ここの野菜盛り肴に一杯やるために、行く♪ : うまいもの 楽味

医師が言うところの『たまにはいいよ』を悪用することなく、真面目に順守しているかみほい、この日は2週間ぶりの外飲みです。楽しいなー♡
こういうときって、みんなはどうするんだろ? これまで行きたくて行けなかったBM店から? それとも馴染みのお店から?　聞いてみたい気がする♪

で、かみほい的には後者でした。
12月初に退院して1月中旬に前述の医師の許可がでたあと、とりあえず入院前お世話になっていたお店へのご挨拶から訪問開始。明大前ののすけ、八幡山の鈴白草、世田谷のセキハナレ、しばらく来れなかった理由を報告がてら、挨拶まわりみたいなことを2週にいちど、やってました。

さて、その次は? ?　どこ行く?
行くべきお店へのご挨拶が済んだ後、次に訪れたのはここ。やっぱここのお店の雰囲気と野菜盛りが無性に食べたかったのよー。
因みにとんかつ屋、天婦羅屋、すき焼き・焼肉料理、中華料理は実質まだNGくらつてるみたいなもんなのでどうしても和食系居酒屋になるのよ。
数日前に予約して訪問。19時までならカウンターOKとの時間制限ありですが、もちろんモーマンタイ。だってここ16:30～営業してるし、おいら木曜休みだし。( ´艸｀)

まずはなんといっても一番再会したかった野菜盛りを6点盛りお任せで頼み、瓶ビールで乾杯。
むかご、牛蒡の梅酢漬け、エシャレット、せりとえのきのお浸し、炊いた蕗など、濃すぎず薄すぎず、どれも絶妙の味付け。やっぱ、娑婆の肴は、美味ぇ♪　とくにここのたたき牛蒡は絶品だわ。
あとでレシートみたらこの野菜6点盛りで2,000円だったみたい。これはかなり満足度高いかな。
続けて頼んだ刺身盛り合わせは、相変わらず鮮度の良いお魚さんを提供してくれてる。
次は? 当然、行けない天婦羅屋、行けない揚げ物屋の恨みを晴らすべく、海鮮かき揚げと牡蠣フライを頼むことは忘れない。(笑)
この日もまだまだリハビリ中、お酒はほどほどにして料理に集中。
お会計をお願いすると、オネイサン(この店には若い『お嬢さん』はいません。まさに『ザ・おねーさん』(笑))が、お茶と小さい器に善哉をサービスで持ってきてくれます。この善哉がまた実に美味しいんですよ♡　是非機会があったら体験してみてほしいす。

お店は決して綺麗なお店ではありませんが、昭和の割烹居酒屋として、大将が数人の板前さんを手足として使いながらほんと美味しい料理を提供してくれます。
客層は40-70代が中心だけど、そういう人に最初連れてこられて気に入ったとみられる30代の男女もぱらぱらと。もしかしたら、早い時間帯は地元の高齢者が多いのかもね。俺らみたいな♪
いつも満席で店内の活気はあるけど、馬鹿騒ぎする若者客はおらず、実にいい雰囲気。カウンターが中心ということもあると思うけど、こういう店はこれからも出来る限り長く続いてほしいと思います。
あーおいしかった、ゴチソーサマ♡

9月のとある金曜の夕方午後5時。下北沢駅で愚妻と待ち合わせて徒歩2分・・・古いビルの階段を降りると薄暗い廊下の両壁には昭和初期の映画のポスター。その薄暗いビルの廊下を7-8歩、あゆみを進めたどんつきの左側にこちらのお店への入口がある。
ちょっとドキドキしながら扉を開ける。
滝藤さんと横沢夏子のCMではないが、この瞬間に、扉の向こうに昭和の映像が拡がる。。。
『いらっしゃい。ご予約のお客さん? あ、昨日電話くれた90分一本勝負ノ方ね(笑)♪　こちらのカウンターへどうぞ～』と、女将さんのようなフロアチーフが案内してくれます。(以下面倒なので、女将さんと表記^^)

当然、次はトリナマ“取り合えず生ビール2つ”　と構えていたら、『確か、初めてでしたよね? ではまずメニューの説明しますねー?』と女将さん。
オーダービールと同時に当店プロセスの説明　( ´艸｀)　5分間は、女将さんのトークショーでした^^;　　ああ、早く飲みたいw
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店内は古き佳き割烹居酒屋といった趣。右側の色あせたカウンターの反対側には、一番奥に大将、その横に並ぶ数人の若き料理人が無言で仕事してます。カウンターの客も、カウンターの後ろのテーブル席の客にも、ほぼ若者はいません。下は40歳上は80歳代、平均年齢50代後半?・・・くらいかなー? 予約で満席でしたが、ざわつき感はあるものの、大声で盛り上がる若者はいないし馬鹿笑いする酔客もいない・・・割烹ほど高級感はなく、大衆居酒屋ほど騒がしさはなくて、まさによく言えば店内はセピア色に染まった昭和レトロの大人居酒屋といった感じでした。

季節の野菜盛り合わせ　◎・・絶品です!
『季節の野菜』メニューから6品チョイス。デフォがあるけど、好みで変更可。黄にらは苦手なのでエシャレットに変更してもらいました。

刺身7点盛り　〇・・なかなかです!
鮮度の良い生本鮪や鱧、雲丹なども入ってて、結構満足できます。

どちらの盛り合わせもメニューに値段表記ありません。今回はレシートから税別2,000円程度のようです。(レシートの品名が部門表示のため、よくわからんw)

今年のかみほい家として初物の松茸を頼みました。(税別2,900円)
調理方法は、土瓶蒸しや卵とじなど選択肢ありますが、やはりここは焼きで(^^)v
小振りの松茸がホイル焼きされて提供。すだちを絞って美味しくいただきました。
その他、お料理はどれも美味しい。
とくに出汁がいい。煮炊きしたときに使っていると思われる出汁加減が絶妙なんだと思います。
この日のお会計は、2名税込みで16,110円。この料理ならコスパも悪くないです。

客層ですが、毎日のように来店してる常連客の店・・というのではなく、間隔的には間が空いても、長い年月こちらのお店を訪れている、この店をよく知った年配客が大半、という風に感じました。そのせいか、店内にはなんとなく共通認識というか、調和があります。
この町を高校生の頃から通って知ってるかみほいにとっても、下北沢は若者の街です。とくに今年ミカン下北の出現で益々ぼくら年寄りには過ごしにくい町になってましたが、とてもいい店を知りました。いままでなんで知らなかったんだろ。。。
兎に角メニューの品数が半端ないので通うならいろいろと当分楽しめそうです。

再訪必須。ゴチソーサマ♡でした