季節の素材とともにあるカリー♪ : キッチン アンド カリー

店主は阿部由希奈様。その存在を知ったのは2017年8月8日放映の7RULESという関テレ制作のTV番組。番組では固有の店舗を持たない「流しのカレー職人」として取り上げられていたが、その1年弱後、2018年7月8日より、カレーの研究を行うキッチン(当店)を週2回公開する形態で、固定の実店舗での営業を開始。

女性の多様な働き方を体現する先達なき道を切り拓くパイオニア。2019年12月29日より出産のため休業。コロナ禍の中、2020年4月頃より活動を再開。2020年8月現在、木土の2日間、実店舗で営業中。(営業日は以前の木日から変更。)

＜カレー店としての特色等＞
・営業形態、カレーとも独創的。
・レギュラーメニューはなし。
・高知県の中里自然農園さんから送られる
　野菜等、季節毎の旬の食材を起点とした
　新作カレーを提供。
・真ん中に旬の食材があり、どんな食材や
　スパイスを合わせていくか自由に発想
　していくスタイル。
・野菜の良さが当店の強みの1つ。
・素材毎の繊細なスパイス使いが特徴。
・メニューの記載は2種のあいがけまで。
　状況次第で3種がけOKのケースもあり。
・たまごのアチャールは黄身にまでスパイス
　の風味が浸透しており美味。
・店頭にある台帳に名前を書く記帳形式。
　帳面には入店時間の目安が書かれているが
　ズレは想定されたし。
・ウェイティングスペースはなし。長時間の
　待ちは気候のよい時期でないと過酷。
・待ち時間は日によって大きく異なる。
・お酒メニューが意外に豊富。
・ラムターメリックミルク、グラスワイン、
　ハートランド、川越の地ビールCOEDO、
　常陸野ネストビール等
・ソフトドリンクはレモンジンジャーエール、
　季節のラッシーが定番。
・季節のフルーツのアイスも提供。
　
■頂いた品～価格は税込表示
・3種のあいがけ1,600円
・たまごのアチャール100円
・桃のラッシ―400円
　桃の素材自体の味が感じられ美味。
会計2,100円

＜カレー＞
・黒酢のポークビンダル
　豚肉のウマさは特筆物。
　酸味が穏やかでスッと体に入る。

・コーンポタージュキーマ
　中里自然農園さんの玉蜀黍がメイン。
　生姜が効かせてあり甘い。
　ライタを合わせると素材の旨味が
　より引き立ち口福。

・夏野菜味噌カレー
　赤出汁風味。味噌で旨味を足し算。
　具材はゴーヤがメイン。

・付合せはアチャール＆漬物＆ライタ。

＜店主様のプロフィール＞
・1984年生まれ。大阪府出身。
・大学まで大阪で過ごし就職を機に東京に転居。
・新卒で女性向け媒体を持つ求人広告会社に入社。
・その後、女性社員が多いモバイルコンテンツの
　会社に人事として転職。採用を担当。
・3年を経て事業所内保育所、認可保育所等を開設
　する業態の会社に転職。
・もう少しゆっくり働きたいと、知人の起業した
　ベンチャー企業に転職。人事、広報、自社サイト
　の制作等、複数の役割を担う。
・2014年頃、29歳の時に渋谷にあるネパール料理店
　のカレーを食べ、カレーに目覚める。
　(店名の披瀝はないがネパリコさんの
　可能性が高いと思う。)
・2014年、SNSでカレー情報の発信開始。
・2015年8月行きつけの立飲みたこ焼き店
　(天風)で店休日の日曜に
　"SUNDAY and curry"として月1のカレー
　の間借り営業を開始。
・会社勤めを辞めフリーランスとなる。
・2016年1月、ナイル善己さん主催のインド
　ツアー参加。
・2016年は月2～3回カレーの間借り営業。
・2017年1月より下北沢カレーの惑星
　で約3ヶ月、他のシェフと交代で週3日カレーを提供。
　店を持つことは向かず、行きたいところに自ら
　出向く「流し」が向いているとの自覚が芽生える。
・この頃、旧ヤム邸の東京進出の準備を
　手伝っていたとのネット情報あり。
　(ちなみに旧ヤム邸シモキタ荘は2017年7月開店。)
・dancyu2017年6月号カレー特集で取り上げられる。
　(以後、dancyuのカレー特集の常連となる。)
・2017年8月8日、関西TVで7RULES放映。
・マスコミ露出を機にカレーの仕事が激増。
・2017年8月～2018年4月迄、幡ヶ谷の青い鳥
　でコラボメニューを月1提供。
　(青い鳥とは物理的距離が近く、定期訪問
　されているよう。)
・2018年7月8日、当店を開店。
・人事、Webディレクターの仕事の業務委託
　を受けつつ、当店を営業。3足のワラジを履く。
・2019年5月24日、レシピを紹介した「スパイス
　でおいしくなるand　CURRYのカレーレッスン」
　を立東舎より出版。
・2019年8月24日、梅田蔦屋で水野仁輔氏と対談。
・2019年10月14日、SNSで妊娠を発表。
・2019年12月29日より、出産のため休業。
・現在は兼業はやめたよう。

＜店主様のセブンルール(2017年8月当時)＞
1.カレーを作るときはターバンを巻く
2.店を持たない
3.日曜日はパソコンを持たない
4.トッピングのたまごは割らない
5.5円玉は使わない
6.週に2日はカレーを我慢する
7.常に新しいカレーを作る

＜訪問記録＞
■日時・待ちの状況
・入店待ち時間は日によって大きく変動。
・2020年8月15日13:43頃。
　入店は15:30過ぎ。
　入店待ちは約1時間50分。
　近くに図書館があるので利用されたし。

■場所
・最寄駅は井の頭線の新代田。徒歩5分弱。
・環七の西側沿いを約100m北上。
・ガソリンスタンドの手前で左折。
・約120m直進した1軒家。1階が当店。
・住所は羽根木。周囲は閑静な住宅地。
・自然体では辿り着かない立地。
・実は東松原からでも5分程で歩ける。
・店頭に記帳用の台帳あり。

■会計システム:退店時精算。

■お店の状況
・店主様はネコ好き。自筆と思しきネコの
　イラストの描かれた店頭のボードが目印。
・スッキリと清潔感のあるカフェ的な店。
・厨房前カウンター3席+2人掛テーブル3卓。
・キャパ9名。
・メインの調理は店主様が一手に引受ける。
・店主様、接客担当とも女性の2名体制。
・女性にも入りやすい雰囲気。女性客が過半。
・タイミング次第では女性比率が7割。
・トイレは男女兼用。洋式。

(2020年8月16日)
・レビュー50件。3.54/マイレビュアー様6件。3.85

店主は阿部由希奈様。その存在を知ったのは2017年8月8日放映の7RULESという関テレ制作のTV番組。番組では固有の店舗を持たない「流しのカレー職人」として取り上げられていたが、その1年弱後、2018年7月8日より、カレーの研究を行うキッチン(当店)を週2回(木曜と日曜)公開する形態で、変則的乍ら、固定の実店舗での営業を開始。

先達なき道を切り拓くパイオニア。人事、Webディレクターの仕事を受託しながら、当店を営業。3足のワラジを履く才女。2019年12月29日をもって出産のため休業。2020年4月頃に営業再開予定。女性の多様な働き方を体現。

＜カレー店としての特色等＞
・営業形態、カレーとも独創的。
・当店にはレギュラーメニューはなし。
・高知県の中里自然農園さんから送られる
　野菜等、季節毎の旬の食材を起点とした
　新作カレーを提供。
・真ん中に旬の食材があり、どんな食材や
　スパイスを合わせていくか自由に発想
　していくスタイル。
・野菜の良さが当店の強みの1つ。
・素材毎の繊細なスパイス使いが印象的。
・メニューの記載はあいがけまで。お願い
　すると3種がけOKのケースもある。
・たまごのアチャールには黄身にまでスパイス
　の風味が浸透しており必食。
・店頭にある台帳に名前を書く記帳形式。
　入店時間の目安が書かれているがズレ
　は想定されたし。
・ウェイティングスペースはなし。長時間
　の待ちは気候のよい時期でないと過酷。
・平時は日曜なら15時以降、木曜なら
　夜の遅めの20時頃の時間帯は比較的
　空いていると思う。
・お酒メニューが意外に豊富。
・ラムターメリックミルク、グラスワイン、
　ビール(ハートランド、川越の地ビールCOEDO
　常陸野ネストビール)等
・ソフトドリンクはレモンジンジャーエール、
　季節のラッシー(ブルーベリー、マンゴー)、
　ターメリックミルク等が定番。
・季節のフルーツ(桃、いちじく等)のアイスを常備。
　
■頂いた品～価格は税込表示
10月以降はカレーの価格が100円アップ
しているので留意。

＜2019年8月11日＞
・あいがけ1,300円
・たまごのアチャール100円
・ラムターメリックミルク500円
会計1,900円

カレーは〇印の2種を選択
・オクラとすりごまのチキンカレー
〇夏野菜キーマ
〇しそがアクセント！トマトと豆のカレー
付け合せはマンゴーアチャール、紫タマネギの
漬物、刻み野菜入りのライタ。
付合せはアチャール＆漬物とライタの3種が基本。

＜2019年8月15日＞
・あいがけ1,300円
・たまごのアチャール100円
・ラムターメリックミルク500円
・桃とシナモンのアイス400円
会計2,300円

カレーは2種を選択
・チキンとゴマのカレー
　当初メニュー(エビのカレー)売切れにより
　途中から投入された品。
・夏野菜キーマ
　ゴーヤとココナッツの風味が秀逸

＜2019年9月15日＞
・あいがけ1,400円
・マンゴーとミントのラッシー400円
会計1,800円

カレーは〇印の2種を選択
・さつまいもとチキンのクリーミーなカレー
〇秋鮭と空芯菜のカレー
〇旬の野菜のサンバル
野菜の良さは当店の強みの1つだと思う。
紫キャベツ、シャドークィーン、ライタ
が付合せ。

＜2019年9月22日＞
・3種のあいがけ1,500円
・たまごのアチャール100円
・ラムターメリックミルク500円
・いちじくとマスカルポーネのアイス400円
会計2,500円

3種のカレーは
・かぼすチキンカレー
・空芯菜とじゃがいものスパイシーキーマ
・バジルとナッツのトマトカレー
空芯菜の苦味と食感がカレーに意外な程合う。

＜店主様のプロフィール・歩み＞
・1984年生まれ。大阪府出身。
・大学まで大阪で過ごし就職を機に東京に転居。
・新卒で女性向け媒体を持つ求人広告会社に入社。
・その後、女性社員が多いモバイルコンテンツの
　会社に人事として転職。採用を担当。
・3年を経て事業所内保育所、認可保育所等を開設
　する業態の会社に転職。
・もう少しゆっくり働きたいと、知人の起業した
　ベンチャー企業に転職。人事、広報、自社サイト
　の制作等、複数の役割を担う。
・2014年頃、29歳の時に渋谷にあるネパール料理店
　のカレーを食べ、カレーに目覚める。
　(店名の披瀝はないがネパリコさんの可能性が
　高いと思う。)
・2014年、SNSでカレー情報の発信開始。
・2015年8月行きつけの立飲みたこ焼き店(天風)
　で店休日の日曜に"SUNDAY and curry"として
　月1のカレーの間借り営業を開始。
・会社勤めを辞めフリーランスとなる。
・2016年1月、ナイル善己さん主催のインド
　ツアー参加。
・2016年は月2～3回カレーの間借り営業。
・2017年1月より約3ヶ月、下北沢カレーの惑星
　で他のシェフと交代で週3日間カレーを提供。
　店を持つことは向かず、行きたいところに自ら
　出向く「流し」が向いているとの自覚が芽生える。
・この頃、旧ヤム邸の東京進出の準備を手伝って
　いたとのネット情報あり。
　(ちなみに旧ヤム邸シモキタ荘は2017年7月開店。)
・dancyu2017年6月号カレー特集で取り上げられる。
　(以後、dancyuのカレー特集の常連となる。)
・2017年8月8日、関西TVで7RULES放映。
・マスコミ露出を機にカレーの仕事が激増。
・2017年8月～2018年4月迄、幡ヶ谷の青い鳥
　でコラボメニューを月1提供。
　(青い鳥とは物理的な距離が比較的近く、定期的
　に食べに行かれているよう。)
・2018年7月8日、当店を開店。
・人事、Webディレクターの仕事の業務委託を
　受けながら、当店を営業する3足のワラジを履く。
・2019年5月24日、レシピを紹介した「スパイス
　でおいしくなるand　CURRYのカレーレッスン」
　を立東舎より出版。
・2019年8月24日、梅田蔦屋で水野仁輔さんと対談。
・2019年10月14日、SNSで妊娠を発表。
・2019年12月29日をもって出産のため休業。
・2020年4月頃に営業再開予定。

＜店主様のセブンルール(2017年8月当時)＞
1.カレーを作るときはターバンを巻く
2.店を持たない
3.日曜日はパソコンを持たない
4.トッピングのたまごは割らない
5.5円玉は使わない
6.週に2日はカレーを我慢する
7.常に新しいカレーを作る

＜訪問記録＞
■日時・待ちの状況
・入店待ち時間は日によって大きく変動。

・2019年8月11日13:20頃。初訪。
　14名の先行記帳。入店待ち1時間チョイ。

・2019年8月15日18:50頃。2回目。
　23名の先行記帳。入店待ち約70分。
　19:45頃に完売。遅すぎると空振り
　リスクあり。
　食事時間計約100分。

・2019年9月15日14:20。3回目。
　6名の先行記帳。入店待ち33分。
　15時過ぎの訪問が狙い目。
　食事時間計53分。

・2019年9月22日15:30過ぎ。4回目。
　入店待ちは10分足らず。

■場所
・最寄駅は井の頭線の新代田。徒歩5分弱。
・住所は羽根木。周囲は閑静な住宅地。
・自然体では辿り着かない立地。
・環七の西側沿いを約100m北上。
・ガソリンスタンドの手前で左折。
・約120m直進した1軒家。1階が当店。
・店頭に記帳用の台帳あり。

■会計システム:退店時精算。
■お店の状況
・店主様はネコ好き。自筆と思しきネコの
　イラストの描かれた店頭のボードが目印。
・スッキリと清潔感のあるカフェ的な店。
・調理場前カウンター4席+2人掛テーブル3卓。
・キャパ10名。
・店主様が調理を一手に引受ける。
・接客等サポート1名の2名体制。
・女性にも入りやすい雰囲気。
・店主様も接客も女性だからか女性客が過半。
・タイミング次第では女性比率が7割。
・トイレは男女兼用。洋式。

(2020年1月12日)
・レビュー44件。3.40/マイレビュアー様6件。3.85