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ゆれてゆられて
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店舗基本情報
| 店名 |
白鶴 駅前店
|
|---|---|
| ジャンル | 居酒屋、もつ焼き、食堂 |
|
予約・ お問い合わせ |
03-3758-2233 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
東急多摩川線、武蔵新田駅から徒歩0分 武蔵新田駅から52m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
￥2,000～￥2,999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
90席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 座敷あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 備考 | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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東急多摩川線。。
名の如く多摩川沿いに大田区内の７つの駅を３両編成でのどかに走る。
起点、多摩川駅から終点蒲田に向けて乗り込む。ゆれてゆられて。。。
俺の生まれる1ヶ月前の話であるらしい。。。
昭和33年４月１日より春を売る防止法が引かれる。
然しながら春を買った男はそのお咎めが不明瞭な当時の法である。
武蔵新田駅に小さな区画の商店街がある。
此処は赤線地帯であったと聞く。
言われれば遊郭街の雰囲気がある。
板塀の中に存在した色街の面影残る街並みである。
春を売った女たちのため息がいまだ街中を彷徨しているようにさえ感じてしまう。。。
仕事が終わりいつもは勤務先から路線バスで蒲田での酒が決まった道、、
その日はどういう訳か池上８丁目のバス停で降りて武蔵新田の運びとなった。
電光の大きな看板の大衆割烹 白鶴の大きな文字が目を引く。
横に長く伸びる電光板下には暖簾が揺れる。
暖簾越しに扉を開ければゆとりのある空間が拡がる。見上げれば天井も高い所にある。
ゆったりとした感じにほっとしてテーブルに着く。
仕事が終わり３つのビアタンはほっとした具合で重なる。
店の空気はゆったりと時が流れて心地よい、、
接客のおばちゃん、ねえちゃんの笑顔が優しい、、
つまみは普通に美味しい、、
記憶の料理は海鮮サラダ、刺し盛、小エビのから揚げ、焼き鳥の盛、、
奥の調理場の暖簾から年季の入った親爺さんの顔が見え隠れ、、
ビールが空けば焼酎の1本でもやったのであろう、、
それから時が経ち３人ともに所属は違うが勤務先が時間差を持って順次に横浜へ異動となる。
久しぶりに3人揃って蒲田で飲むことになる。
JR蒲田での待ち合わせとする。
俺は多摩川線で蒲田へ向かう、武蔵新田に近づけば記憶の風景がゆれてゆられて。。。やって来る。。。