永福町ピッツアの双璧、安心の美味しさ : ラ・ピッコラ・ターヴォラ

今年の夏の猛暑は限度を超えている感がありました
7月後半になるとキッズ軍団も夏休みに入りますが、
あまりに強烈な日差しを前に、本能的に身の危険を感じているのか、あまり外には出たがりません

それでも外食好きの我が家は、夕方になると繰り出します
当店の休みの日の営業は、17時半と20時からの二回転制です
17時半を予約しておきましたが、この時間はまだまだ暑くて、お店まで歩くのも嫌になってきます

予約時間にお店に到着すると、先客順に店内に通されます
一番奥の席に案内されました。店内はすぐに満席になりましたが、一人客であればカウンターには少し空きがあったようです

注文は、
魚介のフリット盛り合わせ（ヤリイカ、芝エビ）
自家製ソーセージとじゃがいものロースト
スパゲッティボロネーゼ（牛肉とトマトのボローニャ風ミートソース）
ピッツアはコンテ（トマトソース、キノコ、サラミ、アンチョビ、黒オリーブ、ケッパー、トマト、ニンニク、オレガノ、バジリコ）
デザートにカタラーナ（なめらかなカスタードをアイス感覚で）
としました。

魚介のフリット盛り合わせ（ヤリイカ、芝エビ）は、サクサクのフライで、適度な塩加減とイカの味が良かった
芝エビはカラまで食べられます。

自家製ソーセージとじゃがいものローストは肉厚の自家製ソーセージが複雑な味。いろいろなスパイスを練り込んであるようですね
ジャガイモもほくほくです。

定番のピッツアは流石に外さない美味しさ。どの種類でもまんべんなく美味しいので、安心してオーダーできます
トッピング、トマトソースはもちろんんですが、生地も部分も美味しく焼き上がっています

キッズ軍団が大好きなボロネーゼスパゲッティは、多くのお店でボロネーゼを食べている兄曰く、このお店のものが一番美味しいという評価
ちょっと食べてみると、ミートソースは肉の味が豊かでソースの味加減もよく、麺はいい感じの固さで、よくできています。

3年？ぶりに訪問しましたが、こんなに美味しかったっけ？という印象です
メインのピッツアもさることながら、サイドメニューがとても美味しく、それが好印象につながっているのだと思います。
スタッフの動きも含めて、以前よりもよいお店になったような気がしました。

総合　　　3.8　以前よりも印象がよくなったのは気のせいでしょうか
料理・味　4.0　サイドメニューが美味しい、もちろんピッツアもおいしい。さすがですね
サービス　4.0　店員さんも多く、各テーブルに気を配ってくれています。動きがいいです
雰囲気　　3.5　マッシモよりは狭いが、それを感じさせないお店です
ＣＰ　　　3.5　納得できるプライス
酒　　　　4.0　数多くワインをそろえてあります。

2014/9 再訪

近隣に引っ越してきた当時に訪問してから、もう4年が経ちました。
マッシモさんのお店にはちょくちょく通っていますが、こちらにはなかなか足が向きませんでした。
理由は、マッシモさんのお店のほうが広いので、予約が取りやすいのでは？と感じているからです（あくまで先入観です）。

前回訪問時は兄ベビはまだゼロ歳。感慨深いです。

久々に予約の電話をいれてみると、奥のソファーシートを押さえることができました。
食べログスコアは、以前はマッシモさんのお店と競っていましたが、今は当店がちぎって4.07で永福町最高スコアです。

予約時間に訪問すると、店内は家族連れで一杯。夕方の時間帯は家族連れで、その後は大人の時間帯に移行していくようです。
注文は、「サーモンのマリネと白桃　夏野菜のサラダ仕立て」「沖縄産ロイヤルポークの炭火焼き」「季節野菜のバーニャカウダｰ」
「クアトロ・フォルマッジ」。

「サーモンのマリネと白桃　夏野菜のサラダ仕立て」は、マリネされたサーモンの味がいいですね。サラダのドレッシングも爽やかで自分好みです。
「沖縄産ロイヤルポークの炭火焼き」は少し時間がかかります。炭火焼の香ばしい匂いが食欲をそそります。十分に柔らかく、こちらもなかなかです。
「季節野菜のバーニャカウダｰ」は美しい彩りの野菜がでてきます。これはオーソドックスな味ですが、いろいろ楽しめます。
「クアトロ・フォルマッジ」は以前と変わらずのもちもちとしたタイプ。

当店はピッツアだけでなく、それ以外のメニューも美味しい。そのあたりでマッシモさんのお店とスコアの差がでているのかもしれません。


2011/12

永福町のピッツアの名店、「ラ・ピッコロ・ターヴォラ」を訪問しました。
当店を出て近隣に店を開いたマッシモさんのお店「マッシモッタヴィオ」には訪問しましたが、
いわば本家の当店は初訪問。どんなピッツアなのか、楽しみに訪問しました。

６時半の予約で時間どおりに訪問しました。
今日はお客の出足が遅いのか、店内は３組ほど。７時半くらいにはカウンターも含めて満席になっていましたが。
「マッシモッタヴィオ」と同様に店内はナポリピッツアの象徴である大きな窯があります。
窯の火の香りに期待が膨らみます。

スタートはビール。メニューにはサッポロ黒もありますが、エビスの琥珀にしました。

つまみ系、ピッツアは最後にとっておいて、まずは前菜から行きましょう。
「マッシモッタヴィオ」もピッツア以外のメニューも美味しかったので。
シマアジのカルパッチョ（１５００円）とタコのトマトピューレ煮込み（１３００円）を頼みました。

シマアジをカルパッチョにするのはもったいない気もしますが、これはこれでありでした。
ほのかに漂う柑橘の香りも爽やかさを演出しています。
シマアジはプリプリしていて食感も楽しく、味もいい感じ。
刺身＋わさび醤油で食べたくなりますが、それは言いっこなし。

タコのトマトピューレ煮込みは、運ばれたときにその大きさにびっくりします。
大きめのタコの足部分１本か２本くらいで、下にはマッシュポテトで盛られているのですごい量に見える仕掛け。
タコは柔らかくて弾力があります。トマトソースとも合っていてなかなか美味しい。
もうすこしパンチがあったほうがよいかとも思いました。

続いて家内の大好きなニョッキに行ってみました。
ニョッキ、カボチャのクリームソース（１６５０円）。
家内曰く、ニョッキはジャガイモに対する小麦粉の量で腰があったり柔らかかったりするそうですが、
当店のニョッキはかなりやわらかめ、腰は強くありません。しかしこのくらいの柔らかさが好みとのこと。
カボチャのクリームソースは、甘めにベースにかぼちゃの濃厚さが加わって、パンにつけても美味しいものでした。

では待望のピッツアに行ってみましょう。
「マッシモッタヴィオ」と同じようにピッツアのラインナップは豊富、トマトソースとそれ以外に分けて書かれています。
今回はトマトソースベースで揚げた茄子がトッピングされているピッツアシシリアン（１７８０円）をオーダーしました。
１０分ほどで運ばれます。かなり大きめです。
生地はモチモチ感よりはカリカリ感があり、塩味は薄めでした。
味はもちろん美味しいもの。「マッシモッタヴィオ」と甲乙つけがたいです。

ちなみに今日はイタリア人のピッツア職人さんは不在のようで、日本人のかたが窯を担当していました。

ワインは赤のグラスを３杯ほど。
これだけ飲み食いして一人あたり約５０００円。ＣＰはマッシモよりもほんのすこしだけ高めかな。

ピッツアの味は甲乙つけがたい。というより好みの問題でどちらが好きかどうかが決まると思います。
自分はモチモチ系のほうが合っているようで、「マッシモッタヴィオ」のほうが好みでした。
なお、ピッツア以外のメニューも美味しいです。いろいろ楽しめるイタリアンです。
永福町にピッツアの名店が増えたのは当店の功績。”老舗”の伝統と味を守ってもらいたいと思います。
ご馳走様、また寄らせてもらいます。

料理・味　３．５　ピッツアは美味しいです。モチモチよりはカリカリという感じかな。
サービス　３．０　可もなく不可もなく
雰囲気　４．０　雰囲気は当店のほうがよいです。
ＣＰ　３．５　こんな感じかな　
酒　３．０　普通のラインナップ