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食べログ アジア・エスニック TOKYO 百名店 2023 選出店
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店名 |
砂の岬
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受賞・選出歴 |
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
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カレー 百名店 2017 選出店
食べログ カレー 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | インド料理、インドカレー |
予約・ お問い合わせ |
080-4248-7720 |
予約可否 |
予約可 オンラインサイトより予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東急田園都市線桜新町駅 桜新町駅から508m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥5,000~¥5,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
14席 (1Fはカウンター5席。2Fは8席。) |
---|---|
個室 |
有 (6人可) 7名までの半個室あり |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 路上パーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、ベジタリアンメニューあり、英語メニューあり、朝食・モーニングあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
お子様でも1料理オーダー必要。ドリンクのみオーダーでは入店不可。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2010年11月27日 |
備考 |
2011年6月20日、新たにイートインスペースを確保しリニューアルオープン。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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砂の岬【インドで2000食記録したシェフの極上ミールス】2020カレー017軒018食目
2020.1.11
(注意:長文の限りを尽くした)
■スペシャルミールス ¥2130〜2280
▷アレッピーフィッシュカレー(この日はワタリガニ)
▷マドゥライラムチュッカ(ラムのカレー)
▷ベジタブルサンバル
▷ダルラッサム
▷パチャディ
▷クートゥー
▷マサラポテトポリヤル
▷トック/ウールガイ
▶︎ブラックライスパヤサム ¥450
▶︎サウスインディアンチャイ ¥580
また、とんでもなく奥の深い美味しいカレーに出会ってしまった。カレーの世界はどこまでも深くて広い。そんな思いをさせてくれる名店「砂の岬」を訪れた。
大変な人気店だ。田園都市線桜新町駅の南口を出て右へ5分くらい歩く。ひときわ鄙びた蔦の絡まる建物の前に人が並んでいた。朝の用事が伸びて出遅れた。11:30回転なのだけど、到着したのは11:50で2巡目に並んだ様子。女性お一人様、男性お一人様、カップル、そして自分の4組目。並ぶうちに行列は伸びて歩道の反対側に折り返す。
入店までは45分待ちくらいだった。並ぶうちにメニューの説明を受けて注文する。基本がヴェジミールスで、肉魚系のカレーを一つ追加するとノンベジミールズで、二つ追加するとスペシャルミールズとなる。こういう店は、スイーツやチャイも美味しいのだから、それらも注文した。
入店して入口すぐ前の小さな2人席に案内されたのは幸運だった。居心地も眺めもよくて、1人の時間を満喫できる。テーブルにあった古いフリーペーパーの冊子を読むとご店主夫婦のインタビュー記事が載っている。ご店主は計何年もの南アジアの旅の経験があって、インドを旅する2000食を克明(こくめい)記録した経験がある。お名前が鈴木克明であるだけのことがある。カレーブロガーとしても全く敵わぬほどで、真に尊敬に値する。どんな知識も経験には敵わぬ。百聞は一見にしかずというけれども、自分の経験では、知識など大したものではなくて、1万回読み聞きした知識よりもただ一度の経験にこそ現場に即した真の価値がある。そんな雑誌を読むことができたのも、この席に案内された幸運だ。来た甲斐を感じた。
入店してから料理が出るまでは30分待ち、食べるのも30分以上ゆっくりと楽しんだと思う。ただ美味しいのではなく、南インドのゆっくりとした時間を楽しめる席なのだった。店の前に立った時から2時間をこの店とともに教授して楽しみに来るのがいいだろう。味にばかりこだわるときっと大事なものを見逃すのではないかな。
料理の説明が随分と遅くなった。説明は受けたのだけど、大変多彩で凝ったものも多いので、記憶のなかからあまり満足に記すことができないと思う。
美しいミールズだ。じっくり眺めて、円形の曼荼羅の宇宙に飛び込みたくなるようだ。
ライスはこの日はジャスミンライスではなく〇〇と聴き慣れぬ米なのだけど、とても美味しい。
自分は、一通りのカトリから一口ずつ味見するとターリーにライスを広げてカトリをどんどんひっくり返す。ターリーの風景が乱雑になって曼荼羅の調和を破壊して人間界に降り立つような気がする。いろんな場所から食べ始める。
▷ワタリガニのカレー。
蟹の身を解して食べる。シーフード はずるいと思うのだけど、蟹はさらにずるい。とんでもなく美味しいエキスの塊を楽しむことになる。とんでもなく美味しいのはスパイス使いと調理の腕前が決めることだ。
▷マドゥライラムチュッカ
ブラックペッパーとカレーリーフ 香るマサラで炒めた子羊肉のカレー
▷ベジタブルサンバル
豆がベースのサンバル。タミルの食堂のカレー。
▷ダルラッサム
このラッサムは癒しのスープ。豆とタマリンド の具合がいい。
▷パチャディ
ヨーグルトの野菜カレー。ピンク色をしているけど、酸味がありつつスパイス感もあって驚いた。カレーとライスと混ぜていく味変の加減でいい仕事をしてくれた。
▷クートゥー
ムングダルと季節野菜のココナッツ煮込み
▷マサラポテトポリヤル
ジャガイモと豆のスパイス炒め煮。箸休めの感がある。
▷トック/ウールガイ
スパイスとオイルで野菜を煮つけたもの。味変のアクセントに。
どれもこれもが滋味深くて、混ざるほどに違う味わいを与え続ける。ミールスっていいもんだ。
本当に素晴らしい癒しの時間を楽しませて頂いた。
めでたしめでたし
#ゴーグル仮面 #砂の岬