おやつのじかん。 : マッターホーン

画伯系喫茶。久しぶりにマッターホーンの喫茶室におじゃましました。これまでパフェとモカソフトを食べていますが、肝心のケーキをまだ食べたことがなかったため、注文はケーキに決定。

ショーケースにぎっしりと並ぶ可愛いケーキたちはどれもリーズナブル。
奇をてらわず、気取らず、昔ながらのシンプルなビジュアルでほっとします。
ちなみに連休最終日午後、テイクアウトの行列で店内は混雑していましたが
喫茶はすぐの案内でした。

マッターホーン三大名物といえば、バームクーヘン、モカソフト、
そして、ダミエという市松模様のケーキだと個人的に認識しております。
しかしダミエにはバタークリームが使われており、ちょっと苦手なのでショートケーキを。
ダミエもビジュアルが可愛いので、いつかチャレンジしたいなあ。

ショートケーキ（￥400）
紅茶レモン ポット提供（￥550）
シンプルな三角形のスタンダードな佇まいにキュンとするショートケーキは
クリームよりスポンジの割合が多くて、苺の量も少なめですが、
カステラのようなスポンジの個性を味わうにはこのバランスがちょうどいい。
ふかふかだけれど口どけは決して良いとは言えないスポンジ、
やさしくて純朴で、その洗練されない感じがとても新鮮で愛おしい。
驚いたのは生クリームの潔さ。
コクがありつつもヨーグルトのような酸味があり、
かなりサッパリとした味わいでとても美味しかったです。
いちごはシーズンでないせいか、硬くて酸っぱくて
ほぼ飾りとしての役割しか果たしておらず少し残念ではありますが、
スポンジとクリームの特出した個性をうまくまとめあげるバランス感覚は、さすが老舗という感じ。
甘いクリームが好きな人やフルーツ好きさんには物足りないだろうなと思いましたが、
個人的には好きなタイプのショートケーキでした。

スイーツというよりは「おやつ」と呼びたくなるような味わいで、
老舗菓子店の制服や店内のレトロな雰囲気にぴったり。
またこの空間で味わいたいな。

トイレがめちゃくちゃ綺麗になっていて驚いた〜
私と同じようにトイレすごくない？と話しているお客さんが数名（笑）

2019.11.04.mon.15:00−

2017.08.27.sun.17:00-

マッターホーンにはしょっちゅう来ていて、
バームクーヘンや焼き菓子を実家のおやつに調達しておりますが
喫茶利用は1年振りでございます。

お目当てはもちろん、夏季限定メニュー！
マッターホーン名物・モカソフト♡
去年は残念ながら結局食べずじまいでしたので、
今年こそは絶対にいただきたい٩꒰｡•◡•｡꒱۶

日曜の17:00頃。
昨年うかがった際、この時間にはすでに売り切れていたので、
一か八かでお邪魔してみました。

喫茶ルームは8割ぐらいお客さんが入っていて
ウェイティングリストに名前を記入してしばし待ちます。

こちらはいつ来ても本当に店員さんはせわしなく動いていて
喫茶も販売も若干声をかけづらい雰囲気は否めません(´◡`;)
なかなか気付いてくれないので...というか、
声をかけようにも個々の業務に没頭されるのであっという間に視界からいなくなります（笑）

ベテランの方は接客に余裕が感じられるのですが、
若い方は対応そのものに問題はないものの、
もう少し笑顔や柔らかさが欲しいなーと感じます。

スタッフさんに気付いていただけたので、
モカソフトはまだあるか尋ねたところ、まだありますとのこと！
心の中で、よっしゃーとガッツポーズです(๑˃̵ᴗ˂̵)و

二人掛けのテーブルがぽつぽつと空いていましたが、
お一人様は自動的に奥の大きなテーブルに案内されるようです。
それにしてもお一人様女子のモカソフト注文率、高いですね...（笑）
意外にも若いお客様が多かったので、みなさんインスタ経由かな〜と想像したり。

レースペーパーとスプーンをセットしてもらい、
ワクワクもピーク(◍ ´꒳` ◍)
提供までは10分強でしたが、
周りのお客様も同じメニューをオーダーして待っている状態なので
次々に運ばれてくるモカソフトを見ているとけっこう長く感じるかも。

モカソフト（￥650）
モリモリのソフトクリームに突き刺さったコーン！
このビジュアル、目の前にするとけっこう笑えます(๑˃̵ᴗ˂̵)و
ソフトが大盛りのためにコーンがやけに小さく見えるので（笑）
ソフトクリームは真っ白ではなく、やや珈琲のお色がついています。
巻きの感じからすると、そこまで口当たりが柔らかいタイプではなさそうかな。
溶けるのもそんなに早くはなく、キリリとした佇まいのソフトです。
スプーンですくって口に入れると、ほのかに珈琲の風味がする、
冷たくて美味しいソフトクリームは、かなり後味サッパリ系！
極端な濃厚ミルクではないから、これだといくらでも食べられる感じ〜〜♪
こういう食感、お味、とっても好みのソフトクリームです(❁´◡`❁)
スプーンでそのまま、次はコーンにつけてパリパリと。
固めのコーンも食べ応えがあって好き。
ソフトクリームは昔からカップではなく絶対コーン派。
口の中の冷たさを緩和するためにコーンを食べるのではなくて、
コーンと一緒でソフトクリームだなあって感じるタイプだから、
パフェ容器の盛り付けでコーンがブッ刺さったこのスタイルはかなりツボです（笑）
ソフトの下は少し固めのコーヒーゼリーで、手作り感がいいですね。
この口当たりが固い感じ、母が昔作ってくれたコーヒーゼリーを思い出しますね。
柔らかめの既製品が好きで、子供のころは手作り独特の固さはあまり好きではなかったんですが、
大人になったのか、この噛む感じがなかなか良いな〜って思いました。
ゼリーそのものはあまり甘くはなくて、ソフトの甘さでいただく感じです。

シンプルな構造ですが、食べ応えがある量にもかかわらず
スッキリとした味わいで大満足でした！
心から、食べた良かった〜〜って思いました♪
学大の夏の風物詩は最高です(❁´◡`❁)

今年のモカソフトの提供は9月30日までだそうです。
また来年も絶対にうかがいたいな(*´꒳`*)

2016/08/06（土）17時

学芸大学西口を出て、都立大学方面に高架下を１～２分歩いていくと十字路の角にあります。地元の方に愛されている老舗の洋菓子店です。最近週末になると入り浸っているお気に入りの古書店「流浪堂」さんのある通りを挟んで向かい側が喫茶室になっている模様。先日15時ぐらいにふらりと中をのぞいた時はテイクアウトのお客さんが群がっており、喫茶もいっぱいで利用できなかったのですが、今回は夕方ということもあり、お客さんの出は落ち着いていたので喫茶室で休憩することにしました。

こちらのお店、前回来た時にも感じましたが店内はかなり広いです。ショーケースも広々としていて選びやすい。とても気持ちの良い空間。街のケーキ屋さんというと小ぢんまりとしていて、お客さんが２，３人入ればぎゅうぎゅうでケーキもろくに眺めることができないといった勝手なイメージがありますが、ハイソな雰囲気とはまた別の品の良さ、素朴で清潔感のある店構えが本当に気持ち良いです。ケーキの種類も子供の頃によく食べた王道のデコレーションばかりでほっとします。バタークリームを使用した素朴なタイプのものが並んでいて懐かしく感じました。喫茶室は昔ながらの上品な喫茶店といった風情で、気取りのない絵画や花がさりげなく飾られています。レースのカーテンもノスタルジックで可愛い！

当初はケーキとコーヒーの予定でしたが、せっかくの喫茶利用なので冷たいデザートを注文することにしました。季節限定のモカソフトは残念ながら売り切れていたので、チョコレートパフェ（￥730）をオーダー。本格的なパフェは、なんと、十数年ぶり（！）に食べます。チョコレートパフェというと、ほんのりピンク色に着色されたさくらんぼ、ポッキー、カットバナナ、生クリーム、コーンフレークに溶けたバニラアイス...といったヴィジュアルが私の脳内にはイメージされていたのですが、こちらのチョコレートパフェは、なんと見た目がフルーツパフェなのです！（食べてもフルーツパフェなんですが...笑）

一際目を引くのが大きなメロン！真っ赤ないちごが可愛い～！崩して食べていくと、パイナップル、みかん、バナナが登場...！フルーツがとても新鮮で美味しい。デコレーションされた生クリーム、真ん中にはバニラアイス、そして特製のチョコレートソースがべたーっと乗せてあります。バニラアイスはさっぱりしていくらでも食べられそうでした。パフェを注文する人に甘いのが苦手という方はいないと思いますが、チョコレートソースはかなり濃厚で甘いですね。水分が欲しくなります。甘党の方にはたまらない味です。生クリームは苦手なのでお友達にあげてしまいましたが、久しぶりのパフェは予想以上にとっても美味しかったです！（私ってパフェも好きなんだ、と再発見できました）
グラスに入っている部分がアイスではなく生クリームだったのが個人的に残念でしたが、猛暑日に素敵な糖分補給になりました。

客層は年配の女性が多いですが、学芸大学という土地柄、若い人の姿もあります。ケーキや焼き菓子だけでなく、パフェや飲物のメニューが豊富なので年齢問わず気軽に利用できるお店です。人間模様が垣間見えるような落ち着いた喫茶で居心地も良かったので、またお邪魔したいです！