焼き菓子は洋菓子の基本です。年賀の遣い物として "フロランタン" を十箱購入する : 巴裡 小川軒 目黒店

毎年恒例、年賀の遣い物を予約して購入しました。
洋菓子店は、十二月二十四日に使われるビュッシュ・ド・ノエル (bûche de Noël) 向けて特別生産体制に入りますので販売される品種が少なくなり、どうしても欲しいものは早めの予約が必要です。

【購入品】

・フロランタン (florentins)十個入（税込2,808円）× 十箱：https://ogawaken.co.jp/product/florentin/
・シュークリーム（税込324円）六個
・ショコラスフレ（税込324円）二個


洋菓子は "焼き菓子" が命です。 https://ogawaken.co.jp/product/baked_set/

ビスケット (Bis-Cotto、二度焼く)、クッキー、スポンジ、アマレッティ(Amaretti) 、マカロン(Macaron)などは黒子の存在のようですが、これが洋菓子の基本であり、生ケーキにした時のおいしさのベースの役を果たしていることに気付く人は少ないかもしれません。見た目の華やかさや甘みの強調された生クリームやフルーツやナッツに惑わされていませんか。

焼き菓子は洋菓子の基本です。


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今回は、進物のレビューです。

この日 (購入は12月28日) 、母の遣いで「巴裡 小川軒 目黒店」の焼き菓子詰め合わせ サイズ中 (12種類程度、3,080円＋税) を十箱購入しました。
最近、港北区にある矢上キャンパスへ行くことが少なくなり、行動パターンが変化しましたので、都心へ出たついでに「巴裡 小川軒 新橋店」で購入することが多くなりました。

四十五年前、私が初めて小川軒の生ケーキとレーズンウィッチを購入したのは、嘗て上野毛にあった目黒店の出店でした。現在も小川軒創業の地である新橋の洋菓子店の商品は、全て目黒店併設の菓子工場で作られ、日に二回、新橋へ運ばれています。当時と全く変わらぬ味に惹かれ、思い返せば長い付き合いになりました。「継続は力なり」という言葉がありますが、気に入った店が廃れることなく発展しながら存続していることを嬉しく思い、その経営から多くのことを学んでいます。

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洋菓子は "焼き菓子" が命です。 https://ogawaken.co.jp/product/baked_set/

ビスケット (Bis-Cotto、二度焼く)、クッキー、スポンジ、アマレッティ(Amaretti) 、マカロン(Macaron)などは黒子の存在のようですが、これが洋菓子の基本であり、生ケーキにした時のおいしさのベースとして君臨していることに気付く人はどれだけいるのでしょうか。見た目の華やかさや甘みの強調された生クリームやフルーツやナッツに惑わされていませんか。


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イタリアの11月2日は、Festa dei morti (フェスタ デイ モルティ、死者の日) です。ご先祖さまがお菓子やプレゼントを持って現れると言われ、Frutta Martorana (マジパンを使った果物の形をした菓子) や Biscotti dei morti (ぶどう酒を煮詰めた Vino cotto を混ぜ込んだシナモン風味のビスケット) を焼ます。先日録画しておいた NHK-BS の「世界ふれあい街歩き」でシチリアの Erice が紹介され、2012年に訪れた時のことを思い出しました。 https://tabelog.com/rvwr/000124517/rvwdtl/B87583115/

イタリアの焼き菓子↓
　https://tabelog.com/imgview/original?id=r4535587004565
　https://tabelog.com/imgview/original?id=r4688487004908
　https://tabelog.com/imgview/original?id=r31285109800668
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洋菓子は "焼き菓子" が命です。 https://ogawaken.co.jp/product/baked_set/

おいしい和菓子のある日本では生ケーキの人気が高いですが、何故でしょう？
私はスイーツに詳しくないので何方か教えていただけないでしょうか。

60年ぐらい前まで クリスマスや誕生日のデコレーションケーキにバタークリームのホールケーキを食べることが "ハレ" であり、1950年代に流行ったバタークリームが、その後の冷蔵設備の発展とともに生クリームケーキを食べることが高級であるという刷り込みとなり、今日に至っているのかもしれません。

　https://tabelog.com/imgview/original?id=r3654739056503
　https://tabelog.com/imgview/original?id=r3658439056539

この二つのケーキは、「エシレ・メゾン デュ ブール」のバタークリームを使ったミルフィーユですが、クリームがおいしいこと以上に焼き菓子としてのパイが素晴らしくおいしいです。

やはり、ケーキの基本は "焼き菓子" にあると私は考えます。


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モンブランの販売が一段落し、待ちに待った "栗パイ" の販売が開始されました。

　商品の詳細はこちら → 巴裡 小川軒 : https://ogawaken.co.jp


【購入品】

・栗パイ　　　　　　渋皮の付いた栗を、丸ごとパイ生地で包み、オーブンで焼き上げたシンプルな焼き菓子 (400円＋税)
・モンブラン　　　　九州の契約生産者より届く新鮮な和栗を使い、栗を挟んだアーモンド風味のスポンジの上に
　　　　　　　　　　大粒の栗を贅沢に使用し、生クリーム及び栗のペーストで包まれている (650円+税)

・シュークリーム　　バターを利用して香ばしく焼き上げたシュー皮に目黒工房にて炊き上げたカスタードクリームが
　　　　　　　　　　たっぷり入っている (300円＋税)

・ダコワース　　　　アーモンドプードルを含んだメレンゲ生地で、プラリネクリームをはさんだ焼き菓子 (220円＋税)


巴裡 小川軒について ↓（HPより転載）

明治38 年（1905 年）に初代小川鉄五郎が､新橋（汐留）に洋食屋｢小川軒｣を創業しました。レストランに加えて菓子を中心とした物販を目的として、昭和中期に二代目小川順とその弟、小川斌が、レイズン・ウイッチの原型を完成させました。
その後、レイズン・ウイッチを含めた洋菓子全般が独立する形で、巴裡 小川軒が創業。明治の創業以来、数多くのお客様に支えられて現在に至ります。

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食べ物は ”好みの問題” ですから、46年前からこのケーキを食べている私が「あ〜だ、こ〜だ。」と申し上げても気にしないでください。

　1、洋菓子の基本である焼き菓子のおいしいケーキ屋は、何を作ってもおいしい。
　2、生ケーキは、"売り切り御免" を貫いている店がおいしい。（冷凍ケーキを解凍して売るのは、もってのほか）
　3、小さな店でもたくさんの販売員がいる店がおいしい。（混んでいる時でもゆっくり選ぶ客を大切にしている）
　4、食べることのできない紙製のエチケットを付けたケーキは誇大広告と同じ。
　5、甘過ぎるケーキは、味覚音痴向け。

数え挙げたらキリがありませんのでこのぐらいにしておきますが、購入者としては価格設定も重要であり、この店のシュークリーム (300円＋税)、 栗パイ (400円＋税)、レーズン・ウィッチ (10個入1,100円＋税)、たくさんの和栗を使うモンブラン (650円+税) というのは、ケーキの大きさを含め妥当な価格であり、良心的であります。

老舗の良さである自前の店舗、手金で設備できる資金力、経験豊かな社員と教育に裏付けされた「巴裡 小川軒」のケーキを是非ご賞味ください。


目黒が遠いと仰る方は、「巴裡 小川軒 新橋店」↓ でも同じ物が用意されています。

　　住所 〒105-0004 東京都港区新橋2-20-15
　　新橋駅前ビル1 号館1階（第一京浜側）
　　電話番号 03-3571-7500
　　営業時間 平　日：9：30 〜 19：00
　　土曜日：9：30 〜 17：00
　　定休日 日曜日・祝日（不定休）
　　クレジットカードは使えません


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八歳で父親を亡くした母は、昭和2年生まれの戦前、戦中、戦後の混乱期を生きてきた逞しい女性です。生まれつき耳朶が大きく、育ての祖父母から「お前は、食べる物と住む家には困らないよ。」と言われていたそうです。

その母から「年賀に使いたいので、いつもと同じ大きさの焼き菓子の箱を買ってきてください。」と頼まれました。
　　・焼き菓子詰め合わせ「目黒物語」中（12種類程度）：3,080円＋税/箱 × 10箱（一つは自宅用）

毎年、年始挨拶のため来訪した方に差し上げるのですが、「まあ、嬉しい！」と、毎年、喜ばれます。

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私の好きな焼き菓子は、

1、フロランタン (florentins)

　数種類の花の蜂蜜、アーモンド、クルミが入ったキャラメルをクッキーの上に乗せ、両側にチョコレートが付いています。

2、ダコワーズ(Dacquoise)

　アーモンドプードルを含んだ二つのメレンゲで、プラリネクリームをはさんだ マカロンの原型。


3、フィナンシエ (financier)

　アーモンドプードル、小麦粉、卵白、ブール・ノワゼット (beurre noisette、焦がしバター)、砂糖を
　金のインゴット型に入れて焼いた菓子。フィナンシエ (financier) は金融家＝金持ちの意。

ですが、どの焼き菓子も素晴らしくおいしい！！！！！

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シフ・アンドラーシュ (Schiff András )のピアノ曲を流しながら、家族三人での昼食を済ませ、食後のデザートとして私は、フロランタン (florentins)をいただきました。穏やかな正月の午後です。

元旦の朝からお酒を飲んでいましたので、少し体を動かすために独りで散歩に出掛けました。いつものコースです。


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"賞味期限付き" レビューというものあり、本日あげなければお蔵入り。

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ヨーロッパではどこの家族も自宅で過ごし、厳かに過ぎていくこの特別な日にアジアからの観光客を相手するために営業しなければならない飲食店の従業員は可哀想です。それでもここに至るまでのクリスマスシーズンを家族と満喫し、12/15〜翌年1/1まで長い休暇になるのですから避寒地やスキー場は賑やかになります。この季節にしかヨーロッパへ行けない方は、大晦日に入って二週間ぐらいを過ごせば、おいしいものを食べることができます。安くなるし。

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我が家はクリスチャンではないので何もしませんが、子供達が小さい頃は「小川軒」のビュッシュ・ド・ノエル (bûche de Noël) を買っていました。ある方のコメントに「日本においては、尻が青く嘴が黄色い人と儲け主義の仕掛け人のための狂騒」などと書いてしまったのですが、世の中にお金が回るのは良いことです。近くに住む息子が、幼子のために自分が子供の頃に食べたビュッシュ・ド・ノエル を買ってきました。

今朝早く出勤前に「食べ切れなかったから持ってきたよ。」と言ってドアを開け食卓のテーブルの上に置いていきました。嫁はホールケーキを一人で食べてしまうという洋菓子好きなのですが、今回40%も残してくれました。未だ孫たちには甘い菓子を食べさせていないので、生クリームがコーティングされた程度のストロベリーを選って与えたと思われます。

出勤前の妻は、「私は食べません。」と言って出かけました。
母と二人、これを三等分すると端っこが倒れてしまうから自分の食べる分だけ切り分けいただきました。以前と変わらず おいしい！！！！！

果汁たっぷりの瑞々しいストロベリー、甘過ぎない生クリーム、しっとりしたスポンジ、サクッと歯触りの良い焼き菓子のドウ、これらが一体となる「小川軒」のビュッシュ・ド・ノエル (bûche de Noël) は、やっぱり我が家の定番でした。ありがとう。


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私の直前の海外レビュー「Mondojuve Shopping Center (Nichelino)」はパソコンでしか見ることができませんが、この「巴裡 小川軒 目黒店」のレビューはスマートフォンでも読めます。

今月初めに行って気になることがあり、下書き状態にしていたレビューをここであげます。

実は、モンブランの形と味に変化があったのです。（変更前、変更後の写真をご覧ください）
火の鳥（望郷編）に出てくるコムのようなツノが生えています。
クリームの味と香りに変化があります。どうしたのでしょうか？

私の一番好きな洋菓子屋なので "時代の流れ" に乗るとはいえ、細かいところまで一切変わって欲しくないです。
努力されても採算が合わなければ値上げすれば良いのではないでしょうか。


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今年もいろいろありました。
このように穏やかな年末を迎えることができるということは、神様とご先祖様のご加護があればこそです。深く感謝いたします。

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この日、お世話になった方へ恒例のカレンダー（独Ackermann）と日本酒をぶら提げ、挨拶に行きました。「小川軒」が近いので事前に予約を入れ、秋から冬にかけてのお菓子である”鯛パイ”と様々なケーキを購入しました。

”鯛パイ”のサイズは、大(3,300円税別)、小(1,600円税別)の二種類があり、今回は小さい方です。

パイ生地に和栗とマロンのペーストを詰め、オーブンで焼いた”鯛パイ”の表面には、オレンジコンフィが塗られていて、味のアクセントになっています。

小川軒といえば皆さん ”レーズンウィッチ” を思い浮かべる方が多いですが、私が40年以上通い続けている大きな理由は、焼き菓子のおいしさにあります。老舗として有名な「村上開新堂 東京」「村上開新堂 京都」もいただいていて、確かにおいしいですが、サクッと崩れる歯触りにおいて、こちらのクッキーやパイ、あるいは生ケーキのスポンジは優っているのではないかと思っています。

私がフォローしている栗のお好きなレビュアー(大阪の女性)に是非、食べていただきたいケーキが、”鯛パイ”です。これと同じ作り方をしている”マロンパイ”も同じ時期に作られていますので、東京にご用事がある時は、予約していただきたいと願っています。

（5回目のコメント）

小川軒目黒店は、裏に菓子工場が隣接しています。
いつも出来たての生ケーキを大きなアルミ製の角函に入れて、表の販売店まで肩に担いで菓子職人が運んできます。
一日何回運ぶのかは知りませんが、訪れるたびに運んでいる姿を見ていますので、各種のケーキが出来上がり次第持ち込むようです。それでも引っ切り無しに訪れる客が買っていきますのでガラスのショーケースが一杯になることはありません。

今回は、予約を入れないで訪問しましたので白い大きな陶器皿に残っていたシュークリームを6個全部頂きました。私が買った後にもう一度搬入されるというので、買い占めしてしまったという後ろめたさに捉われることはありません。次ぎの方も出来たてを購入することができます。

写真にあるように横にカスタードクリームを注入する孔があり、クリームはここからたっぷり注がれ、ずっしり重たくなります。
菓子作りの拘りについては、http://www.ogawaken.co.jp/about/でご確認ください。

私は、ここのシュークリームが世界一美味しいと思っています。

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（４回目のコメント）

今日は、焼き菓子のご紹介です。
目黒物語（中）という焼き菓子のセットを買いました。
食後のデザートとしてお茶とともにいただきましたが、何という美味しさでしょうか。
この世のものとは思えないくらい美味しいです。
小川軒の真骨頂は焼き菓子にあると思います。
クッキー、スポンジケーキ、パウンドケーキどれも伝統の技を継承した変わらぬ味です。


（3回目のコメント）

ビュッシュ・ド・ノエル (仏: bûche de Noël) の季節になりました。
今年のクリスマスイブは水曜日なのでこの週末にパーティーをする方が多いようです。


（2回目のコメント）

今年のりんごパイはそろそろ終了します。
紅玉りんごの旬は以外と短いのですね。
拙宅では、紅玉りんごを使ったカレーライスを作ります。ルーから作るので二日がかりの調理です。

レーズンウィッチの写真を追加しました。

私は、ビスケットを開いて、レーズンと生クリームが見えるようにして食べます。
小川軒の菓子は、基本のビスケットの美味しさが秀でています。サクッとした触感と香ばしい香りが拡がり、クリームとレーズンとの相性がとても良いです。


（1回目のコメント）

ケーキ屋での注文に慣れていない客は、あれこれ迷って最後に変更したりするので、注文を受ける店側は困ってしまいますが、ここ小川軒では、厭な顔をせず笑顔で対応しています。

ケーキ注文のコツは、

1、予め食べたいケーキを決めておく。
2、まず先に何個買うのか伝える。
3、それによって箱の大きさが決まる。
４、欲しいケーキがない場合、諦めて帰る。
５、もしくは、二番目に欲しかったケーキで数を揃える。
６、どうしても食べたい時は予約を入れておく。

次から次に入ってくる客の順番待ちの列ができているのに平然としている客もいますが、この店には常に大勢の店員が居ますので、長時間待たされることがありません。シャガールやビュッフェのリトグラフを眺めながら品定めするのも楽しみの一つです。

私は、40年ぐらい前から小川軒に通っています。
今ではなくなってしまった上野毛の環八沿いにあった店が最初です。その後、ここ目黒店がメインとなっていますが、新橋店でも買っています。

現在は作り易いロールケーキが主力商品になっていますが、以前は、手の込んだ ナポレオンパイ、ミルフィーユ、各種タルトがあって、いつも予約をして買っていました。
上品な味の生クリームとカスタードクリームは日本一の美味しさですが、ドウに使っているビスケットやパイが隠れた主役ではないかと思います。レーズンウィッチもサクッとしたビスケットがあればこそ銘菓となっているのだと思います。

ビスケットも最近は小袋に入れられてしまいましたが、以前のようにブリキ缶に並べた商品が大好きです。ぜひ、復活させて欲しいです。

（6回目のコメント）2017JAN.


フレンチプレスコーヒー、チーズサクリスタン、ポルポロン


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