自由が丘にまた一つパリのショコラの風。 : シャポン 自由が丘店

去年の年末からスイーツの路面店のオープンが相次いでいてうれしい自由が丘。
12月にオープンした他のお店はすでに口コミがいくつか入っているので、まだ年明けにオープンしたばかりのこちらをレビューしてみます。（他のお店も追っていれていきますね～）
(下の店舗情報にはオープン日は12月25日になってますけど、一般のお客さんが入れるようになったのは1月8日から、と認識しています。)

シャポン、っていうお店の名前を知ったときはフレンチの高級食材のチキンのほう？と思い、なぜそれがチョコのお店の名前に？とも思ったのですが（なので、自由が丘にはよく似た名のフレンチのレストランがあり、食べログだとそちらが上に出てきますのでご注意（笑））私が存じ上げなかっただけで、パリのショコラティエのお名前のようですね。しかもパリには4店舗もあるとか。

リンツを通り過ぎて古桑庵に向かう道の左側、J.FERRYの向かいになります。J.FERRYの四つ角のジャスト角っこではなく、角っこを数歩進んで行ったところ。
割とクールな印象の外観で、ショーケースなどがお店の奥にあるため、メニューがないとチョコのお店だと一瞬わからないかも。
カシミヤのプリントをイメージしたCHAPONの黄色いシルクのスカーフが窓に下げられているのでそれでわかります。

行ったのがお昼くらいかな～、何やら撮影クルーみたいな人々がお店にあふれていて、某テレビの番組のレポーターさんが食レポの撮影をしていらして、そんな大変な時に空気読まずに入ってっちゃってどうもすみませんて感じでした（＾＾;）。レポーターのXXさんがすごい爽やかでお肌がツルツルでいかにもテレビ出てる人！って感じでそれがびっくりした・・歌舞伎の俳優さんみたいだった・・。あ、石ちゃんじゃないですよ？

ちょっとアンティークみたいなテイストのインテリア。

奥にチョコのボンボンのボックスを入れたショーケース（丸いホワイトチョコにカシミヤ模様？をプリントしたもので中は全部ガナッシュだそう。これのデザインが美麗）。あといろんな種類の詰め合わせのボックス。

真ん中にタブレットのチョコのディスプレイと試食のテーブルと、アーモンド？にチョコをまとわせたものや小さいピースを包んだものの箱入り、パットドフリュイなど、ギフト用のものを並べた大きなテーブル。
タブレットの試食用はたぶん全種類そろっているので、何か実験室とかをイメージさせる感じ。アンティークというより、ちょっと全体にうっすらスチームパンク的なテイストが感じられる（かといってほんとにスチパンかといえばそうではない）。
で、窓際にカフェのテーブルと椅子。

最初からイートインしようと思ってたので、その撮影している脇の端っこのテーブルに座らせていただいて、パリのお店でも出していらっしゃるチョコのムース（1種類と3種類）を目当てにしてたのですが、まだ用意ができていないとのことでオーダー不可。
なのでやむを得ず、ボンボンの3種盛りに（1300円）。他にもチョコのピース？（ボンボンではないプレーンのもの）の三種盛り（980円くらい）もあって、そちらはカカオの産地、酸味、フレーバーなどにより４つのテーマを選んで3種類のセットになっているようです。
コーヒーとかももちろんありましたが、私は紅茶で。紅茶は1カップのサービス（500円）。

ボンボンの三種盛りは、１つがガナッシュ、１つがプラリネ（以上2個がチョコ）、でもう一つがパットドフリュイ（固めに固めたフルーツゼリーね）。
プラリネは表面にアーモンドも乗っていていかにもアーモンド。ベースがビターでもなく、プラリネなので、フレンチ・ショコラというよりイタリアっぽいイメージ、ほら、ジャンドゥイヤとかの。
ガナッシュのほうはちゃんと酸味があるフレンチ・ショコラ、っていう感じでした。パリのチョコ屋さんなのでどっちかといえば個人的に期待していたのはやはりこちらですね。
パットドフリュイのフルーツはなんだろう、特定できなかったけどおいしいです。パットドフリュイはフランスのものは間違いないですよね。

量としてはこの3粒で紅茶カップ一杯でぎりぎりちょうどいいくらいでした。紅茶好きとしてはもう少し紅茶あってもいいかも。お茶もちゃんとリーフで出してくれている味だったと思いますし（茶葉の種類は不明。ニルギリか、セイロン、濃いめに入れたダージリンのブレンドか、という感じでした）。

カップ＆ソーサーや、三種盛りの食器のプリントがきれいです。お店の窓に飾ってあるスカーフと同じプリント。店頭でも販売されないのかな。

あと、ボンボンはボックスのセット売りのみで、バラ売りがされていないようなのが残念。パリのお店のほうではバラ売りで選べるようになっているようなのが写真で見えるだけに、バラ売りも期待します。
ボックスで数千円（ざっと5000円くらい～）なので、レポーターの人も1個あたりの値段を聞いて驚いていたのでちょっと笑ってしまいましたが、値段はいいので、バラ売りで自分で選んでいくつか食べて、まずは味を納得してから人にあげるプレゼント用のボックスに進めるといいのになという感じではあります。
なので、カフェが併設といっても、バラ売りがないので、そのカフェがチョコの試食のスペースとしての使い方という位置づけなのかも、と思いました。
であれば、こちらの1番の売りであるであろうホワイトチョコにカラフルなプリントをしたものは3種盛りのセットには入らないみたいなので、それも入れられればいいのになと思います。
たぶん時期的にバレンタイン直前なので、まずはギフト商品全面展開ということなのかもしれませんね。

タブレット（どれも2300円みたいでした）の種類がすごいたくさんあって、そのパッケージのイラストもきれい。
カカオの産地にこだわって選びたい方は店内でじっくり選べそうです。

入ってこられるいかにもな自由が丘マダムも、こぎれいなカカオ少年も、まずは様子見、という感じでスタッフの方にお話しきいていらっしゃいました。

またスタッフさんとゆっくりお話しできそうな頃、ムースがそろった頃に伺いますね。