久しぶりの訪問。 : NOZY COFFEE 三宿店

数年ぶりですが、相変わらずオサレな雰囲気です。コーヒーは、エスプレッソ系ドリンクかフレンチプレスコーヒーが選べます。

【カフェラテ･small、￥580】 豆はシングルオリジンで、ホンジュラス産のカトゥアイ品種、中煎り。店員さんに、煎り豆の香りを聞かせて貰ったが、柑橘系フルーツの印象でした。1階のベンチで待ってますと、プロファイルカード付きでサーブ。

コクリ～(^q^)♪　表面を覆うクレマの中に閉じ込められていたコーヒーアロマが、鼻孔をくすぐります♪ イタリアンやフレンチローストのような深煎りでなく、コーヒー豆の持つ個性的な酸味を生かす中煎りの豆を使ったエスプレッソ。このタイプは、もっと流行るかと思ってましたが、現実はそうでもないですね(^^;; 個人的には結構イケてると思いますが。でも、そんな個性的な風味の豆ならペーパードリップで飲む方が面白いから、流行らないのかな。

総評：ワタクシも最近では、もっぱらペーパードリップでコーヒーを飲んでます(^^)ゞ

2013.2.2　　コーヒー・アンバサダーの秘密基地

世田谷公園入口そば、超有名パン屋さんの『シニフィアン・シニフィエ』さんのま向かいに、NOZY COFFEEさんはあります。お店の存在はコーヒー本を通して知っていましたが、半年ほど前にシニフィアンさんに伺ったときは、この店が視界に入っていたハズなのにスルーしてしまいました。NOZY COFFEEさんとは認識できなかったのです（^^;;

今回の珈琲強化週間・第二弾にあたり、全面禁煙の珈琲専門店を検索していた時にこちらを再発見いたしました。土曜の午後に訪問。お店は半地下というより、ほぼ地下。そこに据えられた直火式焙煎機から、煙突を伝って店外に排気が行われ、お店の外まで焙煎されたコーヒー豆の良い香りが漂っています。この感じ、秘密基地っぽくて、童心がくすぐられます（^^）！

お代を先払いして、上のカウンター席で待ってる時、お店に置いてあったコーヒー本にこちらのお店の記事がありました。店主をはじめ店員の皆さんは、コーヒーにかける情熱が並々ならぬご様子。コーヒー生産国の農園にまで視察に赴く力の入れようです。そして自らをバリスタではなく、コーヒー・アンバサダーと自称したいとのこと。なんだかスゴイ！

メニューは、エスプレッソ、カフェラテ（ホット・アイス）、フレンチプレス。エスプレッソ系は２種類から、フレンチプレスは７－８種類から、豆を指定できます。こちらの豆は、いわゆるスペシャリティ珈琲のストレートのみで、すべて中煎り。そんな中からワタクシがチョイスしたのがこちら！

カフェラテ・ホット・ドミニカ・なんたら農園？（￥350）　銘柄は忘れてしまいました(笑）　エスプレッソドリンクで選べる２種類の豆のうち、より酸味が少なく甘味が豊富な方を選択。店内カウンター席でいただきました。器は保温タイプの縦長ガラス容器です。ホットでは初めて目にするタイプです。エスプレッソのクレマとスチームドミルクの肌理が細かく、かつふんわり上質なのが、リーフのラテアートから見て取れます。ひと口コクりといただくと、飲みごろの温度で、あま～い！ですね。ミルクの甘味ももちろんですが、コーヒー自体に甘味がかなりありますね。美味しいです（^0^）ノ　

この一杯で、完全にノックアウトされてしまいました～（^0^）ので、フレンチプレスコーヒー（\400）をテイクアウト。たしかコスタリカだったと思うんですが、こちらも銘柄を忘れてしまいました～（笑）。フレンチプレスなので、抽出に４分かかります。その間店内でお行儀よく待機（^-^） バリスタさんが味見をした上で供されました。

フレンチプレスは濃く出せない抽出法ですが、コーヒー豆の風味は素直に出ます。アツアツをひとくちクピリとやると、まろやかな酸味をまず感じます。カラメル的な香りやトロピカルフルーツ系の香りも感じます。そしてコクりと飲み込んで一息ついた瞬間に、いわゆるコーヒーらしい風味が鼻腔を抜けていくという、なんとも心憎い一杯です。

飲み進めるに従い、空気に触れたことによるマリアージュなのか、温度が下がって刺激される味覚が変化したのか分かりませんが、徐々に風味が変わります。これも楽しいですね。最後に底にたまる微粉はほとんど気になりませんでしたが、粉っぽいのが苦手な方は、最後の一口を残してくださいね。

総評；またまた美味しいお店に出会うことができました（^-^）！