久しぶりのMEAT酒場さん。どのお料理店も確実にブラッシュアップされいました… : 東京MEAT酒場 武蔵小山店

2021年11月20日、友人と2名で訪問。

今回は、肉好きの友人のBirthdayに、予約を入れて伺いました。

こちらのお店、武蔵小山駅前ロータリーにある、1992年創業のスパゲッティ『とすかーな』さんの姉妹店。
首都圏中心にイタリアンの様々なお店を運営する㈱イタリアンイノベーションクッチーナさんのグループです。

リニューアルされて、お洒落なおとなの雰囲気になったイタリアンバールです。
コンセプトは、“オヤジのイタリアン”
店内には80年代のJ-popが流れています。

お通し(400円)は、アランチーニ(ライスコロッケ)のアーリオ･オーリオソース添え。
揚げたてあつあつで美味しい。

頂いたお料理は、
『炙り牛のロースト』(870円)…適度にジューシーだし、これは、美味い。

『お箸で崩れる旨トロ角煮』(1200円)…オススメをお聞きしたら、これがイチオシとのことで頂きました。
ただの角煮とは違う。
物凄く奥深い味わいに、手間隙を感じました。

『トマトのブルスケッタ』(550円)…盛り付けが、ハート型なのに友人は感動していました(笑)
見た目だけじゃなく、自分史上、一番美味しいブルスケッタでした。
普通は、ただのガーリックトーストですがそれだけじゃない。
お試しを。…必食です。

『マッシュルームのオムレツ』(650円)…生のマッシュルームが散らしてあります。
マッシュルーム自体、大変良い香りがします。

『鹿肉の低温ロースト』(760円)…鳥取産の鹿肉です。
ジビエが苦手な友人に、慣用句の「騙されたと思って…」と食べさせましたが、クセがまったくなくて、美味しいお肉でした。
脂もないのでヘルシーです。

『日本一おいしいミートソース』(1100円)…〆はやはりこれ。
ポーションを分けて出して頂きました。
生のリングイネには、濃厚なチーズが絡んでいて、パスタをまずは味わって、あとから底のミートソースを天地返しする方式。
初めて食べる友人にはかなりインパクトがあったみたい(笑)
ちなみに駅前のとすかーなさんは、乾麺を使用しているみたいです。

頂いた飲み物は、
『樽生スパークリング』(D/2060円)…ボトルだとしんどいスパークリングですが、デキャンタが丁度良いです。
『角ハイボール』(480円)
『リモンチェッロサワー』(550円)…今では当たり前になったリモンチェッロ(レモンのリキュール)の炭酸割りですが、MEAT酒場さんは走りです。

※表示価格は、すべて税込。

【ここが凄い！】
以前より確実にお料理のレベルがアップしています。
【だったら良いな…】
特になし。

1階のカウンター席が目立つとで、2階に落ち着いたテーブル席があるのを意外に地元民でも知らない方が多いです。

今回は、お誕生日に使わせて頂きましたが、どのお料理もハズレがないのと、バラエティに富んだドリンクに、デートや女子会にぴったりです。
決して安酒場ではないので、完全な普段使いとは行きませんが、自分へのご褒美のプチ贅沢にも良いです。

最近、とすかーなさんのお墨付きミートソースが、ローソンから発売されましたが、やはりホンモノを食べて頂きたいですね。

また寄らせて頂きます。
ごちそうさまでした。

2020年10月27日、ひとりで久しぶりの訪問。

今回、店舗を大幅にリニューアルされたということで、取り敢えず駆けつけました(笑)

こちらのお店、武蔵小山の駅前にある大衆イタリアン『とすか～な』さんから、スタートされた㈱イタリアンイノベーションクッチーナ(以下iiC)さん傘下のイタリアン酒場。
他に『クアトロオーリ 』さんや『トリッパイオ』さんなどを含めると、十数店舗のイタリアンのグループです。

さて、リニューアルされた店舗は、外観が一気に落ち着いちゃいました。
以前は、大人の事情でまっ黄色でしたが、再開発が進む武蔵小山に馴染むシックな外観。
店内もお洒落で、以前の“オヤジ感”は無くなって、女子受けしそうな雰囲気になりました。

頂いたお料理は、
『ちょい飲みセット』(830円)…好きなドリンク+おまかせの前菜1品。
今回は、サービスで、少しずつ三種類を出して頂きました。
・お肉のパテ…牛豚鶏と色々なお肉から作ったパテです。
めちゃめちゃ美味い♪
バケットに良く合います。
・白身魚のカルピオーネ…揚げた白身魚をマリネにしてあります。
さっぱりとして、リモンチェッロにぴったり。
・ひよこ豆のトマト煮込み…ひよこ豆の歯応えとトマトの良い風味が美味い。

『鹿肉の低温ロースト』(690円)…鹿の赤身肉ですが、まったく臭みも癖もありません。
バルサミコで爽やかに仕上げてあります。
カウンターのハーブ塩と自家製ハラペーニョソースを少し着けて頂くと美味しい！

『日本一おいしいミートソース』(990円)…〆はやっぱりこれです。
もう有名なので、ネタバレになりますが、最初にチーズが絡んだスパゲッティを頂き、あとで底のミートソースを混ぜて頂きます。
1皿で二度美味しくて、遊び心もあって楽しい。
生麺を使っているので、もちもち感は半端ないです。

頂いた飲み物は、
『リモンチェッロサワー』
『樽生スパークリング(赤)』(グラス480円)…最近ハマってます(笑)
鹿肉の低温ローストに良く合います。

※表示価格は、すべて税抜。

【ここが凄い！】
リニューアルでお洒落で落ち着いたお店に生まれ変わりました。
【だったら良いな…】
特になし。

㈱iiCさんが素晴らしいのは、無添加無化調に拘っているところ。
食材に依っては、自分たちで畑まで作っているとのことです。
コストとの闘いは並大抵ではないと思います。
あと現代人の添加物に慣れ親しんだ“舌”を唸らせるのも大変なご苦労があるでしょう。
それに果敢に挑んでいる姿勢は称賛されるべきです。
食べログのポイントがイマイチ高くない理由だと思いますが、ぶれずに頑張って頂きたいです。

また、イタリアンというと、パスタか、コース料理でワインというイメージでしたが、こちらはワインに限らず、サワーやチューハイ、日本酒などを、色々なツマミで楽しんで、〆に日本一おいしいミートソース頂くという新しいイタリアンのスタイルを提案したパイオニア。

これから、増えていくタワマンの住人も納得のお店です。
早くコロナ禍が過ぎて、またこちらの2階で宴会できる日が来るのが待ち遠しいです。

ごちそうさまでした。

2017年5月25日、昨年の忘年会以来の久しぶりの訪問。

こちらのお店、最近は初のFCの大山店が大盛況で、乗りに乗っているイタリアン酒場です。

今までの俗に言う“イタリアンバル”にあるコジャレた感がなく、イタリア料理を肴にホッピーやサワーも飲める、オヤジのイタリアンというコンセプトが一線を画しています。
何しろBGMは、演歌中心の懐メロです(笑)
外観から赤提灯が下がっていて、料理も箸で食べられるのも嬉しい。

おまけにとことん無添加無化調に拘ってるのは今の時代を先読みしています。

こちらは、日本人の本音(仕事帰りの飲み食いぐらい、格好付けずに気軽に自由に)を反映しているのが人気の秘密だと思います。
もう一歩進めて、座敷があったら完璧かも(笑)

お通しは、カポナータ風の玉ねぎやお肉のトマト煮でした。

頂いたお料理は、
『イカ墨の塩辛』(290円)…イカ墨たっぷりで、酒のあてにぴったり。

『桜エビと釜揚げしらす(アヒージョ)』(690円)…バケット4枚付。
これは美味すぎます！
無化調でここまで旨味が出るとは凄い！
ただ旬が終わると終了なのが残念。

『肉くらべ焼・3種盛り(豚・鶏・牛または羊)』(980円)…実は今回、これが目的で訪問しました。
前述の大山店から始まったこのくらべ焼、順次取り扱い店舗を増やすと聞いていたので、そろそろかな…と訪ねてみると、一昨日始まったとのこと♪
豚…松阪ポークです。
旨味たっぷりで、美味しい。
一番の好みです。
鶏…地養鶏です。凄くジューシーですが、味も濃い。
羊…アイルランド産の羊肉です。臭みがまったくないので、たぶんラムだと思います。
岩塩で下味は付いていますが、オプションで頂いたのは、
『3種のイタリア味噌』(99円)を少しずつ付けて頂きます。
味噌と言っても、ゆず胡椒っぽいものやバジルの効いたものとか、個性的で肉と色々組み合わせると楽しい。
肉のボリュームは少し寂しいかな。

『ハーフミート』(600円)…人気爆発中ののっけ麺のハーフサイズのミートソース。
とにかく麺のテクスチャが素晴らしく、いつも感心します。
チーズとの相性も良いですね。

頂いた飲み物は、
『リモンチェロサワー』(490円)
『ドライホッピーセット』(380円)…南イタリアのカラブリア産唐辛子が入ってます。
辛さより香りが良いです。
『ナカ』(200円)

すっかり武蔵小山に馴染んで来ました。

味は以前より確実にランクアップしてます。
ただ正直、武蔵小山にしては、アッパークラスに属しているので、ややお客さんの入りにムラががありますが、今、過渡期の武蔵小山ですから、将来的には解消されて行く思います。
とにかくお父さんは、お小遣いは寂しいもので(涙)

あとスタッフがみんな若い分、若干、ホスピタリティに不安を覚えます。
フレンドリーで良いとは思いますが、好みは分かれるかも。

またお邪魔します。

お店を紹介した15秒動画を作りました↓

http://www2.jpsocial.tv/playback.php?v=FS1494758922_v170525231751

2016年11月12日、早くも再訪問。

先日は、レセプションにご招待頂きましたので、今回はランチタイムに伺いました。

頂いたお料理は、
『ゴルゴンゾーラと肉味噌のポテトサラダ』(390円)…前日、頂いていたのに、不覚にもポテサラだと気づきませんでした(苦笑)
改めて頂くと、確かにポテサラです。
マヨネーズを使わずに、味噌とゴルゴンゾーラを使ってあるアイデアには脱帽です。
本当に個性的で美味しい。
カウンター上の自家製無添加ハラペーニョソースを少し掛けて頂くとまた味が変わります。

『イワシのオイルサーディン 梅肉ソース』(430円)…大ぶりのイワシをそのまんまオイル漬けにしてあります。
梅肉ソースでさっぱりするので、食べやすく、体にも良さそうです。
酒が進みます。

『十勝産トマトとチーズのオムレツ』(490円)…焼きたてのオムレツ。
やや小さいですがオムレツ好きの自分には溜まりません。

『日本一おいしいミートソース』(880円)…本店のとすかーなさんと同じ懐かしい味のミートソースですが、あちらは乾麺で、こちらは特注の生麺。
“のっけ麺”と呼んでいる麺の下にミートソースが入ってる天地逆転したアイデアメニューです。
バターとチーズが絡んでいる極太のリングイネをまず頂きます。もちもちした食感が凄く美味しいです。
正直、この生パスタと出会って“日本一おいしいミートソース”が完成された様に感じました。
その後、ミートソースと混ぜて頂きます。
こののっけ麺には、ハーフサイズ(600円)もあります。
その他オプションは、替え玉(200円)、半玉(130円)、ソース半分追加(300円)など。
『トマトスープ』(100円)…少し残したパスタとミートソースに頼むと注いでくれます。
トマトスープの洋風ラーメンに早変わり。赴きも変わって、大変満足な〆になりました。

頂いた飲み物は、
『リモンチェロホッピーセット』(430円)
『ナカ(45cc)』(250円)…リモンチェロ。
『ドライ・ナカ(45cc)』(200円)…南イタリア産唐辛子入り。

まだオープンされて二日目ですが、初のランチタイムでもほぼ満席の大盛況です。
武蔵小山の昼飲みマーケットは、牛太郎さんと晩杯屋さんの2店舗がかなりのシェアを取っていて、その他はチェーンの居酒屋のランチ営業や中華料理店くらいです。
その丁度ニッチに今回のMEAT酒場さんは、ズバリ填まりましたね。
あと、出来ればおひとり様用に、タパス的なハーフサイズがあると嬉しいのと、せっかく無添加無化調の健康志向を前面に出しているのですから、完全禁煙を目指して頂きたいです。

再開発でカオスと化しているむさこに、美味しくて落ち着けるお店が出来たのは大変喜ばしいことです！
リピート必ずします。


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2016年11月10日、レセプションにご招待されての初訪問。

こちらのお店、武蔵小山で創業25年になる日本一おいしいミートソースでお馴染みの『とすかーな』さんのグループの15店舗目、「東京MEAT酒場」として、4店舗目になるお店です。

チェーン店と言ってもおかしくない規模になりつつありますが、オーナーの”打って出てる感“は、非常に好感が持てます。
お店は今まで、カレー、蕎麦、ピザ、ラーメン店と短期間でお店がコロコロ入れ替わる場所でしたが、今回は明確なコンセプトが見えるので、きっと大丈夫でしょう。

1階はひとり飲みにぴったりかカウンター15席、2階はテーブルの44席と、宴会にも対応しています。

頂いたお料理は、
『肉じゃがイタリア風』…ジャガイモやニンジンがトマト風味の挽き肉と共に煮込んであります。
どちらかと言うとこれは焼酎系の蒸留酒より、ワインの方が合うかな。

『漁師のカルパッチョ』…千葉からオーナーの先輩の漁師さんが、送ってくる新鮮な魚介類がウリのこちらのお店、なので、この白身魚の薄造りも美味しい訳です。

『白ハマグリの白ワイン蒸し』…これは美味しい。
白ハマグリ(ホンビノス)は、殻が厚いですが旨味たっぷりの外来種の二枚貝です。
オオアサリなどとも呼ばれますが、アメリカでクラムチャウダーに使われるのは、アサリではなく、このホンビノス。
長ネギと共に白ワインで蒸してあり、スープにめちゃくちゃ出汁が出ています。

『燻製モッツァレラのアンチョビ春巻き』…サクサクの薄皮の春巻きと濃厚なチーズの旨味が良いです。

『シシャモと生ハムのチーズ春巻き』…こちらは、また違った風味の春巻きで、楽しいです。

『母鶏の塩麹唐揚げ』…母鶏(ママドリ)と呼んでいる、親鶏(廃鶏)の唐揚げです。
親鶏は普通、めちゃくちゃ固く、その歯応えはアゴが疲れるくらいですが、こちらは塩麹のパワーで柔らかい。
絶妙の歯応えと親鶏特有の旨味が味わえ、唐揚げ好きにオススメします。

『松阪豚と生ハムのサルティンボッカ』…サンチュに松阪豚と生ハム、大葉を巻いて頂きます。
松阪豚はジューシーですが、脂臭くなく、旨味たっぷり。

『鹿肉のレアステーキ 赤ワインソース』…鳥取産のニホンジカ(天然もの)です。
猟師さんの血抜きが素晴らしいらしく、熟成度合いも良く、ジビエとは思えないクセのない旨さでした。

『T･K･P(玉子隠しパスタ)』…たっぷりの鰹節が乗り、パスタの下には生卵が隠してあります。
良く混ぜると、風味はまさに”釜玉“。
これはハマるなぁ～

頂いた飲み物は、
『リモンチェロサワー』
『樽生チルドクラフトビール』
『シチリアレモンハイボール』

お店のおっさんの為のイタリアンというコンセプトはぴったりで、イタリアン＝ワインという既成概念に捕らわれず、イタリアンを肴にホッピーを飲むという、意外に良く合う、“出合いもの”を提案されているところが素晴らしい。

特にイタリアンと居酒屋文化を繋ぐのに、リモンチェロ(イタリアの甘いレモンリキュール)+ホッピーは、大変面白い組み合わせだと思います。

料理は、無化調、天然素材に拘り、健康志向で本物志向で全部が体に優しい。
でも、不健康な自分には、若干塩味が足りない気がするので、テーブルに”有機野菜のウスターソース“や”岩塩“などがあればなおのこと良いかな。