週末限定のヴァイスヴルストはぷりぷりふわふわ。作り立て感が高い。 : メッツゲライ ササキ

この日は週末恒例、都心を避けての東急沿線の食材調達ツアーです。田園調布駅からナショナル田園に向かう途中、こちらのお店の前を通りかかると『週末限定 ヴァイスヴルスト』の黒板が置いてあるのを発見しました。

子牛肉も使ったミュンヘンの白いソーセージはドイツソーセージの中でも一、二を争う好物です。桜新町のファインシュメッカーサイトウのものを愛用していますが、サプライチェーンを多様化しておきたい。そう思って早速入店してみました。

店内のショーケースに並んでいるヴァイスヴルストは一本346円。張りがあっていかにも美味しそうに見えたので4本を頂きました。後はプレッツェル一個も追加。

その日の夕食に食べてみると、ヴァイスヴルストは桜新町と甲乙付けがたい美味しさです。ぷりぷりの皮にナイフを入れて取り出した中身はふわふわ。

ふわふわ度は桜新町が気持ち高い気がしますが、作りたて感が高いのはこちらの方です。桜新町で買った甘いマスタード付けて美味しく頂きました。

前回食べたパテ類も良かったけれど、ソーセージもなかなか。同じ大田区なので自宅から近いのもありがたい。やはりかなり使えるお店です。

東急田園調布駅のバス乗場にある食肉加工品専門店です。ドイツ語でメッツゲライ、フランス語だとシャルキュトリですが適当な日本語が思い付きません。

自分的にはハム・ソーセージの店という言葉もよく使いますが、後で述べる理由でこの店にはそれも馴染まない感じです。

運営は高級デリカブランドのブッツ・デリカテッセンを傘下に持つ大田区仲池上のタカラ食品工業㈱。ササキは同社グループの経営者一族のお名前だそうです。

週末にナショナル田園に買い出しに出掛けた帰りに肉系のデリカを買い足そうと思ってほぼ三年ぶりに伺ってみました。

入店して思ったのは品揃えがだいぶ変わっていること。三年前に主力だった生ハムやソーセージは一応あるものの、ショーケースで大きな面積を占有しているのはむしろパテやゼリー寄せの方です。

ブッツデリカテッセンのハムやソーセージは高級スーパーでも帰るので、よりこの店ならでは感が高まったのはありがたい。

せっかくなのでパテ・ゼリー寄せの中からこの日のオススメという「フロマージュ・ド・テット」と「鶏白レバーのパテ」を購入。どちらも100g 918円で「フロマージュ・ド・テット」はパック入りを、パテはSTAUBのテリーヌ型に入ったものを量り売りで頂きました。

早速その日の夕食に食べてみましたが、「フロマージュ・ド・テット」はゼリーで豚肉や野菜が固められたもの。名前からてっきりチーズが入っているかと思ったらそうではありません。

オリジナルは豚の頭の肉の煮こごりだそうです。豚の頭はゼラチン質が多いせいか、ゼリー寄せにしてはしっかりした食感なのが印象的です。

「鶏の白レバーのパテ」はレバーの旨みがしっかりあって脂もほどほど。フォアグラよりもあっさりしているのがいいところです。

パンやクラッカーに乗せて食べましたがなかなか美味しい。この日は用意がなかったけれど、バゲット使ってバインミー作ったらバッチリだと思います。

今回は予備知識なしでの訪問でしたが、パテやゼリー寄せがウリと分かったので、次回からは夕食のメニューの組み立てを考えてから伺いたいと思います。

連休中 田園調布に出かけた際に、以前は確かアンデルセン系のベッカライ シュタインメッツがあった場所で見つけたハム・ソーセージのお店です。

高級デリカブランドのブッツ・デリカテッセンを傘下に持つ大田区仲池上のタカラ食品工業㈱がグループのフラッグシップショップとして2013年5年に開いたお店だとか。因みに店名は直訳すれば佐々木精肉店。ササキは同社グループの経営者一族のお名前のようです。

仲池上の会社のフラッグシップショップが周辺人口の多い蒲田や大森でなくて他所から買い物客とかはあまり行かない田園調布にあるのはやっぱりブランドイメージ重視なんだろうか。ロワー大田区の蒲田住民としてはちょっとフクザツ。

ともあれドイツ系のハム・ソーセージは大好きなので早速入ってみました。ちょっと高級感あるお店の中にはドイツで取った表彰状とかが飾られています。ショーケースに並んでいるのはソーセージ数種類、サラミ、ボンレスハム、ベーコンに加えてサラダやラタトゥイユ、キッシュ、ザワークラウトなど。

中から初めてなのでお試しと思ってヴァイスヴルスト等、三種類のソーセージの詰め合わせをまずお願いしました。後はハンガリーの生きている国宝、マンガリッツァ豚を使ったサラミもオーダースライスで追加。

家で食べてみるとソーセージはどれも美味しい。塩味が強めなことを含めてメリハリの効いたハッキリした味というのが共通の印象です。

マンガリッツァ豚のサラミは旨味が濃厚。マンガリッツァ豚は以前青山のドイツ文化センターの一階にあったドイツレストラン「ノイエス」でソーセージにしたものを一回食べたきりなので、ならではの特徴とかははっきり分かりませんが。

蒲田住民にとってはアウェー感の高い田園調布にあるのが難ですが、同じ区内にちゃんとしたハム・ソーセージの調達先があるのはやはりありがたいこと。また伺いたいと思います。