ニンニク入れますか？(世田谷線シリーズ162-7〜上町駅) : 煮干し中華 しんこつ

バスでもチャリンコでも世田谷通り沿いは行きやすいので重宝します。
今年初の牛若丸を焼豚マシで(1200円)。

着丼前にしっかり聞かれます。
ニンニク入れますか？　

今日はもう外交も無いのでぜひ！
黒胡椒をパパッとふりかけで天地返しののち一気に啜り込む。
漢になる瞬間だ。

牛若丸ラーメン(二郎インスパイア) 950円
豚は少ない、と言うか二郎と比べるとどこも見劣りする事は否めないな。
いや、余計なことを言っちゃいけないか。

陸が休みだったのか？高校生で満席。
まとまった人数で入るならこちらが確実だ。

コロナ禍でお持ち帰り用としても用意されている一皿、おつまみセット(400)で麦酒をポンイツ。
ちょうどいいサイズ、コスパは十分だ。

二郎インスパイヤである牛若丸ラーメンは煮干しスープメインの当店においてせたが屋の魚郎ラーメンみたいな存在。
近くの陸の行列を横目に、こちらのライト級二郎インスパイヤも捨てがたいものがある。

ただ、この日はしょうゆダレが薄く感じるわ、チャーシューも肉の旨さや甘いジューシーさを感じないのが残念。

仕入れを変えたのか調理法を少し変えたのかな？

久しぶりに煮干しラーメン。
煮干し系というと銀灰色ギラギラとか煮干し強調タイプのスープもあるなか、当店はエグみが出るような煮出し方は
していなくて、完成度が高まったように感じる。

カレーライスにもトライしてみたら、哎呀〜、こちらにも煮干しスープが隠し味とあって、これもいいじゃん。
となると、金山寺味噌ご飯も？　豈(あに)図らんや、こちらにも煮干し味が隠れている！
これ単品で炒り子ダシの味噌汁とお新香とランチセットでもあると食べたい。

ニボラー向けにここまで徹しているとは感心。
この美味さで隣のタナカ ロボより行列が少ないのは（違う味とは言え）穴場だな。

ビールのつまみに、おつまみセットではなく、一皿の量が多い刻みチャーシューと味付けメンマを注文。
こちらのチャーシューは肉の臭みもなく、タレの滲み具合も良く好きなタイプでビールにも良く合う。
味付けメンマの味付けも好み。
餃子は特筆すべきところは無いけど、小ぶりでニラが強め。

煮干しラーメンを押し出すも、同じ並びの「ラーメン陸」が行列で叶わない時は
こちらで二郎インスパイアメニューん牛若丸」を食べることが多い。

ビールのお供であるおつまみセットは持ち帰りもあり。
400円でこれはお得。

トロけるチャーシュー、よく味も染みている。
背脂もくどさが無く、醤油ダレの加減もよい。
カネシではないので本家のあの味よりはマイルド。

チャーシューはかなり煮込まれたホロホロ系で漬けダレの加減もよく、これがスープとよくマッチしてる。
トッピングされている茹でもやしも相まっていいバランス。
味玉の味付けも濃すぎずいい塩梅なんですわ。

麺も本場より気持ち細めながらワシワシとした食べ応えは充分なインスパイア系。

弁慶ラーメンから名称変更され牛若丸ラーメン。
二郎インスパイアとして良い部類だと思います。

醤油は二郎系ではないのでカネシ醤油ではないけど、スープの乳化加減といい、背脂・液状脂とのバランス良いのですよ。
一言で言えば二郎じゃ重たいけど少し軽めの二郎系が欲しい時にはココでもいいかと。
環七は野沢のせたが屋　魚郎ラーメンもいいんだけど夜だけなので昼間ならココ。

チャーシューはかなり煮込まれてホロホロ系で漬けダレの加減もよく、これがスープとよくマッチしてます。
もちろんトッピングされている茹でもやしも相まっていいバランスです。
そうそう、「ニンニク入れますか？」もあるので差し支えなければ入れてもらいましょう。
二郎系にはニンニクが必須です。

二郎系よりは気持ちばかり細めながら麺の硬さ、縮れ具合といいこのスープによく合います。

煮干し系がウリなので食べようと思いつつ、牛若丸のボタンを押してしまう自分がいます(爆)

最近また激戦区となりつつある世田谷通りの東京農大付近ですが、煮干しラーメン系で人気上昇中みたいです。

ですが、まだ煮干しラーメンは食べてなく、つい券売機で目に留まった弁慶ラーメンの凛々しい姿に惹かれてポチ。
ここから歩いて30秒もしない場所に二郎インスパイヤ系でも上品な仕上がりで安定の人気を誇るらーめん陸があるというのに
ベースが違うということで出しているんでしょうか。
どうせなら環七沿いにあるせたが屋にも出てきてもらい、同店オリジナルのインスパイヤ系、魚郎ラーメンと3種食べ比べさせて欲しいもんです。

麺は自家製なんでしょうが二郎系そのもの。なかなかいい出来栄えです。
背脂は少なめで液状脂が多めながらべたつき感は低くサラリとした印象。
液状脂のせいか強く煮干し系を感じることはないものの、このスープの味わいは気に入りました。
惜しむらくはモヤシの水分で少し薄く感じてしまうことかな？
この辺りは好みの問題。

チャーシューは豚肉を巻いたあと焼いてから醤油ダレに漬け込んでいて、豚の肉汁も感じられるタイプで悪くないけど
煮豚系である陸に軍配。

メンマは120円でこの量はお得だし、夜ならビールとまずやりたい味付け。

汁なし担々麺は凡庸。
バラ切り焼豚、スライス焼豚、高菜、ネギ、刻んだナッツと具沢山なのは嬉しいけど、個人的には辛さも普通。
全般に味が濃いのでこの味を食べ続けるのは中年には飽きがくるので若人向けかな。