カレーライス事始め2024！ : ボテロ

　正月休みも終えて この日から仕事始めでしたが、やっぱりカレーライス食いたいですよねぇ。
そこで昼に会社の近所にあるこちらの店に、凄い久し振りにやってきました。
12時丁度の入店でしたが、先客は１人だけでした。

　カウンター席に陣取り、黒板のランチメニューを見ると、日替わり、チキン、キーマ、ビーフ、ハンバーグステーキ、シーフード等の各種カレーライスが主体で、この店に昼飯を食いに来る人はほぼ全員がカレーライスを注文します。
カレーライスにはミニサラダが付き、辛口100円、激辛150円、ライス大盛りは無料です。

　久し振りだったので この店の一押しのハンバーグステーキカレー1,180円にして、ライス大盛りを激辛でお願いしました。
以前は激辛なんて無くて 辛口で頼んでも大して辛くなかったので、折角なので激辛でお願いしましたが、「結構辛いですけど大丈夫ですか？」って店員さんが本気で聞いてきます。
まあ今更後には引けませんからねぇ！
　直ぐにミニサラダが出されましたが、キャベツの千切りの上にポテトサラダと１欠片のサニーレタスにオニオン系のドレッシングが掛かっています。
ほぼキャベツの千切りですが、このドレッシングは酸味と塩味のバランスが良く美味いです。
チマチマと食いながら、食べ終わる頃に丸い平皿にこんもり盛られたライスの上に、でっかいミートボールみたいなハンバーグが乗せられ、カレーはポットで別に出されます。
　ポットの中のカレーにはチリパウダーがかけられていて、良く混ぜてから一気に全部ハンバーグの上から全体にぶっ掛けて
ます。
隅の方からライスと混ぜながら食べて行きますが、ライスは普通の日本米のご飯で、カレーは凄く丁寧に作られてはいますが これも小麦粉で粘性を付けた日本のカレーです。
ただ流石に激辛で頼んだだけあって、まあまあ辛いですねぇ。
この辛さはチリパウダーも有るのでしょうが、この特有の酸味はハラペーニャですね。
良く見るとハラペーニャの酢漬けの様なのが大量に刻んで入れてあります。
確かに激辛ではありますが、この辛さと言うか酸味は このカレーの味とはあまりマッチしているとは言い難い感じですねぇ。
　ハンバーグは凄く分厚くて肉感に富んだ感じですが、ちょっと牛肉の獣臭が気になります。
少しずつスプーンで削る様にカレーに塗して食べると、カレーのスパイスが臭い消しになるようで獣臭さはあまり気にならなくなりますねぇ。

　全部食べ切って会計すると、店員さんが「凄いですねぇ、こんなに辛いの良く食べられましたねぇ。」って驚いてましたが、まあ確かに辛いけど、それほどのことでは無いですねぇ。
ただ、この辛さはこのカレーを決して美味しくするモノでは無いので、次回は激辛では頼まないかも知れませんねぇ。
それでも今年最初のカレーライスを食えたので満足でした。
今年も何杯のカレーライスが食えるでしょうねぇ、また長い一年が始まります！

　休み明け初日は、まだ正月気分が抜けていないぬるい雰囲気の中での仕事始めです。
取引先に挨拶回りでも行こうかとも思いましたが、どうせどこ行っても皆な挨拶回りに出ていて会える訳でも無いし、それなら年賀状でも見ながらゆっくりしようと思っていると、午前中からインド系のメーカーの東京支社の担当君が挨拶に来てくれました。

　昨年来の懸案に関する打ち合わせも出来て、ちょっと早いけど昼飯でも行きましょう。
やはりお節に飽きた一発目には、昔からカレーライスと決まっています。
それに彼はインド系の会社でカレー好きでもあるようなので良い選択でしょう。
それでインド系のカレーにするか、日本のカレーライスのどちらが良いか聞くと、インドから上司が来るといつもインド系の店に行くので日本的なカレーライスがご所望のようで、こちらの店に決めました。
　
　休み明けのカレー屋は空いていて、ほぼ貸し切り状態でした。
彼はこの店の一押しのハンバーグカレー、私はビーフカレーを共に辛口でお願いしました。
品出しはハンバーグを焼く時間の関係か、空いていましたが10分くらいは掛かりました。
その間は小さなサラダをツマミながら待ちます。
　漸く出てきたカレーは相変わらず丸々としたハンバーグがご飯の上にドンと鎮座していて美味そうです。
　自分が頼んだビーフカレーはカレーポットに入れて出されますが、辛口カレーには辛みを増すスパイスのパウダーがたっぷり掛けられています。
　ライスの皿に真上から全てのカレーをぶっ掛けて、かき混ぜながら頂きます。
この店のカレーは以前食べたハンバーグカレーもチキンカレーも、今回のビーフカレーもカレー自体のベースは同じようで、具材だけ後から焼いたり、混ぜてからちょっと煮込んだりしているようです。
ここのカレーは小麦粉を多く使った粘性の強いタイプで、辛口にして多少辛く感じますが、デフォルトの状態では辛さはあまり感じません。
スパイスは強くはないですが、コクがあって旨味が強く、確り味の付いたカレーで、欧州系のようなデミグラスソースやバターの香りは少なく、やはり分類的には日本のカレーです。
ただ家庭のカレーに比べ、上質で丁寧に作られていて、そこは一線を画していると言えますね。
正月明けの疲れた胃袋にも優しい感じのカレーで、新年早々何だかホッとさせられました。

　今年もまた始まりましたが、やはりカレーライスでの年明けとなりました。
皆さんにも良い年でありますようにお祈り申し上げます。
本年も宜しくお願い致します！

　ここは事務所の近くなので偶に昼飯を食いに行きます。
こちらのカレーライスは上品で丁寧に作られていて、基本的に美味しいのですが、最近ちょっと気になった幾つかを追加しておきます。

　ハンバーグカレーが有名ですが、他のお客さんを見ていると特別に人気メニューとゆうものが無く日替わりカレー、チキン、ビーフ、ハンバーグの各カレー、ハヤシライス、パスタと結構注文がばらついてしまい、それで厨房が些かパニクッている様子が見て取れます。
以前と違い最近は、ホールにおばさん、厨房が恰幅の良いおじさんペアでやっているようで、おじさんのオーダーに追われてぶっきら棒になっている声がホールにも聞こえてきますが、注文したものによってはあからさまに不機嫌に時間が掛かるみたいなことを言っているのが聞こえると、ホールのおばさんまでもが厨房のおじさんを気遣い、それがお客さんにも伝わって、「じゃあ、何でも良いので簡単に出来るものでお願いします。」みたいな空気が感じられます。
品出しもちょっと遅れ気味になったりもするので、ランチ前に確り準備をしておけば、それ程込み合うわけでもないので乗り切れるはずです。
それに美味しい物を食べてもらおうとゆう優しい気持ちを忘れずにお願いします。

　今までこちらで食べたハンバーグ、チキン、ビーフの各カレーは基本的にベースは同じようで、それぞれ具がトッピングされているようです。
ハンバーグは焼いて、チキンも一度煮たものをソテーしていますが、ビーフは煮たままソテーせずに乗せてくるのが不思議です。
それにこの具材を煮る際にカレーを使わないので、特にビーフの具材とカレーとの馴染みが悪い感じがするので、具材を煮る際にカレーのスパイスと一緒に煮込んだほうが盛り付けた際カレーと馴染んで美味しいと思います。

　最近他のお客さんが頼んだので気付いたのですが、どこにも書いてありませんがカレーは＋100円で辛口に出来ます。
ハラペーニャのピクルスみたいのを刻んでカレーに混ぜてくれるので、物凄く辛いとゆう訳ではありませんが、ちょっとは締まった感じはしますね！

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ほっとする！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2013年10月

　田園都市線の駒沢大学駅から246を渋谷方面に行くと環七と交差する上馬の交差点を渡り、環七を右折し側道が合流する辺りにあるラーメン屋の裏です。
駅からは徒歩6分くらい掛かる上に、環七からは直接見えないので、決して場所は良いとは言えません。

　この日は昼間にこの近辺に用事があり、13時近くになって昼にカレーライスでも食おうと思い珍しく食べログで探して行って見ました。
　外観は住宅街にある居住用の１階を改装して喫茶店にしているような感じで、小さい喫茶店かと思いましたが、中に入ると天井も高くちょっとシックで隠れビストロみたいな雰囲気もあります。
カウンターの幅も広くゆったりした感じで良いです。

　カウンターにはマスターと呼ぶには余りにも若いお兄さんがいて、黒板に書かれたランチメニューを翳して注文を取ります。
この日は日替わりカレーは南瓜のカレーで、後は定番のビーフ、チキン、ハンバーグ、シーフード、ステーキ等のカレーと、カレー以外ではハヤシライスと日替わりパスタくらいです。
得りはハンバーグカレー（900円）のようなのでそれを頼み、ランチはセットで頼むと飲物は100になるとのことなのでアイスコーヒーを頼みました。
厨房はカウンター内の更に裏側にあり、お兄さんが受けたオーダーを厨房に通すと、女性の声で受けるのでこの店の料理は厨房の女性が作っている様です。
ライスは通常250ｇで無料で大盛りにも出来るようですが、カレーライスの場合ライスばかり多くなるとカレーが足りなくて、そうなると情け無い事になるので、初めてでその辺の感じも解らなかったので今回は普通盛りでお願いしました。
　先ずはサラダが小さい皿に盛られて出てきますが、ランチの添え物のサラダは干からびたような野菜に市販のドレッシングをかけた申し訳のような物を出してくるところが多いですが、ここのは新鮮なレタスとキャベツの千切りが凄くみずみずしく、上にファルファッレ（蝶々型のパスタ）が散らしてあり、自家製のフレンチドレッシングが馬鹿美味で、サラダだけ大盛りで食いたい感じです。
　待つこと5分くらいでカレーの登場です。
平皿に盛られたご飯の天辺に小振りのハンバーグが鎮座していて、カレーはソースポットに入れられて出てきます。
これを全体にムラ無く行き渡るよう注意しながらハンバーグの真上から慎重且つ大胆に全部ぶっ掛けます。
カレーの量は結構多めで、これならライス大盛りでも充分いけましたねぇ、ちょっと後悔です。
このカレーは確りとろみがあり洋食屋さんのカレーとゆう感じで、スパイスの刺激で勝負するタイプではなく、コクと旨味を適度なスパイスで引き立てるとゆう感じですが、もう少しバターとデミグラスソースの風味でヨーロピアンの強いコクを出して欲しい感じはしますね。
非常に丁寧に作られているのは伝わりますが、決して偏見ではなく女性的なカレーの味わいで、優しくて美味しいのですが、もう少し強さが欲しい感じです。
ハンバーグも丁寧に作ってあって味は美味しいのですが、ランチだからなのか肉汁は全く無く焼きたて感が感じられませんでした。
　全体としての印象は、もう少し突出した特長が欲しい感じがしましたが、丁寧な手作り感が心地良く優しくて美味しいホットするようなカレーでした。〆のコーヒーはアイスでしたけどね！

　平日の13時過ぎでしたが、ちょこちょこお客さんは来ていたのでランチタイムは結構流行っているのかもしれません。
この場所からすると、飛び込みのお客さんが入ってくることは滅多に無さそうなので、確り常連さんが付いているようで、それだけのファンを獲得したカレーであることは間違いないと思います。
接客も丁寧で感じも良いし、店、も綺麗でゆっくりくつろげる感じもあるし、他のカレーもちょっと気になるので近くに来れば再訪もありですね。