肌寒くなって、ますます逃げ込みたいお宿。 : つくしのこ

気がつけば、もう霜月。
なんて、早いんでしょう季の移ろいは・・・。

今回は、初冬のつくしのこさん。
そろそろ、あったかお鍋にめぐり合えるかなぁって、うひうひ。
いままでの つくしのこさん詣での統計から、霜月から弥生くらいまで、
〆には、あ〜ったかお鍋の湯気にほっこりできるんです。

今宵は、姫ふたり＋殿ふたり、でのおじゃま。
姫ちゃんは、お初。殿はごいっしょしたことがあるお方と、
そうではないけど、以前、おじゃましたことありますってお方です。
もちのろんで、み〜んなさまオトナ、です。

いつものように、獺祭のスパークリングで宴のはじまり〜。
おあとは、毎度毎度で、みんなさま、お好きなお酒をあれやこれや。
茶豆に蕪と柿のなますを、ちびりちびりで。

おいしいお酒って、お口がなめらかになっちゃうんですね。
わら、ふだんは、口数が少ないほうなんですが、
おいし楽しで、会話もはずみます！ ほんとに、楽しい！

〆は、やった〜。鴨鍋、でした！
おだいどこで煮炊きするような黒い取っ手のついたお鍋でどど〜んときました。
ぶつ切りの鴨肉が、た〜っぷし。芹の根っこもいます！

ふうふうふう。うわぁ。お出汁がうんまぁ〜い。
煮込むほどに、鴨さんの脂と旨味がお出汁に加わって、胃の腑が喜ぶうまさ。
残ったお出汁に、うどんを投入！ あ〜。うま！鴨、だけど。

さてさて、お次はいつおじゃまできるかしら〜ん。

いあいあいあ。なんなんだ、この暑さは・・・。
何年か前、体温を超える気温が続いた夏があったけど、
この数年は、許容範囲な夏日だったのにねぇ。

今宵のメンバーさんは、大雪の日にごいっしょした殿＋
マイフォロワー姫＋姫のトモの殿の４名です。

マイフォロワー姫もトモの殿もおじゃましたことがあるそうですが、
いずれも数年前とのことで、娯しみにしてくださいました。

獺祭スパークリングでかんぱぁ〜い。幕開けの儀式です。
おあとは、先日の集中豪雨で被害著しい西日本の酒蔵さんメインでチョイス。
ちっとでも復興支援につながれば、という呑助のキモチ。

枝豆
冷やしトマト
お茄子の油炒め
刺し盛り
生にしんの塩焼き
爆弾コロッケ
もつ煮カレー味
お豆腐のお汁

おまかせお料理の前半は、いつもながらのおうちの定番。
ですが、爆弾コロッケやカレー味のもつ煮は、お初のお目見えです。

お母上さま、やるなぁ。
御歳８０を超えて、まだまだ余裕の伸びしろを持っていらっしゃる。
ほんとに感動しちゃいました。すごい！

メンバーのみんなさま。お母上さま。若旦那。
真夏の夜の楽しいひとときをありがとうございました。ごち！

１月末のおじゃまは、いったいナンだったんでしょう。
半年以上も前からの待ちに待った予約の当日。東京は大雪でした。
その前日も翌日もピーカンだったというのに。
でも、そのおかげで、忘れられないつくしのこさん詣でとなりました。

そのときのメンバーさんおひとりが大雪のためご欠席となったので、
リベンジもかねての春の夜の集いと相なりました。

獺祭のスパークリングからのスタート。いつもどおりの儀式ですね。
たけのこ、わらび。ふき。春のお皿もやってきました。
あ〜。カラダが目覚めるカラダが喜ぶ、神サマの地球の恵みです。

お酒はお好みで、まいどのあれやこれや。
ぐいぐい〜っと杯をかさねます。

今回の〆は、豚しゃぶ＋おうどんでした。これは、お初です〜。
きのこやら水菜やらが入ってるお出汁を火にかけます。
沸いてきたら、薄切りの豚肉さんをちっとずつ投入してはいただきます。
豚肉さんが桃色で、すんごくキレイでした。もち、うまし〜。
食べ終わったあとに、おうどんをぽいぽいっ。
豚肉と野菜の旨味が加わったスープでのおうどんは、もう、サイコ〜。
お酒をたんまりいただいた胃袋さんにも、やっさしい〆です。
お母上さまのお料理は、化学室や理科室にあるようなナニヤラフリーですんで、
ストレスなくお口からお腹に入ってくれます。

いんやぁ。まったまた、しゃ〜わせな一夜をありがとう。
ごちそうさまでした。

さてさて、初めてのおじゃまから７〜８年になるのでしょうか、
その当時から、電話番号非公開、お店の電話に登録されている電話番号のみ対応。
というと、なんだか雲の上的なお店のように思いますが、
お母上さまと若旦那のおふたりでの切り盛りなので、それもいたしかたのないことかと。
おじゃましてみれば納得の、ちゃんと地に足のついたお店でございます。

さてさて、予約をお願いしたのは、半年以上も前のこと。
頃合いを見計らってのお声かけでメンバーさんも確定いたしました。
もうい〜くつ寝る〜と、指折数えての１週間前です。
な、な、なんと、当日の東京地方は「雪マーク」になってるではあ〜りませんか。
でもまぁ、予報だし。な〜んて、お気楽にしていたら・・・。
本気で、降ってました！しっかり積もってました！

前日の予報を懸念して、メンバーさん方々におうかがいしたところ、
みんなさま、雪ごときで断念できるかいっ、ってことで強行することに・・・。
でも、予想以上の大雪でおひとりはキャンセルとなりました。

早めに向かったものの、渋谷駅の田園都市線改札口は入場制限中で入れない！
まぁ、ひと駅だからと歩き始めたものの、雪のせいで、そのひと駅が遠かったこと。
ご参加のおふた方にはずいぶんとお待たせ＆ご心配をいただいて申しわけのないことでした。

東京では稀な大雪の悪天候にもかかわらず、多少の遅れはあっても、
ほぼすべての方々がお見えになっていらっしゃいました。

お店に入ってしまえば、もう極楽天国です。
いつものとおり、獺祭のスパークリングでつくしのこさん事始め。
お母上さまのやさしいお料理にほっこりしつつ、ぐいぐいと杯をかさねました。
寒い時期ならではのお楽しみが「お鍋」です。
今回は、鴨でした。せりの根っこがうまいのなんの！

いんやぁ。大雪の中、歩った甲斐があったのは言うまでもありましぇ〜ん。
いつもいつも、しゃ〜わせな気持ちにさせてくれて感謝！

ごちそうさまでした。

初めておじゃましてから、もう６〜７年になるのかなぁ。
満開の目黒川の桜をちら見したのが記憶にあるんで、ちょうどおなじ時季だったんですね。
レビューＵＰは２回めでありますが、しゃ〜わせなことに、もうずいぶんな回を重ねていますです。
写真はＮＧではないのけど、公表はしてほしくないとのことですんで、
お初のときからそれをレスペクトしている次第。
で〜も、ま、１０数回に１回くらいは、多めに見ておくんなまし〜。
ってんで、今回のＵＰと相成りましてございます。

お料理は、みんなさまいっしょのおまかせ数品＋お酒は、銘柄でもよし、
こ〜んな感じのってのでも、はたまた若旦那おすすめってのでも、いろんなふうにお願いできます。
翡翠色の小瓶に移して、手書きのラベルを輪ゴムで止めたスタイルでやってきます。
これがね、なかなかの風情なんですよん。若旦那おすすめのは、一升瓶も見してくれたりね。

日本酒番は、若旦那。お料理番は、お母上。おふたりでの切り盛りです。
４〜５０席くらいあるかなぁ。ほとんどのお客さまが１９時くらいのスタートですから、
当然のことながら、かゆいとこに手が届かない状態もあります。
おまかせ１本のお料理は、おなじ季節のおじゃまなら、ほとんどいっしょです。

で〜もね、おじゃましたら、また行きたくなるんです。
変わりばえしないのに、回を重ねるごとに、どんどん好きになっちゃってるんです。
なんとも摩訶不思議なおうちです。稀有なんです。

今や半年先まで予約がぱんぱんだそう。さて、お次は・・・？

（２０１６年６月 何度目かの再訪問）
はじめて、おじゃましたのは、数年前くらいだったかと・・・。
ちょうど日本酒ブームアゲイン熱が上昇中な頃だったような記憶があります。
それ以前から、ぜひぜひぜひにって願っていたんですが、
当時からすでに電話番号非公開。予約は超困難で救いの手を待つしかない・・・。
そんな折、トモからのお声かけでお仲間に入れていただいたのがお初でした。はっぴ〜。

桜が満開の頃。池尻大橋駅で集合 → てくてくすること、ほんの３〜４分。
え〜っ。意外や意外。外観はバビロニア風（行ったことないけど）で、日本酒感なし。
で、お玄関扉をが〜らがら。外観とはうって変わって日本酒感満載！
お蔵っぽい造りで中二階、今風だとロフト、があります。
入ってすぐの左手におっき〜なガラス張りの冷蔵庫が鎮座ましましてます。
ニッポン全国各地の銘酒さんたちが、ずら〜りずらり。圧巻です。
２００種類くらいのストックがあるそうですよ〜ん。

お料理はおきまりのコース風のみ。お飲みモノは日本酒のみ。
まずは、食前酒的に獺祭のスパークリングをひとり１杯ずついただいて・・・。
あとはお好みで、あれやこれや、あれもこれも、オーダーできます。
銘柄を指定してもいいし、こんな感じのこんなのって言えば若旦那が見繕ってくださいます。
日本酒好きには垂涎ワールドです。日本酒への造詣が深まった感もありあり。

このお店のよさ、すごさは、ちょっと言葉で表すのは難しいなぁ。
お玄関をくぐった途端、不思議な国のアリスちゃんになったようなキブン。
って、意味不明？

お初のおめもじのあと、季節ごとにおじゃまする機会をいただいてましたが、
いまや、数ヶ月以上、いや１年近く先という、ますます予約のハードルが高くなっています。
ただ、お母さまと若旦那、おふたりだけで切り盛りされているんで、
キャパ的にいたしかたのないことかと思えますですね。
でも、年に一度でもいいんで、末長〜く、足を運びたい愛すべきお店です。

写真撮りはＮＧではありませんが、あまり公表してほしくないとのことですので、
若旦那のお気持ちをレスペクトして、お料理などの写真はございまへん。
レビュアーさんの中にはＵＰされているお方もいらっしゃるので、
そちらをご参考くださいましまし。お料理は季節ごとで、みなさんいっしょです。

でも、行ったよの証明写真をば・・・。