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本年度最後の営業
今回のテーマは「創作すし会席」。一品一品に様々な工夫を凝らした献立が並びました。
【先付】甘海老の白醤油漬け 鯛の酢橘和え
甘海老を塩で味つけるのは当たり前。彩りを考え白醤油で。鯛も芽ねぎを包み一味変わった仕上がりに。
【焼物】帆立雪中焼き 菜花と小玉人参
グラタンをイメージし、豆乳仕立てのホワイトソース。食材が雪に埋もれた感じを「雪中焼き」と命名。
【煮物】とろろの小鍋
茨城県の郷土料理である「納豆豆腐」に、壬生菜やとろろ、足つきなめこなどを入れた鍋仕立て。煮干しの出汁に再利用食材として「ぼんじり」を入れてコクを出す。
【食事】変わり握り鮨
平目は芽ねぎを合わせ、薄造り風のネタに。
烏賊は昆布〆めしてから食べやすく烏賊ソーメンに
鰆は藁で燻製してもみじ下ろしをのせてポン酢をひと刷毛
漬けマグロは「塩漬け」と「醤油漬け」の2種の食べ比べ
牛肉の照り焼きを賽の目にして、フォアグラソースで味付けをした軍艦巻き
【椀物】蛤と三関セリの潮汁
きりたんぽ鍋で有名な秋田の三関セリの根を楽しむ一品
【甘味】ICEほうじ茶
ほうじ茶スポンジの上に、ほうじ茶アイスと柚子風味ホイップクリーム。海苔に見立てた洋菓子をのせて。
それぞれの品に、彼らのアイデアが詰まったコースになりました。メインの握り鮨もネタによって白酢と赤酢を使い分けるこだわりよう。まさに伝統的な日本料理に対して、新しい提案と挑戦が詰まった料理の数々でした♪
今回のテーマは「発酵」料理
今回のテーマは「発酵」。今回の献立は以下の通り。それぞれの料理に「発酵」というひと手間を加えてある。免疫力アップにはうれしいコース。特に「自家製納豆」は大粒大豆を使って食べ応えのある一品。品数は5品ながら、一品一品にいろいろ手間をかけているのがよくわかる料理でした。
【先付】肉寿司 甘酒茶碗蒸し 湯葉味噌春巻き 鯖棒寿司 長芋素麺
*甘酒は麹から仕込んだ自家製 肉寿司も日本酒に一晩漬けた肉を使用
【お造り】鮪味噌漬け 鯛の酒締め 伊佐木の昆布締め
*鯛は生きた酵母が入っている黒酒と赤酒に漬けて
【椀物】 鱸の麹漬け 黒胡麻豆腐 オクラとみじん茗荷葱添え
*あえて麹漬けした鱸を椀種に使用 一番出汁との味の相性に苦労の跡が伺える
【食事】 土鍋ご飯 手作り納豆とハーブ玉子
香の物3種(自家製海苔の佃煮 自家製大根べったら漬け 梅紫蘇しらす)
豆腐と葱の味噌汁
*本日のメインといってもよい「自家製納豆」は面白い一品 その他にも自家製べったら漬けや海苔の佃煮もご飯のお供としてはまずまずの出来
【甘味】 自家製味噌アイスクリーム 烏龍黒蜜ソース メレンゲクッキー添え
*半発酵茶である烏龍茶と自家製味噌を使ったアイス。残った卵白もクッキーで無駄なく。。
まだまだコロナ禍が収まらない昨今、免疫力を高める日本料理の発酵技術は大いに活用されるべきですね♪
今回は「肉尽くし懐石」
本年度最後の献立は「肉尽くし懐石」。
大胆な発想ではあるが、ちゃんと懐石料理として成立している。
牛テールから始まり、虎河豚、鶏胸肉、鯨の尾の身、牛サーロイン、猪、豚と、様々な肉に挑戦。お肉のしつこさに飽きが来ないように、後半は野菜を多めに使う配慮も面白い。
【献立】
序章 牛テールスープ 三つ葉添え
先付 虎河豚煮凝り ポン酢ソースで
煮物(椀物?) 鶏胸肉と玉子豆腐に五色の野菜
削りたての鰹節を効かせて
お造り 鯨の尾の身と菜の花の昆布締め
ニンニク醤油で
焼物 牛サーロインと黒鮑茸 トマト味噌
揚げ南京餅 甘酢茗荷
小鍋 猪(山鯨)のしゃぶしゃぶ
食事 筍と春菜ご飯 山椒豚そぼろを合わせて
自家製味噌の赤出汁と蕪梅酢の白菜巻き漬物
甘味 塩アイスと甘薯煎餅
デコポンの不知火ゼリー寄せ
季節のネタにこだわった鮨懐石
今月の一膳は「握り鮨」がテーマ。
先付から椀物、お造り、焼き物、箸休めと流れて、メインとなる握り9貫とあら汁、そしてデザートに自家製醤油を使ったアイスクリームまで、たっぷりのコースでした。
【献立】
先付
飯蛸の柔らか煮 空豆、独活。イカ墨に蕗の薹を混ぜた味噌が美味しい。
お椀
蛤の潮仕立て 和布と筍に木の芽が香る
お造り
平目薄造り 蝶々や花弁など飾り切りした添え物が見事
焼き物
金目鯛の塩焼き 柚子おろし添え
黄韮,えのき、揚げカリフラワー、鶏ささ身を使った和物とキウイの白ワイン煮が味のバラエティを拡げる楽しい一品
箸休め
百合根入り揚げ胡麻豆腐の青海苔餡掛け
胡麻豆腐にすった百合根を入れて揚げ、さらに餡をかけた,手の込んだ一品
握り鮨
墨烏賊 5日熟成の鯛 赤貝 炙り北寄貝 中トロ 小肌、しめ鯖棒鮨 茹でたて車海老 煮穴子 カステラ玉子 田舎味噌を使ったあら汁を添えて
甘味
自家製醤油アイスクリーム きな粉と生キャラメルソース
温故知新 お節料理の懐石
今回は年初の営業ということもあり、皆張り切っての営業。入り口の飾りつけから始まり、雪灯籠に見立てた八寸の盛りつけや、雑煮椀に人参で初日の出を浮かべたり、お造りには山芋の羽子板と衝羽根で羽つきを表現したりと、お正月らしい工夫の跡が感じられる。
鯛の筏造りを海老芋と茶巾蒸しにするのも、力のこもった演出であった。
今日私がいちばん美味しかったのは、お赤飯。敢えて蒸したてにこだわり、自家製味噌を使った赤出汁も上出来。
甘味も2種あり、苺大福とほうじ茶、そして雪うさぎとお薄の組み合わせもとても美味しい。
満足できる料理でした。
師走懐石
師走懐石のテーマは「鴨と米」。
「合鴨農法」からヒントを得て、新米とそれを育んだかもを一緒にいただくという趣向。
どれもひと手間工夫されていて、美味しくいただきました。
献立
八寸(左から)
鯖棒鮨 粟麩田楽と鴨の冷製の串
俵安納芋 琥珀あん肝
→棒鮨のシャリに甘さのある黒米を使っている
椀物
鴨真丈と松笠蕪
→松笠蕪の細工ひとつに10分かけたとか
造里2種
平目薄造り あん肝芽葱と生七味を載せて
鰤藁焼き 刺身醤油と木の実タレの2種で
→木の実タレは面白い工夫
炊き合わせ
穴子と海老芋 蕎麦の実餡がけ
3種の食事
魚沼産コシヒカリの新米を使って
二膳目は鴨ロース煮丼
三膳目は牛しぐれ煮丼
香の物
蕪と胡瓜の糠漬け 山葵漬け 白菜の塩麹漬け
味噌汁
自家製味噌を使い、具材はお揚げと葱
甘味
ピスタチオブリュレ,小豆アイス、柚子シロップ煮
ごちそうさまでした。
季節の果物をテーマにした懐石コース
今年も池尻大橋「すし和食一膳」の営業が開始されました。今回は「秋の果物づくし懐石」。果物をちりばめた懐石料理という珍しい趣向。 料理人たちのいろいろな工夫が楽しい料理の数々でした。
【献立】
先付
柿とマスカットの白和え かます寿司 甘エビの糀漬け
椀物
ありの実帆立真丈 白木耳・花蓮根・清流梨・松葉柚子
お造り
金目鯛焼霜・林檎チップ添え(林檎醤油で) 紅葉鯛昆布締め林檎巻き(煎り酒で)
焼き物
梨漬け牛ロース炭火焼 法蓮草とキノコの柚子和え (アボカド味噌で)
食事 鮭いくらご飯 九条葱・と玉葱を合わせオレンジの香りづけ 香の物はイチョウ蕪、長芋、フルーツトマト
甘味
パパイヤプリン
それぞれの献立に果物がふんだんに使ってあり、面白い工夫。今回の逸品は、牛ロース炭火焼きに添えた「アボカド味噌」。アボカドを白味噌で合わせるという発想が面白い。 ごちそうさまでした。
今回はお茶を愉しむ懐石料理
今月の一膳は、お茶を愉しむ懐石料理。
お酒ではなく、お茶と料理を合わせてみるという趣向です。
【献立】
前菜 林檎せんべい に 京都 雁々音(かりがね)
オーブンで1時間乾燥させた林檎の酸味と、緑茶の甘味がよく合う。
先付 雲子(鱈の白子)の茶碗蒸し には 鹿児島茶
今度はスッキリとした緑茶が白子の旨味を引き立てる。
椀物 蟹真丈の蓮根摺流し椀 つる菜と松葉柚子添え
お造り 甘海老、カワハギ、墨烏賊
焼き物 鰆西京焼き、添え物に百合根のかき揚げ、金柑蜜煮、千社唐味噌漬
食事 土鍋白ご飯、銀杏豆腐の味噌汁、漬物はじゃこの入った蕪の葉の煎りつけと蕪の甘酢漬
焼き物と食事を一緒に提供し、これに本日の料理長、村岡大将の出身地である伊勢の玉露を合わせる。西京焼きの甘み、ご飯の旨みに合わせたやや濃いめの伊勢茶は、食中茶として愉しめる味わい。
甘味 蜜柑寄せ、枸杞の実乗せ
さっぱりとして口の中が清められる感じ。
最後にお薄と和菓子。茶名は永楽、宇治の山年苑のもの。目の前でお茶を点ててくれる。和菓子「雪乃華」黒の粒あんを雪に見立てた白餡で飾ったもの。これも全て料理人の手作りとは、気合いが入ってますね。
そもそも懐石料理のルーツは茶懐石と言われていますが、今日のコースは、茶懐石とはまた違い、緑茶と愉しむ日本料理という新しいコンセプトで、楽しませてもらいました。ごちそうさまでした。
今回は肉がテーマ
すし和食一膳の今回のテーマは「お肉」。
前菜から食事まで、一貫してお肉にこだわるコースでした。牛肉はもとより、鶏肉、鴨肉と、肉好きにはたまらないラインナップ。魚介は、八寸の「金目鯛の山葵たたき」東京「雲子(鱈の白子)の銀餡」のみ。
それぞれのお肉を美味しく食べられる様な添え物にも工夫が詰まっており、献立作成の努力の跡がうかがえます。
【献立】
前菜 牛しゃぶサラダ
椀物 鶏真薯と舞茸
八寸 雲子銀餡、南瓜摺流し、春菊おろし和え、鴨ロース梅肉、揚げ銀杏、金目鯛山椒たたき
焼物 和牛もも肉の味噌幽庵炭火焼
食事 土鍋白ご飯、和牛しぐれ煮、アローカナ卵
漬物 牛蒡と鈴南瓜の酢漬け
甘味 柚子シャーベット、洋梨のババロア
メインの和牛炭火焼は、まず幽庵地に漬け込みながら59どの低温調理を行い、その後炭火焼しているので柔らかい。添え物のガリも、林檎の酢漬けというのが面白い。
また、南米チリ産のアローカナ卵という、緑色をした卵も栄養価が高くサッパリとしていて、卵かけご飯にぴったり。
ごちそうさまでした♪
実りの秋。米にこだわった懐石コース。
今日の「一膳」は、米にこだわった懐石コース。
おもゆ椀、八寸の菊花寿司、土鍋ご飯や煮えばななど、数種の米を使い分ける。甘味も米尽くしというのが面白い。
【献立】
先付 落花生豆腐
椀物 海老真丈の重湯椀
八寸 (左上から)法蓮草のお浸し 菊花土佐酢ゼリー寄せ 秋刀魚の薫製 烏賊の菊花すし 柿の白和え柚子釜に揚げ銀杏 丸十のレモン煮(栗に見立てて)
煮え花
焼き物 牛肉朴葉味噌焼き
お食事 土鍋ご飯 自家製味噌の粟麩と三つ葉の味噌汁
添え物 胡瓜と大根とパプリカの塩麹漬け 卵黄味噌漬け 叩き梅 海苔佃煮
甘味 自家製冷やし甘酒 栗もち 米煎餅 きな粉の吹き寄せ
重湯椀と甘酒、塩麹は皇室献上米である岐阜の「銀のミカヅキ」、煮え花と土鍋ご飯はもちもち感のある宮城の「だて正夢」、そして菊花すしと栗もちには長野県産コシヒカリの「幻の米」。それぞれの米の説明がQRコードで確認できるのも、今どきのテクノロジー。
自家製の味噌や梅などもたくさん使われており、シンプルな献立の中にも、料理人の工夫と想いが詰まった懐石コースでした。
ごちそうさまでした。
立春から桃の節句への懐石料理
すし和食一膳、如月の営業。本日はすしと和食を融合した懐石料理。和食料理人とすし職人の共同作業。懐石の中にもすし屋の技を織り込んだ献立です。お食事を握りにした方が簡単なのに、敢えて難しいばらちらしに挑むところは、すし職人の意地を感じました。
献立
先八寸
五目豆(枡の器) 太巻き 筍の木の芽和え いわし梅煮 金柑蜜煮 つぼみ菜天ぷら 菜の花酒盗和え
*豆枡や鰯、柊木など立春の名残と、春の到来の演出
*合わせる日本酒は、東京福生の老舗田村酒造の純米吟醸。+1度のすっきりとした飲み口が様々な味を邪魔しない
椀物
金目鯛炭火焼 空豆とうふ うぐいす菜 針うど ふり柚子
*椀種としての金目と空豆とうふの色留めに工夫が見られる
お造り
青森産赤貝 鰆の藁焼き酢橘添え
*こちらには和歌山の南方の無濾過うすにごりを合わせる。原酒の酸味が藁焼きの鰆とよく合っている。
焼き物
栃木産和牛の炭火焼 せりと大根のポン酢和え
*肉の上に有馬山椒のペーストを薬味として載せてある。
焚き合わせ
蓮根餅 焼き湯葉 フキ 梅人参 の生姜餡がけ
*蓮根餅の食感が面白い。焼き湯葉も、中に普通の湯葉を包む趣向
食事
ばらちらし寿司
鯛 鰤 雲丹 小肌 穴子 イクラ 胡瓜 錦糸玉子
赤出汁
生海苔東京葱
*握りだといつも赤酢を使うのだが、ばらちらしのため、シャリ酢は白酢数種をブレンドしている様子。苦労の後が伺える。
甘味
苺のブラマンジェ
*白いミルク層と赤い苺の層がけ何層か組み合わせてある。トッピングの生クリームは、ミントを加えたもの。断面を見ると、まるで洋風の菱餅のような作り。立春の名残で始めた懐石を、桃の節句への走りで締めている。
全体的に良くまとまっており、とても満足度の高いコースでした。
3月の特別営業が楽しみです。
冬の江戸前鮨お任せコースを堪能。
今月の一膳。今日は江戸前鮨のでお任せコース。
先付は紋甲烏賊のお造りをホースラディッシュで。山葵でも生姜でもなく、ホースラデッシュを選んだのは勇気ある選択。結果として紋甲烏賊の甘味を良く引き立てています。
二品目は、あん肝と奈良漬ので和え物に、北寄貝の薫製のオイル漬け。北寄貝の下には鶴亀の笹切りが敷かれています。
ここで初めて日本酒が出されました。銘柄は富山の羽根屋、特別純米酒。あん肝の甘さに日本酒のフルーティでスッキリとした口当たりがマッチするような選択だとか。ここは好みが分かれるところでしょうか。
煮物はふろふき大根。木の芽味噌、白味噌、胡桃味噌、三種の味噌でいただきます。
揚げ物は、目光の唐揚げ、酢橘を添えて。
続いて酢の物。鰤しゃぶに芽葱、白髪葱を包んでポン酢仕立て。寒鰤の甘味が良くわかります。
ここから握りになります。
平目の昆布締めは、一晩置いたもの。続いて寒鰤、小肌、鮪の漬け、中とろと江戸前が続きます。
次の煮蛤は、蛤の器に盛り付け、蛤の出汁を注ぐ出汁茶漬け仕立て。これはなかなか面白い工夫です。
その後は、雲丹軍艦、茹でたて車海老、穴子と続き、カステラ玉子で締め。全部で十貫はきっちり江戸前の一人前仕様。
留め椀としてしじみ汁。昆布出汁としじみだけのスッキリとしたお味。
甘味は厄除け善哉。江戸前鮨コースの締めにふさわしいあっさり目の甘さです。
今日の料理長は、中国からの女性、温さん。工夫溢れる献立もさることながら、カウンターでの見事な客あしらい。「鮨は女性には握れない」というのが都市伝説であることを見事に証明してくれました。
本日のお値段は税込四千円。このお店ならではの価格だと思います。
ご馳走さまでした。
今月は茶懐石…
恒例のすし和食一膳の12月営業。今月のテーマは「茶懐石料理」。
献立
まずは茶懐石らしく、一膳目で飯が登場。
向付 さよりの昆布締め、山葵と煎り酒
汁 堀川牛蒡ので帆立真薯、白味噌仕立て
飯 ミルキークイーン
続いて煮物 鴨治部煮、里芋登場ちぢみほうれん草に占地
焼き物 マナガツオの西京焼き
箸洗い 梅昆布出汁
八寸 鱈白子茶碗蒸し、鮑柔らか煮、紅白なます、百合根茶巾、慈姑素揚げ、わさび菜の山葵和え
ご飯 鰤ご飯 豆腐の赤出汁
漬物 蕪のぬか漬け、白菜の浅漬け、辛み大根おろし
その後、お薄一服と自家製羽二重餅柚あん
茶懐石はなかなかいただく機会もないが、温石で空腹を凌ぐ例え通り、まず飯でもてなし、酒を勧め、箸洗いを挟んでお料理をいただく。カウンターに釜があるだけで、設えの妙を感じる。
ご馳走さまでした。来月を楽しみにしています。
野菜寿司と炭火焼
「すし和食 一膳」の11月の営業日。今回のテーマは「炭火焼」と「野菜寿司」。
まず先付は香箱カニの茶碗蒸し。上品なカニの旨味に、内子と外子を使った餡が面白い食感。とても美味しい。
続いて焼き八寸。鴨の炭火焼柚子風味を中心に、丸十、銀杏、里芋の松茸見立て、菊芋の素揚げ、菊花と蓮根の酢ものなど、まさに季の物尽くし。盛り付けのセンスも光る。鴨の火入れ具合も絶品。
そして今回のメインテーマのひとつである、野菜寿司が続く。
まずカリフラワー。スライスして焼いてから出汁地に浸し、茄子の皮を使って握る。シャリ酢も野菜用に工夫がある。
次にパプリカ。焼いて皮を剥き、出汁醤油で漬けにしてから握る。見た目はまさにマグロの赤身そっくり。食感を意識してか、包丁目を入れ、山葵の替わりに木の芽を忍ばせている。
そしてエリンギ。火を通して出汁地に漬け、ピンクペッパーを載せて握る。煮切りはエリンギを煮出した時に出る出汁で割ったもの。所謂とも醤油。白アワビ茸の別名通り、見た目はアワビ載せて握りにそっくり。
その後は、アボカドの軍艦、胡瓜を桂むきした梅キュウの巻物、炊いたお揚げで巻物仕立てにしたいなり寿司と続く。
それから、茄子の穴子見立て。長茄子を蒸して切りつけ、甘めの煮詰めを塗っている。
そして締めは納豆の手巻き。大粒納豆に山芋や沢庵をごろっと混ぜて手巻きに。いわゆる爆弾巻きである。
よくここまでいろいろな工夫が思いついたものだ。聞けばお客様握りお出しするため、かなり試作を繰り返したとのこと。
料理は、鰻ざく(鰻の酢の物)、冬瓜と厚揚げと才巻海老と揚げ出しの煮物(鶏の出汁が美味しい)、甘鯛載せて松笠焼き(焼き具合も皮はパリッと、身はふっくらとしている)。どれもとても良くできている。
デザートはリンゴ尽くし。バニラアイスにリンゴのコンポート、揚げた八橋添え。
料理人の創意工夫に溢れたコースでした。これで3,000円❣️まさに食材原価で提供されている。来月の営業学生楽しみ❣️
お米にこだわったコース料理
今年もこの時期がやって来た。同店が不定期営業を開始したので、早速来店。
本日の献立は、「米を楽しむ」コース仕立て。いろいろな米と、それに合う料理を提案している。
先付は自家製豆腐。ふくゆたかという大豆を使っているとか。藻塩や笹塩など、三種の塩で味わうと、大豆の甘味をとても感じる。
お造りは、アイルランド産マグロの醤油麹漬けと鮃の羅臼昆布締め。お造りに合う白米「たかたのゆめ」を土鍋で炊き上げて一瞬にいただく。この米は、高田市の復興支援のために作られたもので、さっぱりしているのでお造りによく合う。
続いて煮物は、海老芋の蟹餡掛け。海老芋は皮を剥き素揚げしてから使っている。
焼き物は宮崎和牛と松茸の炭火焼。占地や銀杏をあしらい、上には白髪ゴボウの素揚げを飾る。松茸の香りと共にいただく和牛の甘さがなんとも言えない。美味い❣️これには、より味が濃くて旨味の強い「山形 つや姫」の土鍋炊きご飯が… 確かに「たかたのゆめ」より味が強く、和牛とのマッチングはこの方が良い。
おかわり自由なので、ここまでで結構お腹がいっぱいなってきてるが、これからが「お食事」。
自分たちが4月に千葉で田植えして9月に収穫されたお米(品種は コシヒカリ系らしい)を焼きおにぎりにして、鰹節との真昆布でとった一番出汁でお茶漬けに。ここでは米の旨味もさることながら、やはり出汁の美味さが楽しめる。
甘味は自家製わらび餅と洋梨のコンポートゼリー寄せ。わらび餅は作り立てらしく、もっちりとした食感がたまらない。
ここまでで軽くご飯三膳は食べているが、男子でも甘味は別腹と見えて、しっかりと味わう。
あっという間の1時間半。いやぁ、こだわり抜いた料理の展開に大満足❣️来月も多いに期待している。
同店の特別イベントの賞味会に参加。
学生さんが全てを考えて仕切っている試食会で、3日間に渡って開催された。この中から、来年度のすし和食一膳の料理人が決まるらしい。今から営業が楽しみ❣️
すし和食一膳の最終回、まさに極みの懐石コース❣️
今回もすし和食一膳の懐石料理をいただく。
通常の懐石にいろいろな工夫が込められて、とても美味しい。
以下、献立とその感想。
先付
車海老と帆立のちり酢和え
お造り
ぼたん海老、真鯛、細魚
焼物
和牛炭火焼 二種
煮物
亀甲蕪 銀餡かけ
食事
握り鮨 5貫
鮪 平目昆布締め 墨烏賊 春子鯛 煮穴子
温蕎麦 蟹と三つ葉載せ
甘味
りんごのブラマンジェ
苺アイス最中
今回の逸品は、亀甲蕪の煮方。大きめの蕪だが、硬すぎず柔らか過ぎず、舌の上でスッと崩れる程良さ。
そして和牛の炭火焼。火入れ具合がバッチリ。
とても美味しくいただきました。次回の営業が楽しみです。
今日は『すし和食 一膳』の営業日。
今回のコースは、「おせち懐石」。美しい先付、関東風雑煮、柚子釜の焼き物、軽めの手毬寿司と巻物の食事、自家製栗羊羹の5品で3000円❣️
見た目も素晴らしいし、味もなかなか。ステキなランチでした。
日本料理の専門学校の学生さんが営業する特別な店舗。
不定期営業だが、そのクオリティはなかなかのもの。
前回はそば懐石コースだったが、今回はすし懐石。
先付の菜の花と湯葉の鼈甲餡かけから始まり、のどぐろの炭火焼、飛竜頭と聖護院蕪の吸い物、握り8貫に干瓢巻、デザートの柚子のブランマンジェまで、たっぷりの内容。
どれを取っても学生の調理とは思えないクオリティの高さに驚き❣️
次回の営業が待ち遠しい❣️
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店名 |
すし和食 一膳
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ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-5431-5961 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
池尻大橋駅から118m |
営業時間 | |
予算 |
¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
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支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
貸切 |
可 |
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駐車場 |
無 |
利用シーン |
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恒例のすし和食一膳、今年の初営業。
秋を楽しむ御膳。先付はなんとピンチョススタイル。これはスタートから斬新な試み。聞けば「皿が大きすぎて、式盆に乗らなかったため、苦肉の策としてピンチョススタイルにした」とのこと。でもこれも新しい形の和食としてはじゅうぶん考えられる形式かも。
椀物の鯛出汁と一番出汁の割合や、秋刀魚の焼き方などいろいろ工夫のあとが感じられる。
甘味の「柿プリンタルト」をそのまま手で食べるというのも彼らならではの斬新さ。でも女性客を考えると、ここはひと工夫欲しかったですね♪
【献立】
前菜
丸十の栂尾煮 海老と枝豆の煮凝り 鱚の変わり揚げ
柿と胡瓜の胡麻和え 栗のカステラ
▷見た目の美しさで合格ピンチョススタイルも面白い
椀物
もみじ鯛の吸い物 生海苔玉子豆腐と銀杏を添えて
▷一番出汁と鯛出汁のバランスに苦労が感じられる。
少し鯛出汁が勝っている感じ。
造里
鯛昆布じめと長崎の戻り鰹
▷自家製ポン酢が美味しい
焼物
秋刀魚の肝醤油炭火焼 銀杏、大根おろし、茄子煮物、沢蟹素揚げ添え
▷これは素直に旨い!よくできました。茄子は煮物と認定できるほどの完成度
食事
梭子魚幽庵焼きと木の子の炊き込みご飯
一番出汁でお茶漬けに
漬物は蕪と昆布
▷とても手の込んだお料理。先ず一膳目はそのままいただきたい
甘味
柿のプリンタルト 餡サンドクッキー
▷壊れやすいので素手で食べて、とはまた大胆な発想!
毎年カウンターからは厨房内が良く見えたのだが、今年から料理長以外に店長を立て、店長が店の雰囲気づくりを担当。そのため店内の照明やBGMにも気が配られており、よりリアリティの増した一膳となりました♪