ショコラは勿論、生菓子も美味 : オリジンヌ・カカオ 自由が丘本店

暖かくなってきた5月末。
気温が上がる夏場はケーキを持ち歩くことも難しくなるので、
夏になる前に食べておきたかった「オリジンーヌ・カカオ」に行って来ました。

シェフの川口行彦氏は、日本でも数少ないルレ・デセールのメンバーの一人であります。
また、店名の「オリジーンヌ・カカオ」は、自由が丘のアトリエが原産地（オリジンーヌ）となり、
原料のカカオにこだわった新鮮なチョコレートや洋菓子を届けたいと言う想いがこめられているそうです。
ショコラに対する熱い想いが伝わってきますね～

さて、そんな店舗の場所はスイーツ激戦区の自由が丘にあるスイーツの複合施設「自由が丘スイーツフォレスト」の中。
と言っても、スイーツパラダイスのパークの中ではなく、
階段を上って左手がパークの入り口、右手がオリジーンヌカカオさんの入り口です。

休日昼頃に訪問。
先客はいませんでしたが、早くも残りわずかなケーキもちらほら。
４～５席ほどのイートインも併設しているので、中で食べることも出来るようです。

店名にカカオと名の付く通り、売り場の半分はショコラで埋まっていましたね。
しかし、今回はケーキが目当て。ショコラ以外にも色々なケーキがあり、以下を購入しました。
（店内撮影禁止です。）
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■リヨネーズ（497円）★4.5
　外側はグラサージュされたチョコレート、中にはチョコレートとフランボワーズクリームの層と、ショコラ尽くしのケーキです。
　フランボワーズとチョコレートの組み合わせというとフランボワーズを強めに出ることが多いですが、
　こちらはあくまでメインはチョコレート。濃厚なチョコレートを味わった後に、フランボワーズがほのかに感じる程度です。
　フランボワーズが控えめなところが私の好みで、美味しかったですね。

■アリキャンテ（550円）★4.0
　濃厚なピスタチオクリームに中は甘さしっかりのヘーゼルナッツのクリーム
　ピスタチオとヘーゼルナッツのどちらかが強すぎることもなく、バランスが絶妙ですね。
　美味しいです。

■ケッツア（545円）★3.9
　スペシャリテ。
　外側はグラサージュされたチョコレート。中にはチョコレートのビスキュイとガナッシュの層。
　濃厚～なショコラで、カカオ本来の味をしっかりと味わうことができますね。
　チョコレートが得意なこちらの、スペシャリテらしい味わいですね。

■ナカヤマ（626円）★3.8
　愛媛県中山町の栗を使ったモンブラン
　外はマロンペースト、中は砕いた栗が入ったマロンクリームとスポンジです。
　マロンペーストが濃厚で、そのどっしりとした和栗の味が感じられます。
　マロンクリームはほのかに甘さを感じる程度で、メインはマロンペーストですね。
　しっかりと栗の味がするモンブランが食べたい方は気に入ると思います。

■サントノーレ フレーズ（540円）★3.8
　ショコラから一転。見た目もかわいらしいピンクのサントノーレ。
　イチゴの生クリームに中には、赤スグリのジュレ。
　サクサクしたパイ生地と生クリーム、ジュレの酸味が良く合います。

■フォレノワール（432円）★3.7
　フォレノワールですがチェリーは入っておらず、クレームシャンティにクレームショコラの層で構成されています。
　濃厚なショコラを口溶けの良いクレームシャンティが優しい味わいにしていますね。

■ヴォルカン（390円）★3.6
　フランス語でヴォルカン（火山）の意。
　外はパウンド風のチョコケーキ、中はチョコレートクリームです。
　中のチョコレートクリームは非常に濃厚で、外のパウンドケーキを突き破って噴火しそうな味わいのある一品です。
　400円を切る値段でコストパフォーマンスが良いです。

■アンダルジー（485円）★3.5
　ショコラムースの中にシトロンムース。今まで変って、ショコラは抑え目。
　シトロンムースの酸味が、ショコラの甘さを打ち消すことなくムースと良く合います。

■モレローショコラ（540円）★3.8
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カカオという店名から、チョコのお店と思われがちですが、ケーキも美味しいので、
ショコラはもちろん、ケーキが食べたい方にもオススメの店です。

そして、こうしてまた一つ自由が丘に美味しい店を見つけてしまった訳であります。
自由が丘はレベルが高くて、どこに行くか本当に困ってしまいますな。

「オリジンーヌ・カカオ」でした。