無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-6877-0913
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
1年2ヶ月ぶりに再訪 涙が出た
ここはどうしてこんなに美味しいものが出せるのだろう。
最高級レストラン(東京會舘プルニエ、パレスホテル東京エステール)での食事が2週続いたあと、この小さな街角カフェでのディナー。
食材はきわめてシンプル。しかし、ここのシェフの手にかかると、一つ一つの材料の奥に潜んだ美味しさが、あますところなく引き出される。前菜6種の盛り合わせではコーンビーフとポテトサラダが絶品だ。味わいながらなぜか目に涙がにじんだ。疫病禍で1年2ヶ月もの間、来られなかった。その空白の時間はまるでなかったかのように消え去っていった。変わることのない美味しさ。
「本日のパスタ」も、以前と同じく、シンプルなのに奥深い味わい。
デザートの焼きプリンは舌触りのなめらかさ、しつこくない甘さが印象的だ。
最高級レストランと小川カフェとどちらかを選べと言われたら、一瞬の迷いもなくここを選ぶ。
ご近所だったとき、10年通った。少し遠くなったけど、人生が終わるまで通いたい。
世界一美味しい街角カフェ
実はこの店のことを書くのはあまり気が進まない。
嘘を書くことはもちろんできないのだから、本当のことを書いてしまったら、店が繁盛しすぎて、今までのように気軽に行けなくなってしまうのではないか、という心配があるからだ。まあ、杞憂だとは思うけど。
井の頭線の三鷹台駅から一分もかからないところにあった旧店舗には十年間通い詰めた。我が家からいちばん近いカフェ、レストランがここだった。あまりの美味しさに驚いて、東京で最高の店がご近所カフェだという幸運が信じられなかった。
とくに日替わりの「本日のパスタ」が類例のないもの。これに匹敵するのは、ロンドンのナイツブリッジにある高級イタリアンで食べたものくらいだ。日本でもここのパスタと同クラスのものはあっても、超えるものはない。
自分で言うのは気が引けるけど、私は年季の入ったグルメだ。高級レストランもずいぶんと食べ歩いた。その私が、東京のあらゆるレストラン、カフェの中で、ただ一カ所選ぶとすれば、間違いなくこの店なのだ。
ほかには、ジャンルが全く違うけど、銀座の鮨屋「ほかけ」しかない。
2019年の3月にいったん閉店して、8月になってようやく移転オープンした。
前の場所から、立教女学院横の坂を登って、徒歩4分ほど。我が家からはさらに近くなった。
店はずいぶんと小さくなって、テーブル5席、カウンターが3席。10人も入ったらいっぱいだ。
しかし、味は全く変わらなかった。自宅から数分で、最高のランチが気軽に食べられるなんて、信じられない。
本格的なディナーも何度も味わった。
ある日、二人連れで行ったときのコースはだいたい次のような感じ。
まずは前菜の盛り合わせ、グリーンサラダ、それにクロケット。
クロケットといえば銀座の資生堂パーラーのものが有名だが、小川カフェのそれは資生堂パーラーを超えている。いわばただのコロッケなのに、どうしてこんなに美味しいのだろう。
メインは私は例によって本日のパスタ。連れはカルボナーラ。
彼女はここのカルボナーラに完全にはまっている。
去年の夏、初めて連れていったとき、一口食べて、
「あっ、ちょっと待って、ヤバッ、これおいしすぎ〜!」
あっという間にペロリとたいらげると、申し訳なさそうに「自分で払いますから、もう一皿食べてもいい?」
おかわりのカルボナーラもすごい勢いで食べちゃった。
マスターが「若いですね〜」と呆れていた。
今日も同じカルボーナーラの「大盛り」。見ていて気持ちいいくらいの早さで食べ終わってしまうと、私が食べている本日のパスタ、「「ホタテとカブの柚胡椒スパゲッティ」を眼を爛々とさせて見つめる。
「それおいしそうですね」
「ちょっと食べてみる?」
「いいですか?」
彼女、私のフォークをひったくるようにして取ると、「ちょっと」じゃなくて、たっぷりからめて3回も口に運んだ。全部食べちゃいそうな勢い。
「うわぁ、すごい美味しい!レモンの味がする、さわやか!」
「レモンじゃなくて柚だよ」
全部食べられちゃうのじゃないかと心配になったが、さすがにフォークを返してくれたので、残りを味わうことができた。
デザートはカボチャのプリン。これまたたとえようがない。口に入れるととろけるのだ。
青森産の紅玉をまるごと使った「焼きリンゴ」は冬場の楽しみ。
生きている幸せを感じることができるのが小川カフェだ。
https://www.instagram.com/ogawa_cafe/
口コミが参考になったらフォローしよう
cdhara2012
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
cdhara2012さんの他のお店の口コミ
ナージュリヴレ カミヤマ(北仙台、北四番丁 / フレンチ)
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
小川カフェ
|
---|---|
ジャンル | カフェ |
予約・ お問い合わせ |
03-6877-0913 |
予約可否 |
予約可 |
住所 |
このお店は「三鷹市井の頭1-32-3」から移転しています。 |
交通手段 |
井の頭線三鷹台駅から徒歩4分 三鷹台駅から173m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX、JCB) 電子マネー不可 |
席数 |
13席 (テーブル5席、カウンター3席) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2019年8月17日 |
備考 |
三鷹台駅前にあったオガワカフェが移転して、2019年8月に新装開店しました。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
2009年に東京に引っ越してきたときオガワカフェは開店して1年だった。三鷹台駅から徒歩一分のところにあって、我が家からは徒歩6、7分。いちばん近いカフェだった。ところがこのご近所カフェが東京では他に比べるところがないすばらしい場所だったのだ。グルメを自認する私は、この10年以上、東京のさまざまな高級レストランを食べ歩いたけど、ここに匹敵するところはなかった。
数年前にちょっと駅から離れた場所に移転して小川カフェとなった。我が家からさらに近くなり、徒歩3分。昼も行き、夜も行った。しかし、退職して久我山という高級住宅地に住めなくなり、引っ越して片道30分になっちゃった。それでもできるだけ通うようにしている。
今夜選んだメニューは前菜の三種盛り、パートナーはポテトサラダとコーンビーフ。グリーンサラダ。メインは本日のパスタとペンネカルボナーラ。ほかにもいろいろ。
デザートにレアチーズケーキをいただいたが、とくにこれがすばらしかった。小川カフェのメニューは全てそうなのだが、シンプルな素材を究極まで作り込んでいる。このチーズケーキを一口食べて、それがよくわかった。前回食べた焼きプリンも同じだ。
これからもできるだけ足繁く通いたい。