武蔵小山の老舗の焼き鳥屋さん。丁寧な仕事ぶりで、上品な焼き鳥です… : とりひろ

2019年4月17日、なんとまたまた4年ぶりに、ひとりで訪問(オリンピックか！)

こちらのお店、食べ歩きの原点のお店です。
焼き鳥だけでなく、鶏料理から、魚介類まで色々。

場所は、パルム商店街からダイソーの楽し屋さんの路地を右に入り、ちゃんこの玉海力さんの向かいです。

鶏割烹とでも言えます。
10年以上前、初めて訪問した頃は、ご主人がメインの焼き場、奥様がホール、息子さんが板場でしたが、今ではご主人と息子さんが入れ替わっています。
ほんと、レビューを読み返してみると、4年に1度の訪問です(笑)

お店は、入ってすぐのカウンターがいつも陣取る場所で、奥にテーブル席があります。

お通しは、鰆の南蛮漬け。
酸味が良い感じです。

頂いたのは、
本日のオススメから、
『若竹の子煮』(550円)…旬の筍が目に留まり、注文。
出てきたのは、若竹の子というには、かなりゴツく、歯応えがありました。
鰹節メインの出汁が上品です。

焼き鳥から、
『ももにく』(180円)…たれで頂きました。
小ぶりですが、とりひろさんの焼き鳥は、やっぱり美味い。

『ねぎま(ぼんじり)』(180円)…プリッとして、脂が乗ってジューシー。

『きんかん』(210円)…最近、ちょーちんをウリにしている焼き鳥屋さんが増えましたが、とりひろさんは、昔ながらのきんかん(腹モツに着いている未成熟卵)です。
良く焼きなので、多少ボソッとしますが、これはこれで成立しています。

『手羽先』(260円)…とりひろさんの手羽先は、めちゃめちゃ美味しいです。
さほど大きい鶏ではありませんが、味が凝縮されています。

『ささみ(わさび)』(260円)…独特の三角形をしたささみです。

頂いた飲み物は、
『レモンサワー』(430円)
『角ハイボール』(430円)

最後に、サービスでお吸い物を出して頂けます。
これこれ！
梅干しが入ってる、思い出深い味です。

【ここが凄い！】
焼き鳥だけでなく、アットホームな雰囲気で、色々楽しめます。
【だったら良いな…】
特になし。

とりひろさんの焼き鳥をひと言で表すなら、“上品な焼き鳥”です。
味は全体的に薄味で、ガツガツ食らう焼き鳥とは違います。
どちらかと言うとオールドタイプですが、懐かしいお味です。
ご主人、いつまでもお元気で。

ごちそうさまでした。

2015年8月8日、約4年ぶりに一人で訪問。

こちらのお店、武蔵小山に越してきて、最初に常連になった店のひとつです。
ひとり飲みには、カウンター席が心地よい。
久しぶりの訪問にも拘わらず、温かく迎えて頂きました。

以前と変わっていたのは、裏方に徹していた息子さんが焼きに専念され、大将は裏方に回られてました。
大将とは映画や野球の話しをカウンター越しに良くしたものです。
でも、お元気そうでホッとしました。

頂いたお料理は、
『焼きがき』(600円)…小ぶりですが岩牡蠣の旨味を味わえました。

『鳥わさ』(670円)…ボリュームもあり、酒の肴にぴったり。

焼き鳥から、
『ももにく』(180円)…こちらの焼き鳥は全体的に小ぶりですが上品な味わいです。

『ねぎま(ほんじり)』(180円)…以前と変わって、ぼんじりをねぎまに使うようになっていました。
脂の強いぼんじりとねぎの相性はバッチリです。

『つくね』(180円)…小さいけど相変わらずわ優しいお味です。

『レバー』(180円)…まったくレバ臭さがなくあっさりとしています。

『きんかん』(210円)…きんかんはこちらのお店が初体験でした。
今でこそあちこちで“ちょうちん”が頂けるようになりましたが、こちらは良く焼きのタイプです。

『アスパラ』(170円)…太くて焼き鳥のインターバルに良いです。

『手羽先』(260円)…ひな鳥の手羽先でしょう。
柔らかくジューシーです。

頂いた飲み物は、
『レモンサワー』(430円)
『菊正(一合)』(480円)

今の先端を行っている焼き鳥店とは違いますが、かといって、昔ながらのベタな焼き鳥屋とも違います。
カウンターでゆっくり、焼き鳥や小料理を摘まみながら、テレビで野球を見る(ちなみに大将は巨人ファン)、大人の焼き鳥屋です。
次は黙々と焼き鳥を焼いているシャイな息子さんと話しをしてみたいです(笑)


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2011年12月22日

本当に久しぶりの訪問。
ご家族で営まれている焼鳥屋さん。
すっかりご無沙汰してしまっていましたが、相変わらず暖かく迎えて頂きました。

いつものカウンター席に陣取り、親父さんと世間話するのも楽しみ。

まずは、レモンサワー(420円)で喉を潤す。
お通しは茹でアスパラ。

今日のおすすめから、
ブリ刺身(850円)と子持ちヤリイカ煮(550円)を頂きました。
途中で、冷酒菊正(800円)に換え、自家製塩辛(350円) を注文。

どれも、ほんと美味しい。

焼き物は、
ももにく
ボン(ねぎま)
つくね
きんかん
(各170円)
はらみ(200円)
手羽先(250円)

初めて頂いた、はらみは鶏の横隔膜で、希少部位。

やや歯応えがあって、鶏肉の味が凝縮されていて美味しい。

最後にサービスで出してくれるお吸い物は、ホッとさせられます。

僕が武蔵小山で１番寛げるお店。
武蔵小山食べ歩きの原点のお店でもあります。
今回の訪問は、味や豪華さやCPという物差し以外に“好きなお店”という、僕のレビューの原点を思い出させてくれました。


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もう数年前から通わせて頂いています。
武蔵小山の駅から、アーケードを進み、「だんまや水産」の看板のある路地を右に入ったところにある焼鳥屋さんです。

炭火焼ではありませんが、なぜか心温まるお味。
和がらしが添えられているのが良い感じです。

テーブル席もありますが、僕はいつも覗いてカウンターが空いている時しか入りません。
カウンターに座って、店の親父さんと映画談義をするのも僕の楽しみの一つだからです。
家族経営でとっても温かな雰囲気です。

焼き鳥は小ぶりですが、親父さんの真面目な仕事ぶりが表れてるよう。

息子さんの調理する季節感のある一品料理も逸品。
岩牡蠣や白子、マテ貝や寒ブリなど・・・
中でもマテ貝は関東では中々出してくれる店が少なく、僕の楽しみのひとつです。

〆に出してきれるお吸い物で一息付き、おかみさんの笑顔に見送られて店を後にしました・・・

ひとり酒が寂しい夜に思わず足が向いてしまうお店です。