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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
タイ食堂 バーン・メイ
|
|---|---|
| ジャンル | タイ料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
非公開 |
| 予約可否 |
完全予約制 遅れる際はご一報ください。 |
| 住所 |
このお店は「台東区清川2-26-8」から移転しています。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥4,000～￥4,999 ￥1,000～￥1,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥3,000～￥3,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
8席 （カウンター6席、テーブル1席(2名様)） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 バルコニーで喫煙可、ただし冬は寒いです。雨の場合は濡れます。 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| お子様連れ |
マナーのないお子様はご遠慮いただきます。 |
| ドレスコード | カジュアル |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2015年10月19日 |
| 備考 |
当店は小さなお店です。 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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「明日のジョー」で知られる泪橋発祥の通好みのタイ料理レストラン「バーン・メイ」がすごいタイ料理を作る、という言葉に惹かれて、お誘いを受けて伺いました。私の行動範囲内にはタイ料理レストランそのものが少なく、しかも本格的な材料と味を出す店はなお少ない、ということで期待値大で伺いました。8席(カウンター6席、テーブル席2名)という小さな店内は、自宅のキッチンとほとんど変わらない広さのオープンキッチンとなっています。シェフはタイ人のメイさん、だからバーン・メイ(メイの家)なのですね。店内に入るなり気さくなマスターとご挨拶、メンバーが揃うまでしばしタイ料理やタイのお酒などを教えていただき、いよいよ開始です。
まずは各々ドリンクを選んで乾杯、私はチャーンビールをいただきました。暑い土地にぴったりなやや軽めのピールです。最初に出たのは「揚げソムタム」、揚げた青パパイヤのサラダですが、たいがいは生の青パパイヤなのを素揚げにしてあるもので、これはメイさんオリジナルだそうです。これを次の「揚げ鶏皮」にのせていただくと、パリパリの鶏皮とサラダの爽やかな酸味と辛みが合わさって食感も味も深みが増すのには驚きました。序盤戦のここらですでにタダモノではない感を出していて、次は「ゆで卵の和え物」(ヤムカイトム?)、卵の下にある唐辛子の効いたタレを混ぜていただきますが、コブミカンの爽やかさが辛さを透明にしてくれる、という不思議な感覚を覚えました。すでに全員メイさんの料理に悶絶状態、いよいよメインに差しかかります。まず「茹で豚豆のラープ」、豚の腎臓を茹でてスライスしたものを唐辛子、コブミカン、ハーブ、醤油系の調味料であえた複雑な味ですが、荒く砕いた炒り米のザクザク感がアクセントになり、これはご飯があれば無限ループになること間違いなしですね。
ここでホットな舌をいったん落ち着かすよう「ワンタンスープ」(トムチュウギョナム?)が出てきました。澄んだスープの中には自家製ガーリックオイルが仕込まれており、混ぜるとほのかなニンニクの香りがする優しい料理です。タイでは最もポピュラーな料理だそうですがスープのおいしいこと! 昔、タイの屋台でガイドさんに連れられていただいたときの味を思い出しました。いよいよ最後の「コブミカンとレモングラスの鶏ひき肉のレタス包み」(ガイタックライ)、ハーブと唐辛子とほのかな甘みの絶妙なバランスのひき肉をレタスに包んで手づかみでかぶりつけば、汁がたれても幸せな気分になる一品でした。〆はガパオ餃子、しっかり味がついているのでお酢をかけていただくのがよいとのことで、油を流してくれる感じがしました。タイ米のご飯はいただけないくらいお腹いっぱいですが、デザートで全てリセットということで「生塩ココナッツアイスクリーム」で一通りが終了しました。このアイスクリームもココナッツがたっぷり使われていて、塩味と甘味のバランスが素晴らしいもので、みなさんすっきりと別腹で入ったようです。
メイさんの料理は素材と料理法で無限ともいえるバリエーションがありそうだし、今回のコースの組み方で素材、スパイスの種類、味、食感のバリエーションなど緻密に計算されたことがわかり、「すごいタイ料理レストラン」であることを実感しました。今回は、2980円(税別) のコースで、ドリンクはキャッシュオン方式できっちり明朗会計でしたが、マスターからiPadで個人アカウントを作ってそこにチャージされる方法を提案され小銭を増やさずちゃんと精算できる仕組みを作っていただけて、これは素晴らしい対応だと思いました。グルメサイトでは住所も電話も公開されていないエレベータのない駅近のビルの3Ｆにあり、看板も目立たないですが、本物のタイの家庭料理をじっくり楽しみたいのでしたら絶対にお勧めです。行かれる方はお店のFBページをご覧ください(^ ^)