酒は大事 : ラトリエ モトゾー

再訪。　目黒天空庭園(首都高速道路大橋ジャンクション)の近くにある洋菓子屋。　洋菓子屋いうても都内に星の数ほどあるフランス菓子屋でわなくて、都内でもまだ珍しいイタリア菓子を専門に取り扱っている店です。
クリームに使うリコッタチーズや焼菓子に使う小麦粉までイタリア産の物にこだわるというガチっぷり。
ガチのイタリア式ゆえにイタリア菓子に慣れてない私には菓子の名前が読みづらい(苦笑)


ここんちは開店が13時~と遅いうえに、16時頃には完売閉店してるというなかなかの訪問ハードルの高さ。
ので、こっち方面でランチするという知人にお願いして買ってきてもらいました。


カンノーリ(730円+税)
油で揚げた筒状の生地の中に、2 種のリコッタチーズクリーム(チョコチップ入り＆オレンジピール入り)を両サイドから絞り入れている。

リコッタクリーム自体の旨さもさることながら、オレンジピールの香りと微かな苦みがリコッタクリームの旨さをより鮮明にしてくれてますね。
チョコチップのクリームにはラム酒、トップのアイシングにも酒(マラスキーノらしい)を効かせた大人な味わい。イタリア産の小麦粉を使った生地はザックザクとハードな食感で見た目以上に食べごたえアリ。
カンノーリってシンプルな菓子だから酒の風味のアクセントがかなり大事だと理解できる逸品です。


ティラミス(720円+税)
コクのあるマスカルポーネをたっぷりと使い、卵黄を加えて滑らかな仕上がりに。マルサラ酒を加えて風味をアップさせてるのも好き。
ビスキュイ部分にはエスプレッソベースのコーヒーシロップをヒタヒタに染み込ませてあり香りがとても豊か。
やっぱりティラミスはこんぐらいヒタヒタぢゃないと物足りないよね♪
昔謎に流行した粗雑なティラミスもどきとは全くの別物で超美味しい。
あれら粗雑ティラミスを食べてティラミス嫌いになってしまった方には是非食べてみて欲しいティラミスです。


イタリア菓子って食感や味の重ね方がフランス菓子に比べるとシンプルだから、それゆえにクリームのコクだったり酒やシロップの風味なんかが大事な要素になってきます。
ここんちの菓子はそうした部分に凄く力を入れてあるから好きね。
お値段も昔は高いと思ったりしていたが、今やもっと高い店が増えてきたせいでここんちが高いとは思わなくなってしまったし。

あとは非常に使い勝手の悪い営業形態(店開いてる時間が極端に短い＆弾数も少ない)が改善されると嬉しいのだが……

食べログレビュアーの皆さん、メリークリスマス！　
食にこだわりのある皆さんのクリスマスを彩るのは お気に入りのケーキ屋さんのクリスマスケーキかな?　雰囲気の良いフランス料理店の豪華なクリスマスディナーかな?　
いいねぇ、羨ましいねぇ。

そうしたキラキラしたクリスマスとは無縁な寂しい私。でも、さすがにクリスマスに菓子のひとつも無いのは哀しいのでパネットーネを購入しといたのです。
購入した店は池尻大橋のラトリエモトゾーさん。イタリア菓子の専門店です。今年のラトリエモトゾーさん、12月中旬になってもパネットーネが販売されなくて「今年はパネットーネ無いのか?」と不安になりましたが、どうにかクリスマス前に販売開始となりました。ソッコーで買いに行ってしっとりゲット。ホントは２個購入したかったが、1人１個しか購入出来なかった(⁠｡⁠ŏ⁠﹏⁠ŏ⁠)　のでクリスマスまで大事に保管してからの開封の儀。

パネットーネ クラシッカ(3800円+税)：イタリアでX'masの四週間前に作って楽しむという風習のある発酵生地を用いた甘いパン。どっさり入ったドライフルーツの甘味と 少し酸味のある生地が特徴。また 日持ちするのも特徴だったりする。
今年のラトリーモトゾーさんのパネットーネは、シシリー産オレンジピールと、デザートワインに漬け込んだ干し葡萄をパネットーネ酵母(そう、パネットーネとは酵母の名前だったりする)の生地に混ぜて焼いたんだとか。　　

お味はホントに素朴。ひとくち食べてビビビッと来る!　なんて味でわ決してない。
が、食べているウチに少し酸味のある生地の旨さにハマってる自分に気づく。いわゆる食べ始めたら止まらない系ね。

生地も旨いんだが、中に入ってるドライフルーツがまた良いんだ。オレンジピールは少し大きめなカットされているが、これが素朴な生地に良いアクセントを加えているんだな。
干し葡萄も旨いよね。シシリー産デザートワインに漬けたというだけあり、柔らかで薫りの良い干し葡萄の甘味が加わる事でお菓子らしい味になっています。ちなアルコールは完全に飛んでるので、お酒苦手な人でも大丈夫よ。

パネットーネはそのまま食べても美味しいんだけど、軽くリベイクするともっと美味しくなります♪
リベイクしてカリッとなった表面部分からはあま〜い薫りが漂うし、ドライフルーツの薫りや甘さも強くなるので一気にスイーツらしさが出てきます。
菓子パン的な冷たい状態も悪くないが、私は温めたほが好きね。独りぼっちの寂しいクリスマスでも、このパネットーネさえあれば気分(だけは)華やいだモノになりますね。
まあホンネを言えば、あとはコレにオーボンヴュータンのお惣菜が加われば完璧なんだが……

ちな、こんなレビュー書いといてアレなんだが……
今年のモトゾーさんのパネットーネはとっく完売しています。食べたい方は来年のパネットーネを楽しみに待ちましょう。

再訪。
池尻大橋にある洋菓子屋。洋菓子屋なんだけど、イタリア菓子専門というチョイと変わった店。おかげで お菓子の名前が覚えづれぇぇぇ(苦笑)
トルタデリカータだのクロスタータ ディ マルメッラータだのスフォリアテッラだの、マジで覚えづれぇζζ
この日は近くのピッツェリアで食事した後にドルチェ求めて移動して来ました。


ティラミス（670円+税）：さすがにこの子の名前は私でも覚えた。生クリーム マスカルポーネクリーム ビスキュイ コーヒーシロップという正統的ティラミスだが、やっぱ旨いんだよね。
他と違いを感じる部分はマスカルポーネ部分のコク。この部分が強いから、コーヒーやカカオの風味にもマスカルポーネが負けてない。これが出来てねぇティラミスが多いため、余計にここんちのティラミスの旨さが目立つ。 春日部某店のアレには負けるけど、それでもティラミスとしてかなり美味しい部類だと思います。


プリマヴェーラ（690円+税）：名前も見た目も可愛いケーキ。青林檎のクリームをラズベリーと苺のムースで覆ってあります。
ムース部分の酸味と柔らかな甘さが美味しい(^_^) ただ…青林檎の存在感が行方不明かも。
ビジュアルは◎なんだけどね。


映えまくりのパフェを食べる事は出来なくなったけど、お菓子の味は やっぱり好き。イタリア菓子という事で、他の店と商品ラインナップがまるで違うというのも強み。営業時間の短さと、弾数の少なさ（すぐ売り切れる）のが難点でわあるが また行きます。

再訪。
池尻大橋にある洋菓子屋だが、よくあるフランス菓子でわなくて イタリア菓子を専門に扱う洋菓子屋。最近でこそイタリア菓子専門店がチラホラ現れてきたが、そんなイタリア菓子業界の重鎮と呼ばれるのがコチラのシェフとの事。ちな けっこう男前。


約一年ぶりに来たんだけど、お店の様子がだいぶ変わってますね？
以前 イートインスペースだった場所は焼き菓子コーナーに。テラス席があった場所は鉄柵で囲われてしまいました。嗚呼…… イートイン復活の希望が木端微塵に打ち砕かれましたΣ(ノд<)
店の窓とかには黄色いてんとう虫のアイコンが。以前はわりとアダルトな雰囲気の店でしたが、この黄色いアイコンの存在で ぐっと明るくポップなイメージの店へイメチェンしています。私個人的には 以前の大人っぽい雰囲気のが好きでしたが、洋菓子屋として見ると今の雰囲気のがお客さんは入りやすいでしょね。
商品ラインナップも微妙に変化してます。なんと！ 食べログのレビューとかでも好評だったキッシュの販売が停止してるのです。マジかよ(´д｀|||) 買いたかったのにぃ！
店インスタグラムによると、今年10月からは 販売する商品を厳選するとか何とか……それでキッシュが消えたのか(´д｀|||)
マリトッツォも無かったな。もしあったらマリトッツォデビューしよかと思ってたのに(>_<)

食べてみたかったキッシュやマリトッツォがなくなったのは残念ですが、この日の目的であるアレはしっかり販売されてました。良かった良かった。


パネットーネ（3200円+税 を二個）：イタリアでX'masの四週間前に作って楽しむという風習のある発酵生地を用いた甘いパン。どっさり入ったドライフルーツの甘味と 少し酸味のある生地が特徴。また 日持ちするのも特徴だったりする。
イタリア菓子専門店だけあり、X'mas前にはパネットーネを販売するのが恒例でしたが それは今年も。今回の私の目当ても このパネットーネ。これを今年のX'masケーキとして楽しもうという趣向です。昨年も パネットーネをX'masケーキ枠で購入したのですが、不思議な事にX'masを迎える前にパネットーネが消失するという謎現象が発生。 X'masにX'masケーキが無いのは悔しいので、今年は謎現象発生しても大丈夫なよに二個購入してやったぜ。
え？賞味期限？
それは大丈夫。未開封なら来年３月まで日持ちするのですよ(^_^)
これで安心してX'masを迎えられます。
お味ですが、パネットーネをスペシャリテとして通年販売している恵比寿某店とは かなり違う味です。
ふっくら柔らかい生地に 柑橘の爽やかな薫りが強めな恵比寿に対し、モトゾーさんのは生地の密度や発酵感が強め。柑橘はもちろん入ってますが、しっかり甘いオレンジピールとかなので 薫りの爽やかは恵比寿ほどではありません。そのかわり甘さは やや強め。
どっちの店のも美味しいパネットーネだと思いますが、私個人の好みとしてはモトゾーさんに軍配。素朴でありながら、どこか力強い味わいが いかにも伝統菓子って感じで好きです。
ちな このパネットーネ、去年までは電話で予約する事が可能でしたが、今年は電話やネットでの予約は一切受け付けてないそうです。食べたい方は お店へゴー！
また去年は二種類、二年前までは三種類のパネットーネを販売されてましたが 今年はミラネーゼ（オレンジ&レーズン入り）のみの販売となってます。
ちぇっ( ・ε・) マロンやショコラも買いたかったのになぁ……


ノッキ（640円+税）：クルミのタルトの上にキャラメルクリームとソテーした洋梨。クルミの風味がぶわぁっと抜けるタルト台とちょいビターなキャラメルは良い組み合わせね。かけてあるキャラメルソースがも少し塩気あれば 更に好みだったな。


モンテビアンコジャッポネーゼ（770円+税）：モトゾーさんのスペシャリテであるイタリア式モンブラン（というかイタリア式がモンブランの始祖という説あり）であるモンテビアンコの和栗バージョン。
以前にコチラのモンテビアンコを食べた時には 旨いことは旨いが正直 それほどでは？と思ったのでジャッポネーゼはスルーしていました。が、やはり食べてみない事には何も言えないので試しに買ってみた。
ん？けっこう旨いやん♪
イタリア栗モンテビアンコでは あまり栗らしさが感じられず、美味しい生クリームの印象ばかり残ったのですが、ジャッポネーゼはきちんと栗の風味が楽しめますね。てか栗ペーストが( ﾟДﾟ)ｳﾏｰ 生クリームの旨さはイタリア栗バージョンと同様。これで土台のメレンゲがヘナッてなければなぁ……


クロスタータ ディ マルメッラータ（410円+税）：小麦粉とジャムだけのシンプルな焼きタルト。ジャムは季節により様々な自家製ジャムが使われます。この日は紅玉とキンカン( ☆∀☆)
ええ、ジャムの果物名だけで買いました（笑）
タルトは本当に素朴。フランス菓子のよな たっぷりバターや アーモンドの贅沢な風味はありませんが、じっくり焼きこまれた小麦粉の旨さと ジャムの甘酸っぱさが妙に美味しく感じます。てかジャム旨いんですけど❗️


お菓子の味は ぶっちゃけ好み。
ただ、使い勝手がドンドン低下していってるのは ……。電話予約不可（なんとX'masケーキですら電話予約不可！）営業時間13時~17時 商品数は決して多くはない イートイン廃止……と、数年前の午前中から店内でパフェを食えた時代を知ってる身としては残念で残念で。
せめて営業時間を も少し長くしてくれれば仕事帰りに寄れるのですが。

再訪。
狙いは昨年買いそびれたパネットーネ。予約受付開始したら予約しよと思っていたんだが……予約開始してから予約締切まで僅か１０日って短すぎない？ しかも電話予約だと 代金銀行振込の必要あるらしく面倒臭いし、かといって店に直接行くにしても17時閉店だから行けやしないし。
が、予約締切後でも多少は店頭販売分あるそうなんで駄目もとで行ってみました。

あっ、パネットーネあった(^_^)
と喜んだのもつかの間、既にミラネーゼは完売しておりました。がっくり。 まぁ、どのみちマロンも買うつもりだったのでマロン購入しますけどね。 あ～あ、ミラネーゼも食いたかったなぁ……二つあればX'masまでもったのにぃ。あとついでにカンノーリも買いますかね。


パネットーネ ダブルマロン（3700円 税別）： 小麦粉だけでなく、玉蜀黍粉や栗粉も混ぜて焼かれた生地はパンともケーキとも違う独特の食感&風味。酸味が僅かにあるので ライ麦パンにちょっと似てる？ でも甘いしな。 その生地にイタリア産マロングラッセが贅沢に混ぜ混まれていて、栗好きなら思わずニンマリ。日持ちを考慮して作られてる菓子（未開封で賞味期限は来年２月）なので 見た目は全く映えないし、すこし独特の風味でもありますが 食べてるとじわじわ旨さが込み上げてきます。これで も少し安ければなぁ…
X'masケーキ枠で購入したのに品質的にでなく物量的にX'masまで持ちそうにないのが気掛かり(苦笑)


カンノーリ（620円 税別）：ザックザクの筒状生地にリコッタクリームをつめただけの品ですが、これが旨いのよ。 リコッタクリームの軽さがポイントね。ショコラとオレンジ、一個で二つの味を楽しめるのもいいね。

お菓子の味はとても好みの店ですが、近頃の営業形態ですと非常に利用しづらい&都内洋菓子店の中でも高価格帯なのを考慮して 評価少し厳しめに。

PS：現在 イートインは休止中。パネットーネの予約も既に終了。店頭販売分も既に終了してるかと思われます。

再訪。
ちょっぴり評価↓ 理由は使い勝手の大幅低下のため。
まず 食べログの店舗ページに記載されてる営業情報は古い情報なので忘れてください！
現在は13時開店の17時閉店。月曜日と火曜日は全て定休です。月曜日と火曜日が祝日であっても休みです。食べログ情報に騙されないようお気をつけください。

以前はイートインで 映えまくりなパフェを提供したり、午前中から営業してたので近くのラーメン屋さんからの梯子で利用しやすかったりしたんですが……
今は13時開店になり、ラーメン屋がもろに混雑する時間だから梯子しづらい。イートインも人手不足で休止した後、再開する気配すら無いし。栗のパフェとか食べたいんですケド❗️
でも何より問題なのは商品の数。この日は開店直後に行ったのですが、ショーケース内のケーキの種類は10にも満たない……しかもケーキによっては早くも売り切れ間近という惨状。ちな、別に行列店とかぢゃあないからね。 ただ単純に弾数が少ないのよ。
まあ もともとここんちは弾数少ないのが欠点ではあったけど、イートイン休止して 製造能力向上するかと思いきや、かえって低下してるっていうね。 ここんちの菓子が好きなだけに現状が残念でなりません。年末のパネットーネを楽しみにしていたのですが…… もう不安しかないですわ。 以前みたく たくさんのケーキがショーケースに並ぶ状態に戻るのを祈っています。

ティラミス（620円 税別）：ここんちのティラミス大好きなんですよ♪ トップの生クリームは軽いけど、その下のマスカルポーネはわりとしっかりした味。さらに下の生地にはたっぷりとリキュールが染み込ませてあり ヒタヒタの甘甘(^_^) わりと好みが別れるタイプのティラミスのようですが、やはりティラミスはこうしたヒタヒタタイプのが私は好き。


ジャムタルト（410円 税別）：正式名称はクロスタータなんちゃらかんちゃら…って長い名前なんだがいまだに覚えられないのでジャムタルトと呼んでます。季節ごとに異なる自家製ジャムを用いた焼きっぱなしタルト。この日のジャムは苺とニューサマーオレンジ。 ホントにジャムだけのタルトなんですが、これが美味しいのよ♪ ぶっちゃけ、ここんちで一番旨いのコレかパネットーネだと思ふ。タルト地はかなり密度高め。小麦粉にかなりの拘りがあるらしく、フランス菓子のタルトとはまた違った食感。小麦粉感強いので クッキーに近いかな？そこに美味しいジャムを乗せただけの品なのに、何故こうも美味しいのか不思議でなりません。


スペシャリテのモンテビアンコジャポネーゼも始まってました。まあ私は買わないんだけどな。挨拶に出てきてくれた藤田シェフパティシエのお顔に元気がなかったのが気掛かりです。

再訪。
春ということもあり、コチラのスペシャリテとでも言うべき苺パフェ（正式名称は長ったらしいのでパス。よくインスタにあがってるアレだ）を目当ての訪問。
花見シーズンって事もあり普段より早い時間で訪問したのだったが、店頭には「パフェ売り切れ」の文字。混雑を予想はしたが、ぶっちゃけ見通しが甘かった。小学生時代夏休み宿題進行状況見通し より甘い！

まあ無いモノは仕方ない。気持ちを切り替えショーケースを見れば、大好きなカンノーリがあるではないか。当然、購入確定。また初めて見るケーキもあったのでそれも。ティラミスやズコットも食いたかったが我慢我慢。

カンノーリは中のクリームはリコッタチーズ100%だそうだ。そのチーズにオレンジで風味をつけたクリームと、カカオで風味をつけたクリームの２色のクリームが同時に味わえる。バリっとした生地の食感とチーズクリームの香りの組み合わせは抜群に旨い。 コチラのカンノーリは生地の旨さが光ってるように思えます。

リモーネサルド、サルディーニャの郷土菓子だそうです。ややざっくりした生地とレモンクリームだけのシンプルな構成ですが、やはり生地の旨さに特徴あり。レモンクリームも酸っぱ過ぎず甘過ぎで好みにストライク♪

目当ての品にはフラれましたが、ドルチェが美味しかったので問題無し。やはりコチラのイタリア伝統菓子は美味しいですね。シェフオリジナルのドルチェも良いのですが、私個人の好みとしては伝統菓子のほうに軍配を上げます。
閉店時間が早めな事&閉店間際だとドルチェがほとんど残ってないのが難点ですね。

前回訪問時に購入したティラミスが好みの味だったので、他にも色々食べてみたくなり再訪。
が、夜６時ともなるとショーケースの中は かなり寂しい状態で 私しょんぼり。せっかくイタリア菓子の事も勉強したのに……
数少なくなったケーキの中から、イタリア式モンブランの「モンテビアンコ」と 食べた事のないスイーツ「カンノーリ」を購入。
帰宅後、コーヒーと共にいただけます。
まずはカンノーリ。カンノーリ自体を初めて食べるので比較はできませんが、揚げた生地のクリスピーな食感と 生地から漂う香りが素敵ですね。中に詰められたクリームは二色。ショコラ風味のクリームも旨いんですが、私個人としては柑橘の皮が入ったクリームがめちゃくちゃ気にいりました。リコッタチーズを使用したらしいコクのあるクリームに柑橘の香りと苦味がジャストフィット。生地の香りと相まって、凄く美味しいです。カンノーリって、こんなに旨いデザートを今まで知らなかった事を後悔しました。
お次はモンテビアンコ。山の名前のモンブランをイタリア語に直すとモンテビアンコになるそうですが、ケーキではモンブランとモンテビアンコは けっこう違いますね。普段食べるモンブランだと表面がマロンクリームなのに モンテビアンコだと表面が軽い生クリーム（メレンゲ入りか？）で、土台がマロンペーストなんですね。マロングラッセも入ってません。これはこれで旨いけど、私はフランス式モンブランのが好きかな。モンテビアンコは栗の存在が希薄に感じました。栗好きの私は、もっと栗栗してるほうがツボなんです。すみません。
とはいえカンノーリが とても美味しかったので、また訪問して色々食べてみたいですね。
パフェも美味しそうだし、焼き菓子も色々あるし 楽しみがある店っていいですね。

目黒でカレーを食べたあと、８月にしては涼しかった事もあり気分よく池尻大橋まで散歩する。ついでに行ってみたかったリアンの場所も確認しておく。
帰る際に近くにイタリア菓子専門店があった事を思いだし寄ってみる事にした。イタリア菓子を専門に扱うとか珍しいと思って覚えていたのだ。
目黒川沿いのいかにもな立地に目的の店はあった。テラス席もあり、そこでお茶する事もできるようだ。今日の陽気だとテラス席は気分良さそうなので使いたかったのだが、生憎満席。仕方ないのでケーキをテイクアウトする事に。
ウィンドウにはカラフルなケーキ達がトコロ狭しと並ぶ。イタリア菓子は地味と思っていたので、目の前の光景は新鮮だった。とはいえズコットみたいな いかにもな品もちゃんとある。
さて何を購入するか だがイタリア菓子もイタリア語も詳しくない私には何がよいのか見当もつかなくて困ったちゃん。困った挙げ句、知っているティラミスを選択する腑抜けです。うん、も少し勉強しような俺。
で帰宅してコーヒーと共にいただきます。
うんまーい♪マスカルポーネが濃厚。下のスポンジにはコーヒーがたっぷり染み込ませてあってビターなんだけど、上のチョコはしっかり甘い。そして濃厚なマスカルポーネで非常にバランス良く出来てます。スポンジの食感やチョコやコーヒーの香り良くてあっというまに平らげてしまいました。これは旨いティラミスですね。間違いなくまた書いに行きますわ。他のケーキやイートインのパフェも是非食べたいです。また伺わせていただきます。