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03-3321-5048
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猫旅団さんの他のお店の口コミ
店名 |
永福町 大勝軒
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
03-3321-5048 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
永福町駅南口下車、階段を降りて目の前の交番のある交差点のはす向かい。徒歩1分。 永福町駅から124m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
20席 (カウンター10席、テーブル10席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 並びの銀行裏にコインパーキング有り |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) ベビーカーでのご入店は混雑状況により変わりますので、事前にお電話でご確認いただくか、ご入店前にスタッフにお尋ねください。 |
ホームページ | |
オープン日 |
1955年3月4日 |
備考 |
お手洗いは、店舗ビルの3階・4階にある為、従業員がご案内いたします。 |
初投稿者 |
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2017年7月15日14時過ぎに到着。うだるような暑さの中でも、この店の前には3~4人の列がある。
杉並区界隈の東京ラーメン屋はそこそこ渉猟した身であるが、東京ラーメンの老舗には共通した匂いがある。長年使い込んだ鰹節入れの棚奥にこびり付いた古い鰹節の匂いに、寸胴で毎日煮ているゲンコツの匂いが混ざり合って、店全体に定着したような、ある種の澱んだ匂いである。人によってはこの匂い、一寸苦手に思うかも知れない。だが、この匂いのする店は必ず旨い。永福町大勝軒も例外ではなかった。
カウンター席に通されると、シンプルな品書に目を通す。ビールも餃子も一切無い。中華麺(ラーメンの事)、同生玉子付、メンマ付、後はチャーシューメンだけである。ご主人は一つの味に満足せず、味を変え続けている求道的な人物らしいが、ラーメン以外の物など作っている暇は無い、という事であろうか。チャーシューが魅力的なので、チャーシューメン(1290円)を注文する。この店に大盛りは存在しない。なぜならその必要が無い程の量だからだ。
暫し待ってチャーシューメン登場。丼は大きい。麺の量も多い。そして、れんげも大きい。重いらしく、ステンレスの盆に載って出てくる。丼の辺に沿って、9枚のチャーシューが美しい輪形陣を組んでいる。中心には山のようなメンマ。これ等無敵艦隊の浮かぶラード層に覆われた琥珀色のスープの下には、中太縮れ麺が息を潜めて待ち構えているのだ。目礼して一旦手を合わせ、徐に食す。
パリッと香ばしいラードを纏ったスープが縮れ麺によく絡み、スルスルと麺が進む。荻窪ラーメンを例えに用いるが、出汁の味には春木屋系ラーメンで感じる野菜等の甘みはあまり感じず、ゲンコツと節系の味が前面に来るように感じる。かといって、丸信ほど節系の主張が強い訳でもなく、醤油ダレとのマッチングを重視している感がある。味のバランスを日夜研鑽されているのだろう。
チャーシューはタレを塗って焼いたもの。スープと一緒に煮込むタイプが多い昨今、古い店で伝統的なこの種のチャーシューが守られているのは嬉しい。やはり、厚くて柔らかいチャーシューよりも、薄くて噛み応えのあるチャーシューが、私は好みである。
結局、この暑いのにスープも完飲してしまった。近頃旨い醤油に飢えていたのだろう。