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「せたが屋」グループとは思えない、肩肘張らないラーメン食堂的雰囲気が魅力
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
【実は和えつけ】辛つけめん(850円)
今日の晩飯は上馬あたりで。
では久々に「ふくもり」でも行ってみましょうか。何か限定でもやってるかな?
平日21:30到着。前客は小上がりに2、後客1。
券売機を見ると、夏限定メニューあります。うーん、でも枝豆か。。。
枝豆はあまり好きではない(ビール飲みなんだけど枝豆食べませんw)のでスルー。
こちらのお店、オープン当初は煮干がガツンと効いた「つけぶと」が看板メニューだった記憶。確か「煮干苦手な方はご遠慮ください」的なPOPもあったような。
まだ東京のラーメン屋さんに煮干ブームが来る前だったので(伊藤や凪はあったけど)、かなりインパクトがあったんですよね〜。
しかし、他にも煮干を売りにするお店が増えてきたからか、オープン当初とはメニュー名&体系を変えたみたい。
現在は肉そば&中華そば、それのつけ麺版と辛いつけ麺、そして塩中華というラインナップで、煮干苦手な方云々のPOPもありません。
#その時は気づかなかったけど、券売機右下の方にひっそりと存在する「白湯中華」ってのが気になる!
デフォの中華そばがどうなってるのかも確認してみたいですが、以前来た時に気になっていた「辛つけめん」のボタンをポチ。
カウンター席へ着席し、インド系の女性店員さんに食券を渡します。
そのタイミングで「アツモリデイイデスカ?」と確認があります。どうやらこのメニューはあつもりのみでの提供っぽいですね。
店内は、壁に面したカウンターの他、テーブルも多数。小上がりもあってなかなか広いです。
客層は家族連れが多く、子供向けのおもちゃとかもあったり、せたが屋「っぽくない」地元密着型なラーメン食堂、といった雰囲気。個人的には、系列店の中で一番好きかも。
待つこと10分ほどで着丼。
・・・おっ!つけ麺というか、和えつけなんですね!
麺は予め赤いタレで和えてあり、上にはこれまた辛そうな肉味噌的なペースト。周りには青ネギ。
つけ汁はデフォのつけ麺と同じかな?明るい茶濁の豚魚っぽいタイプ。
ではまずは麺から一口。
うん、これだけでも十分いけますね〜。
極太角断面でゆるく縮れた麺は、モチモチの歯ごたえ。一旦〆てから湯通しされているようで、弾力の奥にコシもしっかり感じられ、麺味もしっかりしており美味しいです。
で、そこに和えられたタレは、豆板醤&ラー油的なもの。つけ汁とバランスを取るためか塩気はほどほどですが、単体としても楽しめます。
具にキャベツが入っていたので、一瞬焼きそばのように炒めてあるのかな?と思ったけど、たぶん茹で野菜も一緒に和えてあるだけですね。シャキッとした歯ごたえと甘さがいい存在感。
麺の上のペーストは、豆板醤や山椒の香りがし、ニラやゴマ等も入った醤的なもの。
(今は「ぶらり」になってしまいましたが)目黒「俺式」の替え玉に混ぜる醤を思い出してもらえるとそれに近いですかね。
全体をよく混ぜると、ちょい薄味のピリ辛混ぜそばといった風情。青ネギの清涼感がまたいい感じですねぇ。
見た目的には結構辛そうですが、辛さはピリ辛レベル。辛いのが苦手な方でも余裕で食べられる感じです。
つけ汁は豚と鶏のしっかりした動物系スープにやや苦味ある煮干風味を合わせ、キリッとした醤油ダレでキレを加えたもの。
以前食べた時の印象と比べると、粘度が落ちてサラッとしたかな?でも旨みはしっかりしており、煮干風味も結構ガツンでいい感じ。
和えつけの宿命として、麺をジャバッと浸けると若干塩分過多になるかな?2/3漬けくらいがちょうどいいかも。
うん、煮干風味と唐辛子や山椒のカラシビ成分がシナジーし、これはかなり好みです!
また、醤がスープに溶け込むことで、どんどんスープの味が複雑になっていく過程が結構楽しいですね。
チャーシューはつけ汁の中に。角煮タイプのバラ煮豚スライスが2個。しっとりふっくらで標準的旨さ。
メンマは材木タイプが2本。柔らかめの歯ごたえでいい箸休めですね。ナルトと海苔は名脇役って感じかな?
麺量は300g程度で、和えそば→つけ麺という変わり身の満足度もあり、十分お腹いっぱいに。
スープ割はブーメラン式。煮干スープで割られたつけ汁は、辛さも落ち着き和風度アップ。半分ほど飲み干してごちそうさまでした。
トータルで見て、「辛つけ」という名称から想像したものを軽く越えてきた、食べて楽しい辛ニボ和えつけな一杯。
こういうのをサラッと出してくるのが、さすがせたが屋グループクオリティ、という感じですな。
今回は暑い中食べましたが、あつもりがデフォ&辛味で体が暖まるので、秋冬シーズンの方がしっくりくるかもですね。
こちら、意外にデフォのメニューの種類が多いことが確認できたので、次回は「白湯中華」あたりを試しに来ようかな?
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塩中華(800円)+漬け玉子(110円)
せたが屋グループで一番ニボニボしているこちらへ久々の訪問。去年「冷やし中華」を頂いて以来の訪問になります。
平日20:15到着。前客は小上がりに子連れファミリー。後客5。
こちら、駅からも遠いし駐車場もないということで、旨いのにいつも待たずに座れるのがうれしいですよね。
今日の狙いは「塩」。
また、めったに来ないので味玉も付けちゃいましょう、と「漬け玉子」のボタンをポチ。
店内のPOPによれば、冬季限定だった「辛つけ」がレギュラーになったとのこと。
写真を見ると、辛いタレに和えた汁なしをつけ汁に浸けて食べる「和えつけ」タイプっぽいですね。
せたが屋グループの辛い系はかなり好みなので、かなり気になりますが初志貫徹。
カウンター席へ着席し、食券を出して待つこと5分ほどで着丼。柚子胡椒が瓶ごと付いて来ました。
おぉ~、かなりニボってるルックスですね!
白濁のスープからは煮干の香りと共に柚子香がフワリ。その上には鶏チャー、ひき肉、メンマ、青ネギ、白ネギ、海苔、そして漬け玉子。
それでは、スープを一口。
軽く乳化してトロリとしたスープは、柔らかな鶏ベースに煮干をガツンを効かせたタイプ。
ただ、「ガツン」とは言っても、最近流行のニボニボ系なお店に比べると控えめですね。酸味や苦味等の雑味はなく、煮干の旨味のみがしっかり抽出されているタイプです。
また、たっぷりの煮干し粉と節粉がドーピングも施されており、これでわかりやすい魚介独特のエグ味感を出している感じでしょうか。粉のおかげで、ちょっとザリっと感があるのが惜しいかな。
塩ダレは、塩カドは立たないのですが、塩分濃度的にはかなり高め。出汁感を楽しむより先に塩辛さでヒリヒリしちゃう感じ。
麺は中太角断面ストレート。この手の汁物にしては太めのチョイスが特徴的。
加水は中~低で、弾力はなく、モグモグと咀嚼する系の密度系の麺です。麺味もよく、食べごたえありますね。
その若干ザラついた麺肌で、グイグイスープを引っ張りあげてくるのはいい感じ。
ただ、後半はちょっとダレてくるかな。
チャーシューは鶏モモがたっぷり。ムチッとした歯ごたえと鶏肉の旨味、皮のプリプリ感がいいですね。塩気はちょうどいい塩梅です。
トッピングの漬け玉子は、白身にヒビがあったのが残念。コレ吉村家だったら2円ですよ~w
黄身は半熟より若干固茹でぎみで、しっかり醤油ダレの味が染みこんで旨いですね。個人邸にはもうちょっと半熟系だったら完璧。
メンマはコリッとして味付けは控えめ。濃い目のスープの中でいいバランスです。関東では珍しい青ネギもいい感じに映えますね。
後半、味変用に提供された柚子胡椒を小さじ一杯ほど投入し、スープにと溶いてみます。
・・・あぁ、柚子胡椒の香りがフワッと香って清涼感アップするのですが、それでなくともショッパーなスープに柚子胡椒の塩気が加わると、、相当塩分濃度が高くなっちゃいます。
麺量は180gくらいあったかな?ラーメンとしてはそこそこたっぷり目。
ちょい割高感はありますが、C/Pはまずまずかな。固形物をサクッと完食。スープは塩辛すぎるのでほぼ残してごちそうさま。
トータルで見て、今となってはおとなしめに感じるバランス型ニボスープな一杯。
オープン時は、「煮干苦手な方ご遠慮ください」とか入り口に書いてあったような記憶があり、かなり煮干の濃さを売りにしていたようですが、今はこれより強烈なお店も増えましたからねぇ。
ただ、やっぱりこのくらいのレベルの方が食べ飽きないというか、老若男女全てにウケるバランスなんだろうなぁ。。客層がそれを物語っている気がします。
今日は塩気の強さが気になりましたが、その他の要素は相変わらずうまかったですね。
次回は辛つけを食べに来なくては!
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煮干し冷やし中華(辛)850円@駒沢・ふくもり
2011-09-20そろそろ「冷やし」も食べ納めの時期。
今年は、様々なお店がホントにレベルの高い冷やしメニューを考案してくれて、クソ暑いけれど、食べ歩く側はとても楽しい夏でした。
ただ、あまりにも魅力的な冷やしが多すぎて、食べたかったのが全部食べられたか、というと答えは否w
例えばこちら「ふくもり」さんの煮干な冷やし中華もしかり。
「あまおじさんのラーメン紀行♪」さんで紹介されているのを見て超〜食べたかったのですが、環七はしょっちゅう通るものの、なかなかタイミング合わず。
もう無理かなぁ、と半分あきらめていたのですが、ちょうど近辺でランチを食べるタイミング到来。
こりゃダメモトで行ってみるか!と黄色い看板を目指します。
平日11:50到着。
店頭のA看板に「煮干し冷やし中華」のPOP発見!ホッ、まだやってた〜。
さてあとは昼夜各10食ずつ、というハードルが超えられるかですが、開店間もないこともあり、当然条件クリア!
早速食券を購入し、カウンター席へ。
店内は、開店して20分くらいしか経ってないのに、もう6割くらいの客入り。さらにどんどんお客さんが入ってきます。
ラーメン屋にしては広い小上がりには、地元と思しき家族連れやカップルが多く、なんとなくほんわかとした空気。
かなり混んでいる&極太麺は茹で時間がかかることから、提供はかなり遅め。
備え付けの石神本をちょうど読み終わった頃、20分ほどで着丼です。
ってか、この時点で店内満席近いですが、このメニュー食べてるのは俺だけ。。。こりゃ限定10もなかなかハケないわなw
・・・あら、想像よりもかなり小さめの器なんですね。
直系20cmほどの、キンキンに冷やされた平皿の上には、麺の上にコンモリとチャーシュー、薄焼き卵、そして青ネギ。
そして頂上には辛味噌的な醤。うーん、ちょっと見た目的には貧相な気もしますが。。。
では、まずは麺を引き出しパクリ。
麺はこちらの中華そば系で使ってるものかな?正方形に近い角断面の細ストレート。
冷水でしっかり〆てあるので、ムチモソッとした固めの食感。麺肌はツルツルで喉越しはいいですね。麺味は仄か。
麺は半分ほどスープに浸かっています。このスープが、こちらのお店自慢のニボスープなわけですね。こちらのスープもキンキンに冷えています。
なんとなく「伊藤」を思わせるクセ強めの煮干し風味が口中に広がると同時に、なんと酸味も登場。
・・・え?ニボ+酸味?よけい生臭さが増幅されない?と一瞬不安になりますが、口の中に広がるのはスッキリした後味。あ、これイケるじゃんw
塩気は最低限で、おそらく後半辛味噌を溶く前提のバランス取り。煮干+酸味+塩気のバランスがとても絶妙で、冷やしならではの味わい。これはこれで結構アリだなぁ。
辛味噌を混ぜる前に、具を一通り食べてみます。
チャーシューはバラ煮豚の厚めのスライスを拍子木に切ったもの。
冷たいのでちょっと脂身がネットリ重たい部分ありますが、しっかり豚の旨味が感じられ、量もたっぷりでいいですね。
玉子は薄焼きを細切りにしたもの。これ自家製っぽいですね。甘みを押さえてニュートラルな風味です。
ネギは青ネギ主体の輪切り。ジャキっとした固めの食感と辛味がいいアクセント。
では、ニボ風味でしばらく食べた後は、頂上の醤を混ぜてみましょう。
こちらの醤、八丁味噌、肉、ニラ、ニンニク、生姜と山椒ラー油のブレンドらしいですが、口にチョコッと入れてまず感じるのは花椒!!
おぉ〜、この香り大好きです。これまでニボニボで和風だった皿が一気に中華な雰囲気に。
また、ちょい長めに切られたニラの強い香りと存在感もなかなかいい感じ。辛さは抑えめ、発酵系の旨味も強く、こりゃかなり旨い醤です!
うーん、この醤別売りしてくれたらほしいなぁ。
最初はちょいちょい混ぜていたのですが、麺が残り半分を切った辺りから全部一気に混ぜ込んじゃいましょう。
・・・あ、この感じ。「俺式」の〆のラー油やきそばじゃん!
醤の構成こそ違いますが、汁なし風の麺に醤を絡めて食べる感じはよく似てますね。さすが同じグループw
全部混ぜると、やはり醤の風味が強い分、ニボは一歩下がりますね。
ただ、後味にじんわり残るニボの香りが、普通の辛味噌和えそばじゃないことをしっかり主張。
もっとニボが強くてもいいけれど、これはこれでかなり好きな味で、箸が止まりません。
皿が浅く小さかったので予想はできたのですが、麺量はかなり少なめ。
こちら、レギュラーメニューは結構ガッツリ盛るお店なんですが、限定はずいぶん控えめな盛りなんですねぇ。麺量は体感200gもないかな?
やはりサイドメニューにカレーを頼んでおくべきだったか、と思いつつ、サクッと完食。C/Pはイマイチ。
トータルで見て、煮干をウリとするこのお店らしい、個性的な冷やし中華。
また、ニボと酸味で一風変わったヒヤチューとして食わせる前半、花椒がビシッと香る中華風ピリ辛汁なし風に食べさせる後半、とメリハリが効いてて食べるのが楽しい一杯でしたね。
ただ、いかんせん価格の割に量が少なすぎなのが。。。うーん。。。平皿じゃなくて丼に盛って、大盛り無料くらいにしてくれると存分に味わえるんだけどなぁ。
というか、こちらのお店、数年ぶりに訪れたのですが、客入りは以前より増えていて、完全に地元に根付いたなぁという印象を持ちました。
また、券売機をまじまじと見ると、下の方に「白湯中華」なんて文字も。あら?こんなの昔あったかなぁ?
こりゃ近々再訪してみるしかなさそうです。
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店名 |
中華そば ふくもり 駒沢本店
|
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ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
お問い合わせ |
03-6453-2511 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
東急田園都市線 駒沢大学駅 徒歩12分 駒沢大学駅から615m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 QRコード決済可 |
席数 |
23席 (カウンター7席、テーブル4人掛け×2、テーブル2人掛け×1、小上り座敷6人掛け) |
---|---|
個室 |
有 (6人可) 6名掛け座敷あり |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 徒歩1分圏内にコインパーキングあり。 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2023年11月7日 |
初投稿者 | |
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背脂中華・大盛(870円)
駒沢付近で晩飯タイム。
そういえば、ずいぶん久しく「ふくもり」行ってなかったっなぁ、と環七沿いへ。
こちらのお店、泣く子も黙る「せたが屋」グループなのですが、このブランドは1店のみで、かつガバナンスが緩いというか、あまり資本色を出さず「地域密着ラーメン食堂」的なゆるい雰囲気を醸し出していて居心地いいんですよね〜。
平日20:30到着。前客4、後客続々でほぼ満席に。
この時間のメイン客層は、近所の独身リーマンが帰宅途中に夕飯を食べて帰るような使われ方かな。女性のお一人様や、小上がりにはファミリー、と客層は幅広いですね。
食券機を見ると、見慣れぬ「背脂中華」なる新メニューを発見。
デフォの煮干が効いた中華そばに背脂トッピングかぁ。。燕三条っぽくなるのかな?とポチしカウンター席へ着席。
食券を出すタイミングで、せたがやグループ共通のスタンプカードにスタンプをいただきます。
待つこと6分ほどで着丼。
茶濁スープの中には太麺。上にはチャーシュー、青ネギ、メンマ、海苔、ナルト、そして粒状の背脂がチャッチャ。
これは。。。「地方の旨い店感溢れるルックス」というか、いい意味で野暮ったい雰囲気が素敵です!
ではスープを一口。
うん、見た目通りのゆるい旨さ!
初めて食べた時は「すんげー強烈な煮干!」と思ったこちらの煮干スープですが、今あらためて味わってみると「ニボニボ」ってほどハードな効き方じゃないんですよね。
むしろ鶏(おそらく)スープと醤油ダレ由来の甘みが先行し、その上をうっすらと煮干の香ばしさが覆うくらいのバランス感。
この「甘さ」がポイントで、なんとも人懐っこい、素朴な味わいがクセになるのです。おそらく化調も加えているでしょうが全く問題ないバランス。大阪「玉五郎」の、のほほんとした煮干スープを思い出しました。
背脂はこの全体の素性の良さを活かすレベルで投入されており、より甘みとコクを増しています。個人的には大油にしたいかな。
ラヲタなら「背脂煮干」というと瞬時に「燕三条」という単語に変換されますが、それ系とも異なる、西っぽいおおらかなゆるさを感じます。
麺もいい感じにゆるくて、プリッとした歯ごたえの高加水、丸断面極太麺。麺味は甘めでキャッチー。
決して肩肘張らず自然体な雰囲気で、ゆるいスープとよく調和するんですよねぇ。
大盛にすると結構ボリュームあって、240gくらいはあったかな?ご飯ものをつけようか迷ったのですが結果これでよかった。
チャーシューはバラ煮豚スライス。こちらも流行を追わず敢えて逆行する、ちょい熱を入れすぎたようなワシッとしたバラ煮豚。でもこういうのもいいんですよね〜。
メンマは太めですが、噛むとショリッという心地良い食感と共にホロリと崩れるもの。この手の材木メンマって、繊維に沿ってなら噛み切れるけど、繊維に直角だと全然噛みきれないのも多いですが、これは全方向難なく噛み切れるやつ。出汁の旨味も効いており旨いです。
青ネギの香りと食感はこのスープにベストマッチ。ほのかに柚子の香りもしたような?海苔とナルトもいい味出してます。
ということで、サクッと完食、満足でごちそうさま。
腕組み店主のキレッキレの工芸品みたいなラーメンもいいですが、こういう、ムキになってないラーメンってホッとしますね。
このラーメンあってこその、このお店の雰囲気、客層なんでしょうな。
都内でこういう雰囲気出してるお店ってそうないかも。定期的にお世話になりたい良店です。
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