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店名 |
トラットリア ロアジ
|
---|---|
ジャンル | イタリアン |
予約・ お問い合わせ |
03-3703-2662 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
駅より歩3分 環状8号線尾山台交差点より車で2分 尾山台駅から252m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
38席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | カラオケあり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
備考 | |
お店のPR |
大井町線等々力・尾山台駅徒歩3分『本格トラットリア』歓送迎会・デート・記念日に
お店の料理は全てがロアジ特製。等々力渓谷の名店「ロアジス」で12年間総料理長を務めた佐藤シェフが独立したトラットリアです。ボローニャ料理を中心にオリジナルのアイデアを加え、趣向を凝らした個性豊かなメニューの数々。目にも嬉しい、季節感たっぷりで彩り豊かな一品ばかりです。もちろん≪季節限定≫のメニューとして「旬」のものを「旬」の時に味わうことが出来ます。お料理はもちろん、定期的に生演奏やライブも... |
その他リンク | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
by ホットペッパー グルメ
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等々力~尾山台界隈の気軽なトラットリアとしては、老舗の部類に入るお店。
等々力に住んでいた頃は、よくお一人ランチに伺っていました。
久しぶりに、娘を連れて訪問。
娘が、隣りのテーブルを見て「絶対にアレ食べたい!」と言ったのが、
このお店の定番「わたりがにのスパゲッティ」。
そこでシェアを念頭にパスタランチ1,200円を2人分。
こちらは、昔からプリフィクススタイルのランチを提供しています。
前菜盛りは、どうしてもワインが欲しくなっちゃいますが、
娘に「お母さん、太るよ~」と脅されるし、今日はやっぱりやめときました(苦笑)。
新玉ねぎのスープは、やや味濃いめながら、丁寧に作られた感じです。
ホントは、初夏に出てくる冷製スープが美味でお気に入りなんですが…。
パンはいわゆるバゲットをトースターでパリパリに温めたものが供されます。
ガラス張りの向こうにオープンキッチンがあり、
食事の進行を見ながら次々に料理を出してくれます。
「わたりがにのスパゲッティ」は、オープン当時からのこちらの一押し。
2日間がかりで仕上げるというわたりがにクリームが
スパゲッティーニに絡む逸品です。
トマトパスタの方は、広島の牡蠣料理老舗「かなわ」の牡蠣とほうれん草を使った
優しいトマトクリーム味のパスタ。
それほど多くはないのですが、娘とシェアして両方味わいました。
残しておいたパンで、お皿に残ったソースはすくってキレイに食べちゃうのがオススメです。
ドルチェは庄内麩を使ったシェフオリジナルの「カンノーリ」。
カンノーリはシチリア島の代表菓子。
「ゴッドファーザーⅢ」を見た方は、カンノーリに毒を仕掛けて
ライバル一味の暗殺を企てる場面を覚えておいででは…?
普通はパイのような折り生地を使う外側に麩を使って、サクサクに焼き上げています。
娘はどうしてもアイスクリームと言うので、別注で
クラッシュアーモンドが飾られたバニラアイスクリームを。
1,200円で前菜かスープ・パスタ・ドルチェ・コーヒー、パンのお替りもできますので、
CPは高いと思います。
食べログ評価が低いので、どういうことかと他の方のレビューを見ていると、
「雰囲気」「見た目」などがマイナスポイントの模様。
確かにこちらはトラットリア(イタリア食堂)そのものの内装だし、もはや老舗なので、
手作り感は満点ですが、いわゆる「洗練」とか「オシャレ」などという言葉とは無縁です。
こちらがオープンした30年ほど前には、
ガラス張りのオープンキッチンやプリフィックス仕立てのコース、
野菜や豆腐、ソーセージなど地元の美味しい食材を活かしたオリジナルのメニュー開発など、
このロケーションで展開するのはとても先進的でした。
価格もこの内容にしては決して高くはなく、
加えてオーナーシェフのイタリア料理に対する愛情と、
気さくにテーブルを回って声をかけながら調理する雰囲気、
お店とスタッフの皆さんが醸し出すアットホームなムードが
地元の方々に広く受け入れられていたと思います。
でも、ファミリーレストランや「サイゼリア」などの格安イタリアン・チェーンでの料理のレベルが高くなり、
こだわりを持った‘リストランテ’‘トラットリア’などが普通に点在するようになり、
イタリア料理そのものに対する私たちの感覚が、急激に変化したのでしょう。
久しぶりに訪問して、改めてそれを感じました。
だけどこちらは、地元の方が家族で、友達と、気軽にランチやディナーするには
やっぱり居心地がイイのです。
あまり他店との比較に振り回されず、この場所に根付いて‘わが道を行って欲しい’と願いつつ、
奥様から「いつも、ありがとうございます。」と送り出されてお店を出ました。