今冬最後の丸亀製麺はThinkParkにて鴨すき焼きうどんの得盛 940円（税込）　アプリクーポンで100円引き : 丸亀製麺 ThinkPark店

昨年８月に一度訪れたきり、ずっとご無沙汰していたこのお店。理由は簡単。私が利用した都内の丸亀製麺店舗の中で、うどんのクオリティーも接客サービスレベルもいちばん低評価だから。

ではなぜ今回行くのか。これも単純。①鴨すき焼きうどんを提供期間中に一度食べてみたい→②私が利用したことのある都内店舗の中で鴨すき焼きうどんを提供しているのは環八平和台店とこちらのみ→③環八平和台店には先週牛すき釜玉 肉４倍を食べに行ったばかり、また、所要時間と交通費はこちらの方が少なくて済む、という消去法によるもの。
とはいえ、半年経って少しは改善の跡が見られるかな、という淡い期待も少しあることは確か。さて、どうだったでしょうか。

一度訪れているので迷うこともなくお店に着きましたが、ＪＲ大崎駅新西口からThinkParkタワーの正面エントランス経由で行くと、エスカレーターでワンフロア降りて飲食店街に入り、そのいちばん奥の奥。立地としては余り良くないですね。

さて、お店に着いてみると、前回とは違い注文口は若いお兄ちゃんとベテランぽいおばちゃんの２人オペレーション。おばちゃんが注文をとり、お兄ちゃんに指示して作らせるという役割分担のようです。
こちらも前回の轍は踏むまいと事前にトリドールさんの本社に問い合わせ、こちらで鴨すき焼きうどんを取り扱っていることを確かめてから訪れたのですが、店頭の立て看板には鴨ねぎうどんの大きな写真は出ているものの、鴨すき焼きうどんは見当たりません。
そこで、念のため、おばちゃんに質問。「鴨すき焼きうどんはやってますか？」
すると、おばちゃん「・・・鴨つけうどんは今やってません」（後から調べたら、鴨つけうどんは１年前の期間限定メニュー）
私「いやいや、私が聞いたのは鴨すき焼きうどん」
おばちゃん、表情も変えず「鴨すき焼きならあります」

今日はたまたまお好きなうどん100円引きアプリクーポンが手元にあったので、天ぷらはやめる代わりにうどんを少し奮発して得盛にしてみました。
鴨すき焼きは用意に時間がかかるのか、先に会計を済ませて交換札だけ受け取り、座席でうどんの出来上がりを待つことに。

やがて運ばれてきた鴨すき焼きうどんの得盛。大盛のどんぶりよりさらに２回りくらい大きい特大のどんぶりの中に、下のうどんが全く見えないくらい鴨肉がたくさん載っています。後は、春菊、粗切りのネギ、そして生玉子が１個。

さすがは得盛。この具の鴨肉とうどんのボリューム感はまさに圧巻という他ありません。
早速箸を取り、予めセルフで別容器に盛って席に運んで来ておいた薬味の刻みネギとおろし生姜を載せ、生玉子を箸で崩しながら食べ始めていたところ、厨房の方からさっきの無表情なおばさんが何かを持ってやって来ました。
「すみません、生玉子もう一個載せるの忘れてました」
これって、先日、環八平和台店で牛すき釜玉の肉４倍を食べたときと同じです。まぁ生玉子１個くらい大したことないと言えば大したことないんですが、これだって単品で注文すれば70円（税込）ですから馬鹿にはできません。初めに気がつかなかった私も迂闊でしたが、良くあちらで自発的に気づいてくれたなと思います。
それにしても、こんな目に連続して遭うなんて、よっぽど私が注文した肉４倍とか得盛とかって、注文する客が珍しいんですかね？

追加で貰った生玉子をうどんの上に載せ、これでようやく食事に専念できます。
並盛りの２倍の量のうどんは、前回同様、丸亀食感には程遠い柔らかさ。でも、それは来る前から折り込み済み。
それより何より今日の主役は、この鴨肉。鶏肉とは違うこの独特の風味と歯ごたえは人によって好き嫌いの分かれるところですが、私はウェルカム。数もさることながら一枚一枚が肉厚で、しかもすき焼きタレとの相性も抜群。100円引きの840円で満腹満足でした。

帰り際に下膳口に行くとその右奥に出口専用口を発見。前回もあったんでしょうか、気づきませんでした。
他のお店では下膳口にトレイやどんぶりを下げたときに必ずかかる「ありがとうございました」の声もこのお店では全くなし。
やっぱりうどんの茹で方といい接客姿勢といい、同じ丸亀製麺でもお店によってすごくバラツキがあり、しかもなかなか変えられないようですね。

常連客としては、それを弁えた上で行くお店を選ぶしかないと再認識しました。

先日終了した夏季限定うどんキャンペーンでは、旨辛肉つけうどんがロードサイド店限定だったので、はるばる環八平和台店を訪問。
8月26日に始まった釜玉うどん祭でも、牛すき釜玉うどんは店舗限定の提供で、私行きつけの飯田橋サクラテラス店にはありません。そこで、前回も候補にピックアップしていた大崎Think Parkにあるこちらのお店に今回は足を運んでみました。

りんかい線への乗り換えで利用した記憶はあるものの、大崎駅の改札口から外に出たのは今回がおそらく初めて。駅周辺は再開発が進んでオフィスタワーが林立。それに伴い、飲食エリアもかなり充実していますね。こちらのお店はその一角、Think Park Towerの一階にありました。

ビルの正面入口からエスカレーターで一階に降りると、お店はそのフロアの一番奥まったところ。店の前まで行くと、営業開始数分前ながらもう始まってました。
ところが、入口に置いてある釜玉うどん祭りの宣伝ボードを見ると、何とお目当ての牛すき釜玉の写真の上に「好評につき完売御礼」との赤いシールが貼ってあるじゃないですか⁈ お祭りが始まってまだ3日しか経ってもいないのにですよ。ちょっと怪しいですねー。
せっかくはるばる来たのにガックリきましたが、ここまで来て何も食べないで引き返すわけにもいかないので、同じ牛肉系列というわけで、冷たい牛とろ玉うどんの並を注文することにしました。付け合わせは最近お気に入りの長なす天を３０円引きアプリクーポンで。

それにしても、開店早々とはいえ、厨房内にはスタッフが6,7人勢揃いしているのに、注文受けとうどん茹でを男性スタッフがたった一人で担当。私の前の客の注文したうどんが出来上がるまで、次に進みません。おかげであっという間に私の後ろには注文待ちの行列が出来てしまいましたが、他のスタッフは加勢するでもなく知らんぷり。私の行きつけの飯田橋サクラテラス店もそうですが、普通は注文口とうどん茹でには複数のスタッフを配して、滞りなく代わる代わる注文を取れるような体制をとるんですがね。このお店、少し対応が鈍いですな。
しかも、席についてうどんを食してみると、このうどんが茹で過ぎでグチャグチャ柔らかい。これではCMでも強調しているあの弾力のある、喉越しの良いうどんとは全く別物です。
同じ丸亀製麺でもお店によってうどんの茹で加減に入って結構ばらつきがあり、飯田橋サクラテラス店はいつも変わらず理想的なうどんを出してくれるのですが、たまに利用する渋谷メトロプラザ店や、先日利用した環八平和台店はやや柔らかめ。でも、大崎のこのお店はちょっと許容範囲外だと思います。

せっかく新しいオフィスタワーの中に広々として綺麗な店舗を構えているのですから、もっとサービスの手際の良さも、うどんのクオリティーも丸亀製麺スタンダードに引き上げていただきたいですね。はるばる足を運んだだけに余計残念でした。