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手しごと屋、プロ仕様のコーヒー
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新規開店発見！
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看板もなく、地味です
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祝いの胡蝶蘭
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おお、メカニック！
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銅職人さんが作ったオリジナルだそうです
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豆の種類を説明してくれました
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調理場、手前はミル
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きれいなヤカンたち
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カウンター
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カウンターにも花
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万年筆で手書きのメニュー、ひとつしかありません
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ネルドリップで泡立つような豆
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エチオピアのフレンチロースト
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砂糖つぼとミルク
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トースト
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momochan0806
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
ヤルクコーヒー
|
|---|---|
| ジャンル | カフェ |
| お問い合わせ |
03-6379-1313 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
京王井の頭線西永福北口下車 徒歩4分 西永福駅から200m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
15席 （テーブル12席、カウンター3席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| オープン日 |
2013年11月15日 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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店を発見したのは、全くの偶然でした。
この近くの大学で、どう見ても女が１割も来ていないような、オヤジっぽい試験を受けました。
試験後のお約束で、大勢が団子となってマイナーな駅に向かいます。
しばらく駅にはいれないかもな、と思ったら、「１１月１５日オープン」という看板を見つけました。
テーブル席は混んでいるような感じがしますが、一人ならすぐにはいれそうです。
こぎれいな店内、マスターと女性がキビキビと動き回っています。
ちょうど、カウンターのカップルが出るところで、席があきました。
二人はマスターに相談しながら、テイクアウトの豆を選んでいました。
メニューは万年筆で手書きの素朴なもの。
これひとつしかないため、あちこちに回されていました。
どんな味がいいかと聞かれ、
「コクのある味が好きです」
と申告すると、アフリカものにしては、とアドバイスされました。
「ウチのはあまり煙をまとわせてないから、飲みやすいと思いますよ」
とのことです。
エチオピアのフレンチロースト500円に決め、トースト300円も頼みました。
隣にもおひとりさま女性が来ました。
マスターはネルドリップに小さめの銅のポットでちょびちょびとお湯を注ぎます。
すると、豆の表面が盛り上がり、泡立ちます。
「うわあ、こんなの見たことない、ウチで袋で買ってる粉ではこうなりませんよ」
「泡立たない豆は終わってます。本当は、粉はその日のうちに使ってほしいんです」
プロのお言葉でした。
コーヒー、トーストの順で出ました。
一口、そっとすすったコーヒーは、これまでに飲んだことのない味でした。
なんともいえず、奥行きがあるのです。
また、見た目もとろりとしています。
「歴史を感じるような味ですね」
私にはコーヒーを語る才能などありませんが、思ったままに伝えてみました。
「これこそが、世界のコーヒーの原点なんですよ」
産地のイドガチェク村の味だそうです。
トーストも、粘りのある食感のパンで、たいへん美味でした。
もむもむとかぶりつきました。
これは、手でちぎって食べたりしちゃいけません。
隣の女性が、
「いやーん、こんなパンのいい匂いをさせたら、罪ですよー」
なんて冗談を言いました。
テイクアウト豆は種類によって価格が異なるのですが、店内でいただく分には一律500円です。
次々にお客さんがはいり、あまり席があくことはありませんでした。
早くも地元に定着しているのかも。
「年明けには豆が変わりますから、また来てください」
とマスターが声をかけてくれました。