【3回目】かつての星火はどこへ : 星火

GW最終日、最後のランチは果敢に攻めるよりも確実に美味しいものを食べようと思い、3回目となる星火に行ってみました。
自由が丘駅から10分くらい歩いた場所にある和食屋さんです。

カウンター席とテーブル席があり、奥まったテーブル席に着きました。
13時45分の入店で半数くらいの客入りです。
（ランチのL.O.は14時です）

冷たい緑茶が提供されるのですが、スタッフの方がずいぶんとぞんざいな感じで驚きました。
大将に叱られたとか、何か嫌なことがあったとか。

過去2回ともラーメンを食べているので（星火は和食店ですが、専門店顔負けのラーメンを食べることができました。かつては）、一人鍋の御膳というものを食べてみることにしました。

店員さんの様子も驚いたのですが、御膳はもうちょっと驚きました。
鍋は単調な味で出汁の味もほとんどなく。。。家でも作れそうな味で、しかも家のほうが勝ってしまいそうで。

これが800円ならそこまで驚かないのですが、ただ星火のランチは美味しい思い出しかないので、そのギャップに驚きました。
チェーンの居酒屋ランチみたいな感じでしたので。

こちらは海鮮の御膳。

海鮮の味以上にタレのような味が濃すぎてせっかくの海鮮の味をほとんど感じられません。マヨネーズと胡麻が効きすぎて海鮮がほとんど意味ありませんでした。

味噌汁もすごく味が濃かったです。

今日たまたま調子が悪かったのか、あるいは3年でいろいろ変わってしまったのか。
ラーメンの味はどうなんだろう。

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【オーダー】
一人鍋の御膳　1,280円

過去の星火の記事はこちら。
・2014年5月11日　ランチ
・2015年9月20日　ランチ

-- 2015.09.20 再訪
黒胡麻担担麺御膳なる新メニューができていました。
最高に、最高に美味しい担担麺でした。
それと、駒沢大学にラーメン専門店がオープンしたようですので、すぐにでも行ってみたいです。

http://maleeme.blog105.fc2.com/blog-entry-2873.html


-- 2014.05.11 初訪問
餡子隊長が風邪を引きまして、
自由が丘に健康を求めてランチに出発。

お店到着。
自由が丘的に申しますと辻口氏のロール屋の先にあります。

星火というお店です。

お店に入ってすぐ、広々としたカウンター席があります。
お店中にダシの香りが広がっています。

テーブル席、それから写真では見えませんが個室もあります。
高級風情を出し過ぎず、とてもよい塩梅の割烹屋さんです。

カウンターからは広い厨房が見渡せます。
板様、、、板さんか。敬意を払い過ぎたか。
テキパキと仕事をする姿から料理への期待が高まります。

餡子隊長はお店の各所に使われている格子に目が奪われまくっていました。

窓際にも。

カウンターの上にも。

格子以外にもカウンター越しに見える食器にも隊長は反応しておられました。
忙しい忙しい。

さて、肝心のランチメニューです。

どうでしょう。大変魅力的な和定食が並ぶ中、
ラーメンがあるんですよ、ラーメンが。

餡子隊長が好きそうな和食メニューが並ぶ中、
ラーメンがあるなんて我々のために誕生したお店としかいいようがありません。

ラーメンをオーダーすると塩か醤油を聞かれます。
醤油ラーメンが好きですが「おススメは？」と伺うと、
「初めてなら塩」とのことでしたので塩にしちゃいました。

しちゃいましたってこともないのですが。

席に着いてからだいぶ時間は経っていますが、
実際は席に着いてすぐ「温かいお茶と冷たいお茶のどちらがよいか」
とお店の方に尋ねられます。

私は冷たいの、隊長は温かいお茶をお願いしました。

ただの雑なお茶じゃなく、
すごく美味しいお茶ですよ。。。

冷たい方はほうじ茶も混ざってるか？
仕事の丁寧さがお茶にすら出ています。

そして、、、ラーメン到着！
何やらいろいろ従えてますよ！

それにしても器からして素晴らしい。
器にこれだけこだわれて、味にこだわれないわけないよなあと。

小鉢が2皿。
どちらも和風のダシが効いた丁寧に作られた料理。
「とりあえず出してみた」という雰囲気一切なし。

それから黒米のおにぎり。
黒米以外にもジャコなどが混ざっておりおにぎり1つにしても物凄いこだわりを感じます。
味がしっかり目についていて、
かといってしょっぱ過ぎるわけではなく最高に美味しい。

こんなに美味しいおにぎりをラーメンに付ける必要あるか？
と思うほどの美味しさです。

お替りしたいくらい。

おにぎりの美味しさにラーメンが霞むと思いきや、、、
なんと美味しそうなラーメンでしょう。

具で目に飛び込むのは鶉の卵が3つ。
家系ラーメンで鶉の卵が入っているのはたまにありますが、
3つとなると初めて見ました。

しかも、、、鶉の卵が味玉になってる。。。
うう。。。美味しい。。。

それと映ってませんがメンマは穂先系で、
沈んでて映ってませんがごろっと立派な叉焼。

それから長めに切った細いネギと、磯の香漂う海苔。

スープの表面にはフライドオニオンが散らしてあります。
それから大ぶりに切ったザーサイも入っています。

フライドオニオンは1回か2回違うお店で見たような気がしますが、
鶉の味玉3個、大ぶりザーサイは初めてみたような。

スープは鶏ベースで魚介の風味も大量に取り入れられています。
完全な「和」の出汁です。

高級割烹店で香ってくる最高のダシの風味、、、
あれ？高級割烹なんて行ったことあったか？ないでしょ！

なに「今でしょ」みたいに言ってんのよという話です。

とにかく、
「こうなってくるとラーメンは和食で良いだろう。完全に和食だろう。」
と言い切れるスープです。

美味しすぎるでしょ。

麺は細麺で、製麺所はどこかわかりませんが、
袋から出していたので自家製麺ではないと思います。

小麦感があり、細いながらもぷつっと歯切れがよい麺です。
浅草なんとかとか、そういうちゃんとした麺使ってるんじゃなかろうか。

専門店顔負けというか、専門店負けちゃってるでしょ。このラーメン。
蔭山楼もそうですが、自由が丘では2店舗も専門店を上回るラーメンを出すお店があるとは。

なお、こちらは餡子隊長の銀だらの西京焼き定食。
やっぱり器が素晴らしい。

とろろの美味しそうなこと。。。

特製のタレに漬け込んだ銀だらもどうやら最高だったようです。
銀だらにレモンという組み合わせも初めてでしたが美味しかったようです。

和食好きの餡子隊長とラーメンが幾分好きな私。
双方が「ぜひまた来たい」と思う稀有なお店に出会えました。

次は醤油だな。。。餡子隊長は豚の角煮が食べたいんだとか。
それとプリン。

今回はデザート頼むの忘れちゃって、
あとで隊長にこっぴどく叱られました。

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【オーダー】
星火ラーメンと黒米のおにぎり膳　1,050円
麦とろの西京焼き膳　1,280円