1年の締めくくりに相応しい一杯 : 永福町 大勝軒

永福町の駅前の風物詩といえばこの行列

泣く子も黙る『永福町大勝軒』

メニューを見ても悩むことは無い　醤油一本の潔さ

タンブラーは震度１０でも倒れない底厚の特注タンブラー

お水が半分以下になると何も言わずともスタッフのお姉さまが注いでくれる伝統のサービス

お水はセルフに慣れているのでとっても特別感があります

中華麺（生玉子付）1180円

たっぷりスープに麺は２玉

直径２４センチの丼に２８０ｇの麺と９００ｇのスープは重厚な迫力に満ちている

具はチャーシュー・メンマ・ナルトに刻みネギ

何度も見ている丼顔なれどこれぞ王道中華そばと認めざる追えないスキのない丼顔

カメリアラードが丼を覆うスープは激アツ仕様

豚骨ベースに上品な煮干しの風味がスッと鼻孔を抜けていく

煮干しもカエシも絶妙なブレンドによって秘伝のスープは保たれている

美味い。。　いつ食べても美味い。。　毎回美味い

草村商店の麺は柔らかい

柔らかいからこそスープがしっかり味わえるように思えます

麺少なめとかカタメ指定は出来ませんが、だからこそ安定した味をキープ出来るんでしょうね

しっかり下味のついた栃木産の芋豚肩ロースのチャーシューも涙ものの旨さ

メンマは甘さと塩気が抜群のバランスでメンマのお手本よう

麺を生卵に入れると熱さが引いて味もマイルドになります

味変も楽しめますが猫舌の人は一種の逃げ場にしているでしょうね

柚子が一切れ入っていますがこれがあると無いとでは雲泥の差

ほのかな酸味があるからこそ大量のスープも飽きずに飲み進められます

とにかくこの圧倒的な満足感が素晴らしい

ご馳走様でした<(_ _)>

永福町大勝軒に１年ぶりの訪問

一昨年 創業者の草村賢治氏が亡くなった後も創業６４年のお店は健在

定期訪問のお店として私の中では不動の一軒です

この日はたまたま並びはありませんでしたが開店から閉店まで客足が途切れないお店

スッと入店出来るねらい目は１5時過ぎですね

一時は正月を除き年中無休でしたが現在は月曜定休になっているようです

これも働き方改革の一環なのでしょうか？

ただ営業時間は11:00〜24:00まで伸びたので夜型の人にも安心の営業体制

詳しくは永福町大勝軒のHPでご覧になれます

席に座ると震度１０でも倒れないどっしりした大型のタンブラーが運ばれてきます

これ以降はお水の心配は無用です

「お水ください」と言う前にスタッフが驚くべきタイミングで補充してくれます

これも永福町大勝軒の歴史と伝統

カウンターの奥行きは余裕の６０センチ

直径２４センチの特注丼が置かれても圧迫感は皆無です

チャーシューメン１３４０円

たっぷりのスープに麺は２玉　丼を埋め尽くすチャーシューが圧巻

８００円のチャーシューメンを２杯食べる感覚です

実はチャーシューメンを食べるのは今回が初めて(*´ω｀*)

一度は食べて見たいと思っていたのでプチ感激

スープはカメリアラードが丼を覆う激アツ仕様

豚骨ベースに上品な煮干しの風味が鼻孔をくすぐる

煮干しもカエシも何種類もブレンドすることによって秘伝のスープは保たれています

美味いものってのは単純に思えるものほど単純じゃないのです

草村商店の麺は柔らか目ですが柔らか目だからこそスープをしっかり味わえるように思えます

とにかく激熱スープなのでお水を丼に足して食べている年配の方もチラホラ見かけます

肩ロースのチャーシューは煮汁がしっかり染み込んでいてオールドファンも歓喜する味

脂身も赤身部分もとにかく美味くていくらでも食べられます

初のチャーシューメンは予想以上に食べる価値がありました

殆ど完食完飲(￣^￣)ゞ

柚子が一切れ入っていますがこれがあると無いとでは風味に大きな差が出ます

永福町系のお店によっては柚子を数切れ入れているお店もありますがアレはやり過ぎ

お腹もいっぱい心も満ち足りた一杯のラーメンに感謝

ご馳走様でした<(_ _)>

１９５５年創業の永福町大勝軒

私も年に何度かは訪問するラーメン界の大御所店

その創業者である草村賢治さんが８月３日に亡くなられた

かなり昔に２度程厨房でお見かけした記憶があります

本当はもっと早くにお悔やみを兼ねて訪問したかったのですがやっと来れました

１０月１日から営業時間が２４：００までになるんですね。。。これは驚き

中華麺は１１３０円

昨年の９月に１０８０円から５０円値上げになりましたが客足に影響なし

直径２４㎝の特注丼に２８０ｇ麺量とたっぷりのスープを見れば納得の価格

震度１０でも倒れない特注タンブラー　お水が半分以下になるとスタッフのお姉さまが注いでくれます

ほとんどのラーメン屋はお冷はセルフだし それにも慣れているので特別感がありますね

そして奥行きのあるカウンターの安心感も大きい

今回初めて測ってみたら６０㎝ありました！　解放感は抜群です

中華麺 １１３０円

何度も見ている丼顔なれど これぞ王道中華そばと認めざる追えないスキのない丼顔

カメリアラード層に覆われたスープは激熱　でも激熱じゃないと大勝軒じゃない

熟成タレと濃密な煮干しに節系が見事に調和したスープは旨みの宝庫

老舗ではありますが その味に古めかしさなど微塵も無い

永福町系の名店でもたまに食べますが スープの奥行きと深度は別格です

柔らかく茹でられた草村商店謹製の麺はまさにこのスープのために存在する

柔らかめであっても最後までダレないので猫舌の方でも最後まで同じ歯ごたえが約束されています

しっかり舌味のついた栃木産の芋豚チャーシューも涙ものの旨さ

甘さと塩気をバランス良く感じられるメンマも秀逸

お店の奥には１日２００食は売るというおみやげラーメン工場があります

すべて手作りなのでお店と同じ味が自宅で食せるのが人気の秘密

タレは６年分　煮干しや鰹節などは３年分をキープしているのが故草村氏のやり方

万一 材料が入らなくなった場合のリスクヘッジと大量に買い付けることで原価を下げる目的

そのため近所に３階建の保管倉庫までもっています

今回初めて倉庫も前まで行ってみましたがお店から徒歩数分の住宅街の中

ここの土地代だけでもいったい・・・(^_^;)

準備万全とはまさにことことですね

あらためて草村さんのご冥福を心からお祈り申し上げます

ご馳走様でした<(_ _)>

年の２度は食べないと落ち着かないお店の筆頭

泣く子も黙る「永福町大勝軒」

昭和３０年（１９５５年）の創業から東京ラーメンの牽引的な立場のお店

開店時間から閉店時間まで客列の途絶えることの無い名店

親子三代通い続けるファンが多数存在するのも人気の証

衛生的でピッカピカに磨き上げられた厨房

カウンターにも床にもチリひとつ落ちていない

掃除にかける執念すら感じます

特注のタンブラーは震度８でも傾かない低重心仕様

中のお水が半分くらいになるとどこからともなくスタッフが駆けつけてくる

まさにわんこそば的なお冷サービスも永福町大勝軒の見せ場

中華麺は麺２玉が入った大盛サイズ

１１３０円は高く感じるかも知れないが５６５円のラーメンを２杯食べる感覚が必要

麺も２倍だがスープも２倍

麺少な目希望の声がどんなに上がってもこのお店の耳には届かない

理由は簡単「腹いっぱい食べてほしい」がお店のコンセプトだからだ

したがってそれ以外の目的の客は望んでいないのだ

中華麺（生玉子付）１１８０円

トレーからはみ出した直径２４センチの特注丼

カウンターの奥行きが６０センチ近くあるので圧迫感はゼロ

心地よくゆっくり食べてもらおうというお店の姿勢をこんなところにも感じさせてくれる

煮干のほのかな香りとカドのない熟成醤油のバランスが素晴らしいスープ

表層を覆うカメリアラードが伝統の味をしっかり守っていると実感

どこのお店も微妙な味の変更は行っていますが　

大勝軒も開店から２００回以上の味変を行っているのは周知の事実

今でもその進化はとまらないと言うのが素晴らしい　

草村商店の柔らかな麺はスープとの一体感が最高で２玉でもすいすいと胃袋に落ちていきます

最近は「麺カタメ」に流れているお店もお客も多いけど 一度この柔らかな麺のうまさを実感して欲しいです

元ダレで煮込んだ甘みたっぷりのチャーシューにサクッとした食感のメンマも相変わらず美味い

ラーメンの基本的な部分を知り尽くした味付け思います

前回玉子付はやめようと思っていたのを忘れていた（笑）

私にはまったく必要の無いアイテムでした(;^_^A

今回は改めて永福町大勝軒の美味さと力強さを感じた次第

ご馳走様でした<(_ _)>

２０１７年のお正月

今年のスタートはわき見をしないで一直線に永福町

１８人待ちくらいに接続しましたが店内まで約３５分　想定内です

ちょっとやそっとじゃ絶対に倒れない低重心のタンブラー

このタンブラーの安定感はそのまま永福町大勝軒の安定感と相通じるところがある

水差しは置いていませんが半分くらいなくなるとスタッフがぶっ飛んできます(笑)

まるで高級ホテルのウエイターのような動きです

消費税が５％から８％になったときに中華麺が１０５０円から１０８０円に値上がりした

従って消費税が１０％になると自動的に１１００円になるのは想像に難くない(笑)

１０００円はラーメンとしては確かに高いが 麺もスープの他店の約２倍

コスパ的には悪くない　後はこの量を食べるか食べないかの判断だけの問題

７回目にして初めて「中華麺（生玉子付）」１１３０円を注文

直径２４センチの丼に２８０ｇの麺と９００ｇのスープは重厚な迫力に満ちている

茹で後の麺だと合計１３２０ｇ位にはなるはずｗｗ

スープは煮干の香りと動物系＆節系が絶妙にまざりあっている

以前より煮干の香りは控えめで その分カエシの個性と旨さが引き立っているように思う

激熱のスープは猫舌の方には辛いかもしれませんが 個人的にはとっても好きです

草村商店の麺はとっても柔らかいのですが このスープにしてこの麺あり

麺量も麺の硬さも味の濃さも調整は不可（何もしない方針）なので黙って食うしかないのである

でも考えてみれば定番メニュー以外「塩」も「味噌」も「つけ麺」も「冷やし」もな～んにも無いけどいつも行列

これがもっとも味を保てるし儲かるやり方だと思います

薄くカットされた芋豚のチャーシューは味がしっかり浸み込んでいてとっても美味い

今風の低温ナンチャラも嫌いではないけど 元ダレ煮たチャーシューが好き！

初めて生玉子に麺をつけてみましたが・・・・・

これは私には何の感動も驚きもなかったので次回はやめときます(^_^;)

お店を出るとまだ２０名以上の行列

裏口（専用出口）ではおみやげを求めるお客さんがひっきりなしに来店しています

今年も変わらず人気の永福町　もはや敵なし

ご馳走様でした<(_ _)>


チェの好み度( ..)φメモ

★★★★★★★★★☆

冷たい小雨が降りしきる永福町
2013年3月以来の永福町大勝軒今回で6回目です
今年の3月で創業60年（創業1955年）を迎える都内屈指の老舗
開店時間から閉店時間まで行列が絶えない老舗はここだけでしょうね

１２時５７分　６人目に接続
大勝軒の暖簾を改めて見ると「勝」の文字が微妙に欠けてるのね

灰皿代わりに置いてあったラード缶
カメリアラードから徳島製油のラードに変えたのだろうか？不明。。。

１３：１０分入店意外とあっさり入れて良かった
あらら～皆さんスープこんなに残しちゃってモッタイナイ

中華麺１０８０円前回食べた時は１０５０円でしたが消費税アップ分が騰がったんでしょうね

１３：１７着丼　直系２４㎝の特注の丼にはスープがなみなみと注がれている

とにかく永福町大勝軒のラーメンはボリュームが半端ない
麺量は茹で前２８０ｇ茹であがるとおよそ４２０ｇ
スープは９００ｇなので合計１３２０ｇ！

キンキンに冷えたタンブラーのお水は最後まで飲んではいけない
これを飲んでしまうと完食完飲は困難になる(‾_‾i)

o(゜∇゜*o)うまい～！(o*゜∇゜)o～♪
ラード層が覆うスープは激熱
湯気がまったく出ていないので気をつけないと火傷します

ん？でも・・こんな味だったか？？！！
煮干の香りよりももっと複雑な厚みのある味に変わっている！
なんだこれは・・・メチャ美味い！
※後ほどでありますが２０１４年の２月から鰹節を枯節に宗田節も枯宗田節に
　変えたそうですますます高級素材による味の変更がなされているのは驚き

柔らかめの麺はスープ馴染みがとっても良いのですよね～
カタメ注文は一切受けないのが永福町

栃木産の芋豚のチャーシュー
煮汁がしっかり浸み込んでいて実に美味い

単品メンマがあるくらい人気のメンマ
ただメンマはもっと美味いお店があるので個人的にはまぁまぁかな

スープが残り僅かになってもスープの温度は下がらない
従って最後までアッツアツで食べられるのは素晴らしいことだ
辛みが少ない千住ネギも絶妙なアクセント

そして１３：２９
完食完飲('-^*)/
ラーメン１杯に１２分もかかるとは。。二郎でも８分なのに(→o←)ゞ
額から流れ落ちる大量の汗が１３２０ｇ完食の証
６０年間に渡り進化と変化を続ける永福町大勝軒に改めて敬意を表したい
ご馳走様でした<(__)>
●２月の定休日５日（木）１６日（月）２５日（水）

チェの満足度(..)φメモ

★★★★★★★★★☆