寒いと思い出す酸辣湯麺 : 新潟 三宝亭 東京ラボ 中目黒店

いつも昼時は行列の三宝亭。
寒い寒い平日の昼過ぎ、3名並びの後ろにつく。10分待たずに入店。

店内は満席の熱気に加えて暖房でポカポカ。ありがたいけどこれから熱く辛いモノを食べるんでもう少し涼しくてもいいな。

予定通り酸辣湯麺、ライス少なめ。予定にない排骨のせ。

ドロドロのスープが麺に絡んでアチチ。舌にピリリとくる辣の刺激。具沢山のスープはご飯の友にも最適。

しかし少しずつ惜しいんだよな。カリッカリの排骨はすぐにスープの海に埋まり、シナシナになってしまうばかりか、衣がはがれて単なる豚肉になってしまう。

麺はスープの中で複雑に絡まって、一口分をうまくすくえない。熱いスープの中でも歯応えを失わないのは立派だが。

食べ終わるころには汗びっしょり。最後に間違えて酢をかけてしまい、酢辣が酢酢になってしまったのはこちらのミス。今日も完飲。
ごちそう様でした。

当初の余計な心配をよそに店は続いております。working at homeな木曜日、寒いうちに食べておこうと思い訪問。13時なのにお客さん10人くらい。お、いい感じじゃないすか。
相変わらずの酸辣湯麺+1辛¥1030。少なめご飯完食、汁全飲み、だってうまいんだもん。外は氷雨でも汗だらだら。
汁を全飲みしても後で喉が渇いたりしませんでした。
トロみたっぷりじゃない、サラサラでスキッと酸辛い酸辣湯麺を夏向けに開発していただけると有難いなあ。今日もごちそうさま。

昨年オープンしたお店。オープン時は芸能人らの花輪がどっさり置いてあったが今は地味なたたずまい。以前、酸拉湯とパクチーをこよなく愛する連れが一人で訪問して「悪くないけどどうかしら」と言っていた。平日たまたま地元にいたので思い立って訪問してみる。早い昼時で店内には先客一人のみ。
まずは基本と思われる酸拉湯麺（９８０円）にシュウマイ（２個２５０円）にライス少々で。「辛さはどれくらいですか？」と聞いたら「ノーマルでも辛いです」というので１辛（＋５０円）にとどめる。うーむ、この時点で1280円。なかなか堂々たるお値段ですな。中目銀座だから仕方なしといったところか。
さて、他に客がいないにもかかわらず結構なインターバルを置いて出て来た酸拉湯麺。早速いただきまーす、ズルッ、うわっ熱っ。そりゃそうだ。トロットロの汁だから。こんどは気をつけてフーフーして。麺は中太でコシがあります。具は豚やら豆腐やらタケノコがたっぷり。スープは見た目激辛ですがそれほどではない。刺激は十分ですがもっといけます。それならどうぞご自由に、という感じで酢、ラー油、山椒、胡椒が置いてありましたが、今日は敬意を表して胡椒３振りにとどめる。後半は汗がたらたら。これは辛みというより熱いトロトロスープのせい。そのスープをご飯のおかずに全部飲んでしまいました。サイドディッシュのしゅうまい、貝柱を使っているそうでその香りが「ただのシュウマイではない」感を漂わせています。おいしい。ライスもつやっつやでおいしい。新潟の店だからですか。ふーごちそうさま。
食べ終わっての感想は「お味はGood。お値段ちょい高めに見合う。でもどうかしら」。というのも食べ終わったのが１２時前とはいえ客は先客と追って入って来た人の３人。単価は１０００円程度なら回転がほしいところですが、調理も真面目にやるせいか時間かかっているし、熱くて食べるのに時間がかかる。そもそも行列がない。夜も営業しているようですが、ここは競争激しいからねえ。と、お店の経営の心配をしてしまいました。栄枯盛衰激しい中目でどこまでがんばれるかわかりませんが、また来ますのでがんばってください。
酸拉湯麺の他の定番は麻婆麺、ニラ麺のよう。次は麻婆ビリビリ系を試すか。今日の出来からしてウマいんだろうな。煮干しラーメンは限定らしいが、子供も連れて来るならこういうのもないとね。


<再訪>
平日昼前、今度は全とろ麻婆麺を食べにきました。相変わらず店員さんの挨拶、笑顔がすばらしい。
麻婆はいわゆる四川麻婆ではなく、広東料理屋で出されるそれに似てます。でもニンニクが利いていて旨味も辛味もたっぷり。よいお味。四川風よりも麺にあいやすいのかな。有料で辛味を足すこともできるし、ラー油や山椒をかけることもできるので自分好みの味にアレンジ出来ます。
麺は太め。そうじゃなきゃ伸びちゃうもんな。汁の中でからんで拾いにくいときあり。汁はとろとろでサービスのライスとも相性抜群。具だけすくえる穴あきレンゲも用意されていて心遣いがうれしい。
一杯1000円の価格に文句がないなら大満足です。ちゃんと作ってるからね、良いと思います。