言えば！なお店はすぐに名前が思い浮かぶのですが、さすがに家族で並ぶわけにはいかんよなぁ。。
ということでラ店はあきらめ、でも麺が食べたいのでｗ気になっていた中華料理店へ。

ってかこちら、京王新線の幡ヶ谷駅に降りる途中のフロアにあるんですね。
なんとも昭和な雰囲気の渋いフロアだなぁ。。周りのお店もどれも気になりますが（しかもどこも激安！）、初志貫徹でこちら。

休日11:50到着。広い店内には前客２組ほど。
しかし12時を過ぎるとゾロゾロとお客さんが入ってきてほぼ満席に。

テーブル席に着席し、メニューをチェック。
今日の狙いは、翡翠麺を使った汁なしという「里麺」。
ただ、圧倒的にC/Pがいいのは日替わりセットですね。飯セット（850円）と麺セット（950円）があるのですが、それぞれメインの飯/麺に加えて小皿料理２品、デザート、飯の場合はスープ、麺の場合はライスまで付きます。
また、1800円のコースも、料理３品＋点心＋麺＋デザートという豪華仕様。
今日は４人だったので、コースを２人前、麺セット、さらに里麺という全く協調性のないバラバラオーダーｗで全部シェアすることに。
店員さん「全員コースを頼まれた方がタイミング的にも。。。」とおっしゃるのですが、まぁそう言わずにｗ

コース料理はこんな感じ（一部取り逃しあり。あとはシュウマイだったかな？）。

宮廷薬膳料理ということで、全体的にかなり薄味ですね。
濃い味に慣れたラヲタだけでなく、家族全員が「薄味だねぇ」との感想だったので、間違いないかと。
ただ、ベースの旨味や素材の風味を生かしているので、これはこれで美味しいです。
コッテリ濃い味の街中華ばかり食べている者としては、なかなか物足りなく感じないわけではありませんｗ

そしてやってきたのが「里麺」。
おぉ、緑色の麺がかなり個性的！
確かに汁なしで、麺には金華豚とザーサイが絡めてありますね。
また、単品にはスープとデザートが付いてきます。

では一口。
・・・お、これ結構好きです！
基本的に調理方法はシンプルで、麺を茹でて〆て、ラー油＋ゴマ油、細切りザーサイと細切り金華豚で和えたもの。
塩気はおそらく、ザーサイと金華ハムから出るもののみですが、これまでが薄味続きだったので、かなり濃く感じます。

麺は角断面中細ストレート。翡翠麺はクロレラ練り込みなのかな？
特に緑色を感じさせるような（よもぎとか）風味はなく、シンプルな中華麺の風味。
〆はバッチリで、シコシコとした歯ざわりがいいですねぇ。
また、たまに口に入ってくる塩気の強いザーサイがいいアクセントになりますねぇ。ゴマ油の香りも効いてます。
かなりシンプルな料理ですが、これは意外にオンリーワンな味かも。
麺量は結構たっぷりめで、体感180gくらいはあったかな。

ちなみにこのお店、麺類は全てこの翡翠麺なのかな？
日替わり麺（この日は五目餡かけラーメン）の麺も緑色でした。

付属のスープは、こちらご自慢の「八宝湯」という黄金スープ。
丸鶏を中心に、朝鮮人参等の薬膳を煮込んだ清湯スープになります。
こちらもまた薄味で、ラーメンスープの出汁のみ、という感じ。卓上に調味料はなかったのですが、料理に付いてきた塩を入れて塩気を調整ｗ
とはいえ、鶏の旨みと薬膳の香りが凝縮されており、かなり旨いスープだと思いますね。これにラ店のカエシを合わせたら相当旨いスープになると思います。

デザートは杏仁豆腐。こちらもサラリと薄味な感じで、すこぶる健康的にごちそうさまでした。C/Pは良好。

トータルで見て、ありそうで意外になかった、中華版「武蔵野油そば」？とでも言えそうなシンプルな汁なし麺。
単純な構成でありながら、これ以上何かを足すと蛇足になるし、どれかを引いても成立しない、絶妙なバランスの元で成り立っている「賄い」的メニューでした。うん、これは結構クセになるかも。
ところで「やきそば」もこの麺なんでしょうか？だとしたらそれも食べてみたいかもｗ
再訪は確実、というか、このフロア全体的に魅力的なお店が多い（880円食べ放題のインド料理屋とかｗ）ので、このフロアへの再訪は確実ですね！

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